ビジネスマン同士の顔合わせの際に必ず行われる名刺交換。実は相手方は名刺や身なりに加え、手元の名刺入れにも注目しています。仕事ができる男だと覚えてもらうためにも、きちんとしたメンズ用の名刺入れは必要不可欠です。そこで、今回はおすすめのメンズ用名刺入れをランキング形式でご紹介。メンズ用名刺入れは、色による印象の差異やマチの形状によって使い心地が異なるため、選び方を詳しく解説します。印象やビジネススタイルに合うメンズ用名刺入れを使いこなせれば、相手に好印象を与えられるため今後のビジネスに繋がりますよ。
メンズ用名刺入れの特徴
男性向けの名刺入れで定番カラーが理想のビジネスマン像を象徴
メンズ用名刺入れは、主に黒や紺に茶色といったベーシックカラーで展開されています。赤や黄色のように目立つ色ではなく、落ち着いた定番色が用いられている理由は次の通りです。例えば、黒なら威厳さを紺なら知性や誠実、茶色なら思慮深さ。このように、ビジネスを円滑に進めるうえで必要とされている要素と各色が対応しているのです。色の持つ効果をうまく使いこなせると、相手に自分のことを強く印象づけられますよ。
名刺交換の場面で相手に仕事ができる男と印象づける
主に名刺交換が行われるのは、初対面のときです。このときの第一印象は思いのほか強く影響を残すため、今後のビジネスを左右する可能性が十分にあります。今後の成果に繋げるためには、いかに相手に好印象を与えられるかがポイント。名刺と一緒に必ず目に留まる名刺入れは、質と品のよい物を選ぶのが基本です。素材にこだわったものや一風変わった名刺入れなら、相手からは見る目があると思われるでしょう。年季が入っており手入れが施されている名刺入れなら、物を大切に扱う人だと見られるため好印象に映りますよ。
メンズ用名刺入れの種類
横型
現在主流の横型名刺に適したタイプで豊富な種類の中から選べる
日本はかつて縦書きが主流でした。名刺も縦書きのものが多く見られましたが、時代の変化とともに横書きが増え、今では名刺のレイアウトのほとんどが横書きに。メンズ用名刺入れも、定番は横型です。高級ブランドをはじめ、革を専門に取り扱っているメーカーなどがこぞって展開しているため、多くの選択肢が用意されていますよ。
横型は種類が豊富であるもののTPOなどを考慮すると、どうしても他の人と似通ってしまいます。かと言って、かぶらないことを意識しすぎると、奇抜すぎたり職種や年齢、ポジションに合わない名刺入れを選んでしまう可能性も。周りとかぶらず見合った名刺入れを見つけるためにも、どの部分にこだわるのか個性を出すのかを決めておくのがポイントです。基準があれば選び取った理由も明確になり、たとえ相手と似たような名刺入れを持っている状況になっても、さほど気にならなくなります。また、素材や革の種類、機能面などは所有者だけが知るよさを実感できるため、こだわる価値がありますよ。
縦型
横型よりも希少なため他の人の名刺入れとかぶらない
縦型は横型の名刺入れに比べて、出回っている数が少なめです。母数が少ない分、まさかお揃いの名刺入れを愛用しているという、気まずい状況に出くわすことはないでしょう。むしろ、相手方からは珍しい名刺入れを使っていると興味を抱かれる可能性があります。個性やセンスをさりげなくアピールし、相手から声をかけてもらう糸口をつくることにも縦型名刺は役立ちますよ。
縦型の名刺入れは、名刺のレイアウトの向きが縦でも横でも様になります。もし、自分の名刺が縦であるのなら、名刺入れも縦型にしてみるのがおすすめです。縦型の名刺入れに縦向きの名刺を入れると、向きが揃っているためどこか洗練された印象に。また、ジャケットのポケットから名刺入れを取り出し、ふたを開けて名刺を取り出す一連の動作も、相手の目にスマートに映りますよ。
メンズ用名刺入れの選び方
素材で選ぶ
おしゃれな木製は手に馴染みやすく他の人ともかぶりにくい
