おすすめのユニバーサル基板人気比較ランキング!【サンハヤトも】

ユニバーサル基板とは縦横に部品を取り付けるための穴が空いた汎用性の高い基板です。取り扱いはとても簡単であるため、初心者でも思い通りに回路基板を制作することが出来ます。この記事ではユニバーサル基板の特徴や種類について解説していきます。選び方やおすすめのランキングも掲載しているため、オリジナル基板の製作にぜひ役立ててください。

ユニバーサル基板とは?

半田付けで自由に配線パターンがつくれる

部品の取り付けは基板の穴に部品を差し込み、半田付けをするだけです。それぞれの穴は独立しているため、部品を取り付けただけでは回路は動きません。穴同士をジャンパー線で繋げる事で自分の好きな様に配線が組めます。

必要なサイズにカットして使うことも可能

ユニバーサル基板の素材はカットして使えるようになっているため、用途に合った形に切り取って使えます。カットにはニッパーや基板カッターを使用しましょう。金属定規を使用すると真っ直ぐ綺麗に切断できます。

ユニバーサル基板の種類

片面タイプ

部品面と半田面が分かれているので配線が整理しやすい

部品面と半田面に別れており、ランドは半田面のみにあります。足のある部品の使用に適しており、部品面から穴に部品の足を挿して使用します。部品面と半田面が分かれていると目視での確認が簡単なため、初めての方におすすめです。

価格帯が抑えられているため、多くの基板を使用したい時にも良いでしょう。実験などで使い捨て基板として用いるのにも最適です。部品同士の間隔を大きく取りやすいつくりになっているため、半田付けが苦手な人でも扱いやすいです。

両面タイプ

両面に部品が置けるので基板サイズを小さくできる

両面タイプは基板の両側にランドがあり、どちらからでも半田付けが出来るタイプです。片面タイプに比べて部品の取り付け方に関しての自由度が高くなっています。両面に部品を取り付けられるので基板サイズが小さくても多くの部品を搭載できます。

両面に部品を置ける代わりに部品同士の間隔が狭くなるため、半田付けの難易度は少し高くなります。部品配置も把握しにくくなるため、ある程度経験を積んでから選択したほうが良いでしょう。使用に慣れると非常に使い勝手の良い基板です。

ユニバーサル基板の選び方

サイズで選ぶ

初心者の方は全部品の面積よりも1cm以上大きいサイズが良い

初めて基板の製作を行う方の場合、部品のサイズ感が分からないはずなので大きめの基板を選択しておいたほうが良いでしょう。大きい基板を購入しておけば部品が基板に乗り切らないという失敗がなく、部品配置に悩む心配もありません。もしも大きすぎる基板を購入したとしても、基板を切ってしまえばいくらでも修正する事が出来ます。

上級者の方であれば全部品の面積と同サイズを

基板制作に慣れている方であれば事前に部品配置を確認しておき、必要な面積分の基板を選ぶと良いでしょう。正確なサイズの基板を購入しておけばカットする工程を必要としなくなるため、作業時間を短縮する事が出来ます。また、基板購入時には搭載されているランドの数も確認しておくと、さらに正確に基板選びを進める事が出来ます。

穴の間隔で選ぶ

小型の部品を多く使うなら1.87mm以下の間隔がおすすめ

チップ部品など、小型の部品を多く搭載するのならば穴の間隔は狭いほうが使いやすいです。部品に対して穴の間隔が広すぎると半田付けをする事が難しくなってしまうため、回路のショートや半田剥がれなどのトラブルの原因となります。穴の間隔が狭くても大型部品を搭載する事は出来るため、穴が狭くて基板が使用できないという心配はありません。

部品サイズが様々ならば2.54mm間隔を

部品サイズにかたよりが無く、様々なサイズを使用するのであれば穴間隔はスタンダードな物のほうが良いでしょう。ユニバーサル基板の穴間隔は2.54mmが主流であり、この間隔であればあらゆるサイズの部品に対して対応しやすくなっています。スタンダードな穴間隔であるため、種類が豊富に揃っているという点でもメリットがあります。

