料理をほこりや虫から守ってくれるフードカバー。ガラスやプラスチックなど種類が豊富で、繰り返し使えるためラップよりもエコだと注目を集めています。洗濯可能なものや、電子レンジに対応したものなど機能性も進化。そこで今回は、おすすめのフードカバーをランキング形式でご紹介します。フードカバーは種類が豊富で選び方にもコツがあるので、ポイントを押さえてお気に入りを見つけてくださいね。
フードカバーとは?
料理やフルーツの上に被せるカバー
フードカバーは主に食べ物の上に被せて使います。素材によって機能性が異なり、メッシュ素材なら果物などの保管や料理を冷ます際に最適です。裏にアルミシートが付いたフードカバーは保温性が高く、料理の温度を一定に保つことが可能。家族で食事時間が異なる場合は、保温効果があるタイプがおすすめです。
食べ物をほこりや虫から守る
食べ物をそのまま置いておくと、ほこりや虫が付くなど衛生面が心配ですよね。そんなときに活躍するのが、フードカバーです。食べ物の上から被せるだけの簡単さが魅力で、繰り返し使えるのでコストパフォーマンスも悪くありません。また、重さのあるフードカバーなら、ペットから食べ物を守ることもできますよ。
フードカバーの種類
ガラス製
重みがあり屋外でも使用可能
ガラス製のフードカバーは重さがあるため、風の影響を受けやすい屋外での使用も快適です。食器と一緒に洗えるお手入れのしやすさも魅力で、衛生対策もばっちり。ガーデンパーティーやバーベキューを行う機会が多い方におすすめです。
ガラス製のフードカバーは透明度が高く、果物などの長期間保存可能な食材にも向いています。常に中身が見えるため食べごろを逃すことなく、存在を忘れて腐らせる心配がありません。透明なので、テーブルの上に置きっぱなしでも圧迫感がないのも魅力です。
プラスチック製
リーズナブルで使い勝手が良い
プラスチック製のフードカバーは、リーズナブルかつ機能性の高さが魅力。家族分など複数購入を検討している方におすすめです。軽く丈夫で扱いやすく、汚れた場合は食器のように洗えるお手入れのしやすさも人気のポイント。
電子レンジに対応したものなら、ラップ代わりに使うことができます。繰り返し使えてゴミが出ず、長期的に使用すればコストパフォーマンスも悪くないでしょう。傘型などデザイン性が高いものもあり、インテリアの1つとして楽しむこともできますよ。
竹製
程良い通気性があり素材の温かみがインテリアに馴染む
竹製のフードカバーは通気性が高く、メッシュネットと組み合わせたものなどが多く出回っています。果物やちょっとしたお菓子類の保存にぴったり。アジアンテイストなため和室にも合いやすく、木製家具との相性は抜群です。
浸け置き洗いや食洗機の使用はできないものの、軽く水洗いして乾燥させることで清潔を保つことが可能。軽いので洗うのも苦にはなりません。プラスチック製に劣らないデザインの豊富さも魅力で、ナチュラル雑貨が好きな方におすすめ。
フードカバーの選び方
形状で選ぶ
電子レンジや食洗機対応など機能性が高い丸型
丸型のフードカバーには、料理全体を皿ごと覆うタイプと皿の上に乗せるタイプがあります。四角型の四隅を除いた分コンパクトなので、必要最小限のスペースで食べ物を保存したい場合に最適。形状の特徴から丸皿とのフィット感が良く、日常使いしやすいのが魅力です。皿の上に乗せるタイプの丸型フードカバーは電子レンジ対応のものが多く、料理を再加熱する際にラップを被せる手間が省けます。
大小さまざまな形の食器に対応可能な四角型
四角型のフードカバーは、皿ごと覆うタイプが一般的です。スペースを最大限活用でき、皿の形を気にすることなく幅広い用途に使えます。四角型には長方形と正方形があり、ワンプレート料理ならコンパクトな正方形でも十分対応可能。料理と共にコップ類も収めるなら、フードカバーの高さも購入時の参考にしましょう。高さや幅があると存在感があるものの、インテリアに馴染むデザインを選べばそれほど気になりません。
折り畳んでコンパクトに収納できる傘型
