テレワークやおうち時間の増加で、家でパソコンを使用する機会が増えた方も多いのではないでしょうか。ノートパソコンで作業されている方は特に小さい画面に不便を感じることも多いのではないでしょうか。そんな方におすすめしたいのが27インチモニターです。そこで今回はおすすめの人気27インチモニターをランキング形式でご紹介します。また、27インチモニターには様々な種類があり、選び方にもポイントがあるので詳しく解説します。ぜひお気に入りの27インチモニターを見つけて、快適なパソコン環境を整えましょう。
27インチモニターの特徴
仕事やゲームを大画面でできる
ノートパソコンで作業をする際、画面サイズが小さく、作業効率が悪くなってしまうことがあります。しかし、27インチモニターを使用することで、作業効率が向上し、ストレスなく作業することができます。また、ゲームプレイや動画視聴の際にも、27インチモニターの大きい画面を使用することで、小さい画面では味わえない迫力を感じることができますよね。
複数用意すればディスプレイを拡張できる
パソコンで作業をする際に、資料を複数開きながら作業をして、メールも確認して、というように同時に多くのウィンドウを開くことは多いのではないでしょうか。そんな時に27インチモニターを使用すれば、ノートパソコンを合わせて2画面、モニターを追加すれば3画面というように同時にいくつものウィンドウを表示させることができます。このように複数モニターを使いこなすことで作業効率が大幅に向上します。
27インチモニターの大きさは?
モニターの大きさは画面の対角線の長さで決まる
モニターの大きさは画面の対角線の長さをインチという単位を用いて表します。1インチは25.4ミリメートルなので、27インチモニターの場合は、画面の対角線の長さが685.8ミリメートル。ただし、同じ27インチモニターでも、画面の横と縦の比率を変えることによって形状で種類分けをしています。
27インチモニターの種類
スクエア型
正方形に近い形状のスクエア型
画面の横と縦の比率を表すアスペクト比が4対3、もしくは5対4のスクエアモニター。正方形に近い形状が特徴です。現在一般的に用いられているワイドモニターと比べて設置スペースをとらないというメリットがあります。
スクエアモニターは同じサイズのワイドモニターと比べて縦方向に長くなります。近年の動画は、横長の画面で作成されていることが多いので、動画視聴には向いていません。しかし、文書の作成や、ブログ、ホームページの作成等は、縦長な画面で編集すると作業が楽になる場合が多いので、適していますよ。
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ワイド型
横長な形状のワイド型
アスペクト比が16対9のワイドモニター。正方形に近いスクエアモニターと比べて、長方形に近い、横長のモニターです。デジタルテレビ放送や多くの動画の規格と同一の比率となっており、それらをそのまま表示することができます。
ワイドモニターは左右に余裕があるため、複数のウィンドウを左右に同時表示をすることで、作業効率の向上を目指すことができます。特に27インチワイドモニターの場合は、A3サイズの資料を実寸で表示してもなおスペースに余裕があるので、横長の資料の作成に向いています。加えて、ワイドモニターの場合、縦置きすることで縦長のモニターとしての利用もできますので、縦長の文書の作成等にも使用できますよ。
27インチモニターの選び方
解像度で選ぶ
高解像度4Kの映像を楽しみたいなら4K対応モニター
近年多くの動画配信サービスやゲーム機等で用いられている4Kの高画質の映像を楽しみたい方には4K対応モニターがおすすめ。特に27インチモニターの大画面で見る高画質映像は美しさも迫力も段違いです。ただし、全ての映像が綺麗に映るわけではありません。自身が楽しみたい映像が4K画質の映像かどうか確認しましょう。
作業等ビジネス利用ならフルHDモニター
現在、最も主流なのがこのフルHDモニター。4K対応モニターと比較すると、画質は劣りますが、4Kのような高画質の映像は見ない、文書等の資料作成やビジネス利用がメインという方におすすめです。4K対応モニターと比べると比較的低価格な傾向にあるので、導入コストを抑えつつ、ある程度の画質も確保したいという方にぴったりなちょうど良い解像度のモニターです。
高解像度と文字の読みやすさを両立させたいならWQHDモニター
上述のフルHDと4Kの中間程度の解像度をもつWQHDモニター。一般的に、解像度が高くなるほどモニターに表示できる情報量が多くなり、4K等の高解像度になると情報量が多くなりすぎ、文字が小さくなってしまう場合があります。WQHDはフルHDと4K8Kの中間の解像度です。そのため、フルHDよりは高解像度で、4Kよりも文字が見やすいというように高解像度と見やすさとを両立することができますよ。