材質で選ぶ

紙フェノールは安価なので使い捨て基板に最適

紙フェノールは単価が安いのでたくさん基板を使いたい方におすすめです。コストパフォーマンスが良いので使い捨て基板として用いやすく、回路図の試験や勉強のためなどで使用するのに最適。素材が柔らかくカットしやすいため加工が容易であり、とても扱いやすいので初めて基板を制作する方にもおすすめしたい素材となっています。

長く使い続けるならば丈夫なガラスエポキシ素材

本格的に自作の基板を製作するのならば熱や衝撃に強いガラスエポキシ素材が適しています。絶縁性にも優れているため老朽化による回路のショートも起こりにくく、長期的に基板を使用し続ける事が出来ます。耐久性が高いため素材が硬くカットには専用の工具が必要になってくるため、基板製作に慣れている上級者向けの素材となっています。

ユニバーサル基板のおすすめブランド・メーカー

サンハヤト

電子部品の大手メーカー

電子部品の大手メーカーとして数多くの製品を販売しています。ユニバーサル基板についても多くの種類を扱っているため、欲しい物が見つかりやすいです。基板を探すのであれば1番最初に見ておきたいメーカーです。

タカチ電機工業

品質の高い基板を多く扱っている

電機関連の産業機器を取り扱っているメーカーです。企業用の製品を専門的に販売しているため、全体的に質が高いのが特徴。ある程度基板の製作に慣れ、より完成度の高い基板を製作したいという方におすすめです。

タカス電子製作所

特注基板にも対応してくれる柔軟性の高いメーカー

ユニバーサル基板だけではなく、特注基板にも対応しているメーカーです。特注基板では好みのパターンを指定できるため、自分だけの基板設計が可能。ユニバーサル基板も質が高く、とても扱いやすいつくりになっています。

ソウテン

手に取りやすい価格帯の基板が豊富

低価格帯のユニバーサル基板を豊富に扱っているメーカーです。価格が安いので手に取りやすく、誰でも扱いやすくなっています。たくさんの基板が必要な方や、まだ製作技術に自身のない方などにおすすめです。

おすすめ&人気のユニバーサル基板ランキング

片面タイプでおすすめのユニバーサル基板

サンハヤト-ICB-88 小型ユニバーサル基板 (106円)

小型なスタンダード基板

縦72mm横47mmの小型サイズで扱いやすい基板です。穴の間隔は2.54mmとスタンダードなタイプになっているため、どんな部品にも対応する事が出来ます。素材は紙フェノール素材のため、カットしやすく扱いやすい仕様です。

穴径は1mmとなっており、標準的なサイズです。仕上げ処理としてフラックス加工が施されており、部品面にシルク印刷もあります。全体的に非常にスタンダードなつくりであるため、誰でも使いやすい基板です。

タカス電子製作所-IC-701-70N IC用ユニバーサル基板 (177円)

IC用に特化した鉛フリー基板

デジタルパターンを採用したIC特化型の基板です。素材はガラスコンポジットが使われており、ガラスエポキシと同程度の耐電性を有しています。サイズは縦45mm横72mmと小型で使いやすくなっています。

表面仕上げには鉛フリーの半田が使用されており、環境に配慮された仕様となっています。穴間隔は2.54mmとなっており、オーソドックスな使用感。ICをメインとした基板実装を行いたい方におすすめです。

サンハヤト-ICB-98GU ユニバーサル基板 (4,266円)

丈夫で高品質なガラスエポキシ素材

ガラスエポキシ素材を使用した高品質なユニバーサル基板です。サイズは縦137mm横232mmと十分な大きさがあります。穴径は0.9mmと標準よりもやや小さめですが、一般的な部品であれば特に問題ないサイズでしょう。

