おうち時間に映画やドラマを見るなら、大きな画面のテレビで見たいという方は多いかもしれません。ただ、1人暮らしやコンパクトな自室に置く場合、過度に大きいテレビは場所を取る可能性も。そこで、この記事ではコンパクトサイズの部屋に合うおすすめの43インチテレビをランキング形式でご紹介します。適切な視聴距離や4K対応テレビにも触れるので、自分の住まいに合うお気に入りの43インチテレビを見つけてくださいね。
43インチテレビの特徴
4畳半から6畳の部屋に合う
43インチテレビは4畳半から6畳の部屋に適し、80センチほど離れて見ると良いといわれています。さらに解像度によっても視聴目安距離は異なり、4Kテレビで約75センチ、フルハイビジョンテレビで約150センチほど。同じ43インチテレビでも、視聴する位置には注意が必要です。
場所を取り過ぎず迫力満点の映像を楽しめる
テレビを購入する際、気になるのが寸法ですよね。43インチテレビなら部屋の広さを残しつつ、迫力ある映像を楽しめます。ドラマや映画はもちろん、スポーツ中継の臨場感も増し、まるで実際にフィールドに居るかのような迫力が感じられるでしょう。
43インチテレビの種類
フルハイビジョンテレビ
50インチ以下を想定した美しい画質が魅力
フルハイビジョンテレビの解像度は200万画素ほど。地上デジタル放送などに広く用いられ、4Kテレビに対応して2Kと呼ばれることもあります。価格は4Kテレビよりも比較的安いため、安さも迫力ある映像も譲れないという方に最適。
フルハイビジョンテレビは50インチ以下を想定しています。画面が小さければ映像の美しさは4Kとそれほど変わりなく、普段使いには十分でしょう。メインのテレビとしてはもちろん、自室用やゲーム用のセカンドテレビにもおすすめです。
4Kテレビ
実際にその場にいるような臨場感やリアルさが特徴
4Kテレビは800万画素ほどで、フルハイビジョンテレビの4倍近い解像度を持ちます。映像は非常に美しく、実際にその場にいるようなリアルさが魅力。視聴目安距離が短いため、コンパクトな部屋に住んでいる方でも適切な視聴距離を保てます。
価格はハイビジョンテレビと比較すると、やや高め。しかし、4Kテレビの普及に伴って徐々に低価格化しつつあります。4Kテレビは普段からよくテレビを視聴する方や、映画館のように臨場感溢れる映像を自宅で楽しみたい方におすすめ。
43インチテレビの選び方
ディスプレイで選ぶ
液晶テレビは価格が安く長時間の視聴向き
液晶テレビはバックライト方式で、薄型テレビでも厚みと重さがあります。価格は有機ELテレビよりリーズナブル。寿命は6万時間と長いため、テレビの視聴時間が長い方におすすめです。その他にも焼き付けを起こしにくく、有機ELテレビよりも電気代が抑えられるなどのメリットも。ただ、黒色の再現度や多方向からの画面の見やすさは、有機ELテレビが勝ります。
HDD機能の内容で選ぶ
ダブルチューナー以上搭載なら視聴と録画が同時にできる
テレビにはハードディスクドライブと呼ばれる記憶装置付きのものがあります。外付けレコーダーを購入する必要がなく、テレビ周りがすっきりするのがメリット。ダブルチューナー以上を搭載した43インチテレビなら、視聴と同時に裏番組の録画が可能で、見たい番組を見逃す心配がありません。ドラマなどを複数見ることが多い方や、テレビを家族で共有している方に最適。
Blu-rayレコーダー内蔵なら録画したものを別媒体で見られる
Blu-rayレコーダーを内蔵した43インチテレビなら、録画した番組をBlu-rayディスクに残すことが可能。後々テレビを買い替える際も、ディスクに残せば別媒体で視聴できます。録画したディスク以外の視聴も可能なので、レンタルビデオを観る機会が多い方にもおすすめ。Blu-rayレコーダー内蔵テレビは少し高いものの、外付けチューナーの購入や配線の手間を考えると、コストパフォーマンスは悪くありません。
映像の性能で選ぶ
速い動きでもぼやけず美しい倍速機能付き
