おすすめのフルタングシースナイフ人気比較ランキング!【ステンレス製も】

キャンプなどアウトドアを楽しむ時、薪割りをしたかったり獲物を捌きたかったり、刃物が必要なシーンにたくさん出会いますよね。そんな時に活躍してくれるのがフルタングシースナイフです。鞘のことをシースと言いますが、フルタングシースナイフとは、鞘付きのナイフの中でも、刃を構成する金属の板がハンドル末端まで通っているもののこと。たいへん頑丈で頼りになるナイフです。おすすめのフルタングシースナイフをピックアップしましたので、ぜひ購入にあたっての参考にしてください。

フルタングシースナイフの特徴

フルタング構造でラフな使い方にも耐える

フルタングとは、刃を形作る金属の板がハンドル末端まで通っている構造のこと。刃と持ち手が一体になっているので、高い負荷に耐えることができます。多少ラフな使い方をしてもびくともしない頑丈さがこの種のナイフの魅力です。

折り畳まないので鞘から出せばすぐに使える

鞘付きナイフの優れた点の1つは、鞘から出せばすぐに使えることにあります。折り畳みナイフのような刃を引き出す手間が要りません。使用者の咄嗟の行動に応える性能は、アウトドアでは欠くべからざるものですね。

フルタングシースナイフの種類

ロングブレードタイプ

重さを活かして太い木も難なく割れる

ブレードの長さが100mmを超えるタイプのフルタングシースナイフ。ずしりと手応えのある重たいものが多く、その重量を活かした使い方が可能です。普通は鉈でもなければ敵わないような太さの木でも難なく割ることができます。

120mmや130mmといった長い刃渡りを持つナイフは、獲物の肉を捌く時などに重宝します。短いナイフでは届かない場所まで刃を入れ、一度に引き切ることができるからです。作業の手間を減らすという意味でも頼りになる道具だと言えるでしょう。

ショートブレードタイプ

手元で行う細かい作業に最適

ブレードの長さが100mmに満たない、短いタイプのフルタングシースナイフ。こちらは手元で細かい作業を行うのに適しています。長くて重いロングブレードでは持て余しかねない繊細な作業も、ショートブレードならスイスイこなせるでしょう。

たとえば小魚を捌いて料理するときや手元で木を削って何かを作るときに、ショートブレードタイプのフルタングシースナイフは本領を発揮します。比較的軽いナイフです。そのため、長時間使っていても手が疲れる心配はいりません。

フルタングシースナイフの選び方

刃の素材で選ぶ

主な用途がバトニングなら炭素鋼製

ナイフで木を割る技術のことを、バトニングといいます。とりわけ、キャンプなどする際、焚き火のための薪を割る行為を指して言います。バトニングをする機会が多いなら、ブレードは炭素鋼製が最適。焼き入れによって刃に高い硬度と靱性を与えているので、木を叩き割るバトニングの強い衝撃にも十分に耐えることができます。

泥や海水も気にせず使うならステンレス製

ステンレス鋼は、基本となる鉄と炭素にクロムやタングステン、ニッケルなどを加えて作られたものです。その刃の特徴は耐食性に優れていること。錆にたいへん強いので、泥や海水も気にせずに使うことができますよ。釣った魚をその場で捌く時など、ステンレス鋼製のブレードを持つフルタングシースナイフが活躍することでしょう。

サイズで選ぶ

料理やカービングに使うなら小型

手元で細かい作業をするとき、長いブレードを持つ刃物は取り回しづらいものです。使っていると重くて手が疲れますし、その長さゆえに思わぬ事故まで引き起こしかねません。たとえば小魚を切ったり野菜を刻んだり、木を削って何かを作るカービングの際など、活躍するのは小さなタイプのナイフです。握り込んで、指先同然に扱うことができるでしょう。

薪割りなどのハードな作業に使うなら中型以上

バトニングをしたりブッシュを切り開いたりなど、ナイフをハードな作業に用いるなら中型以上のサイズのものが断然おすすめです。ブレードが短いタイプのものは、当然その重量も軽く、重さを活かした薪割りなどには向きません。ずしりと手応えのあるナイフでなければスムーズにこなせない作業が、アウトドアにはたくさんあるものです。

