おすすめの絵手紙セット人気比較ランキング!【呉竹も】

旅行先で素敵な場所を目にしたとき、あるいは育てていた野菜が無事に収穫できたとき、あなたはどんな形でそれを大切な人へ伝えますか。SNSが普及した近年では、LINEやInstagramなどで相手に写真を送ることが多いでしょう。しかし、昔ながらの絵手紙も味わい深く、受け取った方も喜びが一層増します。そこで今回は、絵手紙セットをランキング形式で紹介します。種類や選び方も詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

絵手紙セットの特徴

気軽に絵を描くことができる

絵を描くとなると上手に描かなきゃ!と変にプレッシャーがかかります。結局、思ったように描けずに挫折するなんてことも。しかし絵手紙であれば、そんな気負いは不要です。なぜなら、日本絵手紙協会ではヘタでいい、ヘタがいいと言っているくらいです。絵手紙セットであれば必要な道具がひととおり揃っているので、初心者にも挑戦しやすくなっています。

文字だけの手紙よりも気持ちが伝わる

家族や友人とやり取りをするとき、最近ではもっぱらLINEがメインという方が多いのではないでしょうか。そのような中、直筆の手紙をもらうことは非常に嬉しいものです。しかも絵までついてきたら、この人は自分のために時間をかけて描いてくれたんだなと一層嬉しい気持ちになることでしょう。

絵手紙セットの種類

水筆セット

1本だけで水足しや水洗いができる

水筆とは筆の柄の中に水が入っているものをいいます。筆ペンの墨が水になっていると考えると分かりやすいですね。柄を少し押すだけで中の水が筆先に染み込む構造になっています。そのため、絵具を溶かしたり、筆についた色を落としたりするときは柄を押すだけでOK。非常に便利で簡単な筆になっています。

ただし、押しすぎには注意してください。せっかく描いた絵にボタボタと水が落ちてしまっては、残念な仕上がりとなってしまう可能性も。柄の水が少なくなったら、水道水を足すだけで済みます。旅行先などでわざわざバケツに水をくむ必要がありません。手軽に絵手紙に挑戦したい、準備や片づけなどの手間をなるべく減らしたい方におすすめです。

墨セット

本格的な絵手紙に挑戦できる

絵手紙に慣れてきた、もっと本格的なものを作りたい。そのような方は筆ペンや墨と硯がセットになったものをおすすめします。はじめのうちはペンなどで代用していた線も、墨で描くと不安定な輪郭線が絵手紙独特の味わいを出してくれます。

墨は小学校の書道で使ったような、100円程で買える墨汁でも使用可能です。ただし、洗って片づける際の手間を少なくしたい方は、それ以上の価格帯のものがおすすめ。水で洗い流しやすい成分を含んでいるものは、筆も洗い場も綺麗にしやすいですよ。

絵手紙セットの選び方

付属品で選ぶ

初心者なら全て揃ったフルセット

絵手紙はもちろん、絵描くことを自体はじめてという方は、はじめから全ての道具が揃ったものがおすすめです。絵具やパレット、筆などが入って1,000円台で購入できるリーズナブルなものもあります。筆は複数入っていることが多く、線と塗りで分けて使用することが可能です。セットによっては葉書サイズの紙も一緒になっており、わざわざ別途購入する必要がない点は嬉しいですね。

墨が苦手ならペン入りのものを

墨の準備や後片付けは面倒だなという方は、筆ペンがセットになっているものを選びましょう。ペンであれば、墨を足したり洗ったりする必要がありません。持ち運びも便利なので、旅先で使うというときにも活躍してくれます。ペンの墨を使い切ったときは、身近にあるホームセンターなどでも簡単に買い足すことができて便利です。

色数で選ぶ

気軽に始めたいなら6色から12色がおすすめ

色数が増えれば、それだけ表現の幅が増えます。しかし、絵を描くことにあまり慣れていない場合は、少ない色から始めた方が無難です。基本的な6色から12色あるだけで大抵のものは着色できますし、綺麗に混色することが可能なので焦る必要はありません。色の使い方やバランスを学びながら取り組むことは、その後の絵手紙作成の基礎となります。