傘型のフードカバーは、折り畳めるのがメリット。使わないときはコンパクトに収納できるため、余計なスペースを取りません。傘型はデザインがユニークで、レースやフリルを使った華やかなものもあります。テーブルとの接地面にフリルが施されていれば、網の役割を果たして小さな虫の侵入を防ぐことが可能。可愛いだけではなく、フードカバーとしての役目もしっかり果たします。
使い勝手の良さで選ぶ
洗濯可能なら衛生的に長く使い続けられる
食べ物の上に被せるからこそ、衛生面が気になるフードカバー。素材によっては丸洗いできないものもあるため、購入の際は注意書きをよく読みましょう。手洗いできるタイプは石鹸などで優しく汚れを落とし、よく乾燥させます。メッシュ生地は破れやすいので、洗う際は優しく触れることが大切です。裏がアルミシートになっている場合は、毎日のお手入れとして濡れた布巾などで汚れを拭き取るのがおすすめ。
ワンタッチ開閉式なら面倒な組み立てが要らず使いやすい
スチールなどの骨組みを用いたフードカバーは、ワンタッチで開閉できてコンパクトに収納できる優れもの。毎日使うなら、なるべく時間をかけずに開閉できるものを選びたいですよね。ワンタッチ開閉式は傘型に多く、上部の突起を引っ張ることで組み立てが完了。忙しい食事時でもサッと使えて便利です。場所を取らず簡単に使えるので、キャンプやBBQなどアウトドア時にも活躍するでしょう。
サイズで選ぶ
1人分の料理や子供のおやつ用に合う縦横45センチ前後サイズ
1人暮らしやちょっとしたおやつの収納なら、縦横45センチ程度のサイズが最適。程良い大きさで場所を取り過ぎず、食べ物をほこりや虫から守ります。テーブル上で少量の果物を保管する際も、コンパクトサイズがおすすめ。大きすぎるフードカバーを選ぶと、食事などの際に邪魔になる可能性も。サイズはSやMなどの表記ではなく、縦横何センチかを確認した方が失敗しにくいでしょう。
家族分の料理や大皿を収納できる縦横60センチ越えサイズ
大人数の料理や大皿を複数枚覆うなら、縦横60センチ越えのフードカバーがおすすめ。大きい分存在感があるものの、折り畳み式を選べば場所を取るデメリットを解消できます。普段使いはもちろん、パーティーなど人が集まるイベントにも最適。ただ、フードカバーがテーブルの縦横からはみ出たり、ちょうどだったりすると使いにくい可能性も。購入の際はフードカバーのサイズとテーブルのサイズが合うか確認しましょう。
フードカバーのおすすめブランド・メーカー
タナカ商事株式会社
蚊帳製品を多数手掛ける福井のメーカー
福井県福井市に本社を構えるタナカ商事株式会社。蚊帳の製造販売を中心とし、フードカバーにも蚊帳の技術が活かされています。手掛けたロアールは洗うことが可能で、テーブルが傷つかないよう樹脂キャップが付属するなど細かな配慮が魅力です。
パール金属株式会社
キッチンやリビング製品を企画開発する会社
新潟県三条市に本社を持つパール金属株式会社。キッチンやリビングで使うグッズを数多く販売しており、フードカバーは大小さまざまなサイズ展開が魅力です。製造販売するホワイティは繊細なレースが特徴的なフードカバーで、テーブルを上品に彩ります。
アジア工房
アジア各国から輸入した雑貨を扱うメーカー
兵庫県神戸市に本社を置くアジア工房。アジアンテイストの輸入雑貨を数多く扱う会社で、フードカバーからもオリエンタルな雰囲気が感じられます。優しい風合いの竹とメッシュを用いた通気性の良さが特徴的です。
町のミシン工房
エプロンなどの布雑貨を専門とする会社
大阪府門真市に本社がある町のミシン工房。バッグやエプロンなど布製品を専門とし、傘型のフードカバーを多数販売しています。フードカバーの柄は草花をモチーフにした上品なデザイン。食卓を華やかにしてくれます。
おすすめ&人気のフードカバーランキング
ガラス製でおすすめのフードカバー
ヒロイグラススタジオ-フードカバー (12,100円)
透明度が高く中身が確認しやすい
表面の凹凸加工が特徴的なアンティーク調のフードカバー。淡いブルーの取っ手は手にフィットするため、ガラス製でも開閉しやすいでしょう。直径は約20センチと小型なので、少量のお菓子などを置いておく際に便利です。