穴間隔は2.54mmとなっており、使いやすい間隔になっています。表面処理は半田メッキが採用されています。とても精密に作られているため、本格的な基板製作をしたいという方であればとてもおすすめの基板です。

サンハヤト-UB-THN01 ハサミで切れる!薄型ユニバーサル基板(1,070円)

薄型で加工しやすい基板

丈夫なガラスエポキシ素材を使用した非常に薄型の基板です。厚さを抑える事で加工しやすくなっており、ハサミで簡単に切る事が出来ます。基板が薄いため省スペースであり、薄型のケースへの搭載に適しています。

紙の様に薄いため曲線的なケースにも実装が可能であり、とても汎用性が高くなっています。サイズは縦95mm横190mmと標準的な大きさ。自作する基板のサイズを可能な限り小さくしたいという方にとてもおすすめです。

サンハヤト-ICB-288G ユニバーサル基板 (169円)

小型のガラスコンポジット基板

縦72mm横47mmの使いやすい小型基板です。素材はガラスコンポジットが使われており、高い耐電性を誇ります。ドットパターンがシンプルなのでどんな部品配列にも対応が可能であり、非常に使いやすく仕上がっています。

板厚は1.2mmと少し薄型になっています。フラックスによる仕上げ処理が施されているため、半田付けがしやすく接続信頼性が高くなっています。ガラスエポキシは高価過ぎるという方におすすめの基板です。

両面タイプでおすすめのユニバーサル基板

タカチ電機工業-TNF29-32 型鉛フリーユニバーサル基板 (2,336円)

鉛フリー半田を利用した環境にやさしい基板

鉛フリーはんだを使用する事で環境対策を考慮したユニバーサル基板です。全25種類の中からサイズを選べるため、非常に自由度が高くなっています。ガラスエポキシ素材を使用しているので耐久性、耐熱性も高い。

穴間隔は2.54mmとなっており、スタンダードな距離感をしています。17個入りとなっているため、複数の基板を使いたい方にもおすすめ。穴径は1mmと標準的であり、全体的にとても使いやすく設計されています。

uxcell-ユニバーサルPCBボード (559円)

シンプルで安定した品質が魅力

穴間隔2.54mmのシンプル設計な両面基板です。基板サイズは縦70mm横30mmと比較的小型となっており、非常に扱いやすいサイズ感をしています。5枚入りなので複数の基板を組み合わせる使用方法に適しています。

穴径は1mm、基板の厚は2mmとなっており、ごく標準的な使用感です。素材はガラスエポキシ素材が使われており、耐久性と耐熱性に優れています。全体的な品質が高く、シンプルな構造なため多くの用途で使用できます。

サンハヤト-ICB-97GHD ユニバーサル基板 (1,815円)

ガラスコンポジットを使用した両面基板

高い耐電性を持ったガラスコンポジットを使用した両面基板です。サイズは縦95mm横138mmと使いやすい大きさをしています。仕上げ処理はスルーホール半田なので部品をしっかり固定する様になっています。

穴間隔は2.54mmとなっており、ごく一般的な距離間となっています。厚さは1.6mmなので厚すぎず、ケースに実装しても余分なスペースを必要としません。ガラスコンポジットを使用する基板に興味のある方は1度試してみてください。

Linkman-LUPCB-7247W ユニバーサル基板 (141円)

小型で安価なガラスエポキシ基板

ガラスエポキシ基板としては価格帯が抑えられており、手に取りやすい基板です。サイズは縦72mm横47mmと小型ですが、組み合わせる事で多くの部品搭載が可能です。穴間隔は2.54mmと標準的な間隔になっています。

ガラスエポキシ素材なので耐久性や耐熱性はとても高くなっています。基板の厚さは1.2mmと薄めになっているため、省スペース基板として運用が可能。耐久性と省スペースを両立させたい方におすすめの基板です。