色合いにこだわりたいなら24色以上を

もっと細やかな色合いを表現したいと思うようになったら、24色以上の絵手紙セットを選んでみましょう。微妙な色の移り変わりとともに鮮やかさを求める場合は、はじめからセットされた色を使うことが一番です。中には60色も揃った絵手紙セットも。あまりの多さに驚いてしまいますが、継続的に取り組む中で徐々に色の違いが分かってくるので安心してください。

描く場所で選ぶ

出先で描くなら筆や顔彩だけが入った携帯用を

移動時に道具がかさばっていては、楽しい気分も台無しになってしまいます。出先で描くときは必要最低限のものが入ったセットだけで十分です。中には小さなバックに入ったセットもあるので、ちょっとした散歩がてらに風景を描くという場合にもぴったり。絵手紙を描くことはもちろん、散歩も楽しくなってしまいそうな可愛いバック付きのセットもありますよ。

家で描くならパレットや梅皿がセットになっているもの

家で描く場合は、スペースや持ち運びを気にする必要がありません。そのため、色を溶かすパレットや梅皿を広げてゆったり描くことができます。箱に入った絵手紙セットであれば、片づけた後の収納も楽です。中には桐箱に入った高級品もあり、絵描きとしての雰囲気を一気にアップグレードしてくれます。形から入りたい、という方にもおすすめです。

絵手紙セットのおすすめブランド・メーカー

あかしや

伝統12色が入ったシンプルなセット

あかしやが販売している絵手紙セットには、12色の基本色セットの他、季節ごとによく使われる色を分けられたものがあります。また、水彩毛筆といって毛筆の柔らかさを再現しながら、絵具を使わずに着色できるものも。絵具の準備がわずらわしい方におすすめのメーカーです。

ホルベイン

ビニール筆洗いが外出時の作成をサポート

透明水彩の世界的メーカーであるホルベインはビニール状の筆洗器が同封されてい絵手紙セットを販売しています。使わない時は折りたたむことができるので、持ち運ぶ際にもコンパクトで便利です。

ノースヴィレッジ

発色の良い吉祥顔彩を使用

日本の顔彩取り扱い店では歴史が長い吉祥。その色合いの鮮やかさを取り入れたのがノースヴィレッジです。商品の中には60色以上の色数を含めたセットもあり、絵手紙の中級者から上級者に人気です。

呉竹

本格的な道具が一式そろう

ペンや筆の種類が豊富な呉竹は、桐箱入りの高級絵手紙セットを販売。リーズナブルな価格のセットもあり、初心者にも手が出しやすいです。絵手紙を長くゆっくり楽しみたい方におすすめのメーカーとなります。

おすすめ&人気の絵手紙セットランキング

付属品でおすすめの絵手紙セット

西文明堂-絵手紙セット(4,500円)

書道用品の専門店が出す初心者向けセット

吉祥の顔彩と呉竹の筆ペンが入った、まさにいいとこどりの絵手紙セット。筆は羊毛で作られており、まとまりが非常に良い特徴があります。水分の含みも良好なため、着色の際に重宝する筆になることでしょう。

また、絵手紙をはじめましょうという書籍も同封。この本には絵手紙の描き方について、その基本から道具の使い方までわかりやすくまとめられています。初めてだけど、ガッツリ取り組みたいという方におすすめです。

ひかり-本格絵手紙セット(9,484円)

3種類の和紙はがきで塗り心地を確かめられる

伝統的な12色と本格的な筆や紙をそろえた絵手紙セット。紙は3種類あり、それぞれにじみの強さが異なります。何枚か試しながら、自分好みに描くことができる紙を探したい方には、このセット1つで実現できるものとなっています。

硯と硯箱がついているのも特徴的。硯でゆっくり墨をこしながら、どんな絵を描こうかと悩むのもまた、1つの楽しみ方です。全体的に高級感あふれる見た目となっているので、特に年配の方に喜ばれるセットですね。

ゆめ画材-絵手紙セット(2,640円)

太い柄の水筆が目印

全体的に渋めの色が印象的な絵手紙セット。顔彩と水筆のみの内容なので、絵手紙用のはがきや墨などは別途購入する必要があります。逆を言えば、顔彩以外のものは自分の好きなように組み合わせることができますね。

