おすすめのレザークリーム人気比較ランキング!【使い方も】

レザーを使っていると、乾燥や色褪せなどのトラブルが出てくることがありますよね。レザークリームをうまく使えば革の風合いを保つことができるほか、さらに魅力を引き出すことも可能ですよ。今回はおすすめのレザークリームをランキング形式で紹介していきます。レザークリームは種類や成分によってそれぞれ効果が異なりますので、選び方の参考になるに情報についても公開。用途に合ったレザークリームでメンテナンスを楽しんでみてくださいね。

レザークリームのメリット

革に潤いを与えてやわらかさや艶を出せる

人間の肌と同じように、乾燥は革にとっても大敵です。レザークリームを革に塗り込むことにより、乾燥やひび割れを改善することができますよ。革の風合いを引き立てることができるほか、艶や光沢を出すことも可能。使うレザークリームによって仕上がりの雰囲気が変わるので、マットに仕上げたいのか光沢を出したいのかによって使うものを変えるのがおすすめです。

革の保護や付いた傷のケアに役立つ

レザークリームによっては表面を油分で覆って保護し、水や汚れがしみ込むのを防ぐ効果も期待できます。ほかにもレザークリームを革に馴染ませると、少しのすり傷程度なら目立たなくなるのも嬉しいところ。革に合った色付きのクリームを使えば色落ちをカバーすることも可能です。状況に合ったレザークリームを選ぶことにより、さまざまなトラブルを解消する手助けになってくれますよ。

革に合ったレザークリームで手入れすることにより長く使い続けられる

レザークリームを使うと見た目がよくなるだけでなく、革を長持ちさせられるというメリットもあります。最初はそれほどレザークリームを塗る必要がない革もありますが、経年によりどうしても油分は失われていくもの。放っておくとそのまま劣化してしまうことにもなりかねません。様子を見ながらレザークリームを適宜使うことによって、本来の味を保つことができますよ。

レザークリームのデメリット

黒ずみや色落ちの原因になることもある

レザークリームは基本的に革が乾燥したりダメージを受けたりした場合に使います。頻繁にレザークリームを使うと革内部での油分量が過剰になって、シミができたり黒ずんだりする原因になることも。日常的に使うのではなく、革の状態を見てメンテナンスする形で使用するのがおすすめです。また、レザークリームと革との相性によっては色落ちしたりする可能性もあります。最初は目立たない箇所に少量塗り込みしばらく様子を見て、問題ないことを確認してから使うようにしましょう。

革の種類によってはレザークリームが合わない場合もある

レザークリームは革によって合うものが異なるほか、まったく合わないものもあるので注意が必要です。例えばスエードなどの起毛素材は表面を毛羽立たせた風合いが特徴で、レザークリームを塗ることはできません。ほかにもエキゾチックレザーなど専用のクリームを使うのがおすすめの革もあります。いろいろな革に使えることを謳っているレザークリームでも、まずは素材を前提にして使えるかどうか確認するようにしましょう。

レザークリームの種類

油性クリーム

レザーに艶を出すことができて防水効果もあり

油性クリームの主成分は油分やロウです。やや硬めのクリームで表面を覆って保護しつつ光沢を出せるので、艶重視の場合にぴったり。浸透率は低めですが、油分で表面をコーティングする形になるため防水効果が上がります。

量が多いと革内部での油分量が上がりシミになることもあるので、少量ずつを塗り伸ばしていくようにしましょう。ワセリンなどの成分が含まれている場合には光沢感が増し、よりピカピカに仕上げることが可能。さらにロウの分量が多くなるとワックスタイプとなり、革靴などを鏡面仕上げする際にも使われます。

乳化性クリーム

革を保湿して乾燥から守る

乳化性クリームは革に栄養を与えるのが主な役割です。やわらかめのクリームで塗ると潤いを与えられるので、革に栄養を浸透させたいときにおすすめ。油分よりも水分の方が多めで、塗っても蒸発しやすいのでシミになりにくいところがメリットです。

ロウも含まれていますが水分や油分より量は少なめで、自然な雰囲気で仕上げられます。光沢を出すよりもマットに仕上げたい場合に使いやすいですよ。初めて購入する場合にもまずは用意しておきたいレザークリームです。

デリケートクリーム

水分多めで保湿効果が高くシミができやすい革にも使える

名前の通り、デリケートな革にとくにおすすめのレザークリームです。成分の大半が水分で革によく浸透しますが、その後蒸発するのでシミになりにくいのが特徴。乳化性クリームと似た成分ですが基本的にはロウが含まれておらず、光沢はあまり出ません。

