おすすめのバーテープ人気比較ランキング!【スパカズやフィジークも】

バーテープはロードバイクに乗る方にとって必ず必要となるアクセサリです。こだわりのあるロードバイクには、こだわりのバーテープを使いたいのではないでしょうか。そこで、今回はおすすめのバーテープをランキング形式で紹介します。また、バーテープには特徴によって様々な種類があり、選び方にもポイントがあるので詳しく解説します。お気に入りのバーテープで、ロードバイクをよりおしゃれかつ高性能にカスタマイズしてみてください。

バーテープとは?

ロードバイクのハンドルには必須となるアイテム

バーテープとは、ロードバイクのハンドルに巻くテープのことです。バーテープをハンドルに巻くことで、ハンドルを握りやすくし、グリップ力を高めることができます。劣化したバーテープを使い続けると、グリップ力の低下により事故につながる危険もあるため、定期的な交換が必要です。

バーテープの特徴

疲労の低減や操作性の向上に効果あり

また、バーテープは手や体にかかる衝撃の軽減にも効果があります。高速で走行するロードバイクは、どうしても走行中に振動が発生してします。バーテープは、車体から手を通して体にかかる振動を減らすことができるため、疲労の低減に役立ちます。また、握りやすいバーテープを選ぶことで、ハンドルの操作性向上にもつながります。

バーテープの選び方

素材で選ぶ

疲労低減重視ならコルク素材

ロングライドを行う方など、疲労を低減させることを重視するならコルク素材のバーテープを選ぶことをおすすめします。コルクは水に弱いという欠点はありますが、安価かつ抜群の衝撃吸収性を誇ります。また、手触りもよいため、バーテープはコルクに限るという根強いファンもいるおすすめの素材です。

EVA素材は全体的にバランスが良く価格も安い

EVAとは石油由来の合成樹脂の一種で、靴底やマットなどに幅広い製品に利用される素材です。EVA素材は、高い柔軟性と弾力性をもち、耐久性も高くちぎれにくいなど、メリットが多くあります。しかも価格も安価であるため、バーテープによく用いられている、バランスの良い素材です。

デザイン重視ならレザー素材

レザー素材は、高級感がありデザイン性に優れていることが特徴です。その分、価格はどうしても高価となってしまいますが、耐久性が高く経年劣化による色落ちも味となって魅力的です。レトロ調のロードバイクに合わせると、より統一感のあるおしゃれな印象になるでしょう。

ポリウレタン素材は柔らかく安価

ポリウレタン素材は、柔らかく手触りがしっとりしているのが特徴です。テニスのラケットグリップなどにも利用される素材で、高いグリップ力を誇ります。雨に濡れると滑りやすくなるという欠点があるので、天候の良い時のライドに使うのがおすすめです。価格は安いため、普段使いにも向いています。

DSP素材は価格は高いがそのぶん衝撃吸収性は抜群に優れる

DSPとはデュラソフトポリマーのことで、EVA同様に石油由来の合成樹脂です。薄くても耐久性が高く、柔らかさも備えてグリップ力も高いという、メリットの多い素材です。その分、値段は高価になってしまいますが、プロも利用する最高級品です。レースに参加する際など、本格的な走行時に選ぶバーテープといえるでしょう。

厚さで選ぶ

ロングライド目的なら3mm以上

バーテープ選びの際には、適切な厚さを選ぶことも重要です。ロングライドを行う際には、走行時の疲労低減が重要となるため、3mm以上の厚めのバーテープを選ぶことをおすすめします。厚ければ厚いほど衝撃吸収性はよくなりますが、その分ハンドルの握りにくさにもつながるので自身の手の大きさに合わせて選ぶのがよいでしょう。

短距離利用・レース目的なら2.5mm以下

一方で、厚さが薄いほどグリップしやすく、ハンドルの操作性を高めることができます。そのため、短距離利用やレース目的であれば、2.5mm以下の薄手のバーテープをおすすめします。特にレースに参加するような方には、2mmや1.8mmなど、薄手のバーテープが向いています。

バーテープのおすすめブランド・メーカー

SUPACAZ(スパカズ)

