おすすめの風速計人気比較ランキング!【アプリ付きも】

風速計とは、名前のとおり、風速を計測する専用機器のことです。一般の方にはあまり馴染みのない風速計ですが、アウトドアやスポーツさらに最近ではドローン操縦などにも使われることが増えてきていますよ。そんな風速計を今回は種類や機能をもとにランキング形式でご紹介いたします。ぜひ使いやすい風速計を見つけてくださいね。

風速計の特徴

気象観測や建設現場で使われるのが一般的

もともと風速計は気象観測や建設現場など専門の業者が使うことが多いです。風がどの向きからどのように吹くか、最大風速はどのくらいかなど、建物などの建設の際、安全指標の基準にされます。そのため業務用は多機能で豊富な種類の風速計がありますよ。

最近はドローン操縦やアウトドアなど一般用でも使われる

業務用での利用シーンが多い風速計ですが、最近では一般の方も風向きや風の強さを知りたいときに風速計を用いることが増えてきています。ドローン操縦や、スポーツ、釣りなどのアウトドアなど、趣味で使うシーンが多いですね。風の強さや風向きを知りたいときに風速計は大活躍します。

風速計の種類

熱式風速計

電気を通したセンサーが風に冷やされたときの抵抗の変化で測定する

熱式風速計とは、本体に鉄製の棒状の器具がついた形が特徴。鉄製の棒状の先端にセンサーがついていて、そのセンサーが熱による抵抗値の変化で、センサーの温度変化で風速を換算するという仕組みです。測定中の温度変化が少ない屋内での利用が最適です。

熱線式風速計は一般の方が利用する機会は少なく、業務用のものがほとんどです。ピンポイントである場所の風速を計測するのが得意なため、専門の業者が使う機会が多いです。換気扇やエアコンなどの空調設備や工場施設など建物内の空気環境の計測でよく使われていますよ。

風杯型風速計

カップ型の容器で風を受けその回転数から測定する

風杯型風速計は先端にカップのような丸い器具がついている形が特徴。計測機械はデジタルとアナログタイプや無線式など様々なタイプがあります。カップの回転が風向きに影響されないため、風向きなどの変化に左右されることなく風の強さのみを測ることに適しています。

風杯型風速計はもともとイギリスのロビンソンが発明したことからロビンソン風速計とも呼ばれます。3カップ型や4カップ型など世界の研究者により改良が重ねられ、現在、3カップ型風速計は風資源評価研究向けの業界標準の風速計として使用されています。自然や気象的観測等で利用される機会が多い風速計です。

プロペラ式風速計

付帯したプロペラで風を受けて回転数から風を測定する

プロペラ式は一番馴染みのある風速計の形です。ベーン式風速計や風車式風速計とも呼ばれますよ。一般向けの風速計もプロペラ式が圧倒的に種類も多く、使いやすさも価格もお手頃の風速計が多いのも特徴。プロペラが本体と別になっているものと一体化しているものがあります。

個人向けから業者向けまで利用シーンは様々です。業務用では換気扇の風速や空調設備、室内の対流測定などで利用されますよ。屋内外問わず、風速測定に優れていて、操作も簡単なことから一般の方がアウトドア等で利用するのもおすすめです。

風向風速計

飛行機のような形で先端のプロペラの回転数と尾翼の向きで風速と風向きを測定する

プロペラと垂直尾翼により風向きと風速を一緒に計測できる風速計です。風向風速計は計測データの容量が大きいタイプのものが多く、長い期間計測することに適しています。主に屋外で利用され、気象観測や環境調査などに用いられるため、専門的な風速計ですよ。

内蔵電池のみで、約300日間計測できるタイプもあり、機能的にもハイスペックなのがこの風向風速計の特徴です。記録データもCSVでダウンロードできる風速計もあり、研究に最適。一般の方が使うにはあまり馴染みがありませんが、研究機関や専門機関では多く利用されています。

風速計の選び方

形状で選ぶ

コンパクト風速計ならアウトドアに便利

風速計の多くは屋外で利用しますよね。そんなときは、小さく持ち運び安い風速計がおすすめです。小さなサイズは、手のひらに収まるサイズの風速計もありますよ。細かい部品もなく、本体と一体型であれば組み立てや設置も必要なく、すぐに使うことができます。服やカバンのポケットなどに収まるサイズであれば、取り出しやすく持ち運びも便利ですね。

