おすすめのジェットヒーター人気比較ランキング!【ナカトミも】

ハイパワーで広い空間を一気に暖めてくれるジェットヒーター。冬場の体育館の暖房や、また現場作業での乾燥にも欠かせないアイテムです。業務用ゆえに価格も高く、中古やレンタルで探す人も多いのではないでしょうか。しかし、毎シーズン頻繁に使うのなら、やはり新しく購入するのが保証もあり安心です。この記事では人気のジェットヒーターを、種類や選び方も解説しながら、ランキング形式でご紹介します。使用するシーンに最適なジェットヒーター選びの参考にしてくださいね。

ジェットヒーターの特徴

体育館などの広いスペースを一気に暖められる

家庭用の暖房器具よりも遥かに大きなパワーを持つジェットヒーター。ハイパワーゆえに、体育館や講堂などの広い場所を暖めるのに適しています。また、暖まるまでの時間が短いものが多いのも、大きな特徴です。

現場作業では施工後の乾燥にも使える

熱風式と呼ばれるタイプのジェットヒーターなら、乾燥にも使えます。暖めた空気を風で送り込む構造のため、塗装や壁紙を貼った後の乾燥、コンクリートの養生に最適。自然乾燥では乾くまで時間がかかりますが、ジェットヒーターを使えば効率的に作業が進められます。

ジェットヒーターの種類

赤外線型

輻射熱で広い場所を瞬時に暖める

別名ブライト型とも呼ばれる赤外線型のジェットヒーター。家庭用のヒーターがそのまま大きくなったような見た目をしており、使用感もあまり変わりません。赤外線の輻射熱で、離れた場所までじんわりと暖めてくれます。

家庭用と使用感は変わらないとはいえ、パワーが大きくなることによって騒音が気になることも。多くのモデルが60dbから70dbで、デパートの店内やセミの鳴き声に相当する音量。1台だとあまり気にならないかもしれませんが、広い会場で複数台稼働させる際にはうるさく感じるでしょう。そんな時には、60dbを下回る静音タイプを選んで下さいね。

熱風式直火型

対流方式で乾燥に威力を発揮

本体内部のバーナーで暖めた空気を、ファンで直接外へ送るのが熱風式直火型です。大きな筒のような形で、見た目通りのハイパワーを誇ります。乾燥させることに効果を発揮しますので、現場作業をメインで使用するならこちらのタイプを選びましょう。

勢いよく吹き出す温風で、塗装作業などの施工部分を素早く乾燥。また、乾燥だけでなく寒い時期のコンクリートの凍結防止にも効果的です。風量の切り替えができるものもありますので、乾燥させる場所や程度によって使い分けることが出来ますね。

熱風式間接型

熱交換式でクリーンな温風

バーナーで暖めた空気をファンで送り、熱交換器を通すことによってクリーンな空気に変えて送り出す間接型。燃焼ガスを上部の煙突から外へ排気するので、クリーンな温風が得られます。空気を汚したくない場所の乾燥に最適です。

有害な物質が直接対象物に当たりませんので、食品の乾燥に使用するなら間接型を選びましょう。また、仮設テントやビニールハウス内の暖めにもおすすめです。その際は燃焼ガスがきちんと外に排出されているか、ダクトの長さもチェックして下さい。

ジェットヒーターの選び方

使用用途で選ぶ

大勢が集まる広い場所の暖めにはブライトタイプ

公民館や体育館など、広くて大勢が集まる場所にはブライトタイプのジェットヒーターがおすすめです。赤外線の放射熱で空間全体を暖めるので、暖房器具の前にいなくても暖かさを得られます。機種によって適用面積が異なりますので、使用する場所に合わせて選んで下さい。また、複数台使用する際には音の大きさも確認して下さいね。

塗装の乾燥に使うなら熱風タイプ

現場作業での乾燥目的なら、熱と風の両方が得られる熱風タイプを選びましょう。業務用のハイパワーで素早く乾燥でき、効率よく施工を行えます。熱出力を切り替えられるものや、送風のみでも使用できるものなどバリエーションも様々。乾燥させる面積や材質によって切り替えが出来ますので、用途に合わせた使い方が出来ますね。

燃料で選ぶ

締め切った空間でも使える電気式

多くのジェットヒーターは灯油を燃料として使いますが、適切に換気をしないと一酸化炭素中毒の恐れがあり危険です。その点、電気式なら空気を汚すことなく安全に使うことが出来ます。事務所内や比較的狭い空間で使用するのなら、電気式を選びましょう。大型になると、据付工事が必要なものもありますので、メーカーや販売店に確認してくださいね。

