外壁の補修や屋根の雪下ろしなど、高い場所に行けるアイテムがあると便利ですよね。そんな時におすすめなのが伸縮はしごです。伸縮はしごは短いものは3Mほど、長いものは8M以上とサイズ展開が豊富。どんな場所での作業を希望するかによって最適なサイズを選べますよ。脚立では届かない部分も、伸縮はしごなら届きますので高所での作業がある方におすすめのアイテムです。そこで今回はおすすめの伸縮はしごをランキング形式でご紹介します。伸縮はしごにはいくつかの種類がありますので、選び方を知っておくことも大切。伸縮は仕事を選ぶ時のチェックポイントも解説しますので、ここを参考に使い勝手の良い伸縮はしごを見つけてください。
伸縮はしごの特徴
伸縮性が高いので脚立より使い勝手が良い
高い場所での作業を可能にするアイテムには、伸縮はしごの他に脚立もあります。脚立は安定性に優れていますが、高さがさほどないことが難点。伸縮はしごは部屋の天井に届くサイズから屋根の上にまで届くサイズまで展開されているので、高所作業にぴったりですよ。
屋根まで届くサイズなら雪下ろしや屋根の修理作業も可能
高い場所まで伸ばすことができる伸縮はしごを選べば、屋根の上での作業も可能です。屋根はあまり上ることがない場所ですが、冬は雪下ろしをしなければならない地域もあります。また屋根が破損した場合は補修も行えますので、屋根まで届くサイズを確認してから伸縮はしごを選ぶと良いでしょう。
伸縮はしごの種類
2連タイプ
脚立では届かない部分にも楽に届く
2つのはしごが連なっている2連タイプはコンパクトに収納できることがポイント。伸ばせばある程度の高さになりますので、部屋の天井程であれば問題なく届きます。少し高い部分の外壁修理も行えるため、自宅の天井や外壁の補修を自身で行いたいという方におすすめです。
2連タイプは2つのはしごがあり、伸ばすことで長くなります。2つのはしごを重ね合わせればコンパクトなサイズになるため、持ち運びも便利ですよ。自宅以外で伸縮はしごを使うのであれば持ち運ぶ必要がありますが、2連タイプなら手間なく持って行けるでしょう。
3連タイプ
屋根に上がれるほどの高さを選べば高所作業が可能
3つのはしごが連なっている3連タイプは、3つのはしごを伸ばすことでとても高くなります。はしごの種類にもよりますが、屋根の上に届くほどの高さになるものも。それを選べば屋根の上に容易に登れるようになるため、屋根での作業がある方は3連タイプを選びましょう。
3連タイプは耐久性が高いものも多いですが、伸縮はしごは事故を防ぐためにも1人がはしごをしっかり固定しておく必要があります。特に3連タイプは高くなるため、危険性も増します。高所作業時に使う場合は安全性を確保してから使うようにしましょう。
伸縮はしごの選び方
素材で選ぶ
優れた耐久性が欲しいならグラスファイバー製
耐久性が高く丈夫な物が欲しいならグラスファイバー製のものを選びましょう。グラスファイバーとはガラス繊維のこと。この素材の特徴は優れた強度です。強度が抜群なためちょっとした衝撃では壊れることはありません。伸縮はしごは人が昇り降りするものなので耐久性が高いものを選ぶことが大切。はしごを使う頻度が高くなればなるほど破損の恐れも出てきますので、使用頻度が高いのであれば強度抜群のグラスファイバーを選択しましょう。
持ち運ぶ機会が多いならアルミ製
自宅で伸縮はしごを使うという人も多いかと思いますが、仕事現場で使用する伸縮はしごを探しているという人もいるでしょう。仕事で持って行くのであれば持ち運びやすさも重要。伸縮はしごはいずれもサイズが大きいため、サイズによる持ち運びにくさは解消できません。しかし軽量素材のアルミ製のはしごを選択すれば、持ち運びやすく感じますよ。持ち歩くことが多いならアルミ製のできるだけ重量が軽いものを選びましょう。
機能で選ぶ
防滑仕様が施されていればはしごの安定感が上がる
伸縮はしごは壁などに立てかけ、はしごの足場に足をのせて高所へと上がっていくものです。足場は安定するように作られているものの、スペースが狭いため高所になればなるほど危険性も増します。しかし足場に防滑使用が施されていれば安心。雨天時にはしごを上っていても、滑りにくくなっているため落下事故を防げます。天候関係なく屋外で伸縮はしごを利用するなら、防滑使用が施されているものを選びましょう。
様々な場所で使用するなら長さを細かく調整できるものが便利