鞘で選ぶ

手軽に刃をメンテナンスするならシャープナー付き

どんなに硬いナイフの刃でも、バトニングなどのハードな使い方を続けていれば切れ味は鈍っていくもの。そんな時に便利なのが、鞘にシャープナーが付いたタイプのフルタングシースナイフ。鞘に納める前や使う直前、手軽に刃を研ぐことができます。多用する道具ほどきめ細かいメンテナンスが肝心。適切なケアを施して長く使いたいものです。

見た目の美しさを求めるなら本革製

フルタングシースナイフの中には本革製の鞘を備えたタイプもあります。その魅力は何と言っても本革の美しさや上質感。光沢のある飴色をしたものや刻印を施したものなど、ナイフごとに鞘の表情もまったく違います。また、長く使えば使うほど味が出て来るのも本革製の鞘の良い所。持ち主に少しずつ馴染んで、手放しがたい特別な相棒になっていきます。

フルタングシースナイフのおすすめブランド・メーカー

MORAKNIV(モーラナイフ)

創業125年のナイフメーカーが造る優れた逸品

モーラナイフはスウェーデンを代表する有名ナイフブランド。ブラックコーティングされたカーボンスチールの刃と黒いレザーシースが特徴です。使い込めば使い込むほど風合いのある特別なナイフになっていきます。

BUCK(バック)

ファイヤスターター付属で火おこしもスピーディ

シースに緊急ホイッスル機能を備えたファイヤスターターが付属しており、このナイフ一本あれば火起こしが出来るという優れ物です。見た目は木目調ながら、ハンドルはマイカルタという樹脂素材。水に強くて頑丈です。

豊国鍛工場

使い手の指を守る黒ツバ輪付き

木工細工から料理、バトニングまで様々なシーンで活躍する剣鉈。使用者の指を守るために金属製の黒ツバが付いています。木製のシースには革のベルトが2本。見た目も性能も非常に優れた逸品です。

Helle Knives(ヘレナイフ)

手作りにこだわったノルウェー産ナイフ

45の工程を経て作り出される、ノルウェーの有名ナイフメーカーヘレのフルタングシースナイフ。高いクラフトマンシップの元に作られた特別な一品です。美しい木目調のハンドルに自然の温かみが感じられます。

おすすめ&人気のフルタングシースナイフランキング

ロングブレードでおすすめのフルタングシースナイフ

MORAKNIV(モーラナイフ)-Bushcraft Survival Orange (7,810円)

オレンジ色が目に鮮やかなナイフ

長さ109mm、厚み32mmの刃はステンレススチール製。ハンドルの素材にはラバーが用いられていて、握りやすく扱いやすい仕上がりになっています。鮮やかなオレンジ色のおかげで、どこに置いても置き忘れるということがありません。

ステンレス製の刃もプラスチック製のシースもケアが非常に簡単。使ってすぐにメンテナンスできないシーンではとても助かります。またシースにはファイヤスターターが付いていて、いつでもどこでも火起こしができますよ。

BUCK(バック)-狩猟ナイフ セルカーク Selkirk 863BRS-B (11,968円)

付属のファイヤスターターでいつでも火起こし

刃渡り117mmのブレードを持つフルタングシースナイフ。刃の素材は420HCステンレス鋼で、耐食性と靱性にたいへん優れています。耐久性にも優れた肉厚で頼もしいブレードなので、かなり激しいバトニングに用いても平気です。

樹脂素材マイカルタ製のハンドルは水に強くて扱いやすさ抜群。シースにはファイヤスターターが付属しており、いつでもどこでも火起こしをすることができます。短いストロークで多くの火花を出す優れたファイヤスターターです。

G・sakai(ジー・サカイ)-サビナイフ 8 マキリスポーツ (8,941円)

驚くべき耐食性を備えたサビないナイフ

焼き入れをしないことが特徴の鋼材、H-1鋼のブレードを持つフルタングシースナイフ。この鋼材には炭素が含まれていないため、炭素由来の錆とは無縁です。海釣りをする人にはとりわけ頼りになるナイフです。