ハイパワーを求めるなら灯油式

現場作業での使用や広い場所を一気に暖めたいなど、パワーを要するなら灯油式を選びましょう。電気式ではどうしても劣る暖房面積や暖め効率ですが、灯油式なら大きな出力で強力に暖めます。大きなタンクを備えているものや燃焼持続時間の長い省エネタイプもありますので、燃料切れの面で不安な人はそういったタイプのものを選べば安心です。

重さで選ぶ

少しの乾燥を繰り返すなら持ち運びやすい軽量タイプ

細かい場所の塗装作業など、まめに動かして乾燥させるなら軽量タイプがおすすめです。重量タイプにはキャスターが付いていますが、それでも何度も繰り返し動かすと重さが負担になってきます。取り回しの面を考えても、持ち運びの楽なハンディタイプが適していますよ。取っ手の付いたタイプなら、更に楽々と持ち運べますね。

同じ場所で長時間連続使用するなら重量タイプ

暖房目的やコンクリートの養生など、長時間動かさずに使用するなら重量タイプを選びましょう。重量タイプは灯油タンクが大きく、連続使用可能時間が長いものが一般的です。一度設置してしまえば使用が終わるまで動かすことはないので重くても問題ありません。キャスターが付いていますので、設置時に重すぎて運べないなんてことは無いので安心ですね。

機能で選ぶ

安全装置付きならもしもの時も安心

ハイパワーがゆえに、ジェットヒーターの取り扱いには注意が必要です。過熱や転倒による火災などには、十分に気をつけないといけません。事故を防ぎ、周囲の安全を守るためには安全装置が付いたものを選びましょう。過熱や転倒時に自動消火するものや、停電後に自動で運転再開するのを防止するものなど、もしもの時に役立ちます。

首振り機能付きなら広範囲を暖めやすい

赤外線型のジェットヒーターの中には、首振り機能が搭載されているものもあります。自動首振り機能をオンにすれば、より広い範囲を素早く暖めることが出来ますよ。熱風式のヒーターにも、吹出口のルーバーの角度を変更することで温風の範囲を変えられるものありますので、幅広く乾燥したい人はそちらのタイプを選んで下さいね。

熱出力を調整できるものなら暖め具合によって使い分けられて省エネ効果も

シーンによって暖める場所の大きさが様々な場合は、熱出力を調整できるタイプがおすすめです。機種によって2段階から5段階程度まで調整でき、場所に合わせて出力が選べます。少ない出力で使用する際には燃料もそれほど消費しませんので、省エネ効果も期待できますね。また、熱風式では熱出力だけでなく風量の調節が可能な機種もありますので併せて使用すれば更に省エネです。

ジェットヒーターのおすすめブランド・メーカー

オリオン機械

静音モデルや省エネタイプなど豊富なラインナップ

空調機器から酪農用機械まで、省エネやエコロジーを意識した開発を行うオリオン機械。ジェットヒーターでも環境に配慮した製品を数多く取り揃えています。火災防止の為の安全装置だけでなく、チャイルドロックが付いている機種も開発。より様々なシーンで使うことを想定した商品開発で、業界シェアトップクラスを誇ります。

株式会社ナカトミ

手に入れやすい優れたコストパフォーマンス

大型ファンの扇風機やエアーカーテンなど、主に業務用の空調設備を扱うのがナカトミです。空調設備のノウハウを活かし、赤外線型のヒーターにサーキュレーターを内蔵したモデルも開発。より熱が広範囲に広がります。他のメーカーに比べ、手に入れやすい価格帯のものが多いのも特徴です。

静岡製機株式会社

VAL6やホットガンなどシリーズで展開

静岡県に拠点を置く静岡製機株式会社。赤外線型ヒーターのVAL6シリーズや、熱風式のホットガンシリーズが有名です。業務用ながら、スタイリッシュな見た目と豊富なラインナップで人気があります。

WAKITA(ワキタ)

乾燥に強いパワーヒーター

重機のレンタルから、発電機やハンドソーの開発と、建設機械に強いWAKITA。ジェットヒーターでも、種類は少ないながら乾燥力に優れたモデルを開発しています。全てのモデルで段積み収納が可能なのも、場所を取らず重宝します。

おすすめ&人気のジェットヒーターランキング

赤外線型でおすすめのジェットヒーター

オリオン機械-ジェットヒーターHR120D ロボ暖 (96,000円)