三脚などの固定装置付きなら長時間の計測も可能

一時的の利用ではなく、長時間風速を計測する際は、固定装置付きが便利。手でもつタイプは同じ場所に置いておくことができず、計測にムラがでてしまいます。スポーツの際に、同じエリアで試合中の風速を図るときや、換気扇などの空調設備の風速データを取る際は、固定できると便利です。その場にずっといなくても風速データを集計することができますね。

使いやすさで選ぶ

スマホ装着型ならアプリと連動できて便利

最近ではスマホのイヤホンジャックに差して使う風速計も人気です。専用アプリがついていて、操作はスマホのアプリから簡単にできます。さらに、計測データも保存が可能。データとして保存できるため、すぐに友人や仕事関係者と共有することもできますよ。スマホに差し込むタイプでなくても、アプリ連携型の風速計は多くありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

初心者向きの簡易風速計なら操作も簡単で使いやすい

釣りやアウトドアで風速計を使いたいという方は簡易的なタイプで十分。風速計は専門的なものは操作も難しく素人向きではありません。初心者に優しい風速計は比較的低価格のものが多く、専門的なものは高価格のものが多く価格に機能は比例します。初めて使う風速計は価格や必要機能もチェックして初心者に優しいものを選んでみてくださいね。

付帯機能で選ぶ

多機能風速計なら風速の他に温度や湿度も計測できる

風速計は、機種によっては風速を計測するだけでなく、他の気象数値を一緒に計測できるものも多数あります。風向きや、温度、湿度を一緒に計測することができる風速計なら、統計データも取りやすく、実験や品質管理などにも活用できます。さらに多機能風速計なら、露天、風量、差圧測定まで可能です。風速に関連するデータが一度に取れれば、一台で済むので目的に合わせて選んでみてくださいね。

バックライト付きなら暗い場所や夜間の測定も可能

風速計は室内、室外問わず暗い場所で使われることも多数あります。ピンポイントで排出口などの風速を図りたいときは暗い所でも明るく光るバックライトが付いていると便利。また、風速データを表示する液晶パネルが光るタイプもおすすめです。風速計の計測データは風をキャッチするセンサーの位置でも些細な誤差がでてしまうため、暗い場所ではしっかり見えると安心ですね。

風速計のおすすめブランド・メーカー

日本カノマックス

風速計といえばカイノマックス日本の有名メーカー

カイノマックスは風速計や風速変換器など計測理ソリューションを開発する日本のメーカー。様々な企業や大学の研究室でカイノマックスの風速計は使われています。安心、高品質の日本ブランドは世界の研究機関にも指示されています。専門的な風速計から初心者も使いやすいデジタル風速計など種類も様々です。

風神

ドローン飛行にもおすすめ簡単操作の風速計

コンパクトで使いやすく初心者にもおすすめの風速計。風神という風速計らしい名前で専門業者から初心者にも人気です。コスパも抜群で、禁煙ドローン飛行の普及により、手軽に購入しやすい風神の風速計も普及しています。

ケストレル

世界中で人気のアメリカ製風速計メーカー

消防士にも使われる専門的な風速計で、特許も取得済のメーカーです。正確な湿度と温度の計測が可能で、野外で活動する人たちに支持されています。アメリカのメーカーということもあり、全米フットボール連盟のトレーナーにも導入されている風速計です。

SMART SENSOR社

安心の日本語説明付きプロペラ式風速計

液晶パネル付きの本体とプロペラが別になっている風速計が特徴のメーカー。海外製ですが、日本でも多く普及しており、日本語説明書も完備しているので安心して使えます。種類も豊富で、本体とプロペラ一体型のタイプもありますよ。

モノタロウ

簡易計測に便利な気温も測れる風速計

工事現場や建設現場を支える事業者に有名なモノタロウのデジタル風速計も、低価格で人気です。コンパクトな設計と片手で持ち運べるサイズは、使いやすいと定評があります。風速のほかに気温測定も可能ですよ。

おすすめ&人気の~ランキング

初心者におすすめの風速計

風神-風速計 デジタル (1,585円)

低価格でコスパ抜群はじめての風速計に

温度計測機能まで搭載した風速計で風速と温度を同時に計測可能です。プロペラ式の風速計で本体に付帯している6枚羽のプロペラの回転数で、風速を測定。価格が他の風速計に比べとても低価格のため、はじめて風速計を購入したい方にもおすすめです。

利用方法も簡単。スタートボタンを起動させてすぐにタイムラグなく使うことができます。LCDスクリーンに測定結果が表示されるので、風速も温度も一目瞭然。LCDスクリーンにはバックライトが搭載しているので暗い場所でも安心して使うことができますよ。

ケストレル-風速計 1000 (11,000円)

