買い物や通学、ちょっとしたサイクリングに欠かせない自転車。レースバイクやオフロードバイクのようなプロ仕様の自転車から、街乗りが叶うおしゃれなシティサイクルまで豊富な種類があります。中でもシティサイクルは、おしゃれなデザイン性と豊富な機能性で、学生から主婦に至るまで人気が高い自転車です。そこで今回は、おすすめのシティサイクルを人気のブランドを挙げながらランキング形式で紹介します。自転車の購入を考えている人はぜひ、参考にしてみてくださいね。
シティサイクルの特徴
真っ直ぐのフレームを使ったスポーツバイクに近い性能が特徴
シティサイクルと言っても、実際はどんな形の自転車を言うのでしょうか。シティサイクルとは通勤や通学、買い物などの街乗りに使える26インチ以上の自転車のこと。よく似た自転車のタイプとしてママチャリがありますが、シティサイクルの俗称として呼ばれているだけなので差異はありません。一般的にフレームが真っ直ぐになっているスポーツバイクのような形状はシティサイクル、湾曲しているものがママチャリと呼ばれています。どちらもまたがりやすいフレームで、乗り降りのしやすさが特徴です。
おしゃれなデザインの街乗り用シティサイクルが人気
シティサイクルはカラーやデザインが豊富で、好みのデザインを選びやすいのも特徴です。フレームの設計やカゴデザインも豊富なので、使う人の用途に合わせて選びやすくなっています。日常的に使う人は、乗るたびにテンションが上がるおしゃれな街乗り自転車がおすすめ。車を選ぶように、シティサイクルもデザインと機能を考慮しながら気に入ったものを選ぶことができます。
シティサイクルの種類
非電動タイプ
価格がリーズナブルで気軽に乗ることができる
シティサイクルの一般的なタイプは非電動タイプです。ペダルをこぐ力だけで前進するタイプで、自分自身の力のみで自転車のタイヤを動かします。非電動タイプは、シンプルデザインで安価なものからデザイン性が高く高級なものまで種類が豊富。幅広い種類から選択できるので、お気に入りが見つかりやすいメリットもあります。
非電動タイプは、坂道を走行したり子供を乗せて自転車をこいだりする人には大変なことも。変速機能付きシティサイクルなら、走路に合わせて最適な力で漕ぐことができるのでおすすめです。また自転車で運動不足を解消したい人も、非電動タイプを選べばダイエット効果が高くなります。
電動タイプ
アシスト力が高く力を入れなくても前に進む
坂が多い地域に住んでいる人、2人以上の子供をシティサイクルに乗せて走行するなら電動アシスト機能付きがおすすめです。バッテリーモーターが搭載されており、ペダルを踏む力とモーターを組み合わせることで前に進みます。こぐ力をアシストしてくれるので、長距離の移動や坂道の走行も苦になりにくくなっています。
電動タイプの特徴は非電動タイプより自転車そのものの重量が重いことと、バッテリーが切れると普通のシティサイクルと変わらないことです。非電動タイプを選ぶ時には、バッテリー容量が大きく充電切れの心配が少なく済むものを選びましょう。数年前よりもバッテリーの質自体も向上しているので、軽量なものを選べばシティサイクルの重さも軽減できます。
シティサイクルの選び方
目的で選ぶ
通勤や通学なら前かごが大きく機能性の高いタイプを
シティサイクルを使う目的や用途について考えるのもポイント。たとえば通勤や通学でシティサイクルを使うなら、カバンや荷物を入れやすいカゴの大きいものを選ぶ必要があります。カゴが大きいと荷物を安定して積荷できるので、走行する時も安全です。カバンの出し入れがしやすい横幅の広いカゴなら、中に入れている荷物が傾く心配もありません。
子供を乗せての買い物なら安定感のある設計のものを
買い物袋をカゴに乗せたり、子供を前後に乗せたりする時に考慮したいのが走行時の安定性です。よろけた時にもサッと両足を着けるかなど安全面にも考慮する必要があります。重心が低い低床型のフレームデザインは、前輪のタイヤが小さめの設計になっており安定して走りやすいのが特徴です。また前後両方に子供を乗せる3人乗りシティサイクルを検討しているなら、専用の設計モデルを選びましょう。より安全に、安定して走行できます。
フレームの素材で選ぶ
操縦のしやすさで選ぶなら軽量なアルミフレームがおすすめ
シティサイクル自体の重量が軽く、手入れが簡単なものが良いならアルミフレームがおすすめ。軽くて丈夫な素材のアルミは、操縦もしやすく倒れた時に起こすのも簡単に叶います。マンションや駐輪場でのスタンドの上げ下ろしがしやすいのもポイント。見た目もシンプルで錆にも強いので、長く美しい状態を維持します。質が高い素材のため、価格もスチール製よりも高め。しかし耐久性が高く長く使えるのでコスパは良いでしょう。