シースはグラスファイバー強化ナイロン製。衝撃に強く、汚れにくい素材です。またシースにはロックベルトクリップを標準装備。ベルトなどに付けた際、ワンタッチで取り外しが可能な上、ケースの角度を自由に調整できる機能も付いています。

MORAKNIV(モーラナイフ)-Garberg Black Carbon Multi-Mount (12,650円)

ブラックコーティングのブレードが目を引く逸品

刃渡り109mm、厚み約3.2mmのブレードはカーボンスチール製。錆や汚れを防止するためのブラックコーティングが施されています。肉厚のある刃なのでかなりハードなバトニングやチョッピングにも十分に耐えられます。

ハンドルの素材はポリアミド。装飾的にも美しい細かな溝が入れられており、握ったときに滑りづらく、また力を入れやすい構造になっています。刃と同じく黒いシースはメンテナンス性に優れたマルチマウントシースです。

Helle(ヘレ)-Utvaer (29,800円)

天然素材を用いたハンドメイドの一品

ステンレススチールの刃は厚み3.0mm。刃の全長は10.2mm。過酷なバトニングにも十分耐えることができます。シースの素材は本革で、本体同様、使い込めば使い込むほど味わいと風合いを増していくこと請け合いです。

ハンドル部分に用いられているのは天然素材のカーリーバーチ。木目の美しい自然の木なので、一本として同じナイフはありません。北欧のナイフ職人たちのこだわりが強く感じられるフルタングシースナイフです。

ショートブレードでおすすめのフルタングシースナイフ

MORAKNIV(モーラナイフ)-Eldris Neck Knife Kit (6,050円)

首からぶら下げられる小さなナイフ

2016年にドイツで開催されたアウトドアショーでハードウェア部門賞を受賞。首からぶら下げて持ち歩くこともできるフルタングシースナイフです。全体的にずんぐりむっくりした、短くて幅広い刃を持つフォルムに愛着が湧きます。

ブレードはステンレススチール。モーラの他のナイフとは少々違って、打ち抜いたままのような荒々しい仕上がりです。ハンドルの素材は、中央部が樹脂製で外側は滑り止めを考慮したラバー製。力を入れやすい構造になっています。

G・sakai(ジー・サカイ)-キムンカムイ2 VG10ダマスカス (33,440円)

山の神の名を持つフルタングシースナイフ

アイヌ語でキムンカムイは山の神の意味。ここで言う山の神とはヒグマのことで、このナイフの刃はヒグマの犬歯をイメージして作られています。ブレードの素材は特徴的な文様が美しいVG-コアダマスカス鋼15層です。

名前からもイメージできる通り、メーカーがおすすめする主な用途はエゾシカやヒグマの解体。極めて寒い地域での使用を前提に作られています。そのためハンドルにも、極寒状態で割れやすい天然素材ではなく、あえてカーボンファイバーを用いています。

Helle Knives(ヘレナイフ)-マンドラ (18,700円)

鏡面仕上げのずんぐりした刃がユニークなナイフ

ノルウェーの有名ナイフメーカー、ヘレのフルタングシースナイフ。厚み2.6mmのブレードは刃渡り69mmと短めで、手元で行う細かい作業でその性能を発揮します。刃の素材はトリプルラミネートステンレススチールです。

ヘレの特徴の1つは天然素材を用いたハンドメイドのナイフであること。そのため、まったく同じ製品というものがありません。職人のこだわりが詰まった手作りなので擦れや傷がある場合もありますが、それもまた味だと言えるでしょう。

Kauhavan Puukko Paja(カウハヴァン プーッコ パヤ)-Mout Visa 80 #207(15,059円

ハンドルから刃先までの一体感が美しいナイフ

刃渡り80mmのブレードは炭素0.8%含有の炭素鋼。耐摩耗性と硬さに優れています。ハンドルの後端から刃先まで次第に先細りしていく形状で、デザイン的にもたいへんスタイリッシュに仕上げられたフルタングシースナイフです。

ハンドル部分の素材はカーリーバーチ。独特の木目模様が美しい白樺材で、硬度や耐久性に優れています。革製のシースは北欧を感じさせる文様付き。刃もハンドルもシースも、すべてハンドメイドで作られた優秀なナイフです。

MORAKNIV(モーラナイフ)-Wood Carving 120 (2,860円)

