おすすめの介護用マットレス人気比較ランキング!【フランスベッドも】

介護が必要な方にとって、マットレス選びはとても大切なことです。なぜなら、その方に合った硬さや機能を選ぶ必要があるからです。ですが、硬さや機能は種類によって様々で、どのマットレスがいいのか悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。そこで今回は、介護マットレスの種類や選び方のポイントと一緒に、おすすめの介護マットレスをランキング形式で紹介していきます。身体の状態に合わせた介護マットレスを見つけて、介護する側も介護される側も快適に過ごしてくださいね。

介護用マットレスの特徴

介護負担を軽減しやすい

介護が必要となった方は、普通のマットレスや布団では寝起きが難しくなることがあります。寝起きが難しくなると、介護の量も増え、介護する側もされる側も負担が増えてしまうでしょう。介護用マットレスは普通のマットレスでの寝起きが難しくなった方や、寝たきりの方のことを考慮して作られているため、介護の負担を軽減しやすいという特徴があります。

床ずれを起こしにくい

床ずれとは褥瘡とも呼ばれ、体重で圧迫されることで血流が悪くなり、皮膚がただれたり傷になったりすることをいいます。健康な方でも同じ体勢で2時間寝ていると床ずれになると言われており、肌の弱い高齢の方は特に注意が必要です。介護用マットレスは、適度な硬さで寝返りをしやすくしたり、体圧を分散させたりすることで床ずれを起こしにくくすることができます。

介護用マットレスの種類

一般用マットレス

適度な硬さで身体の動きをサポート

一般用マットレスは、普通のマットレスのようなスプリング式やポリエステル素材のもの、ウレタン素材のものなどがあります。マットレスの厚さは10cm前後と薄めで、硬さは体圧分散マットレスに比べると硬め。薄くて硬いことで、寝返りをしようとマットレスに手をついても、マットレスが必要以上に沈み込まないため寝返りのしやすさがあります。

また、ベッドの端に座ることが多い方にも適しています。マットレスが柔らかいと、ベッドの端に座った際にずり落ちてしまうことがあります。ベッドからのずり落ちは大腿骨警部骨折などの原因になることもあるので、ベッドの端に座ることが多い方は、適度な硬さがある一般用マットレスをチェックしてみてください。

体圧分散マットレス

床ずれを予防しやすい

体圧分散マットレスには、ウレタン素材のものや、空気で膨らませるエアマットなどがあります。マットレスの厚さは15cm前後で、柔らかめなことが特徴です。寝返りが難しい方でも、マットレスが体圧を分散、同じ体勢で寝ていても床ずれが出来にくいのがメリットです。

ボディメカニクスという、介護される方の身体に介護する方の身体を密着させることで、最小限の力で被介護者の身体を動かすための介護スキルがあります。寝返りなどの際に使うと、互いの負担が少なくとても便利なスキルです。マットレスが柔らかいと、介護される方の身体の下に手を入れやすく、ボディメカニクスを活用しやすくなる効果にも期待できますよ。

介護用マットレスの選び方

身体の状態で選ぶ

自分で寝起きできるならスプリング式がおすすめ

自分で寝起きできる方の動きをサポートするためには、硬めのマットレスがおすすめです。柔らかいマットレスだと、身体を支えようと手をついた時に沈み込み、うまく起き上がれないことがあるためです。ADLの低下を防ぐためにも、硬めのマットレスでサポートするといいですね。

車いすへの移乗介助が必要ならウレタン製がおすすめ

ベッドから車いすに乗り移る際に介護の手が必要な方にはウレタン製のマットレスがおすすめです。ウレタン製のマットレスは高いフィット感があり、ベッドに腰かけた姿勢でも安定しやすいからです。またウレタン製のマットレスには低反発と高反発がありますが、寝心地重視なら低反発、寝返りのしやすさ重視なら高反発を選ぶのがおすすめですよ。

寝たきりならエアマットがおすすめ

エアマットとは、介護される方の体重に合わせて空気圧を調整できるマットレスのことです。専用のコントローラーが付属しているマットレスがほとんどで、体重を入力することで、体圧分散に最適な空気圧にオートで調整してくれます。体位交換の頻度を抑えることができるため、介護負担を軽減することもできるでしょう。

介護する側の使い勝手で選ぶ

撥水加工されていればお手入れしやすい

排尿のコントロールが難しい方の場合、マットレスを尿で汚してしまうことがあります。そういった方には撥水加工されたマットレスがおすすめです。マットレスに尿などが染み込まず、清潔な状態を維持しやすいからです。中には抗菌、防臭などの機能があるマットレスもあるので、尿でマットレスが汚れることで悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。