リーズナブルな価格帯で選ぶならスチール製を選ぶ
価格が安価で、ほとんどのリーズナブルなシティサイクルに採用されているスチール製です。スチールはアルミよりも錆びやすいイメージですが、塗装が施されたタイプは錆びにくいので安心。それでもアルミに比べると耐性が低いので、雨に晒されない場所での保管やオイルを塗布するなどの手入れが必要です。またボルトやナットなどのパーツから錆が発生することもあるので、定期的な手入れを欠かさないようにしましょう。
機能で選ぶ
軽量コンパクトに取り扱いができる折りたたみタイプも
サイクリングを旅行先で楽しみたい人や、駐輪スペースがなく部屋で保管する必要がある人は折りたたみタイプもおすすめです。電車や車に積荷できるコンパクトさが特徴で、旅行先に持っていけば好きな場所でサイクリングを楽しめます。折りたたみタイプは8インチと小さめなので、乗り心地とバランスを考えて選ぶことがポイント。また、前カゴなどの収納パーツがないので不便さを感じることも。中には折りたたみカゴ付きなどもあるので、必要なら事前にチェックしておきましょう。
オートライト機能搭載なら周囲の暗さに合わせて点灯を開始する
夕方以降、薄暗くなってからの走行や夜間の使用には安全に使用できる機能性もチェックしておきたいポイントです。ローラーを手動でタイヤに押し当てて使うダイナモ式と、周囲の暗さを判断して自動的に点灯するオートライト式があります。オートライト式は、ダイナモ式のように点灯中に走りが重くなることがありません。ライトの明るさが大きく、停車中も点灯しているタイプならより安全性に優れているのでおすすめです。
シティサイクルのおすすめブランド・メーカー
ブリヂストン
パンクのしにくいタイヤで選ぶならこのブランド
用途に合わせて豊富なラインナップから選べるブリヂストン、頑丈で学生から社会人になっても長く愛用できる耐久性の高いシティサイクルが揃います。中でもブリヂストンのタイヤは摩耗に強く、ひび割れがしにくいのもポイント。突き刺しパンクも防ぐので、長距離の走行にも安心して使えます。
サイクルベースあさひ
機能や用途に合わせたシティサイクルが豊富な種類から見つかる
店舗やネットなど豊富な店舗数を構えるサイクルベースあさひ。数ある種類の名からお気に入りのデザインや機能のシティサイクルが見つかります。非電動、電動タイプともに種類が豊富。チャイルドシート付き電動アシスト自転車も揃えるので、家族みんなの自転車が揃います。
シマノ
高機能な電動自転車が揃う
ブランド創業100周年を迎えるシマノは、シティサイクルからプロ向けロードバイクまで豊富なラインナップを誇ります。快適な走行を実現した軽量設計のシティサイクルが揃い、電動タイプも軽量化に特化。電動アシスト自転車の長年の弱点であった重さを克服した軽量モデルがラインナップされています。
シトロエン
コンパクトでおしゃれなデザインの折りたたみシティサイクルが揃う
かっこいいシティサイクルが、なかでもかっこいい折りたたみタイプが欲しいならシトロエンがおすすめ。モノトーンデザインのスタイリッシュなフォルムが魅力で、カッコよく街乗りが叶うでしょう。広げると普通のシティサイクルのような26インチタイプもあり、より快適にどこでも走行できるようになります。
おすすめ＆人気のシティサイクルランキング
非電動でおすすめのシティサイクル
あさひ-Cream City（15,980円）
シンプルでお手頃価格が魅力的なおしゃれサイクル
トレンドに流されないシンプルで乗りやすいシティサイクルです。買い物に便利な少し大きめのカゴが特徴で、重い荷物を入れても安定して操縦できるよう物が落ちにくいメッシュタイプに仕上がっています。楽な姿勢で運転しやすいハンドル形状もおすすめのポイント。
パンクが起こらないよう通常のタイヤ厚よりも耐パンクを使用。1.2mmのチューブで耐久性が高くなっています。変速切り替え機能や、長く使用してもキーキー音鳴りのしにくいハイスペックローラーブレーキを使用し乗り心地が良いでしょう。
ヴォルディコレクション-6段変速自転車（21,980円）
V型低床フレームで気軽なサイクリングが楽しめる
カラフルな鮮やかボディと茶色のサドルの組み合わせがおしゃれなシティサイクルです。点灯時にペダルの重さに影響しないオートライトを採用しているので、夜間の走行も軽快。変速切り替え機能も付いているので、坂道の走行も楽々です。
変速機には世界トップブランドであるシマノ製の外装変速機を使用。最大6段切替が可能で、街乗りも簡単に叶うでしょう。盗難防止ロックは、セキュリティにも特化。駐輪時にもサッと施錠ができるよう後輪錠を採用しています。