乾燥した革に水分を補給する用途で使うほか、ナチュラルな仕上がりにしたい場合にもぴったり。塗っておくことにより表面が薄く保護されるので、汚れが吸収されにくくなる効果もありますよ。別のクリームを塗る前段階のケアとして使用するのもおすすめです。

レザークリームの選び方

目的で選ぶ

光沢を出したいなら油分やロウが多めのレザークリームがおすすめ

レザークリームの油分やロウは艶出しに役立ちます。革の表面を覆い、ピカピカに仕上げられますよ。ロウが多めに含まれているとワックスに近い成分になり、光沢もその分強めに。水分の蒸発を防ぎ、カビや汚れから革を守る効果もあります。多めに塗りすぎるとシミや黒ずみができる可能性もあるので量は少なめにし、毎回ではなく適宜使用するようにしましょう。

乾燥を補修したいなら水分多めのレザークリームがしっとり仕上がる

人間の肌と同じように、革も水分が不足すると乾燥してひび割れなどの原因になってしまいます。乾燥していると感じたら、まずは水分多めのレザークリームでケアするようにしましょう。革内部の水分量が整い、汚れや掛かった水が吸収されにくくなる効果もあります。しっとりとした触感になり、マットに仕上げたい場合にも役立ちますよ。

性能で選ぶ

撥水効果のあるレザークリームなら革が水分で傷むのを防げる

レザーは水が付くとシミになりやすく、目立つまだら模様になってしまうことも。フッ化炭素樹脂の含まれるレザークリームには防水の効果が期待できます。革の成分に浸透して余分な水の吸収を防ぐほか、ロウや油分が表面を覆うことによって少しの水なら弾くことも可能ですよ。あくまで補助的な役割ですが、突然の雨に備えて防水スプレーと併用してみてくださいね。

有機溶剤不使用なら革へのダメージのリスクを減らせる

有機溶剤とはシンナーなどの有機化合物のことです。分離してしまう水分と油分を混ぜ合わせられるため乳化性クリームなどによく含まれていますが、成分が強めの場合革が傷んでしまう可能性も。有機溶剤不使用のレザークリームはそのリスクを減らせますよ。手で触ってしまっても影響が少ないのも嬉しいところ。ただ有機溶剤には汚れ落としの効果もありますので、場合によって使い分けするのもおすすめです。

無色タイプなら革の色を問わずいろいろなものに使える

レザークリームは色付きのものもありますが、汎用的に使えるのは色が付いていない無色タイプです。一つあれば色が違うレザーはもちろん、レザージャケットやソファーなどさまざまなものに使えますよ。ただ靴専用などは油分が多く、無色タイプだとしてもほかのものに使うと色落ちする可能性も。どんな革や用品に使えるか、事前に確認してから使用するようにしましょう。

色落ちや色褪せには革の色に合ったクリームが補修に役立つ

革を使っているとよくあるのが色落ちや色褪せで、摩擦や水濡れのほか経年によっても起こります。目立つ色落ちには補修用のレザークリームが役立ちますよ。革に合わせた色を選ぶほか、レザークリームによっては混ぜ合わせて近い色を作れるのも便利。服や肌に直接触れるバッグや靴などに事前に塗っておくと、色移りを防げる可能性が高くなるレザークリームもあります。

レザークリームのおすすめブランド・メーカー

Collonil(コロニル)

レザークリームを初めて使う場合にもおすすめ

革のメンテナンス用品の老舗ブランドです。レザークリームは艶出しのほかに保湿や撥水効果など、1つだけで何役にもなるところが魅力的。素材にもこだわっており、いろいろなレザーに幅広く使えますよ。

COLUMBUS(コロンブス)

期待する効果や用途によって選べる

大正8年創業で、さまざまなレザークリームを展開しているブランドです。艶出しに特化した油性タイプやシミになりやすい革にも使えるデリケートタイプなど、用途に合わせて選べます。革にやさしい素材を使っているものが多いのも嬉しいところ。

SAPHIR(サフィール)

乾燥や傷など革のダメージを補修したい場合に効果的

フランスのAvel社によって生み出されたレザーケア用品ブランドです。補修に特化したレザークリームが多いのが特。カラーバリエーション豊富な補色タイプや、エキゾチックレザー専用のクリームも用意されています。

M.MOWBRAY(エム・モゥブレィ)

保湿効果が高く革本来の自然な艶を出せる

ハンドメイド的製法によって作られたレザークリームを販売しているブランドです。主に欧州を原産としており、栄養や潤いを与えることによって革本来の艶を出すことを理念としています。保湿に長けているため、自然な光沢で仕上げたい場合にはとくにおすすめですよ。

おすすめ&人気のレザークリームランキング

革の保湿におすすめのレザークリーム

Collonil-1909 シュプリームクリームデラックス 100ml (1,499円)

