昨今のハンドメイドブームの中、自分でもアクセサリーを作ってみたいと思う人も多いのではないでしょうか。そこで必要なのが、アクセサリー専用の工具。今回は、初めての人にも分かりやすい様、どんなアイテムが必要なのか詳しく解説します。また、人気のアイテムをランキング形式で紹介するので、何から買ってよいのか分からないという人は、是非、参考にしてみてください。
アクセサリー工具の特徴
繊細なアクセサリー制作のための専用工具
アクセサリー制作には、手ではできない細かな作業工程がたくさんあります。また、扱うパーツも繊細なので、専用の工具が必要になってきます。一般的な工具で代用しようとすると、サイズが合わなかったり、パーツを傷つけてしまったりするので、しっかりとアクセサリー専用のものを選ぶことが重要。
制作したいアクセサリーの作業工程によって必要な道具が異なる
アクセサリー作りと一言で言っても、様々なタイプものがあり、制作に必要な道具も異なります。そのため、まずは、そんなアクセサリーを作りたいのか、そのためにはどんな道具が必要なのかを下調べしておきましょう。サイズが合わないものや、必要ない物を買ってしまうのを防ぐことにも繋がります。
一度揃えれば長く使えるのでコスパが良い
ハンドメイドアクセサリーは、自分の好きなデザインを形にできるだけでなく、コストパフォーマンスにも優れています。既成のアクセサリーを買うよりも安く済むことが多いですよ。また、工具も、最初に必要なものを買い揃えてしまえば、新しいアクセサリーをどんどん作ることができるので、無駄になりません。
アクセサリー工具の種類
平ヤットコ
細かいパーツを掴むなどあらゆる作業に必要な基本の道具
アクセサリー工具には様々な種類のものがあり、必要とするものも変わってきます。そこで今回は、どんなアクセサリーを作るのにも必要になる、基本的な道具について紹介します。まずひとつ目は、平ヤットコ。パーツを掴んで使用するための、先端が平たいペンチのような工具です。指先だけでは対応できない細かな作業には、欠かせません。
パーツを掴むだけでなく、パーツ同士をつなぐカンを開閉したり、ワイヤーをねじって留めたりするのにも使用します。先端にギザギザした凹凸が付いているものの方が、パーツを逃がしにくいですよ。ただし、強く力を入れるとパーツを傷つけてしまうこともあるので、力加減に気をつけながら使うようにしましょう。また、使用頻度が高い工具なので、グリップが握りやすいか、重さが負担にならないかなども、重要なポイントです。
丸ヤットコ
丸い先端でパーツやワイヤーの曲げ加工に使う
平ヤットコに対して、先端が丸いヤットコのことです。パーツをつなぎとめるめがね留めという作業や、パーツの連結部分を丸めるために使用します。先端の太さには様々なサイズのものがありますが、より綺麗に仕上げるためには細めのものを選ぶのがおすすめです。また、はさんだ時に、先端がズレずにぴったりと重なるものが良いでしょう。
平ヤットコと同様、持ちやすさや軽さなどが、選び方の要点です。加えて、はさんだ時の安定感もしっかりと確認しましょう。安定感があるものなら、パーツを丸めるだけでなく、ピンセットのように細かな物を掴むこともできます。特に、ビーズアクセサリーのように、パーツ留めを頻繁に行う場合には、いちいち平ヤットコと持ち換える手間が省けて便利ですよ。
小型ニッパー
ピンポイントでテグスやワイヤーの処理ができる
ニッパーは、ワイヤーやテグスなどを切るのに使用します。普通のニッパーだと、先端が厚くて細かな部分に添えず、切り残しができてしまいます。そのため、アクセサリー専用の小型ニッパーがあった方が、作品の完成度が上がりますよ。ニッパーは、切れ味が鋭いものであることが最も重要です。切れ味が悪いと、無駄な力が必要になったり、切った先端がギザギザしてしまったりします。
切断は多少力のいる作業なので、握りやすく、しっかりと力を込められるものがおすすめです。また、切れる限界にもニッパーによって違いがあるので、太いワイヤーや硬い素材を扱う場合などには、対応しているかどうか確認するようにしましょう。切ったパーツの飛び散りを防止してくれる便利な機能が付いたものもあり、使用すれば後片付けが簡単になります。
アクセサリー工具の選び方
サイズで選ぶ
収納のしやすさや習い事などへの持ち運びやすさを重視するなら小型サイズ