デザイン性と品質を兼ね備えたサンフランシスコ発のブランド

SUPACAZは、アメリカのカルフォルニアにあるサイクルアクセサリーブランドです。名称の由来である「スーパーカジュアル」のコンセプトの通り、デザイン性と品質を両立させたメジャーブランドです。特にバーテープやグリップは豊富なラインナップをそろえており、高い人気を誇ります。

OGK kabuto(オージーケーカブト)

安全性に定評のある日本のブランド

OGK kabutoは、安全性の高いヘルメットの製造販売に強みを持つ日本のブランドです。また、ヘルメットだけではなく、バーテープやグローブなどの様々な自転車アクセサリの販売も行っています。OGK kabutoのバーテープの最大の特徴は、低価格にもかかわらず高品質であることです。

Lizard Skins(リザードスキンズ)

幅広いスポーツのテープを販売する有名ブランド

Lizard Skinsは、高品質なテープを販売することで有名なアメリカのブランドです。自転車のバーテープだけではなく、野球のバットやホッケーのスティックのグリップに用いるテープの販売も行っており、高い支持を受けています。Lizard Skinsのバーテープはやや高価ではあるものの、高い性能からプロをはじめとした多くのライダーが利用しています。

フィジーク

スタイリッシュでシンプルな製品を届けるイタリアブランド

フィジークは、イタリアのSelle Royal社が提供するハイエンド向けのブランドです。サドルなどの様々なアクセサリを販売していますが、特にバーテープは人気の製品となっています。その特徴は、スタイリッシュかつシンプルであること。性能面でも優れているフィジークのバーテープは、多くのライダーに支持されています。

おすすめ&人気のバーテープランキング

高性能でおすすめのバーテープ

フィジーク-Terra Microtex Bondcush Tacky (3,168円)

耐久性の高いハイエンド

主にオフロードを走る人向けにデザインされた、耐久性と品質を兼ね備えたバーテープです。雨や悪路など過酷な環境においても、グリップ力を失わないように設計されています。また、厚さは3mmとなっており、高い衝撃吸収性を誇りますよ。

3層構造で設計されており、表面にはグリップ力を高める素材を用いています。また、内側の層に衝撃を和らげるポリマーパットフォームを配置することで、表面のグリップ力と疲労低減を両立しているのが特徴です。また、粘着テープは再利用可能なジェルバッカーを利用しているため、洗車時にバーテープをはがすことができるのもメリット。

CICLOVATION-Leather Touch Amazing Chameleon (4,950円)

高性能かつデザイン性に優れたバーテープ

優れた衝撃吸収性とグリップ感を誇るバーテープ。販売元であるCICLOVATIONは、近年人気が高まっているイタリア発のブランドです。高機能性とデザイン性を両立しており、性能だけではなく見た目も重視するライダーから人気となっています。

素材はポリウレタンを用いており、しっとりとした柔らかい手触りも魅力です。また、厚さは3mmとなっており、ロングライドにも適しています。接着剤を利用しておらず巻き直しも容易であることから、バーテープを巻くことに慣れていない方でも安心して利用できるでしょう。

フィジーク-Vento ソロカッシュ タッキー (3,960円)

高い衝撃吸収性とグリップ性を兼ね備えた一級品

レーシング目的にも利用できる高性能です。単層構造が特徴であるこちらのバーテープは、重量を極限まで抑えつつ、快適性を保つことを目指して設計されています。かつ、表面には専用設計の凹凸を設けており、荒天などの過酷な環境でも性能を落としません。

厚さは2.7mmとなっており、衝撃吸収性も抜群です。単層構造であり、厚さの大部分が衝撃吸収素材となっていることもあり、ロングライドでも疲れにくいように作られています。12色のカラーバリエーションがあるため、デザイン性にこだわる人にもおすすめできます。

Lizard Skins-DSP 2.5mm (3,818円)

様々な用途に対応できる万能品

抜群の快適さとコントロール性を持つバーテープです。DSP素材で作られており、価格は高めではありますが抜群の性能を誇ります。2.5mmの厚さは、レース用にもロングライドにも利用できる万能性を持っています。

表面の触感はしっとりとしており、グリップしやすいように作られています。握ったときにはもちもちとした弾力性を感じることができますよ。力まなくてもハンドルをグリップしてコントロールすることができるため、安定した走行を行うことができます。

Lizard Skins-DSP V2 1.8mm (4,248円)