屋根などの高い場所で作業することもあるけれど、部屋の天井部分での作業もあるという方には細かく長さ調整できる伸縮はしごがおすすめです。細かい調整ができないものは思い通りの場所にはしごが届かない可能性があります。細かく調整できればちょうどいい高さにはしごをかけられますので、使いやすくなるでしょう。伸ばした時の最大サイズの他、はしごの調整が可能かどうかをチェックしておいてくださいね。
はしごの長さで選ぶ
部屋の天井に届くほどの高さなら3メートル
伸縮はしごははしごによって最大の高さが異なります。部屋の天井にある電球の交換時に伸縮はしごを使うなら3メートルほどの高さが最適。3メートルほどあれば大体の家の天井にはしごは届きます。部屋の天井での作業が主ならあまりサイズが高すぎても実用性がありませんので、できるだけ短めの伸縮はしごを選ぶと良いでしょう。短めのものはコンパクトに収納できるので、収納時に困りにくいこともポイントです。
住宅の2階部分や屋根での作業を行うなら5メートルや8メートル以上がおすすめ
家の外壁や屋根での作業を主に行うなら5メートル、または8メートル以上のものを選びましょう。一階部分の外壁であればはしごは短くても良いのですが、二階部分となると5メートルほどの高さが必須です。家によっては5メートル以上なければ届かないこともありますので、その場合は8メートルを選択しましょう。8メートル以上あれば屋根の上にものぼれるので、高所作業時に活用できます。
伸縮はしごのおすすめブランド・メーカー
ナカオ
2連も3連も豊富に取り扱うメーカー
ナカオからは2連、3連の伸縮はしごが豊富に展開されています。サイズ展開も7メートルや9メートルととても幅広いため、欲しいと思っているサイズの伸縮はしごが見つかるでしょう。屋根上への昇降をしやすくする機能が付属したはしごも展開していますよ。
長谷川工業
持ち運びに便利なコンパクト伸縮はしごを展開
収納時に約80センチほどの長さになる伸縮はしごを展開するメーカーです。コンパクトなので収納場所に困りませんし、持ち運びも楽に行えます。5メートル以上の高さがある2連伸縮はしごも取り扱っているので、希望する特徴からはしごを選べるでしょう。
Louisville Ladder
グラスファイバー製の伸縮はしごを展開
Louisville Ladderからはグラスファイバー製の伸縮はしごが展開されています。グラスファイバー製なのでその強度は抜群。耐荷重135キロと耐久性に優れた伸縮はしごを用意しているので、体格の良い方にはこのメーカーのはしごがおすすめです。
アルインコ
耐久性に優れた伸縮はしごを幅広く展開
アルミ製の伸縮はしごを幅広く展開するメーカーです。100キロまでの体重に耐えられるので、体格の良い方が使う際にも安心。はしごは長さ別に2連、3連と用意していますので、使う場所やはしごへの希望に合わせて最適なものを選べるでしょう。
おすすめ&人気の伸縮はしごランキング
2連式でおすすめの伸縮はしご
アルインコ-二連はしごANP40F (11,800円)
最長4メートルの軽量伸縮はしご
最大4メートルにまで伸ばせる伸縮はしごです。2連タイプなので縮めた時は半分の2メートルほどのサイズに。2メートルなので成人男性よりも高さが高くなりますが、軽量性に優れているため持ち運びができないということもないでしょう。
重量は約7キロと、見た目に反して軽い仕上がりに。はしご収納時は厚さが13センチと薄くなるので、狭いスペースに問題なく収納できるでしょう。はしごは手で上げ下げするだけで簡単に伸縮できますので、女性でも手軽に使えます。
長谷川工業-脚部伸縮式2連はしごLU2 1.0-38 (17,000円)
脚部の伸縮ができる便利なはしご
はしごの脚部の伸縮が可能な珍しい伸縮はしごです。脚部の伸縮を行うことで段差がある場所でのはしご使用が可能。脚部を段差の高さに合わせることではしごを安定させられますので、伸縮はしごの使用シーンが幅広くなるでしょう。
はしごにはロックが付属しているため、ロックしておけばはしご使用中にはしごが縮まる恐れはありません。取っ手を掴んで上げ下げすれば簡単にはしごの高さを調整できる点もポイント。軽量さにも優れているので、持ち運ぶことが多い方にもおすすめです。
ピカコーポレーション–2連はしごスーパーコスモス2CSM-60 (26,224円)
全長約6メートルの高さになる伸縮はしご
最大約6メートルの高さにまで伸ばせる伸縮はしごです。5メートル以上の高さになるので自宅の外壁補修を行う方にも最適。平屋であれば屋根の上にまであがれますので、屋根の補修を行いたいときや雪下ろしの際に活用できます。