木製の名刺入れは木材の温かみと加工による手ざわりのよさから、しばし注目を集めています。木の種類によって色合いや木目が異なり、どれを手にしても同じ物がない点も木製ならではです。人とは違う名刺入れを探している方、さりげなくセンスのよさをアピールしたいと考えている方にぴったり。相手方の目に留まる可能性も極めて高いため、初対面の場における会話のきっかけを探している方にもおすすめですよ。
丈夫で傷に強い名刺入れを求めているなら牛革製
数ある革の中でも、牛革はもっともポピュラーです。革が硬くて傷みにくく、仮に傷がついてしまっても傷跡が目立ちにくい点が人気の理由。硬さゆえに手になじむまでは時間がかかるものの、それだけエイジングを楽しめるのも牛革ならではです。物は頻繁に買い換えるよりも同じ物をずっと使い続けたいという方に、牛革の名刺入れはおすすめですよ。
硬い革質よりも柔らかい革質が好みなら馬革製
柔らかい革質のおかげで、おろし立てでもしっとりと吸い付くように、手のひらになじみます。また、高級で質のよい革製品を求める方から支持されているのがコードバン。馬の臀部の皮をなめしたもので、柔らかさと強靭さを兼ね備えています。コードバンは1頭あたりの馬から取れる量が少なく、革のダイヤモンドや革の宝石とも呼ばれる希少性あるもの。革質にこだわった名刺入れを探している方に、馬革やコードバンはぴったりですよ。
誰ともかぶらないワンランク上の名刺入れならクロコダイル製
クロコダイルは牛や馬の革とは分類が異なり、エキゾチックレザーに大別されます。エキゾチックレザーは家畜の革には無い、独特のウロコ模様が特徴的。クロコダイルも同様で凹凸の揃った模様は風格があり、高級感が漂います。クロコダイルは高価であるため、組織的に重要なポジションに就いている方や中高年以上の方が身につけると、大人の余裕が醸し出されますよ。
メインカラーの色合いで選ぶ
最も定番のブラックは威厳や力強さの後押しをしてくれる
名刺入れに限らず、ビジネスツールやファッションでも選びやすいブラックは、定番中の定番色。無難さを理由に選びがちな色ですが、実は黒から連想されるキーワードには力強い言葉が並びます。例えば、カッコイイや重厚的や絶対、威厳といった単語です。濃い墨のようにツヤのある黒革の名刺入れなら、相手に対して堂々としている印象を与えることも可能ですよ。
ネイビーなどの青系統は知性的で誠実な印象を与える
青系統は世代を通して、男性に人気の色です。とくに、青に黒を少し混ぜたネイビーはスーツやネクタイなどでも多く使われており、男性にはなじみ深いですね。ネイビーは、青色が持つ清潔感や冷静さと黒のカッコよさが混ざった色になるため、仕事ができて地位もある人のイメージになります。知的でクールに見せたい、真面目な人だと印象づけたいのであれば、ネイビーの名刺入れはおすすめですよ。
ブラウン系統なら落ち着いた人柄の印象付けに効果的
茶色系統の色にはブラックのようなインパクトはなく、どちらかといえば周囲に溶け込むマイルドな雰囲気です。ベージュやキャメルなど明るい色は大人っぽさに加えて穏やかさを、ウォルナットのように明度が低く深い色は成熟した大人の余裕を醸し出します。また、赤やオレンジと同じ仲間である暖色に分類されるため、冷たく突き放す印象がありません。落ち着きのある紳士を理想とするなら、ブラウン系の色がおすすめですよ。
緑系統は親しみやすさに加えて若さのアピールも可能
グリーンはブラウンと同様に、前面に押し出てくるような力強い主張をしない色です。植物と同じ色であるため見た人の心を落ち着かせ、堅苦しい雰囲気を和らげてくれる効果もあります。さらに、親しみやすさに加えて、爽やかですっきりしたイメージを与えてくれるのがグリーンの強み。フレッシュな印象を強めたいのであれば新緑を思わせる黄緑系統、親近感を思わせながらも風格を出したいのであれば深いグリーンがおすすめですよ。
マチの形状で選ぶ
営業職など名刺を30枚以上携帯するなら通しマチ