寝返り機能付きなら体位交換の負担を軽減できる

優れた体圧分散性のあるエアマットでも、定時ごとの体位交換は必要です。そのため、夜間も数時間おきに起きて体位交換をしている、という方もいるのではないでしょうか。そんな方には寝返り機能付きのエアマットがおすすめです。寝返り機能付きのエアマットなら、時間ごとにオートで左右に体位交換してくれるので、夜に何度も起きる必要がなくなりますよ。

リバーシブルタイプなら身体機能の変化に合わせやすい

リバーシブルマットレスとは、表は硬くて裏は柔らかいといったように、1枚で2つの硬さがあるマットレスのことを言います。表と裏で硬さが違うことで、自力で寝起きができる状態の方と、車いすなどへの移乗介助が必要な方のどちらにも対応することができます。入院前後での身体機能の変化にも対応できるので、もしもの時も安心でしょう。

介護用マットレスのおすすめブランド・メーカー

モルテン

大学との共同研究で高品質のマットレスを開発

モルテンはスポーツ用のボールを製造していることで有名なメーカーです。介護用マットレスは、医療と福祉機器部門で開発されており、東京大学などの研究機関と連携して高品質な製品を開発しています。自力で寝起きできる方向けから寝たきりの方向けまで幅広いラインナップがあります。

フランスベッド

ベッドの有名総合メーカー

フランスベッドは、独自に設けたFES規格による厳しい検査によって、高品質な寝具を製造しているメーカーです。優れた体圧分散性や、日本の風土に合った通気性が特徴で、フランスベッド製マットレスの寝心地の良さには定評があります。寝心地重視の方におすすめのメーカーですね。

パラマウントベッド

医療用ベッドのパイオニア

パラマウントベッドは、日本で初めて頭や脚の角度調整機能がついたベッドを開発した、医療用ベッドのパイオニアメーカーです。電動ベッドの開発に伴って、電動ベッドに適したマットレスの開発など、介護用マットレスに関する経験が多いことも特徴ですね。これまでの知識と経験を活かしたパラマウントベッドの介護マットレスは、確かな性能を兼ね備えています。

ケープ

床ずれ防止用具の専門メーカー

ケープは体位交換時に使用するポジショニングピローなど、褥瘡予防に特化した製品を販売しているメーカーです。介護マットレスは、エアマットを中心に開発をすすめ、自動体位交換機能付きのエアマットなどを販売。褥瘡ができてしまった方にも対応できる、高い体圧分散性のあるエアマットは高い評価を得ています。

おすすめ&人気の介護用ベッドランキング

一般用マットレスでおすすめの介護用マットレス

フランスベッド-ラ・ドゥーゼム (24,800円)

縁が落ち込まないから端座位も安心

ベッドの端に座る時、ベッドが落ち込むとずり落ちのリスクが高くなります。ですが、こちらのマットレスの周囲はコールドフォームで強化されているので安心です。エッジサポートというフランスベッド独自の技術で、端が落ち込まないので、車椅子への移乗の際などにベッドに腰かけても安心です。

また寝心地がいいのもこちらのマットレスの特徴です。ポケットコイルが使用されていて、横たわるとスプリングが荷重に応じて沈み込むので身体にもフィットします。ベッドの寝心地がいいと、より質のいい睡眠をとることができますよ。

フランスベッド-イーゼルRX (29,700円)

電動ベッド対応のスプリングマットレス

こちらは、薄型のスプリングを使用することで電動ベッドのリクライニング機能に対応したマットレスです。薄型のスプリングと聞くと、寝心地に不安がある方もいるでしょう。ですが、身体を面で支えられる高密度連続スプリングを採用することで、高いクッション性が確保されているため安心です。

一般的なスプリングマットレスの場合、身体の重い部分が沈み込むため、寝返りしにくくなることがあります。ですが、高密度連続スプリングは広い面積で身体を支えることで、身体の重い部分も沈み込みにくいという特徴があります。自力での寝返りもサポートすることができるでしょう。

フランスベッド-RX-HU-01PWハード (126,500円)

ヘッドアップ機能対応で細かい分割もなめらか

こちらは、電動ベッドのより細かい動きに対応できることが特徴のマットレスです。頭や脚などのギャッジアップする時も、高密度連続スプリングマイクロによって、なめらかに曲がります。そのため、より楽な姿勢で過ごすこともできるでしょう。

寝心地が硬めなので、体重のある方がマットレスに手をついても、マットレスが沈みにくいでしょう。そのため、寝返りや寝起きの動作のサポート性があると言えます。沈みにくい電動ベッド対応マットレスを探している方におすすめです。

体圧分散マットレスでおすすめの介護用マットレス

パラマウントベッド-プレグラーマットレス (23,716円)