脚部には滑り止めのジョイントが付属しています。ジョイントがはしごを安定させてくれますので、使用中にはしごがずれて落下する恐れを少なくできますよ。耐荷重100キロなので体格の良い方が使う伸縮はしごとしても最適です。
ナカオ-2連伸縮はしごDEP-5.2 (35,750円)
高所作業に最適な安全補助装置を搭載
サンノテという安全補助装置を搭載している伸縮はしごです。サンノテとははしご上部に付属している八の字型のパーツ。このパーツの壁への接着面には滑り止めが施されているので、壁につけたときにはしごが横にずれる心配はありません。
最大約5メートルにまで伸びるので高所での作業も行えます。重量は約14キロと重めなので、持ち運び時には注意しておきましょう。耐荷重は130キロとなっていますので、体格の良い人がはしごを使用しても壊れにくいですよ。
長谷川工業-LQ2 手上げ式2連はしご (12,300円)
簡単な操作ではしごの伸縮が可能
手で上げ下げするだけではしごの伸縮ができます。難しい操作はなく、手軽に伸縮できるためはしごを使うことが初めての人でも安心。はしごにはロックも付属していますので、ロックをきちんとしておけば使用時にはしごの形状が変わることもありません。
重量は6.6キロと軽めなので、女性でも持つことが可能。ただし収納時でも大きさが2メートルと高くなっているため、室内で使うときは天井にぶつからないよう注意してくださいね。コスパにも優れた伸縮はしごです。
3連式でおすすめの伸縮はしご
ナカオ-サン3太 ST-8.0 (68,254円)
軽自動車に乗せられるほどのサイズに収納できるはしご
全長約8メートルと高所作業時にも役立つ伸縮はしごです。あまりにも大きいはしごを車に乗せると違反となりますが、こちらは約3メートルサイズにまで縮められるので軽自動車に乗せることも可能。車に乗せて持ち運べますよ。
脚部には滑り止めが付いているので、1人が支えていれば屋根などの高所に上ることができます。重量は19キロと重たくなっていますので、持ち切れない時は2人で持つと安心。高さが8メートルまで伸ばせるので、幅広い場所で使用できるでしょう。
長谷川工業-軽い3連はしご HE3-2.0-70 (68,135円)
伸縮が楽にできる専用ガイド付きはしご
はしごの伸縮が楽にできる専用ガイドが付属しています。伸縮が難しいと中々作業に移れませんが、このはしごならスムーズに伸縮できるためすぐに使うことが可能。専用の滑車が伸縮サポートしてくれるので、軽い力で伸ばせます。
脚部にはゴム製のパーツが付属しているので、使用時に滑りにくくなっています。安全性を確保できるため高所作業時にも最適です。縮めた時は約3メートルの長さになりますので、軽自動車に乗せて持ち運ぶこともできますよ。
長谷川工業-3連はしご LSS3 1.0-80 (104,800円)
スタビライザーが付属した安全性の高いはしご
スタビライザーが付属している伸縮はしごです。スタビライザーとは転倒防止のためのパーツ。八の字になっているパーツがはしごの脚部と一緒に安定性を高めてくれるので、はしごが転倒する恐れを少なくしてくれます。使用時に揺れを感じることもないでしょう。
脚部は伸縮するので段差がある場所での使用にも最適。最大約8メートルの高さにまで伸ばせるので、高所作業が必要な方に特におすすめです。最大質量は100キロとなっているので、道具を持った状態ではしごを上がることもできますよ。
ナカオ-3連伸縮ハシゴ レン太3REN-7.0Y (135,880円)
屋根での作業時に特に最適な仕様
はしご上部に屋根にかけられるパーツが付属している伸縮はしごです。パーツを屋根に付けておけばより安定性が高まるので、昇り降りが安全に行えます。アウトリガーが標準装備としてついているので、使用時にはしごが揺れたりする恐れも少ないですよ。
最大約7メートルにまで伸びるので、高い場所での作業も可能。脚部は伸縮可能となっていますので、段差がある場所でも問題なくはしごを使えます。インサイド方式の伸縮はしごなので、収納時はコンパクトになりますよ。
ナカオ-バンボ3-65GF (109,000円)
折り畳み可能な3連伸縮はしご
全長約6.5メートルになる伸縮はしごです。ある程度の高さがあるため自宅の外壁補修時の使用におすすめ。家によっては屋根に上がることもできますので、屋根上での作業時に活用できますよ。縮めれば約2メートルほどのコンパクトサイズになります。