アクセサリーを制作するには、いくつかの工具を揃える必要があります。加えて、パーツや材料なども増えてくると、意外と収納場所を取られることも少なくありません。そのため、小型の工具で統一しておけば、コンパクトにまとめることができ、習い事などで持ち運びしなければならない場合にも便利ですよ。また、小さ目サイズの工具の方が、手の小さい人や力の弱い人でも握りやすいので、女性や、子供と一緒に作業する場合などにはおすすめです。
力を入れやすさや硬い部品も扱いやすい点を重視するなら大きめサイズ
太目のワイヤーや硬いパーツなどを加工する必要がある場合には、ある程度大き目サイズの工具が適しています。グリップ部分も大きいので、しっかり握って力を入れることができます。小さな工具で無理に硬いパーツや太いワイヤーなどを処理しようとすると、工具の破損やけがに繋がる恐れもあります。工具のサイズそのものは大きくても、先端が細いものを選ぶと、繊細な作業もしやすくなりますよ。
バネのタイプで選ぶ
自動開閉ができるバネ付なら力が要らず疲れにくい
ヤットコやニッパーなどのアクセサリー工具には、グリップの間にバネが付いているタイプと、付いていないタイプのものがあります。バネが付いているタイプの方なら、握って離すと自動で開閉できるので、あまり力が必要ありません。長時間の作業でも手への負担が少なく、疲れにくいと言えます。また、バネのタイプや強さにも様々な種類があるので、自分に合った力加減のものを選ぶのが良いでしょう。
バネなしなら閉じてコンパクトに収納でき持ち運びに便利
バネの付いていないタイプの工具は、自動で開閉しないので、コツをつかむまで難しく感じたり、手が疲れたりするかもしれませんね。しかし、開きっぱなしになってしまうバネ付タイプと異なり、使用しないときには先端を閉じておくことができるのが大きなメリットです。収納時や持ち運び時に、コンパクトにまとめることができます。ペン立てなどに差して収納することも可能になるので、省スペースに繋がりますよ。
素材で選ぶ
軽くて扱いやすいステンレス製なら作業の負担が軽減できる
金属部分の素材にもいくつかの種類があります。ポピュラーなのが、ステンレス製のもの。軽いので扱いやすく、長時間の作業でも手への負担を減らすことができるのが特徴です。工具の数が増えると持ち運びも重くて大変なので、軽さは重要なポイントです。また、錆びにくいという特性もあるので、手入れが要らず、誰でも気軽に管理できます。
より硬度の高い鋼製なら耐久性に優れ長持ちする
ステンレスよりも強度が高い、鋼を使用したアクセサリー工具もあります。より硬い素材であると言えるので、太いワイヤーやパーツの加工にも対応しやすいですよ。ステンレスと異なり、時間がたつと錆びてしまうというデメリットはありますが、頑丈で耐久性に優れているので、手入れをしながら使えば非常に長持ちです。コストパフォーマンスにも優れていると言えます。
道具の揃え方で選ぶ
一気に道具が揃うセットなら初心者でも安心
まだ何のアクセサリー工具も持っていないという人は、何からどんなふうに揃えていけば良いのか迷うこともあるでしょう。そんな時は、工具セットになっているものがおすすめです。必要最低限のものが揃っているので、すぐに制作に取り掛かることができますよ。また、応用編までカバーできる内容のものを選んでおけば、後々買い足す道具も少なくて済みます。ケース付で収納しやすかったり、デザインやサイズが統一されていたりと、嬉しいポイントも多いです。
必要な道具を一つひとつこだわりを持って揃えるなら単品で
工具一つひとつにも様々な特徴があるので、それぞれにこだわりを持って厳選したいという人は、単品で買い集めるのがおすすめです。セットに入っていたけれど使わなかったという無駄を省いて、自分に必要なものだけを揃えることができます。こだわって選んだ工具には愛着も湧きやすいので、手入れも苦にならず、長く愛用できますね。
アクセサリー工具のおすすめブランド・メーカー
マルト長谷川工作所
人気の工具ブランド KEIBAを展開
刃ものづくりの伝統を90年に渡って引き継ぎ続ける、老舗メーカー。洗練されたデザインと機能性の高さで、多くの賞を受賞しています。KEIBAという自社ブランドでは、細部にまでこだわった質の高いアクセサリー工具が、バリエーション豊富に展開されています。
ANEX(アネックス)
機能とデザインに優れたハンドツールを創り続ける
ドライバーを中心に、あらゆる工具を手掛けている日本のメーカー。使う人のニーズの応える工夫にあふれた、多様なグッズが揃います。独自のスプリングを使用した、使いやすくスタイリッシュなデザインのアクセサリー工具が充実しています。