ほどよいクッション性で快適

ポリエステル製の繊維が使われており、適度な柔軟さと剛性があることで身体が不自然に沈み込みを防いでくれます。耐久性もあるので、寝心地も長続きするでしょう。また表裏前後を入れ替えても使えるので、定期的に入れ替えれば、快適な寝心地がさらに長持ちします。

抗菌加工がされていて、MRSA、真菌類などの繁殖を防いでくれるため、感染予防の効果や不快な臭いを抑える効果に期待できます。また見た目の汚れが気になったら丸洗いできるのもポイントです。通気性に優れているので、気になったら手軽に洗うことができてとても衛生的に使えますよ。

モルテン-ナッキー (64,500円)

3層ウレタンで体圧分散性能に優れる

こちらのマットレスは、寝心地に優れる上部層と、沈み込みを防ぐ中間層、荷重が集中した際の底つき感を軽減する下部層の3層構造が特徴です。性質の異なるウレタンフォームを使うことで、寝心地の良さと優れた体圧分散性能を兼ね備えています。特殊なウレタンフォームを使用しているので、体圧分散性能が長続きするのも嬉しいポイントです。

マットレスカバーは防水で、汚れも手軽に拭き取ることができます。さらに、カバーは取り外せば洗濯することもできるので、拭いただけでは落ちにくい汚れが付着しても安心です。寝心地のいい体圧分散マットレスを探している方におすすめです。

ケープ-ラグーナ (142,000円)

自動で体位を交換してくれる介護用マットレス

15分間隔で体位交換をオートでしてくれるのがこちらのマットレスです。骨盤を中心とした小さな体位交換を繰り返してくれるので、介護する側の負担を減らすことができます。また体位交換の動きを小さくすることで、介護される側の眠りを妨げません。

またギャッジアップ角度を検知してくれるセンサーも優秀です。ギャッジアップ角度に応じて、マットレスの動きと柔らかさを自動で調整してくれます。介護する側、される側のどちらにも優しい自動体位交換マットレスをぜひお試しください。

モルテン-ナッソー (85,999円)

スライド構造でギャッジアップ時の苦しさを軽減

こちらは3層構造のウレタンフォームがスライドすることが特徴の介護用マットレスです。スライドによって、ギャッジアップした時の、背中を押さえ込むような圧を軽減。ギャッジアップで起き上がった姿勢で、より楽に過ごすことができます。

また中間層の両端にはかためのウレタンフォームを設けてあります。そのため端座位も安定しやすく、ずり落ちのリスクも軽減できるのです。ギャッジアップした時の不快度が小さくなれば、きっと食事もよりおいしくなりますよ。

パラマウントベッド-ここちあ利楽 (111,000円)

体重を検知して自動で調圧してくれる

エアマットの調圧には、体重の入力が必要なことがあります。ですが、寝たきりの方の体重を測るのはなかなか難しいですよね。こちらのエアマットなら、体重を検知してくれるので、体重がわからなくても安心です。20kgから138kgまでの体重を自動で検知、検知した体重をもとに14段階のかたさに自動で調圧してくれます。

また体型を検知するセンサーがついているのもポイントです。背中が丸い、拘縮がある、骨ばっている部位があるなど、体型の特徴を検知して沈み込みすぎないように調整してくれます。さらに、それらの機能はスイッチを入れるだけで作動してくれるので、とてもお手軽ですよ。

モルテン-プライムレボ (78,700円)

縦横の圧切り替えで最適な床ずれ対策を実現

こちらは、上層と下層の2層構造になったエアマットです。上層は縦方向と横方向の圧切り替えを同時に行うことで、同じところに圧がかかり続けることを防いでくれます。下層は常に膨らんでいる状態で、沈み込みを防止。快適さと機能性を兼ね備えていると言えるでしょう。

また圧切替型と静止型の2パターンのモード切り替えが可能なこともポイントです。圧切替型は除圧効果が高くて床ずれのリスクが高い方向けで、静止型は体圧分散性能に優れて拘縮などがある方に向いています。使う方の状態に合わせてワンタッチで切り替えができてとても便利ですよ。

グローバル産業-ドクターケアDX防水タイプ (82,500円)

床ずれができやすい仙骨部をカバー

床ずれのメカニズムは、毛細血管に高い圧力が加わり続けることで血流が悪化し、皮膚に血が通わなくなると壊死してしまうというものです。毛細血管に加わってもいいとされる圧力の目安は32mmHg。そしてこちらのエアマットを使った場合、仙骨部にかかる圧力は29mmHgです。

高品質のラテックスはきめ細かく、伸縮性に優れます。それによって、身体の凹凸にフィットしやすくなり、高い体圧分散性能を発揮。また骨などの突出部にもフィットすることで、痛みを軽減する効果にも期待できるでしょう。床ずれのリスクが高い方におすすめです。

