おすすめのトルクドライバー人気比較ランキング!【電動タイプも】

DIYなどで何本もねじを締めていると手が疲れたり、締め具合にムラが出来たりしますよね。トルクドライバーを使えば、そんなねじ締め関連の悩みを簡単に解決できます。この記事ではトルクドライバーの特徴や種類の解説をしていきます。選び方やおすすめランキングもありますので、作業効率を向上できるようなトルクドライバー選びの参考にしてください。

トルクドライバーの特徴

トルクを設定するので過剰に締め付け過ぎない

トルクドライバーは設定されたトルクに達すると空回りする様になっている仕組みになっており、必要以上に締め付けません。そのため、締めすぎによるねじの破損を防げます。過剰に力を入れる事が無いので手も痛めにくいです。

全てのねじを同じ力で締められる

トルクを設定する事で、全てのねじを同じ力で締め付けられます。精密機械を取り扱う際は一定の力で固定する事が重要なため、車の整備や電子基板の取り付けに適しています。繊細な力加減が必要とされるチップ部品の取り換えなどにも便利です。

トルクドライバーの種類

空転式

たくさんのねじを連続して締める作業に適している

空転式は設定されたトルクに達すると自動で締め付ける力が解除され、空回りするタイプになります。力加減を気にせずに次々とねじを締められるため、作業量が多い場合に最適。スピーディにねじを締めていけるので作業時間の短縮も出来ます。

設定したトルクに達したかどうかはドライバーの脱力感で分かり、すぐに察知する事が可能。トルクの値は基本的に1度設定したら勝手に変わる事はありません。誰でも同じ力で同じ作業が出来るため、複数の人間で作業しても安定した結果を出せます。

非空転式

トルクの計測やねじの増し締めに効果的

非空転式の場合は設定したトルクに達しても空回りしないため、ねじを増し締めする作業に適しています。非空転式はトルクに達するとクリック感などで知らせてくれるため大きな振動を発生しません。そのため振動が苦手な精密機械の作業に使用される事も多いです。

空回りしないという特性上、トルクを計測する道具としても使われます。トルク計測を前提としているドライバーの場合は手元にダイヤルなどがあり、トルク値を確認できるようになっていたりします。メンテナンス時にトルクを計測して行うと、さらに精密な作業が行えるので便利です。

トルクドライバーの選び方

駆動タイプで選ぶ

安価でバリエーションが豊富な手動タイプ

手動タイプは名前のとおり、手で回して使うトルクドライバーになります。使い方や形状は普通のドライバーと大きく変わりなく、初めて手に取った方でも簡単に使用する事が出来ます。また、つくりが複雑ではないので価格帯は低く抑えられている事が多く、種類も豊富なので自分に合ったドライバーを見つけやすいという特徴があります。

精密で大量の作業に対応できる電動タイプ

電動タイプはモーターによって自動回転してくれるため、力を使わずにスイッチ1つでねじが締められます。締める速度は手動よりも早く、締めるねじの量が多ければ多いほど性能を発揮してくれます。手動の場合は設定のトルクまでねじが締まっていないといったアクシデントが起こる可能性もありますが、電動ならばそういったアクシデントは起こりません。

使用用途で選ぶ

電子機器に使うなら絶縁タイプがおすすめ

電子機器に使用するならば静電気を最大限に防いでくれる絶縁タイプのトルクドライバーを選ぶと良いでしょう。普通の金属ドライバーを使用すると静電気によりICなどが故障する可能性もありますが、絶縁タイプならばリスクを最小限に抑えられます。絶縁タイプはビット部分以外が全て絶縁体で出来ていますが、普通のドライバーと使用方法は変わりません。

検査作業を行うなら直読式トルクドライバー

直読式トルクドライバーは掛かっている負荷を目盛りで読み取れるようになっているドライバーです。数値の表示がアナログ式の場合、目盛りがダイヤル状になっており、そこから数値を読み取ります。デジタル式の場合は搭載されている液晶に数値が表示されるため、基本的にはデジタル式のほうが正確に数値を確認する事が出来るとされています。