伸縮はしごは折りたたむことが可能。折りたたむことで高さのないコンパクトな状態になるので、狭いスペースに置いておくこともできます。最大質量は130キロととても重たいため、体格の良い人が使ってもはしごが壊れることはないでしょう。
グラスファイバー製でおすすめの伸縮はしご
KSS–伸縮はしごPN500 (91,798円)
ステップ部分にグラスファイバーを採用
足を置くステップ部分にグラスファイバーを採用している伸縮はしごです。足の踏み場は体重を支える必要があるのでどうしても負荷がかかります。ここに強度抜群のグラスファイバーが採用されているため、安全にはしごを使えるでしょう。
こちらは30センチ単位で高さ調整が可能。最大約5メートルまで伸ばすことができますので、細かく調整すれば使用用途が幅広くなります。収納時はとてもコンパクトなサイズになるため、持ち運びやすいですし、収納場所にも困りません。
Louisville Ladder–ファイバー2連はしご (41,800円)
耐荷重135キロの強度に優れた伸縮はしご
耐荷重135キロの耐久性に優れた伸縮はしごです。ステップ部分はアルミですが、そのほかの部分にはグラスファイバーを採用。グラスファイバーは電気の絶縁性に優れているので、電気工事を行うときに使うはしごとして最適です。
はしごのロック機能にはルイスビル独自のMAXLOCKシステムを採用。簡単にはしごのロックができますので、難しい手順は必要ありません。最長約5メートルまで伸ばすことが可能なため、高い場所での作業にも適していますよ。
長谷川工業-2連はしごUSG-51 (127,000円)
屋根上の作業だけでなく電気工事にも最適な仕様
最大約5メートルにまで伸ばすことができる伸縮はしごです。家の二階部分の外壁補修の他、平屋であれば屋根の補修作業も可能。はしごには伝染に引っ掛けるフックと電柱の形にフィットするベルトが付属しているので、電気工事用のはしごとしても使えます。
電気工事に適したグラスファイバーを採用するだけでなく、強度を高めるためにポリエステル樹脂も採用。抜群の耐久性を誇りますので、強度の高さを重視する方におすすめです。はしごには滑車が2つついていますので、はしごの伸縮も楽にできますよ。
Erru-エクステンショントールラダー (19,528円)
2メートルから4.5メートルまでのサイズを自由に選べる
最大サイズ2メートルから4.5メートルまでが展開されている伸縮はしごです。サイズ展開が幅広いので、使用シーンに合わせて最適なはしごを選べますよ。絶縁材でもあり、耐熱性能もあるグラスファイバーを採用しているので強度も抜群です。
はしごには格納ボタンが付属しており、ボタンを押すだけで安全にはしごを縮めることが可能。手間なく収納できて便利ですよ。収納時はとてもコンパクトになりますので持ち運びも可能。狭いスペースにも問題なく収納しておけるでしょう。
伸縮はしごの使い方
壁に立てかけたはしごを伸ばしロックをかけてから使う
伸縮はしごにはロック機能が付いているため、ロック機能を必ず使うようにしましょう。ロックしておかなければはしごの使用中にはしごが元の状態に戻る恐れがあります。思わぬ事故に繋がりますので、使用するのであればロックを確認してからのぼりましょう。使うときはまずははしごを伸ばし、壁に立てかけます。それからはしごをロックし、確認後に上り始めましょう。ロックが手に届かない部分にある場合は、床に置いた状態で伸ばし、ロックをします。それから壁に立てかけて使いましょう。
まとめ
使用場所に届くサイズの安定感がある伸縮はしごがおすすめ
長く使える伸縮はしごを見つけるなら、使用場所に届くサイズの安定感があるものを見つけることがおすすめです。はしごによって最大の高さが異なります。2メートルほどにしか伸びないものもあれば、9メートル近くまで伸びるものも。どんな状況で使用するかによって最適なサイズが異なりますので、よく使うシーンに最適なサイズを選ぶと良いですよ。はしごは高所作業時にも使いますので、安定感があることも重要。はしごが転倒するとはしごに上っていた人も同じように転倒しますので、大けがをする恐れがあります。高所作業を多く行う方はアウトリガーなどが付いている安定感のあるものを選びましょう。今回はおすすめの伸縮はしごをランキング形式でご紹介しました。使い勝手の良い伸縮はしごを見つけ、高所作業を安全に行ってくださいね。