液晶パネルの種類で選ぶ
画像の編集や高画質映像の視聴ならIPS方式液晶パネル
液晶パネルの駆動方式のひとつであるIPS方式。電圧の調整により、液晶分子を横回転させて、バックライト光量を調整する方式です。応答速度を高くすることが難しく、素早い応答が必要なゲーム利用等ではあまり用いられていません。しかし、視野角が広いため、どの位置から見ても輝度や色の変化が少ないことが特徴なので、大画面高画質テレビモニター等で使われることが多い方式です。
動画視聴がメインならVA方式液晶パネル
液晶パネルの駆動方式のひとつであるVA方式。電圧の調整により、液晶分子を縦方向に回転させることで、水平、垂直方向に切り替えることで光量を調節する方式です。電圧がオフの場合に、光量を完全に遮断することができるため、かなり純粋な黒を表現することができます。コントラスト比を高くすることでメリハリのある映像を出力できるので、映画等の動画視聴をメインとする方におすすめですよ。
ゲーム利用がメインならTN方式液晶パネル
液晶パネルの駆動方式のひとつであるTN方式。電圧の調整により、液晶分子を多方向に向けることで、バックライトの光量を調整する方式です。応答速度が早いため、ゲーム利用等で用いられることが多くなっています。上記の二つの駆動方式と比較して、視野角が狭く、色変化や輝度変化が大きいため、動画視聴等にはあまり向いていませんが、比較的低価格なので、コストを抑えたいという方におすすめですよ。
光沢の有無で選ぶ
綺麗な映像を楽しみたいなら光沢のあるグレアタイプ
液晶に光沢のあるグレアタイプ。光沢があることにより、発色がよく、画像や映像を綺麗に見ることができます。映画等の動画の視聴や、高画質ゲームをすることが多いという方にはこのグレアタイプがおすすめですよ。ただし、光沢がある分、反射により液晶への映り込みが多く発生するので、長時間作業などでは、目が疲れやすいというデメリットがあります。長時間ディスプレイを見続けるという方よりも、比較的短時間の利用の方におすすめです。
長時間作業がメインなら光沢のないノングレアタイプ
液晶に光沢のないノングレアタイプ。グレアタイプと違って映り込みは軽減でき、長時間作業でも目が疲れにくいというメリットがあります。文書作成等の作業や、長時間の使用をする方が多いという方にはノングレアタイプがおすすめですよ。ただし、グレアタイプと比べて発色が良くないので、画像や映像を高画質で楽しみたいという方は注意が必要です。高画質の必要のない、長時間の作業等がメインの方におすすめです。
27インチモニターのおすすめブランド・メーカー
HP(エイチピー)
個人向けだけでなく法人向けにも展開するメーカー
個人向けはもちろんのこと、法人向けにも多く取り揃えているHP。安価なモデルから高画質モニターやゲーミング用モニター等幅広いラインナップが特徴です。モニターだけでなく、デスクトップPC等の取り扱いもあるので、一式揃えることを検討している方におすすめです。
BENQ(ベンキュー)
esportsの大会でも多く使用されている実績
数々のesportsの大会での利用実績があるBENQ。有名なPUBGの世界大会へのモニター提供のほか、ワールドサイバーゲームという国際的なesportsの大会の日本大会のメインスポンサーを務める等の実績があります。大会出場を目指す方や、ゲーミングモニターを探している方にはおすすめなメーカーです。
IO DATA(アイオーデータ)
石川県金沢市にて設立された老舗国内メーカー
液晶ディスプレイを販売して20年以上となる国内メーカー。国内メーカーということもあり、サポート、問い合わせのサービスも充実しています。平日だけでなく、土日も電話等での問い合わせ受付をしているということもあり、故障やトラブル、操作方法の質問等、何かあった時にも安心できますよね。
PHILIPS(フィリップス)
全ての機種で5年間の長期保証
全てのモニター、液晶ディスプレイに対して、5年間の長期製品保証を実施しているPHILIPS。故障や不具合が生じてしまった時でも、修理の際の往復送料や検査料、キャンセル料等をPHILIPSが負担してくれます。万が一のときの負担が軽減できるは嬉しいポイントですよね。
おすすめ&人気の27インチモニターランキング
4K対応でおすすめの27インチモニター
IO DATA-4Kモニター EX-LD4K271DB (39,480円)
低画質の映像も綺麗に映し出すモニター
IO DATAの4K対応27インチモニターです。映像にメリハリをつけ、鮮やかに表現するハイエンストカラー機能を搭載。動画視聴、ゲーム利用など、利用シーンに応じて予めプリセットされた10段階のモードの中から最適なモードを選ぶことができます。