名刺入れを横から見たときに、口と底のマチ幅が同じものを通しマチと呼びます。名刺を入れていない状態ではマチが折りたたまれ、ある程度の名刺を入れると紙袋のようにマチが広がるのが特長です。名刺の量によってマチ幅が伸縮するため、大量の名刺が必要な場面でも、さほど量を必要としない場面でも活躍してくれます。自分の名刺は多めに持ち歩く必要がある、収納力にゆとりのある名刺入れがほしいという方に、通しマチの名刺入れはぴったりですよ。
名刺入れのスマートな印象をキープしたいなら笹マチ
名刺入れを横から見るとマチの幅が口から底に向かって狭くなっており、笹の葉と形状が似ていることから笹マチと呼ばれています。マチはポケットの内側へ谷折りになっており、口を広げるとたたまれていた部分がVの字に開く仕組み。名刺の収納力は通しマチには劣りますが、すっきりとコンパクトになる点は笹マチに軍配が上がります。名刺交換の頻度はさほど多くない方、できれば名刺入れはパンパンに膨らませずに携帯したいという方におすすめですよ。
名刺の量に左右されない使いやすさを求めるなら風琴マチ
風琴とはアコーディオンのことです。マチがアコーディオンの蛇腹と同じ形のため、風琴の名がついています。風琴マチは、マチが外側に折りたたまれている点がポイント。ポケット部分にかぶらないため、名刺の出し入れ時に角がひっかからずスムーズです。さらに、名刺の量に合わせてマチ幅が変化する機能性も。なお、風琴マチは日本独自で生まれたもので、加工にはそれなりの手間と技術が必要であることから採用されている名刺入れは限られます。それだけに使いやすさは折り紙付きなので、縫製の質と機能性に妥協したくない方におすすめですよ。
プレゼント用に選ぶ
20代の若手にはシンプルな名刺入れで信頼を掴んでもらう
社会人になる方への贈り物として、名刺入れは最適です。名刺入れを選ぶ際は、ビジネスの場で使われることを念頭に置き、贈り相手の人柄などから色合いなどをイメージするといいですよ。物静かなら青系、穏やかなら緑のように、色と本人の雰囲気を合わせると名刺入れが持ち主の印象とほどよく溶け合います。また、名刺入れは第一印象を左右する可能性があるため、とくにフレッシュマンには装飾が少ないシンプルなタイプを贈るといいでしょう。
30代から40代は役職にふさわしいブランドや質の物を選ぶ
30代から40代は、とくに働き盛りの世代。昇進などにより社会的地位が上がる時期に差し掛かります。壮年期の方に名刺入れを贈るなら、素材や縫製がしっかりしていて、品質の高さで支持を集めているブランドから選ぶのが最適でしょう。日頃から愛用しているブランドがあるのであれば同一ブランド、同一ラインで揃えるのがおすすめ。小物類が統一されていると調和が生まれ、使いこなす人そのものが品よく見えます。
50代以上には貫禄が感じられるハイブランドや逸品
50代からはラグジュアリー、高級ともてはやされるブランドの名刺入れを相応に使いこなせる世代です。ギフトに選ぶ際は名高いブランドや逸品とうたわれる、質にこだわり抜いた名刺入れがぴったり。もしくは、デザインにひとひねり効いたもの、色合いがとくに渋い名刺入れもおすすめです。酸いも甘いも経験した年代にしか醸し出せない、ワンランク上のダンディズムを添えるものとして活躍してくれますよ。
メンズ用名刺入れのおすすめブランド・メーカー
Paul Smith(ポール・スミス)
若者人気の理由は遊び心をプラスする虹色ストライプ
イギリスを代表するデザイナーが展開しているブランドです。虹色のストライプはブランドのシンボルとして有名で、名刺入れにも施されています。色が加わることでコントラストが強調され、ストライプと革のお互いが引き立つ存在に。華やいで見えることから20代から30代の若者にも人気ですよ。
吉田カバン
日本の職人が仕上げた名刺入れがお手頃価格で手に入る
創業から80年以上の歴史を持つ、日本を代表するカバンメーカーです。自社ブランドであるPORTERが有名で、名刺入れも多数展開されています。学生向けのメーカーと思われがちですが、奇をてらわないデザインと選び抜かれた素材、一流の縫製技術により30代以降からも支持されているのですよ。
