ベッド上で過ごす時間が多い方にとって、あれば便利な介護ベッドサイドテーブル。小物を置いたり、机代わりに使ったりと、サイドテーブルがあればベッド上でも出来ることの幅が広がります。ですが、介護ベッドサイドテーブルの種類や大きさは様々で、どれがいいのか迷ってしまいますよね。そこで今回は、おすすめの介護サイドテーブルをランキング形式で紹介していきます。狭いスペースでも使える介護サイドテーブルなど、選び方のポイントも一緒に紹介していくので、介護サイドテーブル選びの際は参考にしてみてくださいね。
介護ベッドサイドテーブルの特徴
ベッド上で使うことができるテーブル
ベッド上でパソコンや裁縫などをする時、パソコンを置いたり、裁縫道具を置いて置けるテーブルがあれば便利ですよね。介護ベッドサイドテーブルは、ベッド上にテーブルを設置できるので、そういった作業もしやすくなります。サイドテーブルの多くはベッドと同じくらいの幅があるので、パソコンなどの他にペットボトルなども置くことができるためとても便利です。
食事の介助がしやすくなる
食事を置くことができるというのも介護ベッドサイドテーブルのメリットです。介護者と被介護者の間にテーブルを設置すれば、被介護者の表情や状態を確認しながらの食事介助がしやすくなるでしょう。また、お互いに顔を見ながら食事することで、コミュニケーションにもつながりますよ。
介護ベッドサイドテーブルの種類
固定式
ぐらつきにくくて安定性が高い
固定式は、脚にキャスターなどがついていないタイプの介護ベッドサイドテーブルのことです。位置を調整する時は持ち上げる必要があるというデメリットがありますが、安定性が高いというメリットがあります。また、移動式のサイドテーブルに比べて耐荷重にも優れているモデルが多いというのもメリットですね。
固定式はちょっとした支えにすることができるというのも特徴です。安定性があるため、ポータブルトイレへの移動の際も掴まることができるでしょう。介護する側としてもサイドテーブルに掴まってもらえれば、ズボンやパンツの交換がしやすくなりますよ。
移動式
簡単に移動できて車椅子でも使える
移動式は、脚にキャスターなどがついているタイプの介護ベッドサイドテーブルのことです。キャスターにロックがついていて、移動したい時はロックをはずすだけで手軽に移動できるのがメリット。そのため、オムツ交換や清拭の際はすぐに寄せることができて邪魔になりにくいですね。
移動式のベッドサイドテーブルが活躍するのはベッド上だけではありません。縁側やダイニングなどに移動させれば、その場ですぐにテーブルにすることができます。車椅子の高さなどによって、ダイニングテーブルに車椅子を挿し込めなくても、移動式のサイドテーブルがあれば安心ですよ。
介護ベッドサイドテーブルの選び方
高さの調整方式で選ぶ
細かい高さ調整ができるのはガススプリング式
オフィスチェアのように、レバー操作で簡単に高さ調整ができるのがガススプリング式です。無段階で高さを調整できることで、より細かい高さ調整ができるのがメリット。ベッドのマットレスを厚いものに交換するなどの際も、手軽に高さを調整できるので、介護者の負担も抑えることができますよ。
強度が高くてお気に入りの高さを維持できるのはピン式
ピン式は、脚に穴が開いており、そこにピンなどを通して固定するタイプの介護サイドテーブルです。高さ調整のたびにピンなどを外す必要があるものの、強度に優れており、破損しにくいことが特徴です。お気に入りの高さがあり、その高さを1mmも変えたくない、といったような強めのこだわりがある方にもぴったりですね。
脚で選ぶ
オーバーテーブルタイプなら机代わりにもなる
ベッドをまたぐようにして設置する、テーブルの両側に脚がついている介護ベッドサイドテーブルをオーバーテーブルタイプと言います。脚の数が多いことで安定性がより高くなっているので、書き物などもしやすいでしょう。また、選ぶ時は横幅の調整ができるタイプがおすすめです。ベッドのサイズを気にする必要がなくなるので、ぜひチェックしてみてください。
脚が片側のみなら不要なときに動かすのが楽
サイドテーブルは、車椅子への移乗や体位交換の際は寄せておくといいでしょう。被介護者の脚などがサイドテーブルにぶつかることで怪我の原因になることがあるためです。そして、移動のしやすさなら脚が片側のみのタイプがおすすめ。脚が片側にしかないので、テーブルを手前に引っ張るだけで簡単に移動することができますよ。
機能性で選ぶ
折りたためるタイプなら収納性が高い
部屋のスペースが狭く、サイドテーブルが介護の妨げになることがある、という方には折りたためるタイプがおすすめです。折りたためれば、使わない時はベッド下などのちょっとした隙間に収納しておくこともできるでしょう。介護者の動きを妨げにくくなり、より介護しやすくなりますよ。
ポケットがあるタイプなら軟膏なども収納しやすい
爪切りやペンなどの小物の収納にはポケット付きの介護サイドテーブルが便利です。また、床ずれなどの皮膚トラブルを抱えている方にもおすすめです。収納ポケットに処置道具を入れておけば、処置道具にも手が届きやすくなります。その場から動かずにケアできるので、処置セットなどを持って来る時間の短縮にもなりますよ。
介護ベッドサイドテーブルのおすすめブランド・メーカー
LOWYA(ロウヤ)
豊富なデザインは部屋のテイストに合わせやすいと人気
おすすめ商品!ジャンル内一番人気!