4K等の高解像度モニターでDVDの映像などの低解像度動画、画像を映し出す場合、一般的にぼやけが生じてしまいます。しかし、このモニターにはそのようなぼやけを軽減する超解像技術が搭載されています。より鮮明な映像を楽しむことができますよ。
HP-4Kモニター 5ZP65AA#ABJ (37,500円)
複数デバイスの同時利用が可能
4K映像の持つポテンシャルを十分に引き出すために液晶パネルの駆動方式にIPS方式を採用されているモニター。視野角が広いことが特徴なIPS方式のため、上下左右、斜めから見ても色調等の変化が少なくなっています。美しく自然な映像を楽しむことができますよ。
背面には、HDMIポート2つとディスプレイポートを1つ搭載。これにより、パソコンとゲーム機とTVチューナーと、というように同時に3台を接続することが可能です。複数デバイスを利用するためのモニターを検討している方にはおすすめですよ。
PHILIPS-4Kモニター 278E1A/11 (38,280円)
PHILIPSの嬉しい5年保証付きモニター
用途に合わせたモードが設定されているモニター。長時間の作業時には、ブルーライトをカットするローブルーモード、ゲームプレイ時にはSmart Imageゲームモードというようなモードの切り替えができます。複数の用途での利用を想定されたモニターです。
さらに、Philips特有の5年間フル保証。これには本体や液晶パネル、バックライト、ケーブル、送料が保証に含まれており、さらに検査料、キャンセル料も発生しません。長期での利用を想定している方には特におすすめの27インチモニターです。
LG-4Kモニター 27UK850-W (65,326円)
高い拡張性が特徴的なモニター
映像の高画質化を実現するHDR10対応のモニター。従来のモニターと比べてあらゆる映像がよりリアルに再現されています。また従来のモニターでは色の識別が困難であった暗い部分でも、きめ細やかな映像を描写することができるモニターです。
USB TypeCポートが標準搭載されています。データの転送だけでなく、映像、音声データの転送、他機器の充電にも対応しています。スマートフォンや携帯ゲーム機をはじめ、USB TypeCを採用するメーカーが増えてきた中、標準でUSB TypeCポートが搭載されているのは便利ですよ。
フルHDでおすすめの27インチモニター
acer-フルHDモニター SA270Abmi (16,480円)
目の疲れを軽減する工夫が施されたモニター
液晶パネルの駆動方式にIPS方式が採用されているモニター。上下左右視野角が広いことが特徴です。また、液晶パネル周りのフレームをなくしたゼロフレームデザインを使用しているため、より画面を広く感じることができます。
フリッカーレステクノロジーという眼精疲労を引き起こす要因であるフリッカー現象を抑制する技術を搭載。加えて、目の疲れの原因となるブルーライトの透過率を調整できる機能も搭載されています。通常のモニターに比べて、長時間の作業による目の疲れを軽減する工夫がされていますよ。
HP – フルHDモニター 3KS64AA#ABJ (16,500円)
省スペースかつ高いデザイン性が特徴的なモニター
薄型のパネルとスリムなアルミニウムのスタンドが特徴のモニター。設置スペースを大きく必要としないのが嬉しいポイントです。一般的に黒いモニターが多い中、ホワイトを基調としたデザインとなっており、自室のインテリアに合わせて選ぶことができますよ。
視野角の広いIPS方式を採用している液晶モニターであるとともに、液晶パネルのモニターの周りのフレームを少なくしたマイクロエッジを採用しています。デュアルディスプレイ使用の際の隙間等を少なくする工夫がされています。デュアルディスプレイやマルチモニターで使用する際に、まるでひとつのディスプレイのように集中することができますよ。
IRIS OHYAMA-フルHDモニター ILD-A27FHD-B (16,800円)
綺麗な映像を楽しめるモニター
液晶パネルの駆動方式としてVAパネルが採用されているモニター。コントラストが高いことが特徴です。明暗の違いがはっきりと表現され、映像の奥行きや深みをより感じられることができます。
光沢のないアンチグレアタイプの液晶パネルのため、映り込みが少なく、目が疲れにくいモニターです。加えて、目の疲れの原因の一つであるブルーライトをカットするアイセイバーモードを搭載。長時間の作業等の使用を想定している方におすすめですよ。
BENQ-フルHDモニター GW2780 (19,546円)
見た目が美しくすっきりとしたモニター
シンプルで美しいことが追求されているモニター。モニタースタンド背面にケーブル収納スペースが搭載されているというようなデザインでの工夫がされています。デスク周りをすっきりさせたいという方にはおすすめですよ。