サンハヤト-SMM-SO8 ユニット製作用ユニバーサル基板 (370円)

ユニット基板製作に特化

ユニバーサルエリアと8ピンSOP、SSOPの設置部が搭載された基板です。Vカットによって4枚に分けて使用する事も出来ます。基板形状は1辺50.8mmの正方形となっており、ガラスコンポジット素材が使われています。

基板の厚さは1mmと薄いため、カットは簡単に行えます。スルーホール半田処理をしてあるので部品の接続性が高く、しっかり固定する事が可能。ユニット基板を製作しようと考えている方におすすめの基板になります。

コスパ重視でおすすめのユニバーサル基板

ソウテン-両面PCBボード (1463円)

高品質両面基板のセット

ガラスエポキシ素材の高品質両面基板が10枚セットになっています。1枚当たりのサイズは縦50mm横70mmとなっており、10枚組み合わせればかなりの数の部品を実装する事が可能。両面基板なので汎用性も高くなっています。

基板自体の品質も高く、耐久性に優れ長期的な運用に適しています。穴間隔は2.54mmで穴径は1mmと標準的であり、使いやすい仕様になっています。同価格帯の基板に比べ品質が良く、コスパの良い基板としておすすめ出来ます。

海渡電子-Kaito7002 ユニバーサル基板 (550円)

ガラスエポキシの片面基板セット

ガラスエポキシを使用した片面基板が5枚セットになっています。サイズは縦50mm横70mmとなっており標準的なサイズ感。片面基板なので初心者の方でも扱いやすく、幅広いユーザーの利用に適しています。

セット販売は枚数が多くなればなるほど価格が安くなっていきます。1セットの最大枚数は500枚となっており、まとめて購入すればかなりお得になります。たくさん使用する方であれば、最もコスパに優れた基板です。

サンハヤト-ICB-288V 小型ユニバーサル基板 (85円)

価格が安く実験用に最適

紙フェノール素材を使用した非常に安価なユニバーサル基板です。片面タイプの基板であり、サイズは縦72mm横47mmとなります。穴間隔は2.54mmとなっているため、使用感に問題を感じることは無いでしょう。

1枚あたりの価格が安いので実験などで用いる使い捨て基板に最適です。紙フェノール素材なのでカットしやすく、好きな形状に加工して使用する事が可能。消費が激しい方にとてもおすすめのユニバーサル基板です。

Mother Tool-ユニバーサル基板 (90円)

2枚に割って使える便利基板

2枚の基板が1枚に繋がった様な形状をした基板です。そのまま使っても良いですし、中央から割って2枚の基板として使う事も出来ます。1枚の基板を2枚に割った場合、1辺あたり45mmの正方形の基板として使用が可能です。

紙フェノール素材を使用しており、軽量で加工が簡単です。仕上げ処理としてフラックスが塗布されているため、防錆対策はしっかり出来ています。用途に応じて使用する基板の枚数を変更したい方におすすめです。

アズワン-小型ユニバーサル基板 (132円)

多数の連結ドットで使いやすさアップ

多数用意されている連結ドットにより配線のしやすさが向上しています。独立ドットと連結ドットをうまく組み合わせれば部品の整頓が簡単になり、より綺麗に配置する事が可能。慣れれば慣れるほど利便性が上がっていきます。

ドットの配置や大きさは標準的なため、使いにくさを感じる様な事は無いでしょう。サイズは縦72mm横47mmとなっており、小型サイズの部類になります。連結ドットを使いこなし、作業の効率化を図りたい方におすすめです。

まとめ

使用用途に合うようなユニバーサル基板がおすすめ

使用用途に合ったユニバーサル基板を選択する事で、より完成度の高い基板を製作する事が出来ます。基板のサイズや形状は様々であるため、購入前にあらかじめ部品の配置を決めておく事が重要です。色々な基板や部品を試し、自分にとって最高の基板を製作してみてください。

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