Whitehouse Cox(ホワイトハウス・コックス)
イギリス国内でも希少な革を用いたクラシカルな名刺入れが人気
1875年創業の、イギリスの老舗ブランドです。馬具づくりの技術を現代に活かし、名刺入れなど幅広く展開。使用している代表的な革はイングリッシュブライドルレザーと呼ばれ、強さと耐久性、希少性から革好きの間で人気を集めています。名刺入れにも貴重な革を贅沢に使用しているため、革質には妥協したくない方におすすめのブランドですよ。
TAKEO KIKUCHI(タケオキクチ)
ミニマルデザインで素材の持ち味を引き出し飽きさせない
日本発のブランドで、伝統的な英国風スタイルと得意としています。名刺入れも主張の少ない、洗練されたデザインで展開。ブランドを象徴するロゴをエンボス加工で施すなど、極限までシンプルを追い求めたモデルもあります。装飾のない、もっともスタンダードな名刺入れを求めている方におすすめのブランドですよ。
BURBERRY(バーバリー)
モノトーンアレンジの柄入り名刺入れはシックで男性向き
イギリスを代表するファッションブランド。ベージュ色の生地に黒白の中太のライン、細い赤のラインで構成されたチェック柄は高級かつ清楚な雰囲気で人気です。メンズ用の名刺入れには、このチェック柄をモノトーンにアレンジしたものが使用されています。一見しただけではわからないため、気兼ねなくBURBERRYの名刺入れを使えますよ。
おすすめ&人気のメンズ用名刺入れランキング
20代の若手社会人におすすめのメンズ用名刺入れ
Paul Smith-シティエンボス 名刺入れ 863843 P303 (15,980円)
素材と加工により手入れの手間を最小限に抑えられる
革は牛革の加工過程によって生じる床革を加工した、スプリットレザーを使用しています。表面には樹脂加工を施しているため、本革に比べてメンテナンスは最小限で十分。柔らかい布で拭く、もしくはブラッシングのみで済むという手軽さが魅力です。また、エンボス加工による模様の陰影により立体感が生まれ、傷や汚れが付きにくくできています。本革の扱いに慣れていない方でも扱いやすい名刺入れですよ。
名刺入れの部分には仕切りがあるため、自分の分と交換した名刺を区別して収納できます。また、ブランドの特徴であるストライプを仕切りの柄として採用。見えない部分にもこだわる、センスあるビジネスマンを目指す方にぴったりです。
TAKEO KIKUCHI-エンボスド Tアンティーク 名刺入れ (13,200円)
革の持ち味を表現するシンプルさとバイカラーがお洒落
素材の持つアンティーク感を効果的に表現するため、表側にステッチを出さずに縫うなど、こだわりが見られます。また、表側と内側で質感と色合いの異なる革を採用しているのもポイント。表側にはサフィアーノエンボスを施し、凹凸の陰影で年季の入った印象を与えると同時に、傷や汚れにも強くしています。内側には起毛素材の革を採用。表側とはまったく異なる雰囲気を見せてくれます。素材ごとの色合いやイメージで周囲と差をつけたい方にぴったりですよ。
サイズは横幅が11cmで縦幅が7.5cm、厚みは2cmです。名刺入れは1つですが前後に2つとフラップに2つ、計4つのポケットがあります。自分と相手の名刺を分けられるのはもちろん、会社や役職ごとに分類してまとめておくことも可能ですよ。
吉田カバン-PORTER SHEEN CARD CASE 110-02924 (10,120円)
細部へのこだわりに使いやすさの秘密が詰まっている
表面のロゴプレートは、革にめり込むように取り付けられています。革の面からプレートが飛び出すことを最小限に抑えているため、ポケットの中でも引っかからずスムーズな出し入れが可能に。名刺入れの端の処理は革の裁断面を隠すへり返し、角は革を寄せる技法である菊寄せで仕上げています。手頃な価格帯でありつつ、細部まで妥協なく仕上げられた名刺入れを探している方におすすめですよ。