潤いと艶出しの両方が実現できる

革に栄養を与える保湿効果の高いレザークリームです。やわらかめのクリームですがべたつかずさっと塗り伸ばせて、お手入れも簡単。シダーウッドやラノリンなどの天然オイルを使用しており、革に浸透して潤いと艶を与えます。

フッ化炭素樹脂が含まれているので防水効果があるのも嬉しいところ。有機溶剤不使用で革にやさしく安心して使用できますね。カラーレスのほか定番色も複数揃っているので、用途に合わせて選べます。コードバンやブラッシュレザーにも使用可能ですよ。

COLUMBUS-ブリオレザーコンディショニングクリーム 90g (1,980円)

ゼリー状のクリームとさわやかな香りで使いやすい

水分を多く含んだゼリー状のレザークリームです。プルプルとした触感で塗りやすく、しっとりと仕上がるため乾燥した革のケアにぴったり。軽く伸ばすだけですっと馴染んでいくのでお手入れに時間も掛かりません。

ワックス入りなので仕上がりに軽く乾拭きすれば、自然に艶が出てきます。防カビ成分も含まれており、湿気が多い季節に予防として使うのもおすすめですよ。シトラスグリーンの香りでレザークリームにありがちな嫌なにおいがないのも魅力。

M.MOWBRAY-デリケートクリーム 60ml (1,100円)

マットな仕上がりでワックスの前に使うのもおすすめ

さらさらとしたジェルタイプのレザークリームです。有機溶剤入りですが、そのほかの成分はラノリンと少量の油脂のみと極めてシンプル。革の表面をコーティングする機能はほとんどありませんが、内部に浸透して潤いを与える効果に長けています。

ラノリンは柔軟剤として働き、革をやわらかく保てるほかひび割れや乾燥を防止。デリケートな革に塗ってもシミになりにくく、靴やバッグなどいろいろなものに使えます。ヌメ革やオーストリッチなどにも使用可能ですよ。

SAPHIR-レプタイルクリーム 50ml (2,420円)

エキゾチックレザー専用で栄養を補給し自然な艶を出せる

クロコダイルやヘビなど、エキゾチックレザー専用の乳化性クリームです。主な成分はロウと油脂のほか、有機溶剤も含まれています。革の汚れを落としつつ、内部に浸透してデリケートな革に栄養を補給できますよ。

自然な艶が出るのであまり光沢を出したくない場合にも使いやすいですね。油分によって汚れが付きにくくなり、撥水効果も出てくるのが嬉しいところ。革によっては色落ちする可能性もあるので、最初は目立たないところに少量塗って様子を確認するようにしましょう。

革の艶出しにおすすめのレザークリーム

Renapur-ラナパー レザートリートメント 250ml (3,300円)

革に強い光沢を出せて撥水や防カビ効果もあり

オイルやロウが配合されたレザークリームです。すべて天然成分でできているため手で触れても問題なく、バッグや財布などにも安心して使えますね。蜜ロウやワセリン入りでワックスとしても使えて、革に強い光沢を出すことが可能。

塗り込み時に使えるスポンジ付きで、すぐにお手入れを始められますよ。量が多いとべたつくので、少量ずつ取って伸ばしていくのがおすすめです。ソファーや革ジャンなど、いろいろなものに幅広く活用できます。

キャプトスタイル-マスタングペースト 100ml (2,680円)

ホースオイルで革の内側から艶やかに仕上げられる

純度100パーセントのホースオイルと蜜ロウを使ったレザークリームです。馬の油は浸透性が高いという特徴があり、革の内部まで艶やかに整えてくれますよ。手の温度でもすぐに溶けてさらさらとした液体状になるので、塗り込むのも簡単。

べたつきが少なく少しの量でも潤い、革をやわらかい状態で保てます。革の表面まで保護できて撥水性もあるのが嬉しいところ。いろいろな動物革に使えるため、身の周りのいろいろなレザー用品をまとめてメンテナンスできますね。

COLUMBUS-ミンクオイルビン 45g (660円)

革をしなやかに保ち傷を目立たなくする効果も

動物性油脂が使われたレザークリームです。少量でよく伸びるのでコストパフォーマンスも抜群。塗った後に余計な油分が出てくるため、1時間ほど置いた後に軽く拭き取ると型崩れやカビなどのリスクを下げられますよ。

革をやわらかくする効果があり、硬めの靴に塗り込むといった使い方も。少しの傷なら馴染ませて目立たなくする効果も期待できます。同シリーズでスプレーやリキッドもあるので、場面によって使い分けるのもおすすめ。

革の補修におすすめのレザークリーム

SAPHIR-レノベイティングカラー補修チューブ 25ml (1,430円)