テレビの映像は通常1秒60コマですが、倍速機能付きなら1秒120コマに。コマとコマの間を補完することで残像感を減らし、映像を滑らかします。素早い動きでもぼやけずクリアに見えるため、スポーツやカーレース観戦におすすめ。ただ、倍速機能はコマを増やす処理を施す分、反応が遅くなりがちです。素早い反応が必要なゲームには不向きなので、ゲーム時は倍速機能をオフにしましょう。
4K未満の映像を4Kのように補正するアップコンバート機能付き
4Kテレビが備えるアップコンバート機能は、フルハイビジョンの映像を4Kのようにグレードアップします。これによって、4K以外の映像でも綺麗に見ることが可能。地上デジタル放送はフルハイビジョンのまま放送予定で、4K放送が広く普及していないからこそ必要な機能といえるでしょう。綺麗さはBDに劣るものの、DVDもアップコンバートできますよ。
便利さで選ぶ
壁掛けができるものなら部屋を広く使える
薄くて軽い43インチテレビなら、壁に掛けることができます。テレビ台が必要なく、空間を有効活用できるのがメリット。ある程度の高さに設置すれば、小さな子供がいる家庭でも安心です。地震対策にもおすすめで、壁が崩れない限りテレビが倒れる心配がありません。ただ、工事の際に壁に穴を開けるため、賃貸の場合は注意が必要。自由に部屋のアレンジができる持ち家に住んでいる方におすすめです。
インターネットに接続可能ならYoutubeやネット動画が見やすい
インターネット接続可能なら、YouTubeやネット動画がテレビ画面で楽しめます。スマートフォンやパソコンの小さな画面では、ドラマや映画の迫力が半減しがち。テレビの大きな画面で見られれば、作品の世界観により一層入り込めるでしょう。また、インターネットに接続すれば、家庭内の別の部屋で録画した番組を見ることも可能ですよ。
43インチテレビのおすすめブランド・メーカー
SONY(ソニー)
ゲームやサウンド関連に強いメーカー
東京都港区に本社を構えるソニー。ネットワークサービスやサウンド系に力を入れており、テレビにも無線LANを内蔵しています。YouTubeやNetflix対応で、大画面で動画を楽しむことが可能です。
SHARP(シャープ)
電気機器を中心に製造販売を行う会社
大阪府堺市に本社を持つシャープ。電子機器の製造販売を手掛けるメーカーで、テレビには音声検索など便利な機能が備わっています。AIが個々の好みからおすすめ番組を探すなど、ユニークな機能も搭載。
アイリスオーヤマ
シンプルさが魅力の生活用品を手掛けるメーカー
宮城県仙台市に本社を置くアイリスオーヤマ。家電から食品まで幅広く手掛ける会社で、無駄な機能を省いた家電の使いやすさは抜群です。テレビにはダブルチューナーを搭載し、音質にもこだわっています。
maxzen(マクスゼン)
リーズナブルな家電の販売や開発を行う会社
東京都江東区に本社があるマクスゼン。カメラ商材などを扱うメーカーで、製造を手掛けるテレビはリーズナブルさが魅力です。フレームをスリム化し、インテリアに馴染みやすいテレビを作り上げました。
Panasonic(パナソニック)
家庭からオフィスまであらゆる空間で使える家電を製造するメーカー
大阪府門真市に位置するパナソニック。幅広いシーンに対応した家電が特徴で、テレビには転倒防止スタンドを採用するなど細かな配慮が成されています。音の迫力にもこだわり、立体的なサウンドが魅力です。
TOSHIBA(東芝)
先進のデジタル技術を駆使した家電の製造開発を行う会社
東京都港区に本社を構える東芝。豊富な経験と知識から生み出される家電は人気が高く、AIが画質を調整するなどテレビにも先進技術が取り入れられています。インターネットにも対応しており、幅広いシーンで使うことが可能です。
おすすめ&人気の43インチテレビランキング
解像度の高さでおすすめの43インチテレビ
maxzen-4K対応テレビ (33,800円)
液晶テレビが苦手な黒色の表現度が高くコントラストが美しい
直下型バックライトを搭載した液晶テレビは明るく、色ムラを最小限に抑えます。ダブルチューナーを搭載しており、裏番組の録画も可能。自動削除機能が付いているので、容量オーバーによる録り逃しを防げます。