フジ矢
職人の技が生きる老舗メーカー
大正時代から創業を続ける、職人気質の老舗メーカー。熟練した技とテクノロジーで高いクオリティーにこだわり、ニッパーやペンチなどの工具を作っています。アクセサリー工具も、握りやすさに配慮され、疲れにくい使用感が魅力です。
貴和製作所
何でも揃うアクセサリーパーツの専門店
基本のパーツからデザイン豊富な飾りパーツやビーズなど、多彩なアクセサリーパーツを企画、製造している専門店。もちろん工具の取り扱いもあります。初心者におすすめのスターターセットなども、リーズナブルでおすすめ。
おすすめ&人気のアクセサリー工具ランキング
ヤットコでおすすめのアクセサリー工具
KEIBA–プロホビー 丸ペンチ 先細タイプ (2,941円)
握りやすさと作業性の良さに定評あり
全長121mmの、マルチに使える丸ヤットコ。先端が非常に細くきちんと合わさるため、繊細な作業にも的確に対応することができます。丸ヤットコでありながら、丸めるだけでなく、曲げる、掴むといった様々な用途に使用できる汎用性の高さが魅力的です。
また、先端の細さに対してグリップ部分はしっかりと太めになっており、握りやすさ抜群。バネ付で力加減も調節しやすく、手に負担なく作業ができます。安定感もあるので、作品の精度を高めることができおすすめです。
貴和製作所–平ヤットコ (1,100円)
粗め仕上げの先端で掴みやすい
金属部分の素材は強度に優れた炭素鋼。57gと軽量で、女性でも扱いやすくなっています。グリップ部分は優しいパステルカラーで、ビビッドな色合いの工具が多い中、見た目にもこだわりたい人には嬉しいカラーリングです。
先端の内側は粗めに加工さているので、すべりにくく、安定してパーツを掴むことができます。パーツの開閉やつぶし玉の潰しなど、基本の作業をしっかりとこなすことができるので、初心者にもおすすめ。手ごろな値段も魅力的です。
ANEX–ステンレス製 精密ヤットコ (1,060円)
心地よいフィット感で手に優しい
ステンレス製の平ヤットコ。先端部分は約1mmとかなり細いので、ビーズなどを使用した繊細な作業にもぴったりです。また、ギザギザの溝が付いていないので、強くつかんでもパーツを傷つけることがありません。
グリップ部分は手に優しくフィットするラバー素材になっていて、滑りにくくしっかりと力を入れることができます。バネには円形の開閉スプリングが採用されており、軽い感触でスムーズに作業ができます。女性の手にも収まる小ぶりなサイズです。
グラスマーブル-平やっとこ (3,800円)
ガタが発生しにくくグリップも劣化しにくい
先端の細さ約0.6mmの精密平ヤットコ。ステンレス製で、摩耗や錆に強くなっています。スプリング付きなので、力を入れず簡単に開閉可能。また、ジョイント部分が緩んで隙間が空いてこないよう、セットッピン構造という方法が取り入れられています。
グリップ部分は、手なじみが良いように適度に湾曲しています。ラバーコーティングがされていないので、時間がたってもベタつきが発生しません。パーツから手に伝わる感触を邪魔しないので、的確に作業することができます。
フジ矢-ピンセットプライヤー (1,500円)
ピンセットタイプの先端で細かい作業に最適
先端に角度が付いてピンセットのような形状になっています。ずれずにぴったりと合わさるので、より精密な作業もこなすことができます。安定性が高いので、他の平ヤットコや丸ヤットコと対にしての使用もおすすめ。
ギザギザの溝も付いていないので、しっかり掴みつつ、パーツを傷つける心配はありません。また、材質は特殊鋼を使用しており、耐久性に優れています。バネ付なので、手への負担も少なく作業することができますよ。
小型ニッパーでおすすめのアクセサリー工具
スリーピークス技研–ステンレス製 ニッパー 全長 130mm (1,880円)
飛び散り防止機能付きで快適
コンパクトで、非常に軽量なステンレス製のニッパー。プラスチック製のバネが使用されているので軽い力で開閉でき、手への負担が少なく、連続した作業にも適しています。先端や接合部まで細かな調整がされており、切れ味抜群です。
そして、切断したパーツの飛び散りを防止する機能が搭載されているのが、最大の特徴。小さな子供やペットのいる家庭では、小さなパーツが飛び散ると大変ですが、その心配がありません。後片付けも楽になり、作業性が上がります。
タミヤ–薄刃ニッパー (3,198円)
シャープで軽い切り心地