内側のポケット数は4つもあるため、交換した名刺を会社や役職ごとに分けて収納できます。メインポケットのマチには、風琴マチを採用。マチが外側に折られているため名刺の角が引っかかることなく、スムーズに取り出せますよ。
30代から40代の中堅ビジネスマンにおすすめのメンズ用名刺入れ
Whitehouse Cox-NAME CARD CASE S7412 (18,700円)
WHC定番のレザーを使用したギフトに人気の名刺入れ
素材には牛革の中でも柔らかくて丈夫なカウハイドを加工した、ブライドルレザーを使用しています。油分を豊富に含んでいるため、革には珍しく水汚れにも強い点が特長。また、独特の光沢を放っており、高級感を演出してくれます。昇進祝いや誕生日プレゼントとしても選ばれているため、これからに期待されている方へのギフトに最適ですよ。
カード入れの数は2つで、マチなしとマチありに分かれています。マチありの方には、名刺をおよそ20枚収納可能です。新しいうちは革が硬いため名刺を入れると窮屈に感じられますが、使って手入れをするうちに革が柔らかくなり使いやすくなりますよ。
BURBERRY-フリントロンドンチェック カードケース (23,600円)
生地の色と陰影がブランドアイコンをスタイリッシュに
バーバリーが好き、憧れがあるものの、ベーシックなチェック柄は目立って持てないと、遠慮していた方におすすめのメンズ用名刺入れです。濃いグレーの生地に重ねられたチェック柄は、一見ではブランド物とわからないため気兼ねなく使えます。また、生地には凹凸があるため、傷や汚れがつきにくく目立ちにくいのもポイント。頻繁に名刺交換を行う方、名刺入れと他の物を一緒にポケットに入れる方にもぴったりですよ。
サイズは横幅が10.5cmで縦幅が7.5cm、厚みは2cmです。中面の仕様は名刺入れ1つと3つのカード入れ、さらにポケットも1つあります。名刺を区別して収納できて名刺入れ部分のマチも十分あるため、外回りの多い方でも使いやすいですよ。
CYPRIS COLLECTION-ボックスカーフ&リンピッドカーフ 104686 (16,500円)
高級感あるツヤ感がスーツスタイルをワンランク上に
キプリスブランドのうち比較的安価な定番ラインではなく、高級ラインから登場した名刺入れです。工程は一級の職人が手がけており、使用している革もまた一級品。表側には傷が少なく、きめ細やかでツヤとハリが美しいボックスカーフ、内側には上質なツヤが魅力のリンピッドカーフを使用しています。逸品と呼ばれるような、上質の名刺入れを探している方におすすめですよ。
名刺入れは1つ、ポケットの数は計3つ。名刺入れの手前にあるポケットの縁はゆるやかなV字ラインを描いており、上品さを演出しつつ名刺を取り出しやすくしています。マチの形状は笹マチです。上部は広く底は狭くなる構造のため名刺を入れても膨らみにくく、スマートな印象を保ちますよ。
hacoa-Card Case Gentle(ジェントル)プレミアムモデル ローズウッド (11,000円)
木工を担う木地職人が高級木材を削り出して作った逸品
相手の印象に強く残ること間違いなしの、木製縦型名刺入れです。使用している木材、ローズウッドは深みのある暗褐色と渋い色合いによる木目の美しさで定評があります。磨くと光沢が生まれる点や耐朽性の高さから、高級家具にも使用されているのですよ。木製の名刺入れは1つずつ表情が異なるため、誰ともかぶらず長く愛用できる名刺入れを探している方にぴったりですよ。
厚みが1.48cmで、収納できる名刺の枚数は約30枚です。ふたは開閉式で片側が名刺入れ本体と連結しているため、名刺交換の際もスマートに出し入れできます。さらに、ふたの部分に磁石を使用しており、不用意に開いて名刺が散らばってしまうこともありませんよ。
50代以上のベテランビジネスマンにおすすめのメンズ用名刺入れ
GANZO-Shell Cordovan 2 57575 (41,800円)