ゲームモードはタイムラグが短く、素早い反応が必要なゲームでも安心。映像のコントラストが鮮やかで、引き込まれるような映像美を実現しました。使いやすさにこだわったリモコン付きで、機械が苦手な方でも簡単に操作できます。
アイリスオーヤマ-LUCA (38,800円)
応答速度が速くスピード感のある映像が綺麗に視聴できる
ダブルチューナーを搭載した液晶テレビは、直下型バックライトでメリハリのある映像が楽しめます。フレームを極限まで薄くしたことで、部屋のインテリアとの相性は抜群。部屋にあまり生活感を出したくない方におすすめです。
液晶テレビは見る角度によって映像の美しさが変わるという弱点があったものの、IPSパネルを採用することでデメリットを解消。さまざまな角度からの視聴でも美しく見えます。リビングなど、多方向から視聴する際にぴったり。
SHARP-AQUOS (110,800円)
倍速技術で素早い動きもくっきり
色彩表現を高めるリッチカラーテクノロジーや、明暗をクリアにするスマートアクティブコントラストを搭載した43インチテレビ。映像の美しさをとことん追求しました。パネルには、黒の表現を高めるN-Blackパネルを採用しています。
消費電力を抑えつつ、画面の明るさを保つ機能も搭載。43インチとやや大きめテレビでも、電気代を極力抑えます。YouTubeなどのインターネット動画も視聴可能で、AIが好みに合わせた番組をお知らせする機能も付いていますよ。
東芝-REGZA (84,959円)
インターネット動画も綺麗に見られるネット画像ビューティー機能付き
4K放送も地上デジタル放送も、綺麗に見られる技術を搭載。ノイズを抑制することで、くっきりと動きのある映像を提供します。明るいシーンでも肌色がとばない美肌リアライザー機能もあるため、ドラマをよく見る方にぴったり。
映像の綺麗さだけではなく速さにもこだわっており、瞬速ゲームモードで遅延時間を短縮。素早さを必要とする格闘ゲームも、高画質なまま楽しめます。低音も高音も耳馴染みが良く、クリアで迫力ある音質も魅力です。
aiwa-43インチテレビ (48,800円)
フロントスピーカーで音がこもらずクリア
4K放送に対応しており、ダブルチューナー搭載で裏番組録画も可能です。繊細な明暗表現が可能なハイダイナミックレンジにも対応。これによって映像の明暗が明確になり、肉眼で見たような美しさを再現します。
音域や音の厚みにもこだわり、スピーカーを前部分に持ってくることで音に立体感を持たせました。サウンドバー要らずで、迫力ある音を楽しめますよ。IPSパネル使用でさまざまな方向からの視聴も美しく、リビング用にぴったり。
HDD機能内蔵でおすすめの43インチテレビ
アイリスオーヤマ-Fiona (71,280円)
4Kチューナー搭載で外付け要らず
トリプルチューナーを搭載した43インチテレビ。2番組録画しながら別チャンネルを視聴できるため、家族が多くても安心です。価格は高めなものの、4Kチューナーを買い足すことを考えると、コストパフォーマンスは悪くないでしょう。
テレビが自動で明るさや色合いを調整する適応型高画質エンジンを採用。ダイナミクスを選べば、音量も自動で調節します。録画対応テレビではあるものの録画機能自体はついていないため、外付けHDDが必要ですよ。
アイリスオーヤマ-LUCA チューナー内蔵(64,801円)
大画面でも消費電力が抑えられる43インチテレビ
4Kチューナーを内蔵した43インチテレビなら、テレビだけで4K放送を視聴できます。さらに、トリプルチューナー搭載で、ダブル録画しつつ別番組を見ることも可能。画面全体が均等な明るさを保てる直下型バックライトを採用しています。
色のコントラストが鮮やかで、暗いシーンでも明暗をはっきり表現。肌質や素材感が鮮明に伝わり、目の前で体感しているようなリアルさがあります。音質のリアルさにもこだわっているので、音楽番組をよく視聴する方にぴったり。
Panasonic-VIERA (172,800円)