丸石-ふらっかーずシュシュ（51,980円）
子供を乗せられる安心の装備が充実したチャイルドシート付き自転車
スタンドを立てるとハンドルが止まる安心機構を採用したピタットパーキングを採用。子供を乗せて停まる時も、ハンドルが回転して転倒を防ぎます。テコの原理で楽にスタンドを立てることができるので、子供を乗せたまま楽に安定させられるのもポイントです。
前方にはハイバック軽量ベビーチェアが付属。ハイバックは無段階高さ調節が可能、5点式ベルトでしっかり子供の体をホールドします。2段階可動グリップやワンタッチ開閉足乗せなど、安全性も使い勝手もよい仕様です。
ROCKBROS-FATBIKE（39,990円）
極太タイヤで街も砂浜も雪道も力強く走行可能
想像を上回るゴツさでインパクトのある見た目が特徴です。迫力の極太タイヤは、充分すぎる安定感と存在感で乗り心地良く、どんな道も安定して走行可能できます。トップチューブが下がっている低床設計で、女性でも楽に両足が付くのもポイント。
見た目は重そうな印象ですが、走行はギア変速付きで軽快な走行が叶います。サドル自体もクッション性がよく、長時間の操縦もお尻が痛くなりません。夜間も安心して運転できる反射板付きで、事故を防ぎます。
サイクルベースあさひ-フェリークリミテッドL（44,980円）
スカートでも乗り降りしやすい女の子の通学にもおすすめ
フレーム部分は低床設計になっているため、制服やスカートを履いていても乗り降りがしやすくなっています。ハンドルやカゴ、チェーンには錆に強い素材を使用し雨の季節でも安心して走行できます。強度の高いカゴは重い荷物を入れても安心です。
薄暗い時間の走行も安全にできるよう、広角ランプとオートテールライトを採用。広い範囲を明るく照射するので、夜道にも存在を車に素早く知らせられるでしょう。後ろにも自動的に赤く点滅するテールライトを使用し、後ろからの追突の危険を回避できます。
電動でおすすめのシティサイクル
シマノ-電動アシスト自転車（55,800円）
従来の電動アシスト自転車の弱点を克服したエントリーモデル
高品質でコンパクトなパナソニック製大容量リチウムイオンバッテリーを採用した電動自転車です。電動自転車のデメリットであった重いという弱点を克服し、軽量で運転しやすくなっています。アシスト切り替え装置付きで、バッテリーを節約しながら長時間走行も可能です
夜間走行を安全で快適なものにする、高輝度リトルLEDビームライトを装備しているのもポイント。遠くからでもいち早く自転車の存在を教えられ安心です。スポーティーながら、通学にも普段の生活にも便利な仕様になっています。
FAVUS-RockaFlame（218,900円）
テレビで紹介されて人気を博した最高にかっこいい電動自転車
日本国内ではなかなか見られない極太のタイヤと、フレームデザインがポイントの電動自転車です。すれ違う人が振り返るほどのインパクトを与えられるデザインで、ワイルドに走行できます。今までにない無骨で繊細なデザインが魅力。
電動アシスト機能付きなので、走行の快適さはバイクのような感覚。走行時にスムーズに変速できるシマノ製7変速ギアで場所を選ばず快適走行が叶います。人と被りたくないシティサイクルを探す男性におすすめです。
ヴォルディコレクション-e-Drip（66,980円）
通勤や生活に使う若い世代向け電動アシストサイクル
クロスバイクのようなルックスでありながら、シンプルなフレーム形状は街中の走行もしやすい仕様。男女問わず使いやすいシックでモダンなカラーリングは、スポーティーさと快適性を兼ね備えています。一般的な電動自転車のイメージと違うカッコ良いモデルを探している人におすすめです。
直感的な操作パネルは、アシストモードの切り替えやライトのONとOFF、速度や走行距離の確認がしやすくなっています。最大250Wの高出力のアシストモードも搭載。坂道も楽々走行が叶うので力が必要ありません。
ブリヂストン-フロンティアデラックス（137,280円）
走りながら自動充電が叶う両輪駆動搭載の電動シティサイクル
走りながら自動充電が叶う画期的な電動サイクルです。 ペダルを止めたり、左ブレーキをかけたりするとモーターが発動して自動で充電される仕組み。こまめな充電でバッテリーの寿命が大幅に長持ちします。 4日走ると最大1日分も充電できるので、電気代を節約したい主婦には嬉しいですね。
両輪駆動は、自動車の四輪駆動のような安定感と力強さも感じられる走りが特徴。モーターとペダルをこぐ力が合わさって前から引っ張ってもらっているような感覚で走行できます。スマートワンタッチパネルで操作が簡単なのもポイントです。