風速計で有名なメーカーケストレルの低価格風速計タイプ

ケストレルの風速計は比較的専門向けで高スペックなものが多い中、1000型は価格もお手頃で初心者におすすめの風速計です。0.4m/秒からのわずかな風でも正確に計測可能なことが特徴。メーター/秒のほかにマイル/時など各単位の切り替えが簡単にできるので、自分で計算することなく、算出したい風速を即座に計測できます。

屋外での利用が特におすすめで、風が関係ある仕事やアクティビティに最適。使用用途としては、ヨットやボートなどの船舶関連から、パラグライダーやグライダー、熱気球を行う方にも人気です。日本では鳥人間コンテストの出場者にも愛用されていることも。近年普及しているドローン操縦にも良いですね。

アネモメーター-デジタル風速計 (2,630円)

操作が簡単なコンパクトなデジタル風速計

手軽に利用できるプロペラ式型の風速計で、作業現場や漁業、農業、スポーツなど様々な場所で利用されています。持ち運びに便利な16cmほどの手のひらサイズで、ポケットにもしまえて邪魔になりません。価格もお手頃なので、初めて風速計を購入される方にもおすすめですよ。

本体上部についたプロペラ羽根部分は90度回転可能。測定しやすい向きに簡単に角度を変えられるため、計測しづらい場所でも簡単に計測できます。さらに温度計がついているので、風速と一緒に温度も計測できます。最大風速、平均風速値も簡単に算出してくれるので、計測したい情報が簡単に収集できますよ。

コンパクトでおすすめの風速計

マザーツール-ポケットサイズマルチ風速SP82AT (10,110円)

コンパクト設計でも高機能で人気の風速計

土木や建築関連の現場でも使われる専門業者にもお墨付きの人気の風速計。1台で風速、風量、温度の3つの数値計測が可能です。3つの数値が計測できることにより、設備の保守点検などにも活用されています。

軽量で小型な風速計であることもこの風速計の特徴です。ポケットに収まるサイズで、質量も約160グラムと軽くて邪魔になりません。さらに、ストラップがついているので手にかけることもでき、危険な現場でも落下の心配なく利用できますよ。

ケストレル-風速計2500 (22,110円)

風速のほかに高度や気圧も測定可能

風速計有名メーカーのケストレスの中でも、風速計2500は上位互換モデル。風速、温度の他に高度計と気圧計もついているのが特徴です。そのため一般気象観測の他、軍隊やウィンドサーフィン、フィッシングなど幅広い用途で利用されています。

内蔵されているバッテリーの平均寿命は300時間対応。電池が切れても交換が可能です。防護カバー込みで約102gのコンパクトな設計で手の中にすっぽり収まるサイズなので、場所を問わず利用が可能。長めのストラップがついているので、首からも下げてすぐに必要なときにデータを測定することができますよ。

サンワサプライ-デジタル風速計CHE-WD1 (3,900円)

パソコン周辺機器メーカーのデジタル風速計

見やすい黒の液晶画面が特徴。パソコン周辺機器メーカーならではのデジタル感あるかっこいいボディが特徴の風速計です。オートパワーオフ付きで、長時間操作しないときは自動的に電源がきれ省エネ対策もされています。電池が少なくなると、電池残量のお知らせ機能もあり、小さな本体の中にたくさんの便利機能がつまっていますよ。

風速は0.4mから30.0m/秒の計測が可能。風速の最大値、最小データの記録も可能です。さらに風速だけでなく温度の測定も可能なこともこの風速計の特徴。野外イベントやゴルフ、スポーツ大会など様々なシーンで利用できるのでおすすめです。

SMART SENSOR-風速計 (1,469円)

LEDバックライトで見やすい画面

軽いのに高性能で人気の風速計。液晶画面が光るため、計測数値が見やすくドローンやラジコンヘリの愛用者にも人気の風速計です。価格もお手頃なので、ドローンの他にもゴルフやマリンスポーツ、魚釣りなどの趣味に活用できますね。また、エアコンやダクトの風速を計測する空調管理業者など、幅広く利用されているのもこの風速計の魅力です。

防水加工がされているので、水回りでの測定も安心。滑り止めになるシリコンカバーがついているので、スポーツや作業中にも手にフィットして落としづらい設計になっています。シリコンカバーは外すことも可能なので、用途に応じて活用してみてくださいね。

Vaavud-Wind Meterスマートフォン風速計 (1,280円)

スマートフォンに差して使う風杯型風速計

デンマークの学生がクラウドファンディングで開発したスマホ連動型の風速計です。時代に応じたスマホを用いたこの風速計は、科学とITが融合した最新鋭の仕組みを利用しています。スマートフォンやタブレットのピンジャックに差すだけで、スマートフォンに内蔵されている磁器のセンサーを経由して風速を測定することが可能です。