ロウヤは、家具やインテリアをオンラインで販売するファストインテリアブランドです。高い実用性に加えて、トレンド感があるテーブルを幅広くラインナップ。デザイン性のあるサイドテーブルを使えば、介護のシーンが華やかになりますよ。
パラマウントベッド
介護用ベッドのパイオニアの製品は確かな機能性がある
パラマウントベッドは、医療や介護用のベッドのパイオニアとして知られています。これまで培われてきた技術と経験は確かなもので、それらは介護サイドテーブルにも活かされています。介護する側、される側のどちらにも使いやすいサイドテーブルは定評があります。
山善
販売している製品には一定の評価を得ている
山善は、暖房機器や調理家電、インテリアなどを幅広く取り扱っているメーカーです。世界16ヶ国に事業所があり、その品質は世界に認められたと言えます。介護サイドテーブルも、品質の高さは折り紙付きです。
フランスベッド
国産の製品は確かな品質
フランスベッドは、ベッドなどの寝具メーカーです。介護用の電動ベッドなども手掛けており、その寝心地の良さは寝具メーカーならでは。介護サイドテーブルも豊富なデザインと使いやすさで人気があります。
おすすめ&人気の介護ベッドサイドテーブルランキング
固定式でおすすめの介護ベッドサイドテーブル
LOWYA-ウォルナットサイドテーブル (12,990円)
手作りによる曲線美が魅力的
おすすめ商品!ジャンル内一番人気!
介護用ベッドサイドテーブルを選ぶ時、釘が出ていたり角ばっていたりすると、怪我のリスクも増えてしまいます。ですが、こちらのサイドテーブルは釘は見えない場所に取り付けられているため、釘にひっかかることによる怪我の不安はありません。角も丸みを帯びているため、その点でも安心ですね。
テーブルの重量が約7kgと持ち運びがしやすい重さなのも嬉しいポイントです。また、大きさが幅48cm、奥行き35cmなので、サイドテーブルを持ったままでもドア枠に手をぶつける心配もないでしょう。ベッド上や車椅子など、幅広いシーンで活躍してくれるサイドテーブルなのでおすすめです。
LOWYA-昇降式サイドテーブル (7,990円)
高さと角度が調整できて使いやすい
おすすめ商品!ジャンル内で売れています!