トルクの変更頻度で選ぶ

プリセット型はトルクの変更がしやすい

プリセット型は必要に応じてトルクの設定を変更できるため、様々なトルクで作業をしたい方に適しています。作業中、勝手にトルクが変わらない様な機能を有しているドライバーもあるため、購入前に確認しておいたほうが良いでしょう。1本のトルクドライバーを多くの用途で使用できるため、とても高い利便性が魅力となっています。

単能型は同じトルクで作業を繰り返す方におすすめ

単能型トルクドライバーはトルクの設定が容易に出来ないようになっているため、同じトルクで作業を繰り返す場合に適しています。専用の工具を使用すればトルクの設定を変える事も出来ますが、基本的にはトルクを変更する事を前提に作られていません。また、トルク変更が容易でない代わりに安価となっており、手を出しやすいという魅力があります。

トルクドライバーのおすすめブランド・メーカー

カノン

空転式のトルクドライバーが豊富

プリセット型から直読型まで幅広く取り扱っているメーカーです。空転式のドライバーがメインとなっており、シンプルで扱いやすい形状も魅力の1つ。初めてトルクドライバーを扱うような方におすすめです。

東日

独得な設計による高精度なトルク制御を実現

独自の機能を搭載したトルクドライバーが魅力です。代表的なものとしてポカヨケ機能というものがあり、締め忘れを防止してくれます。普通のドライバーではなく、プラスアルファの機能が欲しい方におすすめです。

SK11

シンプルで扱いやすいデザイン

品質性が高く、手に馴染みやすいデザインが魅力のメーカーです。機能はシンプルな物が多いため、誰でもすぐに扱えるように設計されています。多機能性よりも扱いやすさを重視したい方におすすめです。

KTC(ケーティーシー)

工具の生産量日本一の老舗メーカー

日本一の生産量を誇る工具界の大手メーカーです。大手という事から品数が豊富にあり、欲しい工具は高確率で見つける事が出来ます。欲しいトルクドライバーを決めかねている場合、1度覗いてみると良いでしょう。

おすすめ&人気のトルクドライバーランキング

手動タイプでおすすめのトルクドライバー

東日-RTD15CN トルクドライバー (11,800円)

東日独自の技術を搭載

東日独自の技術であるトグル機構を搭載したトルクドライバーです。トグル機構によってゲイン調整が簡単になっており、部品交換が必要ありません。そのため、部品代が抑えられるのでランニングコストが優秀です。

耐久性にも優れており、長期的に使用し続ける事が出来ます。トルク調整可能となっており、0.1cN.m毎に設定が可能。全体的にしっかりとした作りをしているため、初心者から上級者まで満足できるドライバーです。

SK11-STD-600 トルクドライバー (6,700円)

手に馴染みやすく作業が捗る

グリップ部分にボリューム感があり握りやすいトルクドライバーです。ビットが10本付属しているため、作業内容に合わせて使い分けが可能。サイズ感は大きすぎる事なく、どんなシーンでも活躍できる様になっています。

トルク調節可能となっており、0.1cN.m毎に設定できます。空転式になっているため、設定したトルクに達すると空回りし過剰な締め付けを防止します。付属するビットが豊富な事もあり、様々な用途に使えるドライバーです。

カノン-CN120LTDK 空転式トルクドライバー (12,892円)

高トルクに対応可能なプロ仕様ドライバー

空転式でありながらトルク調整範囲は最大120cN.mという高トルクに対応しているドライバーです。設定したトルクをロック出来る機能が付いているため、作業中にトルクが変わる心配がありません。重量は192gと軽量で扱いやすくなっています。

