おすすめの薪割り機人気比較ランキング!【電動式やエンジン式も】

暖炉のために斧で薪を割っていると、手が疲れてしまいますよね。そんな時におすすめしたいのが、薪割り機です。自宅に薪割り機があれば、大量の木材も簡単に割れますよ。そこで、今回はおすすめの薪割り機をランキング形式でご紹介します。また、薪割り機は電力やガソリンなど様々な動力源があるので、選び方のコツもくわしく解説していきますね。ぜひ自分に合った薪割り機を手に入れて、手軽に大量の薪を作りましょう。

薪割り機の特徴

短時間で大量の木材を割れる

斧で木材を割るよりも、短時間で大量の薪を作れます。近年、おしゃれな薪ストーブや暖炉が流行っていますが、それらを使う際にかかせないのが薪。暖房器具だけでなく、キャンプでの焚火など薪を使うシーンは意外とたくさんあります。薪割り機があれば、斧で割るよりもずっと早く薪を準備できて便利ですよ。

斧で割るよりも体に負担がかからない

斧で薪を割るには斧を振り上げて、狙った場所に叩き下ろさなければなりません。斧自体も重く、長時間割り続けると腰や手が痛くなってしまいます。薪を少ししか作らないなら斧でも十分ですが、大量に作る際の体への負担は計り知れません。薪割り機があれば、体に負担をかけずにたくさんの薪を準備できますよ。

薪割り機の種類

手動式

音が静かなので場所を選ばず使える

手動式で主流なのは、油圧を利用して薪を割るタイプです。薪をセットしてから、レバーを繰り返し手で押したり引いたりしなければならないのが特徴。電動式ほど手軽ではありませんが、斧で割るよりはずっと楽ですよ。他にも、槍を薪に叩きつけて割るタイプもあります。油圧を利用するタイプよりも体力が必要ですが、その分リーズナブルなのが魅力。

手動式にはある程度の動作が必要なので、あまり大量の薪を作るのには向いていません。必要な分だけをサッと作るようなイメージですね。ですが、電動式やエンジン式と違って静かなので、場所を選ばずに使えます。体力がいるといっても斧で割るほど大変ではないので、ちょっとした運動としても楽しめますよ。

電動式

コンセントに繋げばスイッチ1つで薪を割れる

電気を使うので、コンセントにつないで木材をセットするだけで薪を作れます。手動式と比べて、圧倒的に手軽なのが魅力。体力に自信のない方も使いやすいですよ。スイッチ1つで、手軽に大量の木材を割りたい方におすすめです。

手動式よりも稼働音はしますが、エンジン式に比べれば小さめです。深夜など時間帯にさえ気を付ければ、ある程度人がいる場所でも使えますね。エンジン式と違って、ガソリンを使わないので、排気ガスを気にする必要がありません。広めの場所さえ確保できるなら、屋内でも使えます。

エンジン式

大型で力強いので大量の木材を簡単に処理できる

エンジン式はさらに機械式と油圧式に分けられますが、ほとんどの機種は油圧式です。単純な構造でより素早く薪を割れる機械式に対し、油圧式はより硬い木材も破砕できるのが特徴。電動式などに比べて、圧倒的にパワーがありますよ。近くにコンセントがなくても動かせるので、より使い勝手が良いですね。量が多いだけでなく、太めの木材を割りたい方にぴったりです。

パワーがある分、稼働音が大きいのが難点です。そのため、住宅街など人がたくさんいる環境では使いにくいでしょう。周囲に人がいない開けた場所なら、騒音を気にせず使えますよ。また、ガソリンを使う分、日常的にメンテナンスをしなければなりません。気を付けなければならないことは多いですが、分厚い木を大量に割りたい時にはエンジン式が最適です。

薪割り機の選び方

破砕力で選ぶ

直径30cm未満の細い木材を割りたいなら6t以下

破砕力とは、簡単にいうと薪割り機が出せる威力のこと。単位をtで表記し、数字が上がるほどより力強くなることを示しています。直径30cm未満の細い木材を割るなら、6tあれば十分。7t以上ある機種よりも小型なものが多く、より扱いやすいですよ。また、木の種類によっても割れやすさは変わってきます。特に、杉などの針葉樹は割りやすいため、6tで割ることができますね。購入する際はどんな木を主に割るかも考慮しましょう。

直径30cm程度の木材を割りたいなら7t以上

直径30cmぐらいの、ある程度太さのある木材を割りたいなら7t以上がおすすめです。7t以上の威力があれば、節の多い広葉樹なども簡単に割れますよ。ケヤキやナラといった6t以下では処理しにくい木も、なんなく薪にできます。もちろん、30cm未満の細い木材も割れるので、6t以下よりも汎用性が高いともいえるでしょう。ある程度太い木を割りたい方におすすめです。