風速計の操作やデータ収集はVaavudが開発した無料のアプリをインストールして行います。無料のアプリは、Android、iOS対応に対応。自分の計測データを保存するだけでなく、Map上で世界各国のこのスマートフォン風速計で計測したデータを共有するこができるのもこの風速計の特徴です。アプリで管理できるので、よりコンパクトにまとめられるのでおすすめです。

WeatherFlow-WINDmeter (3,780円)

スマホで使えるコンパクトサイズのプロペラ式風速計

スマートフォンのイヤホンジャックに差して使う風速計です。無料のウィンドメーターアプリで操作、管理ができるので新たな機器をそろえることも電源の心配もありません。収集データもいつも使っているスマートフォンで管理ができるので、メールでの共有も簡単にできますよ。

風速のほかに方位も計測が可能。各取得したデータには、コメントも残せるので、計測記録を数値以外にもまとめることができます。さらに、専用のSNSにデータを共有することも可能なので、自分で計測した数値以外にも風速データを収集し活用することもできます。

ハイテク機能でおすすめの風速計

日本カノマックス-クリモマスター風速計Model 6501シリーズ (131,840円)

カノマックスの歴史が凝縮されたハイスペック熱式風速計

熱式風速計トップクラスの測定精度2%を達成した高精度が特徴の風速計。風速と風温、湿度を同時に測定できるほか、それをもとに、不快指数や風量、露点の演算も可能です。クリーンルームなどの高機能の空調設備や、工場などの生産工程における冷却や乾燥、除じんなどの風速管理など専門設備で利用されていますよ。

本体に最大20,000データを記録できるのもこの風速計の特徴。Windows対応尾の計測ソフトウェアで、USB通信で測定データを簡単に転送できます。測定データはCSVとして保存できるので、数値の計測結果のまとめや、他データへの統合や連携もしやすいので仕事や研究で使う方にはおすすめです。

日本カノマックス-アネモマスターライト風速計 (56,502円)

シンプルでお手頃価格ハイスペック熱式風速計

風速0.01から20m/秒、温度マイナス20~70度の測定範囲が可能で広い範囲の測定が可能です。熱式風速計のため、屋内での利用に優れています。計測の精度は高スペックでありながら、余分な機能を取り除いたシンプルな設計が特徴で、カイノマックスの中では、価格も比較的お手頃価格となっています。

使用用途例は、建物内の風速や換気量の風量計測や、生産設備の風速確認などですね。身近な使用例はレンジフードや換気扇などの風速測定に使われます。一般の方のレジャー向きではなく、専門業者向けの風速計です。

INFURIDER-デジタルワイヤレス風速計 (5,325円)

Bluetooth対応のワイヤレス風速計

プロペラ式風速計本体とスマホアプリをBluetoothで連動させて使うことができる風速計。専用アプリをインストールして、本体で計測したデータをスマホに転送できます。風速計を固定して計測しながら、スマホですぐにそのデータを視覚的に把握できるので非常に便利です。

長時間利用しないときの自動電源オフや、LCDバックライトのオンオフなど省エネ機能も付帯。無駄な電池を使わず、バッテリーが長持ちするように設計されているのもうれしい機能です。風速0.3~30m/秒の範囲で計測することができ、さらに温度も同時に計測が可能なので、幅広いデータ収集が可能ですよ。

風速計の使い方

繰り返し計測するなら同じ条件で使う

毎日繰り返しはかるなら場所や高さなどを揃えて計測することが大事です。手で持ちながら計測するタイプは、持ち手によって数値に狂いがでてしまうこともあるので、三脚やストラップで固定しておくことがおすすめ。また温度や気候によっても風速が変化することがあるので、風に関する複数のデータをもとに計測結果を分析することも大事です。風速以外の数値取得や、スマホへのデータ保存機能など便利な機能付き風速計もぜひ検討してみてくださいね。

まとめ

使う用途と予算に合う風速計がおすすめ

風速計には仕事や研究で使う専門的なものから、一般の方が趣味やアクティビティで使う簡易的なものまで様々な種類があります。最近ではドローンや釣りなど人気のアクティビティで風速計が多く使われ、初心者の方でも身近で使いやすいものが増えています。高スペックでも使いこなせないこともあるので、自分が計測したいデータが取得できるかどうか、操作方法は簡単であるか、などを予算と見比べながら、最適な風速計を選んでみてくださいね。

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