ウッドカービングに最適なナイフ

ウッドカービングを初めとした、手元で行う繊細な作業にぴったりなフルタングシースナイフ。60mmという刃の長さが絶妙で、非常に取り回しやすい逸品です。ハンドルも握りやすいずんぐりした形状にデザインされています。

ブレードの素材はラミネートスチール。刃そのものの形状とあいまって木材への食いつきがとても良くなっています。ハンドルは硬さと木肌の緻密さでよく知られる樺材。文様が施された黒いシースはプラスチック製です。

本革製の鞘でおすすめのフルタングシースナイフ

MinistoreDirect (ミニストアダイレクト)-アウトドアナイフ (2,380円)

赤みを帯びた本革製シースが目を引くナイフ

刃渡り105mmのブレードの素材はステンレス鋼。厚みが4.0mmもあって、しかもフルタングなのでとても頑丈。強度の面でも耐久性の面でも、もちろん切れ味の面でも優れた、非常に高品質なフルタングシースナイフです。

ハンドルの素材はグラスファイバー。握りやすさと滑りにくさを考慮しています。赤みを帯びたシースは本革製で、ベルト通し付き。釣りや狩猟、登山やサバイバル、また災害時の備えとしても頼りになる逸品です。

Real Steel(リアルスチール)-ブッシュクラフトプラス コンベックスグラインド エボニーウッド (11,980円)

オイルアップが施されたレザーシース付き

ブレードの素材は14C28Nステンレス鋼。錆に強く、切れ味が落ちにくい素材です。しかも刃の厚みはおよそ4.3mm。たいへん頑丈にできているのでバトニングやチョッピングなどハードな使い方をしても何ら問題ありません。

ハンドルは温かみがあって手に馴染むエボニーウッドハンドル。シースの素材は牛革で、重さは約100gあり、裏面にベルト通しがあります。またシースにはオイルアップが施されており、使い込むほどに味わい深くなっていきます。

Umi(ウミ) シースナイフ-アウトドアナイフ (2,380 円)

本革製シースケース付き

ブレードの素材はステンレス鋼。この素材は耐蝕性と耐摩耗性に優れています。使用にはよいブレードと掌に馴染む握り心地で高い質感があり迫力の重厚感と造形美の際立つ洗練のデザインで、コレクションにも人気の逸品です。
コレクションだけではなく、DIYなども幅広く対応した一品です。

ハンドルは握り心地良く高級感のある重厚な天然ウッド材を採用し。独特な木目が見た目にも美しいフルタングシースナイフです。特徴的で細かな装飾が施されており、ケースの背部にクリップが付いています。

RealSteel(リアルスチール)-ブッシュクラフトプラス クラッシック (11,980円)

木材特有の温かみのあるナイフ

このモデルは日本人のアウトドア愛好家の監修のもとで設計されたモデルです。鋼材は鋼ステンレスなので、さびにくくアウトドアでの水場などでも安心してご使用いただけます。

シンプルな専用のレザーシースが付属していて、とてもコンパクトに設計されておりフルタング構造のコンベックスグラインドでバトニングからフェザースティックづくりまでオールマイティに使用できます。

DURATECH(デュラテック)-シースナイフ (2,780円)

鏡面仕上げのブレードで高級感たっぷりのナイフ

ブレードの素材は7CR17ステンレス鋼。鏡面加工が施されており、錆びにくいだけでなく高級感があります。刃渡りは105mm、刃の厚みは約4mmで幅は約33mmとずんぐりしており、ずしりと手応えのあるフルタングシースナイフです。

ハンドルの素材には温かみがあって木肌の美しい花梨材を使用。手にフィットするよう、握りに緩やかなカーブが付けられています。ベルト通し付きの本革製シースが付いてくる他、ハンドルエンドに紐穴もあるので安全紐も付けられます。

まとめ

シーンや用途に適したフルタングシースナイフがおすすめ

いかがだったでしょうか。今回の記事ではおすすめのフルタングシースナイフをご紹介しました。山や海や川など、ナイフはアウトドアの様々なシーンで必要とされる道具です。今回の記事を参考にして、ぜひ目的のシーンに合ったナイフを見つけてみてください。

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