直径40cm前後の太い木材を割りたいなら10t以上

直径40cm前後のかなり太めの木材を割りたいなら、10t以上の威力が必要です。スイッチを入れるだけで簡単に薪を作れるエンジン式で10tを購入しようとすると、どうしても値段が張ってしまいます。ですが、その分使いやすさは抜群なので、太い木材を切りたい時にはかなり重宝しますよ。また、より節の多い太い木材を割りたい時は、20tの薪割り機を検討しましょう。割れない木はないというほど威力が高いので、家庭用としてではなく業者の方にもおすすめです。

薪をセットする向きで選ぶ

重い木材を割るなら持ち上げずに済む縦割りタイプ

薪割り機は割りたい木の太さや重さによって、置く向きを変えるとより使いやすいです。大きくて重い木材で薪を作りたい時は、縦割りタイプがおすすめ。薪割り機へセットする際、木材を持ち上げる必要がないので腰に負担がかかりません。腰痛を患っている方など、なるべく腰を労わりたい方にぴったりです。大きな原木の状態で割ることが多いなど、重めの木材を取り扱うなら縦割りタイプを検討しましょう。

軽い木材を割るなら楽な姿勢で作業できる横割りタイプ

横割りタイプは縦割りタイプと違い、セットする際にどうしても木を持ち上げる必要があります。そのため、重い木材を割る時にはあまり向いていません。ですが、1度セットしてしまえばその後は立ったまま作業できるので、むしろ体自体は楽ですよ。縦割りタイプのように、しゃがんで操作する必要がない分、体への負担が小さいともいえます。軽めの木材を割ることが多いなら、横割りタイプを選ぶと良いでしょう。

使い勝手で選ぶ

安全性を重視するならフットペダル付き

薪割り機を使っている最中に万が一にも怪我をしたくないなら、より安全性の高いフットペダル付きがおすすめです。フットペダルが付いていれば、うっかりスイッチに触れてしまっても、ペダルを踏まない限り動き始めません。この機能が付いていれば、スイッチ1つで簡単に動き始める電動式の誤動作を防げますよ。まだ薪割り機の使い方に慣れていない方は、安全のためにもフットペダル付きを選びましょう。

効率的に作業したいなら4分割できるアタッチメント付き

薪を4分割する時は木材を2度切断しなければなりませんが、これでは非効率ですよね。ですが、十字の形をした刃を装着することによって、一気に4分割できます。通常なら2回の作業が必要なところ、1度で割れるのはかなり便利ですね。単純に、作業効率が2倍にアップするといえます。より効率的に薪を作りたいなら、アタッチメントを使いましょう。

落下防止フレーム付きなら木材を落として怪我をする心配が減る

薪にする前の木材は不安定なので、転がったり落ちたりする危険性があります。重い木材が落ちてしまうと、手や足に怪我をしかねません。安全に薪を作るためにも、落下防止フレームが付いている機種を選ぶとよいですね。落下防止フレームがあれば、大きくてぐらつきがちな木も、しっかりと支えられますよ。木が倒れないようにしっかりと固定できれば、安心して作業できますね。

タイヤ付きなら位置調整や移動が楽

薪割り機の位置を少し動かしたり、使いやすい場所に移動させたりする時にタイヤがあると便利です。基本的にどの機種にも装備されていますが、中には付いていない機種もあるので事前に確認しましょう。少しの力でも軽々と動かせるので、力の弱いご高齢や女性の方も使い勝手が良いですよ。また、中にはノーパンクタイヤを搭載している機種もあります。いざ使おうという時にパンクを起こしてしまっていたら、薪を割り始める前に気分が下がってしまいますよね。予期せぬアクシデントを防ぎたいなら、ノーパンクタイヤも検討しましょう。

薪割り機のおすすめブランド・メーカー

プラウ

手動式からエンジン式まで幅広く展開

手動式からエンジン式まで様々な種類を販売しているプラウ。特に、エンジン式は家庭でも使いやすい12tタイプから、業務用として使える40tまで豊富に展開しています。パワーのある薪割り機を検討しているなら、プラウ製を購入しておけば間違いありません。

ミナト

主に手動式を販売している

主に手動式を販売しているので、リーズナブルです。電動式よりは薪を割る時に手間がかかってしまいますが、その分気軽に購入できますよ。キャンプをする時にしか使わないなど、頻繁に薪を作らないような環境なら十分活躍します。

シンセイ

種類が豊富なので粉砕力の大きさで選べる

6tから7tの扱いやすい電動式から、20tを超えるハイパワーなエンジン式まで幅広く展開しています。販売数が多いので、破砕力の大きさで選べますよ。複数の中から、自分に合った破砕力のレベルを購入したい方におすすめです。