ビットは2本付属しているため、ねじに合わせて交換できます。トルク精度が高いので精密な作業を必要とする場合でも問題なく対応が可能。非常に高品質であるため、プロの使用にもおすすめできるドライバーです。

東日-LTD1000CN 非空転式トルクドライバー (20,200円)

衝撃や振動を避けたい作業にぴったり

精度、耐久性に優れた非常に高品質なトルクドライバーです。非空転式なので空回りしないため、衝撃や振動を嫌う作業に適しています。そのため、センサーや光学系部品などの取り付けに使用すると性能を十分に発揮できるでしょう。

非空転式であるため高いトルクに対応しており、設定範囲は200cN.mから1000cN.mとなっています。作業中にトルクが変わらないためのロック機能も搭載。細かい精密作業と大型機の作業、どちらにも対応できるドライバーです。

カノン-CN500STDK 単能型トルクドライバー (12,998円)

作業効率を向上させる単能型ドライバー

非常に使いやすい単能型トルクドライバーです。トルク設定範囲は100cN.mから500cN.mとなっており、注文の際に設定するトルクを指定できます。ビットは2本付属してきますので付け替えて使用する事が可能です。

トルク精度が高く、精密機器の固定にも最適です。空転式ですので締め付け過ぎず繊細な作業も難なくこなせます。単能式でトルク調節が出来ないドライバーであるため、トルクを固定した状態で作業をこなしたい方におすすめです。

タスコ-TA771 絶縁トルクドライバー (17,640円)

電気製品に適した絶縁式

ビット部分以外の全てが絶縁体で出来ているトルクドライバーです。絶縁体部分は電気を発生させないため、電気製品のメンテナンスなどで大活躍。静電気も起きないのでチップ部品の取り付けなどに使用するのも良いでしょう。

トルク設定値は1.0N.mから5.0N.mとなっています。空転式のドライバーなので設定したトルクに達すると空回りし、締め付け過ぎによる破損を防止します。電気部品を多く取り扱う方であれば1本は持っておきたいドライバーです。

東日-RNTDLS120CN ポカヨケトルクドライバー (32,660円)

ポカヨケ機能で締め忘れを防止

締め付け忘れを防止するポカヨケ機能を搭載したトルクドライバーです。ポカヨケ機能とはリミットスイッチにより締め付け回数をカウントし、その回数によって絞めたねじの本数を確認する機能です。リミットスイッチは有線式になります。

トルク調整範囲は40cN.mから120cN.mとなっています。サイズや重量は標準的なドライバーと変わりないため、すぐに使用感に慣れる事が出来ます。締め忘れによるトラブルのリスクを軽減したい方はぜひ使用してみてください。

電動タイプでおすすめのトルクドライバー

Wera-トルクドライバー 4.0 (9,673円)

特殊なグリップ形状で掴みやすさアップ

楕円状にする事で掴みやすさをアップした電動トルクドライバーです。持ちやすくする事で作業中にドライバーを手放してしまうリスクを軽減してくれます。Hex-Plusという独自構造により、ねじを傷めず長命化を実現。

設定トルクは5.0N.mとなっており、調節はできません。電動でありながら価格は抑えめとなっており、初めて電動型を購入する方にも良いでしょう。電動によって作業スピードの改善を図りたい方におすすめです。

KTC-GDP-200 トルクドライバー (28,314円)

高い精度とトルク調節が魅力

電動式でありながら高いトルク精度を誇るトルクドライバーです。トルク調節も可能となっており、40cN.mから200cN.mまで設定が出来ます。設定トルクに達するとクリック感と共に約90度グリップが空転して過剰な締め付けを防ぎます。

ビットは磁気着脱式となっており、簡単に付け替える事ができます。高精度であるため、校正及び校正修理のために使用する事も可能。電動式トルクドライバーに精度と使いやすさの両方を求める方にとてもおすすめです。

東日-DU100CN 電動ユニトルク (152,300円)