テレビのみで録画が完結する
HDDとBDドライブを内蔵した43インチテレビ。4Kレコーダーも搭載されているため、4Kの視聴も録画も1台で完結します。録画した番組をディスクにダビングすることも可能。余計な配線が要らず、テレビ周りがすっきり。
機械が苦手だと、機能増加による操作性が気になりますよね。番組の予約や録画が簡単にできるようホーム画面に工夫がなされているため、難しい操作は必要ありません。また、デカ文字番組表を選べば、録画時の画面の見やすさも抜群です。
利便性の高さでおすすめの43インチテレビ
Hisense-43インチテレビ (39,900円)
パソコンやゲーム機など1度に4つの機器がつなげる
4K対応の液晶テレビにはアップコンバート機能付き。フルハイビジョンの映像も、4Kに近い綺麗な画質で視聴できます。また、純度の高い黒色を再現できるVAパネルを使用。くっきりと鮮明な映像を楽しめます。
サウンドにもこだわり、映画館のような奥行と迫力ある音を実現。音がクリアに聞こえるため、雑音が多くても聞き取りやすく、世界観にのめり込めます。映像の綺麗さにもサウンドの質にもこだわりたいなら、おすすめの1台です。
simplus-43インチテレビ (29,800円)
無駄を省いたリーズナブルさが魅力
IPSパネルや直下型バックライトを用いた43インチテレビ。4K非対応なものの、フルハイビジョンなので地上デジタル放送を見る分には問題ありません。ダブルチューナー搭載。必要最低限の機能にすることで、コストを抑えています。
本体の厚さは78ミリほどで、壁掛けに対応。機能性のシンプルさや空間を有効活用できることから、自室や子供部屋に置くセカンドテレビにおすすめです。応答速度や音質にもこだわっているため、ゲーム用にもぴったり。
SONY-BRAVIA (89,999円)
テレビ付属のスピーカーだけで立体的な音を体感できる
普段見ている番組を美しく変換するアップコンバート機能付き。色の微細な違いを表現するトリルミナスディスプレイを採用し、肉眼で見たような鮮やかさを再現しました。海や木々など、大自然の繊細な色味も忠実に再現します。
インターネット動画をワンタッチで起動できるボタンを搭載。複雑な操作が苦手な方でも、簡単にYouTubeなどを視聴できます。音声検索に対応しているため、録画した番組が溜まっていても簡単に検索可能です。
LG-43インチテレビ (74,800円)
AI技術を搭載したハイテクな43インチテレビ
4Kチューナーを内蔵しているため、外付けなしで4K放送を見られます。AI技術が多く盛り込まれており、電源のオンオフや音量調整が声で操作可能。映像の分野を解析し、3つのサウンドから最適な音を自動で選んで設定します。
ゲームモードでも映像の美しさは高く、白飛びなどを軽減。信号を高速処理することで、遅延を抑えます。スポーツ好きな方におすすめなのは、スポーツアラーム機能。好きなチームの試合を見逃す心配がありません。
Hisense-43インチテレビ (69,800円)
ノイズを処理した映像の滑らかな質感が魅力
4Kチューナー内蔵の液晶テレビは、2画面表示に対応。気になる番組を横並びにして視聴できます。ワイドビューアングルに設定すれば、正面以外から視聴しても美しさを維持。大人数が集まる家族団らんの場におすすめです。
スマートスピーカーと連携させれば、チャンネル変更や電源のオンオフが音声で操作可能。もちろん、YouTubeなどの動画配信サービスにも対応しています。低遅延ゲームモードも搭載しているので、幅広い世代の方におすすめ。
まとめ
ダブルチューナー以上でリーズナブルな43インチテレビがおすすめ
程良いサイズ感で迫力ある映像を楽しめる43インチテレビ。4K放送や音声検索対応など、機能はさまざまです。番組をよく録画するならトリプルチューナー、ゲームをする機会が多いならゲームモードを搭載したテレビがおすすめ。リーズナブルなものなら、自室用のセカンドテレビにも最適です。機能性やコストを考慮し、お気に入りの43インチテレビを見つけてくださいね。