また、最も目を引くのは柄が一回り太い水筆。あまりギュッと握ってしまっては水がボタボタと落ちてしまうので、描くときに少しコツがいります。水の量を多くして、にじみや淡い色彩を表現したい方におすすめです。

アーテック-絵手紙セット(3,640円)

てん刻キット付きでこだわりの絵手紙作りをサポート

てん刻とは絵手紙を完成したあかつきに押す、はんこのようなものです。世界に1つだけしかない、自分のてん刻を作ることができるキットがついた珍しい絵手紙セット。1作品として絵手紙を仕上げたいという方におすすめです。

クリアケース付きなので、片づけや収納は楽ちん。色数は12色となっており、どれも比較的鮮やかな色彩です。渋い色で表現したい場合は、混色して使用するとよいでしょう。筆ペンもついているので、墨で描くのが苦手という方にもおすすめです。

呉竹-顔彩耽美絵手紙セット(3,465円)

水筆も筆ペンも入ったお得なセット

絵手紙を始める上で必要な道具や色がひととおりそろう絵手紙セット。特に嬉しいところは、水筆と筆ペンが一緒に入っている点です。準備や後片付けが簡単で、外出や旅行先で絵手紙を描くときに重宝します。

また、初心者に優しいテキストも同封されています。自分で描く用の紙の他、塗り絵用のポストカードもついてくる点も注目。大切な人に送る前に、練習がてら、テキストを見て塗り絵に挑戦するのもいいですね。

色数でおすすめの絵手紙セット

あかしや-絵手紙セット(1,980円)

シンプルな12色セット

基本色12色と絵手紙用の筆が3本も入ったセットです。その他の道具は自分でそろえる必要がありますが、小中学校などで使っていたものが残っている場合はこれ1つで十分ですね。3本も筆があれば、線や塗る範囲によって使い分けることができます。

道具は全て箱の中に収まっているので、準備や片づけも簡単。12色あれば、大抵のものは塗り分けることができます。絵手紙に慣れてきて色数を増やしたい場合は、別売りの水彩毛筆を購入するのもよいでしょう。

楽天市場店-はじめての絵手紙セット(1,500円)

日本絵手紙協会が企画した初心者向けセット

ヘタでいい、ヘタがいいをモットーとして絵手紙の普及を図る日本絵手紙協会。その協会が企画した初心者向けセットになります。だれでも気軽に絵手紙を描くことができるよう、その内容はシンプルなものとなっています。

色数は6色であり、三原色プラス葉っぱや木の色といったところでしょうか。絵手紙で描くことが多い野菜や果物を描く場合、この6色でも十分表現することができます。同封されている紙は本画仙紙であり、適度なにじみを楽しみたい方にもおすすめ。

墨運堂-絵手紙セット(5,720円)

必要最低限の道具と多彩な顔彩がセット

初心者でも、中級から上級者でも使える絵手紙セットです。墨や筆は必要な分だけ別途購入する必要があります。顔彩のパレットは比較的ますが大きめなので、ゆっくり色を溶かしながら着色することができますね。

はがきは10枚と若干少なめ。そのため、足りなくなる前に購入してストックしておくことをおすすめします。24色も入っている絵手紙セットの中では比較的リーズナブルなので、自分で始める場合はもちろん、ちょっとしたプレゼントにもぴったりですよ。

ノースヴィレッジ-吉祥顔彩24色入り(10,897円)

これから絵手紙を始めたい方へのプレゼントにぴったり

発色が良くて有名な吉祥の顔彩が入った高品質の絵手紙セット。日本の色とりどりの四季を表現するには十分すぎるほどの内容です。筆は3本ついてくるので、線や着色範囲によって使い分けることができます。

また、セットの中には最高級和画仙紙が同封されています。通常の画仙紙よりも発色が良い特徴があります。吉祥の顔彩との相乗効果で美しい絵手紙の完成をサポートしてくれることでしょう。梅皿や筆洗器までついてややお高めですが、敬老の日などのプレゼントにぴったりです。

ノースヴィレッジ-吉祥顔彩60色入り(15,995円)