YAMAHA-電動アシスト自転車（133,100円）
充電回数が少なくてすむ15.4Ah大容量バッテリーを使用
運転の走行性だけでなく、安全性にもこだわった電動シティサイクルです。通勤や通学、買い物にも使いやすい大型バスケットは約25Lの大容量サイズになっています。ゴールドカラーのベルや、テリーサドルなどファッション性にもこだわって作られているのもポイントです。
大容量バッテリーを搭載することで、長距離走行が可能に。充電回数も少なく、煩わしさを軽減します。駐輪時のハンドルのふらつきを防止するパーキングストッパーは、重たい荷物をカゴにのせた時にも便利。荷物の乗せ降ろしもスムーズに叶います。
折りたたみでおすすめのシティサイクル
シトロエン-電動アシスト20インチ折りたたみ自転車（76,780円）
アシストモード搭載の折りたたみバイク
バッテリーにある電源を入れるだけでアシスト機能はON。最初のこぎ出しからスムーズに操縦が叶うので、坂道も快適に進みます。家庭用コンセントからも簡単に充電ができ、バッテリー本体からも残量も確認可能です。
充電1回で約40kmの走行が可能。折りたたみ時は幅84cm、高さ71cmとコンパクトサイズになるので車のトランクにも簡単に積荷できるでしょう。固定レバーを締めた後に安全フックを被せれば二重ロックも可能に。安全に持ち運べます。
SMART FACTORY-折りたたみ自転車（12,980円）
必要な時だけカゴ付きにできる折りたたみカゴが便利
一般的な折り畳み自転車よりもさらにコンパクトになる折り畳み自転車です。このコンパクトさの秘密はカゴ部分も折り畳めること。軽ワゴン車にもコンパクトに積載できるコンパクトさでスッキリ収納が叶います。
タイヤ部分は耐パンク性能を強化し、従来比150パーセントアップの耐久性を誇ります。肉厚チューブでパンクしにくいので、長期間快適に走行できるでしょう。サドルキーパーやワイヤーロック、LEDライトも付属していますよ。
CITROEN-折りたたみシティサイクル（41,667円）
乗り降りやすい低床フレームの折りたたみシティサイクル
見た目は通常のシティサイクル。走行するときは安定感が高く乗り降りしやすい低床フレームで、安定して操縦できます。このシティサイクルはフレームがコンパクトに折りたためるので、収納や車での持ち運びにも便利です。
どこでも車で持ち運んで、サイクリングを楽しめるのは折りたたみタイプのメリット。サドルにはタイピングとリベットが特徴的なおしゃれなデザイン。駐輪している時も、車に積載する時もおしゃれなシティサイクルです。
Ichinomiya cycle-電動アシスト自転車（79,800円）
ハイブリッドかつ省エネ仕様の折りたたみ電動サイクル
軽量でコンパクトに折りたためるシティサイクルは、旅のおともに持っていきたいシティサイクル。加えて電動アシスト機能が搭載されているので、坂道や長距離のサイクリングも体が疲れにくいのもポイントです。省エネ性能で最大走行距離は55kgと遠くまでサイクリングを楽しめます。
ホワイトとブラックのモノトーンデザインは、男女関わりなく誰でも使いやすい仕様。機能的でカッコ良いシティサイクルとしてペアで持つのも良いですね。ペダル部分も折りたたみ可能なので、よりコンパクトに収納できるでしょう。
ROSSOEDITION–マイパラス シティサイクル（20,750円）
スポーティな折りたたみシティサイクルを探している人に
レッドのタイヤラインがおしゃれなスポーティーデザインのシティサイクルです。快適な乗り心地をサポートする機能が充実し、街乗りはもちろん坂道や凸凹道も楽に走行できます。簡単に折りたため車に載せてレジャーを楽しむこともできるでしょう。
シマノ製6段ギア変速やWサスペンションによる衝撃を抑えながら快適に走行をサポートする機能も充実。ユーザーの満足度を満たす走行性能で、長く愛用できます。デザインと機能、コスパという３つのトータルバランスの優れたシティサイクルです。
まとめ
目的や用途に合わせて機能付きシティサイクルを選ぶ
シティサイクルを選ぶうえでのポイントは、誰がどの目的でシティサイクルを使うのか考えて選ぶことです。学生や社会人ならカバンや荷物を入れやすいカゴ付きを。子育て真っ最中のママなら低床設計の電動アシストタイプを。どこでもおしゃれに街乗りを楽しみたいなら折りたたみなど用途に合わせて最適なタイプを選びましょう。今回はおすすめのシティサイクルについて、ブリヂストンやシマノなど人気のブランドを挙げながらランキング形式で紹介しました。ぜひ皆さんも快適に街乗りが叶うシティサイクルを選んでくださいね。