レース目的に特化した最軽量かつ高グリップ力

Lizard Skinsのレース向けライン。DSP素材で作られており、性能面では間違いありません。Lizard Skinsのラインの中では最軽量の1.8mmモデルとなっており、衝撃吸収性では若干劣るものの、車体の重量を最小化したいレース目的に適しています。

その薄さから、グリップ力は他の製品の追随を許しません。悪路や坂道で高速走行を行ったとしても、ハンドルを安定させて走行を行うことができます。また、衝撃吸収性や耐久性についても、安価なバーテープと比較すれば十分な性能を持っています。

初心者向きでおすすめのバーテープ

OGK KABUTO-BT 01 (1,940円)

コルク素材で手触りがよい

OGK Kabutoの定番モデルで、コルク素材のバーテープ。通勤やロングライドなど、オールラウンドに使うことができます。コルク素材を用いているため、手触りがよく衝撃吸収性がよいことが特徴です。価格が安いことも、初心者におすすめできるポイントとなっています。

コルク素材であるため悪天候での利用には注意が必要ですが、晴天での利用に限れば抜群のコストパフォーマンスを誇ります。素材の伸びもよいため、巻きやすいことも特徴。日常的にロードバイクに乗る方におすすめのバーテープとなっています。

OGK KABUTO-BT 02 (1,915円)

コットン風の全天候型

こちらもOGK Kabutoの定番モデルで、EVA素材を使ったコットン風のバーテープです。雨天でも利用できるようにグリップ力を高めるヒダがついていることが特徴で、全天候で利用できます。雨にぬれても耐久性が落ちにくいこともメリット。

EVA素材を用いていることから、価格も安価です。厚さは薄めで、素手で握ったとしてもグリップしやすいつくりです。通勤や通学で雨の日でも毎日ロードバイクに乗るような方に特におすすめのスペックですよ。

GORIX-GX 063BD (1,800円)

EVAとレザーの2層構造で握り心地に優れる

EVA素材の上にエコレザーを張り付けることで、衝撃吸収性と握りやすさの両立を狙っています。表面に施した滑り止め加工により、グリップ力も向上しています。厚さも2mmとなっており、素手でも握りやすいですよ。

EVA素材を用いていることもあり価格は安価で、デザイン面では3種類のカラー展開があります。どちらかというと、ロングライドよりも短距離走行に適したバーテープといえます。主に通勤や通学など、日常利用がメインの方におすすめです。

EMPT-ES JHT020 (864円)

リーズナブルでコストパフォーマンスに優れている

EVA素材を利用したリーズナブルなバーテープ。パッケージの簡略化や大量生産によりコストダウンを実現しています。ただ安いだけではなく、必要十分な品質を兼ね備えており、耐久性も十分あります。

多数のデザインやカラーバリエーションが存在するため、気分転換として気軽にバーテープを変えるような使い方もできます。バーテープの巻き方を解説した説明書が同封されているなど、初心者にやさしい配慮がされていることもポイント。よく伸びる性質があるので、ハンドルへの巻きやすさも十分です。

ギザプロダクツ-エラスティック バーテープ (1,320円)

リーズナブルで十分な性能を持つ初心者におすすめ

ポリウレタン素材を利用したこちらのバーテープは、柔らかくクッション性が高いことが特徴です。素材の特性から、雨でぬれるとグリップ力が落ちることがデメリット。しかし、安価なポリウレタン素材を用いていることから、コスト面でもリーズナブルです。

さらに、シリコンゲルを組み合わせることで、衝撃吸収性にも優れています。グリップ力を高めるために、前面にダイヤモンドパターンが施されていることもポイント。充実したマニュアルも付属しており、バーテープの交換に不慣れな初心者の方にもおすすめです。

デザイン性でおすすめのバーテープ

SUPACAZ-BLING TAPE (4,500円)

デザイン性に優れた光るバーテープ

SUPACAZはデザイン性に優れたバーテープを製造しているメーカーとして有名ですが、本製品もおしゃれなデザインとなっています。見る角度によって色合いが異なるのが特徴で、グラデーションするような見え方をします。また、太陽の光があたるとキラキラと光るように加工がなされていることも特徴です。