こちらは高さ調整に加えて、天板の角度調整もできる介護用ベッドサイドテーブルです。角度を変えられることで、ベッドをギャッジアップした時の姿勢にも合わせられます。無理な姿勢での作業をしなくても良くなりますね。
高さは6cmピッチで、40.5cmから70.5cmまで調整できます。ベッドのマットレスを交換した時も高さを合わせることができるためとても便利。小柄な方なら、ベッド上に、身体をまたぐようにして設置することもできますよ。
山善-折りたたみテーブル (4,099円)
こぼれ止めで角度をつけても使いやすい
天板の角度を調整できれば、姿勢に合わせやすくなるのでとても便利ですよね。ですが、滑り止めを準備しないと、本などが落ちることがあるという不安を感じる方もいるのではないでしょうか。こちらは天板にこぼれ止めがついているので、角度をつけてもサイドテーブルの上のものが落ちる心配はありません。
高さは58cmから82cmまでの調整が可能です。また幅が50cmあることで、車椅子の先端をテーブルに差し込み、そのまま食事することもできるでしょう。家族での食事の際などにも活躍してくれますよ。
ダブル・オー-折りたたみサイドテーブル (8,000円)
使わない時は手軽に収納できて省スペース
介護用ベッドサイドテーブルを使わない時、収納スペースに困った経験はありませんか。こちらは、ベッドの足元などにも収納できるサイズに折りたたむことが出来る便利なサイドテーブルです。お部屋のスペースが狭くても、サイドテーブルを収納できることで、体位交換や清拭などの際も動線をキープしておくこともできますね。
また重さが3.5kgというのもポイントです。軽量なので、片手で持ち運んで収納することもできます。食事介助、手紙を書く、さらに処置道具や清拭道具を置きたい時にも使える万能タイプの介護用ベッドサイドテーブルはが1つあればとても便利ですよ。
ショップワールド-フレキシブルテーブル (2,280円)
コスパに優れる軽量サイドテーブル
介護用品は出費がかさみがち。そんな悩みを抱えているならこちらの介護用ベッドサイドテーブルはいかがでしょうか。リーズナブルな価格なので家計にも響きにくく、機能性も十分に備わっています。
高さは52cmから72cmまで調整できて、角度は3段階に調整できます。また滑り止め防止のリップル加工がされていることで、角度を変えても滑り止めなどを別に用意する必要もありません。サイドテーブルはちょっと節約しておきたい、という方におすすめです。
移動式でおすすめの介護ベッドサイドテーブル
LOWYA-キャスター付きサイドテーブル (13,990円)
使う人にやさしいデザイン
おすすめ商品!ジャンル内一番人気!
こちらの介護用ベッドサイドテーブルで注目したいポイントは2つ。天板のフィットカーブと、左右どちらでも使えるという点です。天板の中央がくぼんでいることで、テーブルが身体にフィットしやすく、食事や作業などがしやすくなります。
また天板を左右に入れ替えることも可能です。天板を左右に入れ替えられるため、部屋の環境やベッドの位置などに合わせやすくなります。使う人にやさしいデザインは老若男女問わず、使い勝手に優れますよ。
パラマウントベッド-ベッドサイドテーブル KF-1950 (33,499円)
脚部が低くて低床ベッドにも使える
こちらは脚部を低く設計することで、低床ベッドでも使うことができるようにした介護用ベッドサイドテーブルです。低床ベッドはベッドから転落してしまった時の衝撃を軽減できるなどのメリットがある反面、サイドテーブルが入らないことがあるというデメリットを抱えていました。ですが、こちらのサイドテーブルなら低床ベッドのデメリットを解消できるでしょう。
高さも31cmから92.5cmまで、ワンタッチで調整できます。被介護者の体動が少なくなり、介護者に合わせた高さにベッドを合わせても使い続けることができるため安心です。低床ベッド用の介護用ベッドサイドテーブルを探している方におすすめです。
山善-昇降式テーブル (13,800円)
スリムキャスターで狭い隙間にも差し込める
こちらはキャスターを脚部に埋め込んだスリム設計の介護用ベッドサイドテーブルです。脚部がスリムなことで、ソファの下などの狭い空間にもサイドテーブルを差し込むことができます。またキャスターが直接見えないことで、見た目にもスタイリッシュですね。
カラーバリエーションが豊富なことも特徴で、ナチュラル、ウォルナット、ホワイト、ブラックの5色からお部屋の雰囲気に合ったサイドテーブルを選べるのも魅力。被介護者の好みに合わせたカラーにするというのもいいですね。ぜひ一緒にカラーを選んでみてくださいね。
フランスベッド-アップダウンサイドテーブル (55,000円)
人に優しい木材を使った国産ベッドサイドテーブル
こちらのベッドサイドテーブルの特徴は、木材の安全性が高いことです。F4と言われる、ホルムアルデヒドの放散量が少ない木材を使うことで、シックハウス症候群のリスクを軽減。化学物質に敏感な方でも安心して使うことができます。