映像をより美しく見せる工夫として、ブライトネスインテリジェンステクノロジーを搭載。これにより、映し出されるコンテンツの輝度を検知して、明るい部分は明るいまま映し出し、暗い部分は輝度を上げることができます。メリハリのある、鮮明な映像を楽しむことができますよ。
iiyama-フルHDモニター XB2783HSU-B3C (29,800円)
自分好みの調節が可能なモニター
液晶パネルの駆動方式がVA方式から改良されたAMVA+方式を採用されたモニター。通常のVA方式より一層純粋な黒を映し出すことができます。色表現がリアルで、メリハリのある映像表現を可能にしています。
さらに、多機能スタンドが標準搭載。高さを調節する昇降機能や前後の角度を調整するチルト機能、縦横90度回転できるピボット機能、左右の各同調節が可能なスウィービル機能を搭載しています。自身の使用用途や環境に合わせた調整が可能ですよ。
ゲーミングモニターとしておすすめの27インチモニター
acer-フルHDゲーミングモニター 27ML2bmix (20,480円)
応答速度の高いゲーミングモニター
応答速度が1msと通常のモニターと比べて高速なモニターです。動画再生時の残像を軽減することができます。残像が少ないことで、ゲーム時や動画視聴時の動きの速いシーンでも滑らかに感じることができますよ。
さらに映像が滑らかに見えるように、AMD Radeon FreeSyncを搭載。これにより、画面のカクツキを抑制し、表示遅延や待ち時間を低減することができます。オンラインゲーム等、スピードやスムーズさが求められる場面での利用におすすめですよ。
プリンストン-フルHDゲーミングモニター PTFGFA-27C (28,980円)
世界観に没頭できる曲面液晶パネル
液晶パネルが視界を包み込むようにカーブしている曲面液晶パネルを採用しています。視点から画面の中央、画面の端までの距離が均等になるような工夫がされています。映像の中の世界に没頭することができますよ。
リフレッシュノートは144Hzと通常の60Hzのモニターと比べて書き換えスピードが2倍以上。これにより、60Hzでは描画しきれなかったフレームも描画され、より滑らかな映像表示ができます。FPSモードやRTSモードなど、プレイするゲームに応じたモード設定の変更をすることで、より快適なゲームプレイが可能となりますよ。
ASUS-WQHDゲーミングモニター VG27AQ (51,636円)
高速リフレッシュノートで滑らかな映像を楽しめるゲーミングモニター
フルHDのゲーミングモニターと比べて、解像度が高いゲーミングモニター。表示できる情報量が多くなっているので、よりきめ細やかな映像を楽しむことができます。また映像が綺麗に見えることから、フルHDモニターと比べて目が疲れにくく、長時間のゲームプレイにもおすすめですよ。
リフレッシュノートは165Hzと超高速。かつ、画面のブレやズレなどのティアリングを軽減するための技術が組み込まれており、高フレームノートの映像を維持することができます。FPSやレースゲームなど、画面の滑らかさが求められるゲームの利用を検討している方は特におすすめですよ。
BENQ-WQHDゲーミングモニター EX2780Q (51,916円)
きめ細やかな映像が特徴的なゲーミングモニター
10ビットカラーIPSパネルが採用されています。これにより、10億7000万以上の色表現が可能。これにより、画面はクリアに保たれ、明るい部分はもちろんのこと、暗い部分でも鮮明な色表現を感じることができます。
通常のモニターが採用している、HDMIやディスプレイポートとあわせて、USB TypeCを搭載。デバイスの幅がさらに広がりますよね。また、スピーカーは2.1チャンネルのものを標準搭載されています。追加でスピーカーを買わなくても、迫力のサウンドを楽しむことができますね。
27インチモニターの適切な利用距離は?
約80cmから100cmがおすすめ
モニターに限らず、テレビでも同じことが言えるのですが、視点とモニターの適切な距離は、画面の縦の長さもしくは短編の約3倍の距離が目安となります。ですので、27インチモニターの場合、画面の縦の長さが30cm程度だとすると、大体80cmから100cmの範囲が一般的に快適な距離です。ただし、使用用途や個人の視力の良し悪しにもよって、見やすい距離は変わってきますので、自身に合った距離感で利用することが大切ですよ。
まとめ
使用用途に合った27インチモニターがおすすめ
モニターの使用用途には大きく3種類あります。ビジネスにおける文書作成などの長時間作業、映像や画像を視聴または編集、ゲームプレイの3種類です。それぞれにおいて求められる性能は大きく異なりますので、各目的に合わせた適切な27インチモニターを選ぶことが大切ですので、皆さんも自分に合った27インチモニターを選定してくださいね。