電子レンジや食洗機の使用はできないものの、ガラス製なので丸ごと水洗いできるのが魅力。やや高価ですが、ガラスは劣化度合いが低く長期間使用できます。透明なのでインテリアを邪魔することなく、どんな部屋にもマッチしますよ。
ハイドアウト-フードカバー (2,400円)
天然素材とガラスを組み合わせた温かみのあるフードカバー
柳やガラス、メッシュネットで作られており、鳥かごのようなデザインが特徴。生活感なくフードカバーを使いたい方にぴったりです。直径26センチ、高さ20センチとコンパクトなので、テーブル上に置きっぱなしでも邪魔になりにくいでしょう。
風通しが良く、野菜や果物の一時保管に向いています。食べ物に触れる部分はガラス製で、汚れを拭き取ることができるため衛生対策もばっちり。綺麗に使い続けるために、柳部分は網目に沿ってブラシでほこりを落とす作業を定期的に行いましょう。
リューズガラス-フードカバー (4,620円)
再生ガラスで作られたシンプルデザインが魅力
直径20センチ、高さ13センチとコンパクトサイズのフードカバー。透明度が高いため中身が分かりやすく、野菜や果物の食べごろを常に確認できます。デザインの無駄を極力省いたシンプルさが魅力で、部屋の系統を選びません。
ガラス製は滑りやすいというデメリットがあるものの、高さ3センチの取っ手付きで開閉しやすい設計。1つ1つ手作業で作られており、個性が感じられるのも魅力です。耐熱性はないため、一時的に食品にかぶせたいときにおすすめ。
リュミナルク-ケーキドーム (5,940円)
ケーキやお菓子をおしゃれに飾れるプレート付き
直径約27センチ、高さ13センチのフードカバーと直径31センチのプレートがセットになっています。プレートには衝撃に強い全面強化ガラスを採用。汚れは水洗いや拭き取りで落とせるので、清潔に管理しやすいのがメリットです。
ガラス製で重さがあり、ガーデンパーティーなど屋外イベントでの使用にも向いています。虫やほこりはもちろん、風によるダメージを防ぐことも可能。デザートなどの繊細なデコレーションを綺麗な状態で保ってくれるでしょう。
プラスチック製でおすすめのフードカバー
町のミシン工房-キッチンパラソル (3,500円)
ポケット付きでメモを入れられるフードカバー
骨組みにスチールとプラスチックを用いた傘型のフードカバー。傘部分は綿100パーセントで、4面のうち1面はメッシュで中が見えるようになっています。縦横45センチの正方形で、高さは27センチと1人用には十分なサイズ感です。
フードカバーはスポンジなどで優しくこすり洗いでき、衛生面の心配もありません。カビなどの繁殖を防ぐためにも、洗った後はしっかり乾かすようにしましょう。落ち着いたデザインなので、ナチュラル雑貨との相性は抜群です。
パール金属株式会社-ホワイティ (920円)
大型で複数人分の料理や大皿が収納できる
レースが上品な印象を与えるフードカバーは縦64センチ、横93センチとビッグサイズ。高さも43センチあるため、さまざまな形の食器に対応します。大きいものの140グラムと扱いやすく、折り畳めばちょっとした隙間に収納可能です。
熱がこもりにくく、出来立ての料理を冷ます際におすすめ。お弁当の上に被せれば、熱を冷ましながら虫やほこり対策が可能です。骨組みは鉄で所々にプラスチックを使っているため、丈夫さと軽さを両立しています。
タナカ商事株式会社-ロアール (1,372円)
樹脂キャップ付きでテーブルに傷がつきにくい
レトロな花柄が目を引くフードカバーは、最小のミニから最大のLLまでの豊富なサイズ展開が魅力。ミニサイズは縦横38センチ、高さが16センチとコンパクトサイズです。重さは70グラムと扱いやすく、1人用やおやつ用におすすめ。
骨組みは銅線メッキ仕上げで生地はポリエステル製、所々にプラスチックを採用して軽さを生み出しています。生地は取り外して手洗いできるので、衛生的に使い続けることが可能。洗う際は爪などを引っ掛けて生地を破かないように注意しましょう。
株式会社ジャレー-ラップレス (550円)
リーズナブルでコストパフォーマンスが良い