デザインだけでなく、性能面でも他のバーテープに引けを取りません。シリコンゲルが素材として用いられているため、衝撃吸収性にも優れています。自分の自転車を目立たせたいと思っている方には、おすすめのバーテープです。

SUPACAZ-MIDNITE GLOW SUAVE TAPE (3,564円)

蓄光性能をもったおしゃれかつ高性能

性能とデザイン性を両立したバーテープ。グリップ性を高めるポリウレタン、振動吸収のためのクッションフォーム、そしてテープを確実に固定するための接着テープの3層構造となっていることが特徴です。世界選手権を制覇したピーター・サガンが使用したことで有名となりました。

デザイン面では蓄光できることが最大の特徴で、おしゃれさはもちろんのこと夕暮れのライドでも安心して利用できます。耐久性が高く切れにくいという特徴があるので、ロングライドにもおすすめ。汚れにも強く、クリーニングができることもポイントです。

SUPACAZ-スーパースティッキー (2,994円)

豊富なパターンから好みのものを選べるSUPACAZの定番品

とにかく個性的なデザインが特徴のバーテープ。星型のデザインや蓮のようなデザインなど、様々なデザインバリエーションから好みのものを選ぶことができます。カラーバリエーションも豊富であり、デザインにこだわりたい人におすすめ。

ポリウレタン、クッションフォーム、接着テープの3層構造となっており、優れた性能を誇ります。SUPACAZの中では定番といえるでしょう。SUPACAZのバーテープにトライしてみようという方にはまずおすすめしたいバーテープです。

チネリ-HOBO ALPHABET VOLEE RIBBON (3,740円)

他にはないプリンティングが魅力

イタリアのブランドであるチネリは、そのデザイン性が高く評価されています。その中でも、チネリのバーテープは大胆なプリンティングに最大の特徴があります。こちらのバーテープは、まるでアート作品のような幾何学的な模様がプリントされており、唯一無二のデザインとなっています。

Hoboとは、19世紀のアメリカで発生した放浪者たちのカルチャーを指します。彼らが用いた独自のサインをデザインしたこのバーテープは、注目されること間違いなしの一品。デザイン性を高めたい方におすすめです。

MHL-Perforated Leather Bar Tape (5,610円)

本革の風合いだけではなく性能面も魅力

本革を用いたこちらのバーテープは、レトロな雰囲気を持つ自転車に合わせるのにぴったりです。使い込むごとに革の風合いが変化していき、自分の手にあっていくのが楽しいですよ。革の特徴である耐久性の高さも魅力的です。

穴あけ加工がされており、革の欠点である通気性の悪さをカバーしています。また、比較的グリップがしづらい革素材ではありますが、厚さも薄手の1.5mmとなっており、握りやすさの面も考慮されています。6種類のカラーから選ぶことができますので、様々な自転車に合わせることができるのもポイントです。

バーテープの巻き方

内側に向けて下から巻いていく

自転車店でのバーテープの交換工賃は1,000円以上します。一見ハードルが高そうなバーテープの交換ですが、実は慣れてしまえばできれば簡単です。ぜひ、自分でチャレンジしてみましょう。

バーテープの巻き方の基本は、ハンドルの末端である下部から、内側に向けて巻いていくことです。バーテープの幅の3分の1程度を重ね合わせるようにして巻いていきましょう。ハンドルがカーブしているところは、外側は薄く、内側は厚く重なるように巻いていくときれいに仕上がりますよ。

忍者巻きは隙間ができないよう引っ張りながら巻くのがコツ

バーテープの巻き方の一つに、忍者巻きという巻き方があります。忍者巻きとは、色の違う2本のバーテープを交互に重ねて巻くことで、ひし形の模様を作る巻き方です。忍者巻きを行う際には、それぞれのテープ同士で隙間ができないように強く引っ張りながら巻くことがポイントです。

まとめ

用途に合わせてバーテープを選ぶのがおすすめ

バーテープはレース用やロングライド用、日常利用用など様々な種類があり、自分のスタイルに合わせて適切なバーテープを選ぶことが大切です。また、デザインを重視したバーテープなども多く販売されており、自転車に個性を持たせることもできます。今回はバーテープをランキング形式でご紹介しました。自分のスタイルに合ったバーテープを選んで、愛車をカスタマイズしてみてくださいね。

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