仮締めから本締めまで可能な高性能ドライバー

多機能で精度の高い高品質トルクドライバーです。ねじの本数をカウントする機能や回転速度の設定ができるため、作業の精度と高速化が実現できます。ドライバーの正逆反転機能もあるため、ねじの取り外しも高速化。

電源はAC100Vから240Vまで対応可能となっています。LEDランプやブザーによって締め付け完了を知らせてくれるため、長時間の空回しを防げます。機能が多彩であり、ドライバーとしての完成度も非常に高いです。

Park Tool-ATD-1.2 アジャスタブルトルクドライバー (11,799円)

小型で扱いやすい電動式

手にすっぽり収まるほどのサイズで扱いやすいトルクドライバーです。トルク設定値は5段階あり、4.0N.mから6.0N.mまで0.5刻みで設定できます。グリップは樹脂素材が使われているため握りやすく、作業中の落下リスクを軽減してくれます。

サイズが小さいので狭い場所での作業にも使えます。ビットは交換可能であるため、作業用途に合ったビットを差し込んで使用が可能。コンパクトで使いやすさを重視したい方ならばとても満足できるドライバーです。

検査用でおすすめのトルクドライバー

TONE-DBDT3S ドライバーデジトルクセット (13,778円)

デジタル表示で数値が分かりやすい

本体に付いた大きな液晶が特徴的なトルクドライバーです。デジタル表示なので1目で数値が分かりやすく、正確な値を計測出来ます。設定したトルクに達するとブザーが鳴り、LEDが点灯するので非常に分かりやすいです。

数値の表示方法は2種類用意されています。トラックモードは数値をリアルタイムで表示、ピークモードはトルクの最大値を表示してくれます。トルク計測に特化した機能を有しており、計測機能を優先して行いたい方におすすめです。

東日-FTD400CN2S ダイヤル形トルクドライバー (15,882円)

操作が簡単なアナログ式計測器

本体に付いた大きなダイヤルによって数値を計測するトルクドライバーです。置針が標準装備されているので最大トルクを簡単に計測出来ます。左右両方の負荷方向が読み取れるため、ねじを締める時と既に締まっているねじの両方のトルクが測定可能。

トルク設定範囲は50cN.mから400cN.mとなっています。トルク精度が高いので正確な値を計測出来ます。デジタル式に比べて細かい計測は苦手ですが、すぐに使用できるため素早い計測作業が可能となっております。

カノン-N400MTDK 微小トルクドライバー (35,973円)

微小ねじの取り付けと計測が可能

小さいサイズのねじのトルク計測に適したドライバーです。数値を見るタイプではなく、トルクを調節してねじのトルクを確認していきます。ねじ締め作業にも使えるため、汎用性の高いトルクドライバーになります。

コレットチャック式を採用しているため、しっかりビットが固定されます。ビットは2本付属しているので用途に合わせて使い分ける事が可能。電子基板など小さいねじが多用されている場面で活躍するドライバーです。

杉崎計器-DID-4 トルクドライバー (97,812円)

デジタル式の多機能トルクドライバー

データの出力や表示、保存が出来るトルクドライバーです。ねじ締めカウンターを搭載しているため、ねじの締め忘れを防止してくれます。表示部一体型でありながらスマートな形状をしているため非常に使いやすくなっています。

用途としてはねじ締め作業の最終締め付けに最適。ヘッド部分が回転するのでどの角度からでも液晶の表示が確認しやすいです。他にも左右どちらにも負荷が掛けられるなど機能が豊富なため、多くの用途で性能を発揮できます。

まとめ

使用目的に合うようなトルクドライバーがおすすめ

トルクドライバーは工具のため、使用用途に合った性能の物を選ぶ事が重要です。また、高い完成度を求めるならばトルク精度にこだわる事も大事です。トルクドライバーの種類は多いため、何本も試して自分が使いやすいドライバーを探してみてください。

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