HAIGE(ハイガー)

大きな粉砕力で人気

主に25tを超える力強い薪割り機を展開しているHAIGE。37tのエンジン式など、破砕力の大きさは群を抜いているといえるでしょう。大量の木材を頻繁に薪にしなければならない方に、おすすめですよ。

おすすめ&人気の薪割り機ランキング

破砕力が6t以下でおすすめの薪割り機

シンセイ-薪割り機 (39,890円)

家庭で使いやすい破砕力4t

破砕力が4tなので、直径5cmから25cmまでの丸太に対応可能。長さが52cmまでの木材なら、なんなく割れます。家庭で使うには十分の威力ですね。自宅で薪ストーブのためなど、気軽に木材を割りたい時に使いやすいですよ。

長さが950mm、幅が300mmと比較的コンパクトなのが特徴。小さめなので、持ち運ぶ際も楽ですよ。タイヤが付いているため、どこかに移動する際も動かしやすいです。あまり力のない女性やご年配の方におすすめですよ。

シンセイ-フット式油圧薪割り機 FWS6TP-52 (60,184円)

便利なフット式

フット式なので薪を割る時は、スイッチを入れてからフットペダルを踏む必要があります。足で操作する分、作業時に両手が空くのが魅力。手を自由に動かせるので、作業効率が高いです。スイッチを入れただけでは稼働しないため、安全性に優れているのも高ポイントですね。

破砕力が6tあるので、細めの木材なら簡単に割れます。また、重量が47.5kgしかありません。6tの威力を持っている薪割り機にしては軽めなのが魅力。ご年配の方も持ちやすいですよ。パワーと軽さを両立したい方におすすめです。

ナカトミ-電動油圧式薪割機 (55,800円)

便利な4分割カッター付き

薪を4分割にできるカッターが、最初から付属されています。通常、このようなアタッチメントはオプションで別途購入することが多いので、かなりお得ですよ。切断するカッター部分に4分割カッターを被せてボルトで固定するだけと、取り付け方も簡単です。

4分割カッターがあるので、効率的に薪を作れます。スイッチを入れてレバーを下げるだけの電動式は、作業が簡単なのも魅力。これだけ性能が高いのに、比較的リーズナブルに購入できるのも助かりますね。よりスピーディーに作業したい方に、おすすめです。

破砕力が7t以上でおすすめの薪割り機

プラウ-薪割り機 GLS12 (179,800円)

破砕力12tのエンジン式

コンパクトサイズでありながらも、12tという高い破砕力があります。また、薪をセットしてから機械が動いて薪を割るまでに、9秒しかかかりません。リズムよく薪を割れますよ。家庭で普段使いするには、十分なスピーディーさです。

重量が104kgと、プラウ製のエンジン式の中でもっとも軽いのが特徴。性能に対して価格が安く、初めてエンジン式を購入する方に最適な機種といえるでしょう。どのぐらいの威力があるのか、試してみたい方にもおすすめですよ。

HAIGE-薪割り機 HG-MKWR37T (258,000円)

破砕力37tのハイパワー

37tという圧倒的な破砕力が特徴です。直径50cmある木でも、楽々と割れますよ。広葉樹のような硬い木すら、簡単に切断できるほどの威力が高ポイント。今までの機種では割れなかったような木材にまで、しっかりと対応できます。

縦割りと横割り、両方できるのが特徴。大きく太い原木は縦割り、細くて軽い木は横割りというように、木材の特徴に合わせてセットする向きを変えられます。実用性が高いのが高ポイントですね。また、テパード形状の刃を採用することによって3方向に力が加わり、より素早く薪を作れます。太めの木材を次々と処理したい方におすすめです。

工具広場-7トン電動油圧式の薪割り機 (38,980円)

破砕力が7tあるのにリーズナブル

破砕力が7tある電動式です。エンジン式と違って音が静かめなので、昼間なら住宅街などでも使いやすいですよ。コンセントに接続してスイッチを入れるだけで薪を割れるため、エンジン式のようなメンテナンスの手間がないのも魅力。

硬い木でも楽々割れるほど破砕力が高いのに、比較的リーズナブルです。7tを超えるほどハイパワーになってくると、どうしても値段が高くなりがち。この機種なら、他のメーカーよりも安く購入できます。あまり予算をかけずに、高威力の薪割り機を手に入れたい方におすすめですよ。

GOLD SPACE-薪割機 (95,980円)

便利な斜め割り対応

カラーバリエーションが豊富なのが魅力。ほとんどの機種は最初から色が決まっているのに対し、この機種は3つの中から自分好みのカラーを選べます。ブルーやイエローなど、どれもビビッドな明るい色で使う際に気分があがりますよ。