60色という圧倒的な色数で勝負

24色より大幅な色数の増加で、細やかな色彩表現を叶えてくれる絵手紙セット。中級者から上級者向けの内容となっています。鮮やかな色から渋い色までそろっているので、時間の経過とともに変化する光の描写も可能です。

セットの中には海綿スポンジも同封されています。海綿スポンジは筆先の水の量を調整したり、塗ったところを押さえて水分を吸い取ったりするもの。これにより、にじみやぼかしなどによる濃淡の表現がさらにやりやすくなります。

描く場所でおすすめの絵手紙セット

マキノ-絵手紙セット(5,060円)

筆洗器まで一緒になったお得なセット

筆洗器はもちろん、梅皿や墨液まで全てそろった絵手紙セット。中には絵手紙用のはがきが30枚も入っています。これだけあれば練習はもちろん、友人や家族へ送っても余裕があります。たくさん練習したいという方にはぴったりです。

紙の質としては、かすれやにじみを楽しむことができる仕様となっています。心のまま自由に動かした筆使いをダイレクトに表現。初心者でも生き生きとした線を生み出しやすいです。絵手紙のススメという説明書もついているので、安心して挑戦することができます。

ホルベイン-絵手紙セット 18色(7,700円)

ビニール筆洗とおしゃれな和柄が特徴的

おしゃれな和柄の小物入れに入った絵手紙セットです。中にはビニール状の筆洗器が同封されています。使わない時は折りたたむことができるので、収納時に省スペース。持ち運ぶ際にもコンパクトで便利なセットとなっています。

また、家でゆったり描く場合には同封された梅皿を活用できます。色は18色入っており、季節のものに合わせた着色が可能。外出先や家で本格的に絵手紙を描いてみたいという方におすすめのセットとなっています。

絵夢ショップ-絵手紙セット(1,518円)

赤い市松模様が目印

持ち運びに便利なショルダーポーチに一式入っている絵手紙セットです。同封されている絵皿はプラスチック製なので、非常に軽く、取り扱いが簡単。散歩がてら持ち歩いて、風景や道端の植物を描きたいという方におすすめです。

色数は8色と少なめで、渋い色の割合が多い印象。色を明るくしたいときは白を混ぜるか、潔く追加顔彩を購入しましょう。絵手紙のてびきという説明書が入っているので、初心者でも気軽に楽しむことができます。

呉竹-筆ペン絵てがみセット(2,680円)

コンパクトで携帯用にピッタリ

冊子状になっており、持ち運びが簡単な仕様になっている絵手紙セット。バックにスッと入れやすく、かさばりません。購入時についてくるはがきは5枚と少なめなので、たくさん描きたい方は別売りの紙を購入しておきましょう。

また、絵手紙の描き方と用具の使用方法が記載された説明書つき。筆ペンならまだしも、水筆は使ったことがない人もいるかもしれません。そのような場合でも、説明書つきであれば安心して挑戦することができますね。

呉竹-絵てがみセット桐箱入り(15,535円)

上級者向けの高級セット

呉竹のあらゆる贅が込められた絵手紙セットです。道具を収納する昔ながらの桐箱はリッチな雰囲気を漂わせ、上級者の威厳を表しているかのよう。色数も48色と豊富で、色彩表現にこだわった絵手紙作りをサポートしてくれます。

3本の水筆は、描く部位や範囲に合わせて使い分けることができます。パレットも同封されており、ゆったりと色を溶かしながら顔彩の美しさを楽しむのもアリ。絵手紙の楽しさを改めて感じさせてくれる、上級者向けの一品です。

まとめ

水筆が入ったシンプルな絵手紙セットがおすすめ

はじめて絵手紙セットを購入するなら、水筆や筆ペンが入った色数の少ないセットがおすすめです。水筆や筆ペンがあれば、水や墨の準備は必要ありません。片づけも楽です。また、色数が少ないことで着色の選択肢が狭まり、色に悩んで完成できないで終わるということがありません。道具や色数は慣れてきてから、徐々に増やしてくスタンスで十分楽しめます。今回は絵手紙セットについて、おすすめのものをランキング形式で紹介しました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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