リバーシブルタイプでおすすめの介護用マットレス

ケープ-メリー&ハリー (62,480円)

通気性が高くてムレにくい

こちらは全ての素材に通気性の高い無膜ウレタンフォームを使用した介護用マットレスです。専用カバーも通気性にこだわって、ポロシャツと同じ鹿の子素材。高温多湿な環境でも快適に過ごすことができるでしょう。

マットレスに汗などが染み込んで、汚れが気になってきたら丸洗いできるというのも製品のメリットです。通気性の良さは、言い換えれば汚れも浸透しやすいということ。ですが、丸洗いできれば清潔に使い続けることができます。汗かきな方にもおすすめですよ。

モルテン-テルサ (39,999円)

部分交換で質感が選べる介護用マットレス

こちらは、マットレスの内部が3分割されていることが特徴のマットレスです。頭や脚は柔らかめのマットレスで腰のあたりは硬めのマットレスにする、といったような調整もできます。自分の好みの硬さを部分的に選べるため、自由度の高いリバーシブルマットレスといえるでしょう。

またマットレスの両サイドには、密度が高くて硬いウレタンフォームを使用。端座位が安定し、スムーズな立ち上がりをサポートしてくれます。部分ごとに硬さを選べることや端座位の安定性の高さから、自分で動ける方や一部介助が必要な方におすすめです。

パラマウントベッド-エバーフィットC3 (62,784円)

MRSA抗菌加工で衛生的

MRSA、黄色ブドウ球菌、大腸菌などの感染症は免疫機能が低下しがちな高齢者にとってはリスクの高い細菌です。こちらは製造段階で抗菌加工されており、細菌に強いことが特徴なので、感染症が不安な方も安心して使えます。また抗菌材は人体に無害なので、皮膚の刺激や経口毒性の心配もありません。

また次亜塩素酸ナトリウムを使った拭き取り消毒ができるというところもポイントです。ポリウレタンコーティングによって耐薬品性があるので、生地のダメージを考えずに次亜塩素酸ナトリウムを使うことができます。感染症対策を万全にしておきたい方におすすめです。

モルテン-ライフ (63,800円)

ダイヤルで硬さを無段階調整できる

こちらは、圧力スプリング構造というモルテン独自の技術が採用されているマットレスです。従来のリバーシブルタイプは、かたさを変える時は裏返す必要がありました。ですが、このマットレスはダイヤルを回すだけで、簡単にかたさを調整できます。

スプリングとガス圧によって調整される仕組みで、マットレスのへたりが発生しないことも特徴。マットレスの上下を逆にするなどの、へたり防止も必要ないのは嬉しいポイントですね。裏返す必要がなく、リバーシブル以上に細かいかたさ調整ができるマットレスは、老々介護などで、マットレスをひっくり返すのが難しい方におすすめです。

エアウィーヴ-M80-91RP (132,000円)

独自素材のエアファイバーが適度な反発力で快適

エアウィーヴに採用されているエアファイバーは、あらゆる方向から身体をしっかり支えるてくれることと、身体の動きに合わせたしなやかな押し返しが特徴です。仰向けでも腰が沈み込まないため、快適な寝姿勢をキープ。寝返りしても、身体の動きに合わせてしなやかに押し返してくれるので、寝姿勢に関わず、朝までぐっすりと眠れるでしょう。

さらに、汚れてしまったら洗えるというのも嬉しいポイントです。カバーは取り外せば洗濯機で丸洗い、エアファイバーはシャワーなどで水洗いすることができます。エアファイバーは空気を多くふくみ、通気性が高いので速乾性もあるので手軽に洗うことができます。優れた体圧分散性能があり、衛生的に使えるマットレスは、まさに万能タイプと言えるのでおすすめです。

まとめ

身体の状態に合った介護しやすい介護用マットレスがおすすめ

介護用マットレスを選ぶ時は、介護される側の方の状態に合っていること、介護する側の方が使いやすいかどうか、の2点が大きなポイントになります。互いの負担が少ないマットレスを選べば、それだけストレスも減るでしょう。ぜひお気に入りの介護用マットレスを見つけてみてくださいね。

介護が必要になると、体の状態に合わせていろいろな寝る姿勢(臥位姿勢)をとります。いろいろな寝方をしても寝やすく、負担も少ないマットレスを見つけてみてくださいね。

想いに寄り添うコンシェルジュのサポートが受けられる介護施設選びについては、こちらのサイトも参考にしてみてください。

参考:老人ホーム・介護施設の検索は施設入居特化のクチコミ | スマートシニア

コメントを残す

*

About

モノナビはモノの比較サイトです。
各ジャンルの専門家がおすすめの商品を紹介して、あなたのモノ選びをより豊かにします。