世界有数の模型メーカーであるタミヤが手掛けるニッパーです。小さな部品を扱うプラモデルの組み立てに使用するため、精度の高さは抜群。薄く鋭く加工された刃で、無駄な力なく部品やワイヤーをカットすることができます。
狙った部分だけをシャープに加工できるため、周りのパーツを傷つけることもなく、作品の完成度が上がります。グリップには、ゾルコーティングという特殊な加工が施されています。握りやすくて滑りにくく、作業がはかどりますよ。
feves(フェヴ)-本革グリップ付きニッパー (1,694円)
見た目もおしゃれな本革グリップ
全長約11.5cmのコンパクトなニッパーです。手のひらに収まるサイズ感で、収納や持ち運びにも重宝します。グリップ部分が本革を使用した仕上がりになっているのが特徴。フィット感があり、使うほどに馴染んできます。
レザーの艶や柔らかさが増していくので、道具を育てる感覚が好きな人におすすめ。カラーバリエーションも全5色と豊富に展開されており、男女所問わず使える色が揃っています。ハンドメイド好きな人へのプレゼントにも喜ばれますよ。
セットでおすすめのアクセサリー工具
WORKPRO-アクセサリー用工具セット (3,576円)
コンパクトに収納できるケース付
ニッパーやヤットコなど、アクセサリー制作に必要な基本の道具が6点セットになっています。全てコンパクトなサイズ感で、バネで開閉できるタイプ。初心者にも扱いやすく、これ一つでアクセサリーのハンドメイドをはじめることができます。
また、付属の収納ケースは、ペンケースの様にスリムで場所をとりません。工具の一つひとつを固定できるようになっているので、ケース内でごちゃごちゃになってしまう心配がないのも嬉しいポイントです。持ち運びに便利です。
MYmama-アクセサリー 工具 4点セット (2,217円)
女性におすすめの可愛らしさと使いやすさ
ヤットコ2種類にニッパー、喰いきりの4点セットです。グリップ部分のカラーは柔らかなパステルピンクとグレーで、可愛らしい印象。ブランドの刻印も入って、見た目もおしゃれです。手に馴染む形状で疲れにくく、女性に嬉しい要素が満載です。
金属部分には、ステンレスよりも硬い炭素鋼を使用。バネは板バネになっており、はずれにくく耐久性に優れています。また、それぞれの工具のパッケージの裏に写真付で使い方が説明されているので、初めて使う初心者でも安心です。
BEADALON–ジップポーチ付きツールキット (3,259円)
パーツの扱いに便利なトレーやスコップ付
工具に加え、ピンセットや糸切ばさみなど基本の道具が7点セットになっています。アクセサリー制作はもちろん、ハンドメイド全般に広く活用できますよ。ジップ付ポーチにそれぞれ固定して収納できるので、教室やカフェなど、出先での使用に重宝します。
また、あると便利なのが、細かなパーツを分けておけるトレーやビーズスコップ。トレーは引き出し式なので、誤って蓋が空いてこぼれる心配がなく、個別でも使用できます。工具だけでなく、パーツの管理も一緒にできて作業性が上がる、機能的なセットです。
タカラネイル-レジン基本工具セット (1,960円)
レジンを使ったアクセサリー作りにも対応できる
ハンドメイドアクセサリーと言えば、UVレジンを使ったものを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。このセットなら、基本のニッパーやヤットコに加え、UVレジンの扱い時に便利な道具も揃っています。レジン液さえ買い足せば、思い立った時にすぐに挑戦することができます。
レジンの色を調合するのに使用するカップや、出来上がったレジンパーツに穴あけをするピンバイスなど、あると便利な道具が全13点。後から買い足す必要が無いので、コストパフォーマンスに優れています。レジンアクセサリーに挑戦してみたい人にはおすすめです。
まとめ
耐久性に優れたアクセサリー工具がおすすめ
アクセサリー制作を始めるには、基本となる平ヤットコ、丸ヤットコ、ニッパーの3種類の工具は最低でも揃えておきたいところです。この3つに関しては、どんなアクセサリー作りにも欠かせないので、使いやすく長持ちするものを、単品で選ぶのがおすすめです。また、バネタイプのものの方が、長時間使用しても疲れにくく、楽に作業出来ます。携帯の必要性が高い人や、コストを抑えて道具を揃えたい人は、セットで購入するのも良いですね。今回は、おすすめのアクセサリー工具をご紹介しました。工具選びから楽しんで、新たな趣味を見つけてみませんか。