圧倒的なカラー数で革に合った色を作ることも可能

全47色とカラーバリエーション豊富なレザークリームです。いくつか混ぜ合わせて使いたい革に合った色を作れるのも便利なポイント。色落ちのほか、革のはがれた箇所や擦れた傷に使って目立たなくすることもできます。

塗った後も色落ちしにくく、きれいな色を保つことが可能。別売りのリムーバーを使えば簡単に落とせてやり直しできるので安心して試せますね。傷つきやすい靴やバッグの角の補修用として強い味方になってくれますよ。

JEWEL-JEWEL ARCOT レザーモイスチュア 50ml (1,100円)

明るい色合いのレザーの補修にぴったり

やわらかいジェル状の補色用レザークリームです。全36色で定番のブラックやブラウン系のほか、明るいパステルカラーも揃っているのが魅力。女性向けのパンプスやバッグなど、華やかな色合いのレザーにもぴったりですね。

スポンジに適量を取って塗りつけるだけでみずみずしいクリームが浸透し、色抜けを補修できますよ。栄養と水分も同時に補給できるので乾燥対策にもなるのが嬉しいところ。ガラス瓶とおしゃれな蓋との組み合わせがかわいらしく、お手入れも楽しくなりますね。

M.MOWBRAY-レザーコンシーラー (1,210円)

顔料系でよく伸び定着しやすい

スムースレザー全般に使える補修用のレザークリームです。顔料入りで水や油に強く、革の表面に着色して傷や色落ちをカバーすることができますよ。天然皮革だけでなく合成皮革にも使えるのが便利なところ。

少量でもよく伸びるので、大きな面にも簡単に塗り広げられます。着色後は色落ちしにくいですが、塗って10分以内ならクリーナーで落とせてやり直しも可能。全30色で別の色同士を混ぜ合わせて調整することもできます。

レザークリームの使い方

前準備としてブラッシングと乾拭きをしてからクリームを塗る

レザークリームを塗る前に、まずはブラッシングと乾拭きを行っておきましょう。ブラッシングは革のほこりを落とし、自然な艶を出すことができます。少しの傷なら目立たなくなる効果もありますよ。その後やわらかい布で乾拭きして余分な油や汚れを取り除きましょう。とくに乾拭きは日常的に行えるお手入れですので、ぜひ試してみてくださいね。

乾いた布にクリームを少しずつ取って満遍なく塗る

レザークリームによっては革に合わない場合がありますので、まずは目立たないところに塗ってできれば数日様子を見るのがおすすめです。色落ちなどがないことを確認できたら、乾いた布に少量を取って全体的に伸ばしていきましょう。強くこすらず、撫でるように行うのがコツです。一度に大量に塗るとシミになる可能性もありますので、少しずつ様子を見ながら行います。最後にまたブラッシングしておくと余分なクリームが取れて浸透しやすくなりますよ。

クリームを風通しの良い日陰で乾かしてから乾拭きをする

レザークリームは浸透するまで時間が掛かる場合もあるので、しばらく風通しの良い日陰に置いておきましょう。乾燥したのが確認出来たら軽く乾拭きすることにより、余計な油分を拭き取って落ち着いた状態に保つことができます。場合によってはこの後防水スプレーを掛けるなどのケアを行うのもおすすめ。これで一連のお手入れが完了しますよ。

レザークリームでのお手入れ頻度は1カ月に1回がおすすめ

レザークリームは塗りすぎると逆にシミや黒ずみの原因になることがあります。日常的なお手入れは乾拭きやブラッシングで十分で、レザークリームの使用は間隔を空けて行うのがベスト。頻度は1カ月に1回程度が目安です。ほかにはものによって消耗の程度が違うことも考慮しておきましょう。例えば靴とバッグとでは乾燥や傷付きやすさの度合いは違いますので、革それぞれに合った頻度でレザークリームを使うようにしてみてくださいね。

まとめ

革に合わせたレザークリームがおすすめ

レザークリームはそれぞれ効果が異なり、合う革も変わってきます。まずは使いたいものに合っているかを確認し、そのうえで求める効果に適したものを選ぶようにしましょう。艶を出したい場合には油性クリームがぴったりで、ロウなどの成分が多く含まれていればより強い光沢を出すことが可能。乳化性クリームは乾燥した革の保湿に役立ち、デリケートクリームを使えばシミになりやすい革にも使えますよ。今回はおすすめのレザークリームをランキング形式で紹介しました。レザーは使うほかに育てる楽しみがあるのが魅力的なところ。レザークリームを上手に活用し、大切なバッグや靴、財布などを自分のお気に入りに仕上げてみてくださいね。

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