なめらかな光沢と重厚感のある革が見る人に印象を残す
特筆すべきは、使用している革。最高品質と名高く世界中にファンを抱えるホーウィン社の、シェルコードバンを表と中面の両方に使用しています。オイルをたっぷりと含み透明感のある革は、毛穴や毛細血管の跡が見られるほど自然な仕上がりです。使って手入れをするほど、深く味わいのある見た目に変化。エイジングが進むほどに持ち主の雰囲気ともども、相手に強い印象を与える名刺入れに育ちますよ。
内面の仕様は名刺入れにカードポケットが2つ。名刺入れのサイドは通しマチで、普通名刺なら約30枚は入れておけます。通しマチは名刺の量によってマチの厚みが変わるため、社外の方との顔合わせが頻繁な方でも満足に使える名刺入れですよ。
PELLE MORBIDA-Cocodrillo 名刺入れ pmo-crs011 (41,800円)
上質なワニ革とやわらかな光沢が落ち着いた大人を演出
ブランド内の高級ラインより展開されているシリーズです。採用している革は、ワニ革の中でも高級さが漂うナイルクロコレザー。ウロコ模様が美しいものを厳選し、贅沢に使用しています。発色を控えめにしているため華美になりすぎず、上品な仕上がりに。ダンディズムをさりげなくアピールするのにぴったりな名刺入れですよ。
マチの形状が笹マチなのでスリムに見えますが、幅がゆったりあるため収納力は抜群。紙の厚みによるものの、一般的な名刺なら約50枚は収納できます。また、カードポケットが中面に2つ表側に1つあるため、交換した名刺の区別など必要に応じて使い分けられて便利ですよ。
COCOMEISTER-ザオークバーク アドミラル 45014835 (38,000円)
英国炭鉱のイメージを日本の竹細工で表現した渋い逸品
オークバークは、革をなめす際にオークという木を用いた革のこと。オークの希少性と工程にかかる手間ひまから大量生産ができず、大変貴重な革と言われています。革のみでも存在感を感じますが、編み込むことでコントラストが生まれ、より力強さが際立つ印象に。歳を重ねるほど増す渋さなど、大人の余裕を示してくれる名刺入れですよ。
マチの形状は幅にゆとりを持たせられ、収納面に優れた通しマチ。厚手の名刺でも、およそ50枚は収められます。また、フリースペースも2つあるため仕分けの面においてもぬかりありません。名刺は常に多めに携帯している方に、まさにぴったりな名刺入れですよ。
メンズ用名刺入れのお手入れ方法
名刺の整理や補充のついでがお手入れのタイミング
名刺は枚数の確認などで見直すことがありますが、意外と名刺入れのメンテナンスは放っておきがちです。ビジネスにおいて名刺が本人の分身ならば、名刺入れは衣服のようなもの。自分の身なりを清潔に整えるように、名刺入れもこまめに手入れを施しましょう。名刺を見直す際に、合わせて手入れをするようにすると、余計な時間を割く必要がないのでおすすめですよ。
革は乾燥が気になりだしたらクリームで油分を補う
普段の手入れは、柔らかい布での乾拭きや革用のブラシで細かなちりを払い落とすだけで十分です。もし、名刺入れをさわってカサつきを感じたら、クリームを使ってしっかりケアを施しましょう。乾燥がひどくなると革の表面がひび割れてしまい、せっかくの名刺入れが台無しになってしまいます。油分を足してあげると表面がコーティングされるため傷にも強くなり、さらに長く愛用できますよ。
まとめ
相手に与えたい印象に合うメンズ用名刺入れがおすすめ
好きな服と似合う服に違いが生じるように、自分に対して持つイメージと他者から持たれているイメージは少し異なる場合があります。名刺入れも同様です。名刺交換の場面では相手に好印象を残す必要があるため、相手にどう見られるかを考慮した方が名刺入れを選ぶ際の選択肢が増えますよ。今回は、おすすめのメンズ用名刺入れをランキング形式でご紹介しました。ぜひ、色の効果などを考慮したうえで身の丈に合った名刺入れを選び、よい縁と仕事を掴んでくださいね。