皿の上に乗せて使うタイプのフードカバー。耐熱温度140度で電子レンジに対応しているため、ラップ代わりに使えます。繰り返し使えてゴミが出ず、エコな点も魅力。サスティナブルな暮らしを贈りたい方にぴったりです。
直径約25センチ、高さは約9センチと日常使いしやすいサイズ感。全面プラスチック製で、丸洗いできるお手入れの簡単さもメリットです。マイナス20度まで耐冷できるため、フードカバーを被せたまま料理を冷蔵庫保管できますよ。
ACT WORK’S-PalaDec Goute (2,750円)
保温シート付きで暖かい料理にも冷たい料理にも使える
縦33センチ、横41センチの長方形フードカバー。高さは15センチとやや控えめで、圧迫感を極力抑えたデザインになっています。裏地のアルミシートは拭き取れば簡単に汚れが落ちるため清潔を保つことができ、毎日のお手入れも苦になりません。
プラスチックや綿などと組み合わせており、骨組みが無いのが特徴。折り畳むと厚さ2センチと超スリムになるので、省スペースに収納できます。カラーバリエーションは無地と花柄の計7色あり、部屋のインテリアに合う色味を選べますよ。
竹製でおすすめのフードカバー
アジア工房-フードカバー (1,180円)
竹とメッシュ生地を組み合わせた通気性の良さが魅力
温かみのある竹を使用したフードカバーは、程良く風が通るため果物やお菓子などの保存に最適です。サイズは縦横31センチで、高さはメッシュカバーを被せると18センチ。カバーを開けた状態だと高さ約7センチと非常にコンパクトです。
ハンドメイド作品特有の温もりが感じられ、ナチュラル系インテリアとの相性は抜群。その他にも木製家具が多い室内や和室にもよく合います。サッと水洗いした後にしっかり乾燥させれば、竹製フードカバーでも衛生対策ができますよ。
ユーモット-花編みフードカバー (550円)
職人が1つ1つ編んだ温かみのある円錐型フードカバー
縦横約25センチ、高さ18センチの天然竹を使用したフードカバー。丁寧な花編みが美しく、オリエンタルな雰囲気が感じられます。カラーは2色使いで花編みの柄が分かりやすいブラウンと、ワントーンで素朴さがあるナチュラルの2色です。
小さな隙間のあるデザインですが、すぐ食べるものへの使用なら問題ないでしょう。程良く風が通るので、野菜や果物の一時保管におすすめ。また、弁当を冷ましたり、食材の粗熱を取ったりする際にも活用できますよ。
バリパラダイス-フードカバー (1,518円)
メッシュネット付きで小さな虫対策にも効果的
竹とメッシュネットを組み合わせることで、風通しの良さと防虫対策を両立しています。縦約30センチ、横34センチと使い勝手が良いサイズ感。テーブルとの接地面には高台が付いているため、ドーム状でも安定感があります。
メッシュネットは赤や青などカラーバリエーションが豊富。室内のトーンに合わせて選ぶことが可能です。中は湾曲しているので、料理を皿ごと入れるとやや不安定で取り出しにくいでしょう。風通しが良く、野菜類や果物類の保管にうってつけです。
バリパラダイス-フードカバー付きトレイ (1,848円)
バリ島から直輸入されたアジアンテイストのフードカバー
竹を細かく編み込んだ温かみのあるフードカバー。細部には色鮮やかな装飾が施され、見る角度によって雰囲気が異なるのが魅力です。サイズは縦16センチ、横19センチと扱いやすく、高さも12センチと控えめでテーブル上でもそれほど場所を取りません。
網目が細かいメッシュを採用しており、小さな虫の侵入を防ぐことが可能。底面には高台が付いているため、テーブルの熱が食べ物に直接伝わるのを避けます。メッシュは繊細な素材なので、穴あきを防ぐためにも優しく扱いましょう。
まとめ
コンパクトに収納できて洗えるフードカバーがおすすめ
フードカバーにはさまざまな形状や素材があり、使う場所や用途に合わせて選ぶ必要があります。折り畳めるフードカバーは省スペースに収めることができるため、大きいサイズでも収納場所に困りません。テーブル上に置きっぱなしにする場合は、ガラス製など透明度が高いものなら圧迫感無く使うことが可能です。ほとんどの素材は洗うことはできますが、日々のお手入れの楽さも考慮して、最適なフードカバーを選びましょう。