段積み収納可能なコンパクトボディ

コンパクトなボディで、積み上げての収納が可能。暖房器具はシーズンオフの収納場所に困りがちですが、こちらは座布団ぐらいの場所に収まる省スペースタイプ。加えて段積みが可能ですので、収納場所が狭い場合でも安心です。

小さなボディですが、暖房範囲は木造なら約60㎡、コンクリートなら約83㎡と十分なパワー。事務所や公民館、倉庫などの暖めに最適です。また、タンク満タン時には14時間燃焼が持続しますので、給油回数が減らせるのも助かりますね。

オリオン機械-ジェットヒーターHRS330 スーパースイング (286,000円)

自動首振り機能搭載で広範囲の暖めに最適

160㎡から220㎡を暖められる強力なパワーと自動首振り機能で、広い範囲を素早く暖めることが出来ます。隅々まで一気に暖めたいシーンに最適ですね。首振り機能には3年間のメーカー保証も付いていますので安心です。

5段階の燃焼切り替えも付いていますので、使う広さによって強さを変えられ省エネにも。自動消火や停電時の安全装置も完備。他の機種には珍しい警報モニタも付いていますので、ひと目でエラーの詳細が分かり安全にも配慮されています。

静岡製機株式会社-VAL6 PH(バルシックスピーエイチ) (75,843円)

赤外線放射熱と温風のダブル効果

持ち運びに便利なコンパクトサイズ。小さくとも、サーキュレーター内蔵で赤外線の熱を遠くまで運び、広範囲を暖めます。約40㎡から67㎡の広さの暖めに対応。熱源の角度を調節することは出来ませんが、コンパクトなボディなので本体ごと動かしての調節が容易です。

暖めだけでなく、現場での乾燥にも有効なのがこちらのヒーターの特徴。内装や小さなスペースの塗装など、熱風型ほどのパワーは不要な乾燥に最適です。手軽に移動が出来ますので、作業の効率化にも役立ちますね。

株式会社ナカトミ-自動首振り型遠赤外線電気ヒーター IFH-20S (41,148円)

電気式で締め切った部屋でも安心

灯油を燃料とするヒーターでは必要不可欠な換気。こちらのヒーターは電気式ですので、空気が汚れずこまめな換気を必要としません。人の出入りの少ない事務所などの暖めに最適です。とはいえ、全く締め切ったままだと空気が対流せずあまり環境によくありませんので、定期的な換気は心がけて下さいね。

左右約70度の自動首振り機能付きで、広範囲の暖めに対応。2本のヒーターはそれぞれ個別にオン・オフができますので、暖かさの調節が可能です。パイロットランプ付きで消し忘れも確認でき、安全への配慮も抜かりありません。

熱風式直火型でおすすめのジェットヒーター

オリオン機械-ジェットヒーター HPE310-L (123,700円)

最大15時間連続使用可能

タンク満タン時には最大約15時間燃焼が持続するロングランタイプ。広い範囲のコンクリートの養生や、冬季の凍結防止に最適です。効率が重視される現場作業では、こまめな給油を必要としないヒーターが重宝しますね。

ポッキンプラグ採用で、2芯3芯どちらのコンセントにも対応可能。使う場所を選びません。大きなボディながら、3段まで段積みが可能なので収納はコンパクト。各種安全装置も付いていて、バランスのいいヒーターです。

株式会社ナカトミ-スポットヒーター KH-80D (74,500円)

急速点火で使いたい時にすぐ使える

電磁ポンプ送油方式を採用し、従来品よりも安定した燃焼と低騒音を実現したスポットヒーター。点火も早く、稼働するまでの待ち時間も軽減されています。スピードを求められるような慌ただしい現場仕事に最適ですね。

モーターを過熱から守るサーマルプロテクター付き。本体寿命を縮める原因となる、熱による内部の破損から保護します。大きなハンドル付きで楽に動かせるので、暖めたい場所への移動も億劫になりません。こまめに位置を変えて作業するなら、こちらを選べば効率的です。

WAKITA(ワキタ)-パワーヒーターMPH30 (61,980円)

可変ルーバーで角度調節が可能

熱出力30kWのハイパワーなヒーター。吹出口の可変ルーバーで温風の角度を上下に調節ができ、暖めたい場所へピンポイントに温風が届きます。キャスター付きで、楽に移動が出来るのも大容量ヒーターには有り難い仕様ですね。