また脚が外側に開いているのもおすすめポイントです。脚が外側に開いているため安定性が高く、サイドテーブルが揺れにくくなります。食事なら、みそ汁やお茶などを置いても、サイドテーブルが揺れてこぼれてしまうようなことを防ぐことができるのでおすすめです。
パラマウントベッド-ベッドサイドテーブル (61,600円)
ラウンド形状の天板がインテリア性に優れる
こちらは、丸みを帯びた形状の天板が特徴的な介護用ベッドサイドテーブルです。丸い形の効果は、柔らかい印象を与えることで、穏やかな安心感を得られること。そんなベッドサイドテーブルでの食事は、ゆったりとした気分で味わうことができるのではないでしょうか。
カラーバリエーションはホワイト、スモークアッシュ、ミディアムウォールナット、ダークオークの4色です。寝具や壁紙などの色と合わせることで、ベッドサイドテーブルを部屋の雰囲気にも合わせることができます。おしゃれなベッドサイドテーブルを探している方におすすめです。
後藤-ニューマルチサイドテーブル (12,960円)
ポケット付きで収納性に優れる
テレビやエアコンのリモコンなどは、すぐ使えるように手元に置いておきたいですよね。枕元に置いておく方もいるようですが、寝返りなどの際に頭や顔をぶつけるリスクがあるため、あまりおすすめできません。そこでおすすめなのがポケット付きの介護用ベッドサイドテーブルです。
リモコン類などの他に、雑誌や薬、軟膏なども収納しておくことができます。ポケットに収納しておけば、マットレスとベッドフレームの間にリモコンが落ちてしまった、というようなことも防ぐこともできるでしょう。収納スペースがあればベッドの上がすっきりとして、より過ごしやすくなりますよ。
オーバーテーブルタイプでおすすめの介護ベッドサイドテーブル
パラマウントベッド-オーバーヘッドテーブル 91cm用 (64,130円)
直径4cmのキャスターで移動しやすい
こちらは大口径キャスターが特徴のオーバーテーブルです。キャスターが大きくなることで、段差に強く、摩耗しにくいというメリットを得ることができます。絨毯や畳の上などでも、軽い力で移動することができるでしょう。
天板のサイズは幅114.4cm、奥行き40cmと広く、食事を摂ったり軽作業をしたりと幅広く活用できます。縁は軟質ウレタン製なので、万が一オーバーテーブルにぶつかってしまった時も大きな怪我につながりにくくて安心です。移動しやすく安全なオーバーテーブルを探している方におすすめです。
パラマウントベッド-アジャストテーブル (7,791円)
サイドレールにひっかけるだけだから設置が簡単
オーバーテーブルを使いたいけどスペースが狭いから使えない、という場合におすすめなのがこちらのオーバーテーブルです。サイドレールに乗せるだけで設置できるので、ベッドサイドのスペースを確保する必要はありません。また脚がないので収納性にも優れます。
両端を広げると、ペントレー形状になっており、テーブル上のスペースを有効に使うこともできます。さらに、耐薬品性樹脂を使用することで、処置用の軟膏や消毒液などがこぼれた時も安心です。簡単に設置できて、使い勝手のいい天板は在宅での介護から施設での介護まで、幅広いシーンでサポートしてくれますよ。
高田ベッド製作所-オーバーテーブル (28,600円)
耐荷重約100kgだから手すり代わりにもできる
こちらは、ノブネジタイプで強度に優れたオーバーテーブルです。高さは3cm刻みでの調整となるものの、約100kgの重さにも耐えられる構造になっているのが特徴。車椅子への移乗時にはちょっとした手すりとしても使うことができるでしょう。
ネジやピンなどで固定するタイプは、高さ調整の際に天板が落ちることを心配される方もいるでしょう。ですが、こちらのオーバーテーブルには、落下衝撃吸収用のバネが付いているので安心です。耐荷重に優れたオーバーテーブルを探している方におすすめです。
キンタロー-サポートテーブルD (34,276円)
木製でおしゃれなデザインのオーバーテーブル
木製の家具は、木ならではのぬくもりを感じさせてくれるところが魅力的です。こちらは天然木を使用することで、室内の雰囲気を損なわないことが特徴のオーバーテーブルです。介護用ベッドサイドテーブルにぬくもりを感じられれば、寝たきりの方の気分も明るくなるのではないでしょうか。
テーブルサイズは幅1180mm、奥行き430mmと大きめで、高さは3cm間隔で650mmから800mmまで調整できます。また天板の中央部がくぼんでいることで身体へのフィット性も高いですね。国産の木製介護用ベッドサイドテーブルで、介護の時間に彩りを添えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
使いやすくて便利な介護ベッドサイドテーブルがおすすめ
介護用ベッドサイドテーブルは、設置場所や用途に合わせて様々な製品が販売されています。食事介助や床ずれの処置などの際は、テーブルがあるかないかで介護のしやすさが全く違ってくるでしょう。使いやすい介護用ベッドサイドテーブルで、介護しやすい環境を整えてみてください。介護がしやすい環境を作るのは、負担が大きくなりがちな在宅での介護にゆとりを持たせることもつながりますよ。