薪をセットする際、縦でも横でもなく斜めに置くことが可能。斜め割りは木材を乗せやすく、しっかりと安定するのが特徴です。使い勝手が良いですが、対応している機種があまり多くありません。横割りと縦割りのどちらも体へ負担がかかって辛い方に、おすすめです。

リーズナブルでおすすめの薪割り機

ミナト-手動式油圧薪割り機 (27,800円)

油圧パワーで薪を割る

油圧パワーで割るため、手動式といっても破砕力が12tもあります。薪をセットしてから左右の操作ハンドルを前後に動かすだけで、簡単に薪を作れますよ。また、刃の両側に掴みが付いているのが特徴。割ると同時に薪を左右に押し広げ、より効率的に作業できます。

ノーパンクタイヤを搭載しています。これにより、パンクの心配が必要ありません。さらに、取っ手も付いているので、持ち運びも簡単。本体の重さが48kgと、破砕力が高いのに軽量なのも助かりますね。手軽に持ち歩きたい方におすすめです。

ミナト-薪割り機 (7,980円)

コンパクトで場所を取らない

槍のようなものを打ち込んで薪を割るタイプの手動式です。斧のように振り上げる必要がない分、狙った場所に刃を当てやすいのが高ポイント。そのため、単純に4等分するだけでなく、薪のサイドを切って長方形にすることも可能ですよ。

持ち手にグリップが付いているので、滑りにくいです。また、棒のような形状なので油圧を使う機種よりもさらにコンパクト。使わない時にしまっておいても、邪魔になりません。ピザ窯を使ってピザを作りたい時など、ごくたまにしか薪を使わない方におすすめです。

プラウ-薪割り機 MLS12 (27,500円)

破砕力12tと高威力

油圧ポンプを搭載しているため、破砕力が12tもあるのにリーズナブルなのが魅力。電動式だと、6tから7tぐらいのこの機種より破砕力が小さいものでも、値段が高くなりがち。低予算で揃えられるので、初めて薪割り機を購入する方も気軽に導入しやすいですよ。

手動式でありながら威力があり、斧よりもずっと薪割りがはかどります。レバーを片方ずつ前後に動かすだけと、操作自体も簡単なのが助かりますね。別荘にある薪ストーブで使うなど、時々行くような場所である程度の薪を割りたい時におすすめです。

FIRESIDE-キンドリングクラッカー (14,850円)

子供でも気軽に薪を割れる

斧を薪に振り下ろすのではなく、刃の上に薪を置いてハンマーで叩き割るタイプ。使い方は簡単で、まず、安全リングの中に薪をセットします。次に、ハンマーで軽く叩いて薪に刃を食い込ませてから、もう1度ハンマーで叩くと破砕できますよ。斧を振り回す必要がないため、子供でも安全に薪をつくれます。

刃は安全リングの中にあるため、うっかり手で触れてしまう心配がありません。また、割れた薪は下向きに落ちるので、薪が体にぶつかりにくくなっています。子供と一緒に、軽い運動のように薪割りを楽しみたい方におすすめですよ。

シンセイ-手動式薪割り機 HLS-12T (42,890円)

静音性に優れている

電動式やエンジン式のようにうるさくないため、場所を選ばずに使用できます。山奥など、電力を確保できない場所でも使えるのは助かりますね。また、大きな口径のキャスターが付いているので、場所を移動させやすいのも魅力。

エンジン式と違って取り扱い方が簡単です。初めて薪割り機を使うなら、構造が複雑な機種よりも単純な手動式の方が、扱いやすいですよ。エンジン式のようにスイッチ1つで破砕はできませんが、その分自分で薪を割っているという達成感を味わえます。レジャー感覚で、薪割り自体を楽しみたい方におすすめです。

まとめ

手軽に使える電動式の薪割り機がおすすめ

効率的に作業したいなら、使い方が簡単な電動式の薪割り機がおすすめです。短時間で大量の薪を作れる上、メンテナンスなど複雑な手間がかかりません。電動式でパワー不足を感じるなら、エンジン式を検討しましょう。電動式よりもさらにパワフルで、硬めの木材も楽々と割れますよ。反対に、薪割りの作業自体を楽しみたいなら手動式が最適。電動式やエンジン式と違って、自分で薪を割っている感覚をしっかりと味わえます。今回はおすすめの薪割り機をランキング形式でご紹介しました。ぜひ自分に合った薪割り機を手に入れて、石油ストーブや暖炉へと幅広く活用してくださいね。

また、買い替えで不要になった薪割り機などの扱いに困ったら、農機具の処分方法を参考にしてみてくださいね。

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