スイッチパネルの見やすさも、こちらのヒーターの特徴。シンプルなパネル設計で、迷うこと無く簡単に操作ができます。他にも振動や傾きの検知、異常加熱検知などの安全装置も完備していて、安心して使用できますよ。

オリオン機械-ジェットヒーター HPE80A (61,900円)

静音性に優れたエコモデル

ロータリーガス化バーナー搭載で、60dbを下回る静音性を実現。狭い空間で使用しても騒音が気になりにくい仕様です。パワーよりも環境を重視する、内装施工などに最適。加えて、2段階燃焼切り替えで省エネ効果も期待できます。

弱燃焼モードでは、灯油消費量を従来品よりも30%削減。より環境に配慮したエコモデルです。また、業界最軽量のボディや運搬時の灯油のこぼれにくさなど、使う人のことを考えた設計でストレスなく使用できますね。

熱風式間接型でおすすめのジェットヒーター

静岡製機株式会社-HOTGUN(ホットガン)HGCJII (228,800円)

100M送風可能な強力パワー

オプションのビニールダクトを使用することで、100Mもの送風を可能としたハイパワー型。長い距離を必要とする排水路や堤防、基礎コンクリートの養生に効果を発揮します。クリーンな空気が排出されるので、ダクト上部を養生シートで覆っていても安全です。

稼働に必要な防炎ダクトや、タンクと接続する5mホースが標準装備なのも有り難いですね。オイルタンクは別売りなので、併せての購入が必要です。また、地域によって電圧が異なりますので、購入の際は使用する地域に合わせて選んで下さいね。

オリオン機械-ジェットヒーターHS (219,780円)

クリーンな熱風でダクトへの送風も可能

木造なら約140㎡、コンクリートなら約200㎡の暖めが可能な強力なパワー。燃焼ガスを外部へ吐き出す間接型なので、広いビニールハウス内の暖めやダクトへの送風に適しています。使用する際は、煙突の先が使用空間の外に出るよう設置してくださいね。

大きなボディながら、3段まで段積み収納が可能。オイルタンクは別付けですので、コンパクトに収納が出来ます。ハイパワー型はどうしても本体が大きくなりがちですが、段積み可能であればオフシーズンにも邪魔になりませんよ。

ジェットヒーターの使い方

ジェットヒーターを使う上での注意点

木製の床で使用する際にはシートを使うのがおすすめ

ハイパワーがゆえに、本体も熱を持ちがちなジェットヒーター。体育館など、木製の床で使用する際は熱で床が黒く変色する恐れがあります。火災にまで発展することはほとんどありませんが、見た目も気になりますしやはり心配ですよね。木製の床で使用する際には、専用のシートを使用しましょう。熱を遮断する素材で作られたシートが各メーカーより販売されていますので、使用機種に合わせた大きさのシートを選んでくださいね。

フェンスを設置することでやけど防止に

公共の場で使用する際には、やけどにも気をつけましょう。小さなお子様や高齢者の方がうっかり触ってしまうと、大事故に繋がります。専用のフェンスでしっかりとガードして下さい。学校向けにシートとフェンスがセットになったものもありますので、一緒に購入すると安心です。

点火しない時の対処法

初回起動時はもう一度点火作業を行ってみる

よくあるトラブルに、ヒーターが点火しないという例が挙げられます。もし初めて起動する際であれば、もう一度点火作業を行ってみましょう。初回起動時は、配管やポンプ内に入った空気が着火を妨げていることがあります。この空気が抜けきれば点火されますので、落ち着いて再度点火を行ってみて下さい。

落ち着いてヒーターを分解しチェックと掃除を行う

これまで問題なく使えていたのに急に点火しなくなった場合には、内部の故障や汚れによる配管の詰まりなどが考えられます。問題の起こっている箇所を確かめるために、まずは落ち着いてヒーターを分解し、チェックして下さい。ポンプや送風ノズルに詰まりはないか、汚れている箇所があれば掃除をします。燃料タンク内も忘れずに掃除をしてくださいね。また、劣化している部品があれば交換が必要です。それでも直らない際は、製造メーカーに確認しましょう。

まとめ

使う場所に合わせたパワーのジェットヒーターがおすすめ

全体的にパワーの大きなジェットヒーターですが、暖められる範囲は機種によって様々。使用する場所の広さに最適な熱容量のものを選べば、エネルギーのロスも少なく省エネにも繋がります。場所に合わせたパワーのジェットヒーターで、効率良く暖房を行って下さいね。

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