自宅で過ごす機会が多くなりつつありますね。自炊をする機会も増えてきたのではないでしょうか。しかし、1日3食の全てを一から手作りするのはなかなか大変です。宅配やテイクアウトに頼ってばかりでは栄養バランスも気になってきますよね。そんな時に、材料を入れるだけで自動で調理をしてくれるホットクックがおすすめです。様々な機種がある中で、今回は2019年発売の「KN-HW16E」をご紹介。調理家電のレンタルサービスを行うモノカリのスタッフが、実際に自宅で使ってみた感想とレビューをお届けします。定番のカレーから難しそうな煮魚、そして自家製ヨーグルトまで色々なメニューに挑戦。自動調理はまずいのではという心配もありますよね。気になる口コミやお手入れの仕方も解説しています。ホットクックが気になっている方は、ぜひ最後までご覧ください。
ヘルシオのホットクックKN-HW16Eとは?
2~4人用の自動調理鍋
ヘルシーな調理ができるオーブンレンジなどで評判の、シャープのヘルシオシリーズの自動調理鍋です。材料を入れてスイッチを押すだけで2~4人分の料理を作ってくれますよ。スイッチさえ押してしまえば、後はやることは何もありませんから時間を有効活用できます。料理をする時間が取れない人でも、自宅で簡単に手作り料理が楽しめますね。
型番の数字が容量を表し、16のこちらは容量1.6Lのタイプです。1.6Lと聞くと、家族で使うには少し少ないかな?と思うかもしれませんが、カレーなどの煮物であれば4人分作れます。18cm~20cmくらいの鍋を使う感覚で使えますよ。掲載メニュー数は145と多く、レパートリーに悩むこともありませんね。
KN-HW16Eと最新モデルKN-HW16Fの違い
新モデルは内鍋がお手入れしやすいフッ素コート加工に進化
商品画像 | ||
商品名 | KN-HW16E | KN-HW16F |
最安価格(2021年6月時点) | 36,800円 | 43,800円 |
発売日 | 2019年7月18日 | 2020年9月17日 |
商品カラー | W(ホワイト系)R(レッド系) | W(ホワイト系)R(レッド系) |
フッ素加工 | なし | あり |
定格消費電力 | 600W | 600W |
設定温度(発酵) | 35~90°C | 35~90°C |
最大予約設定時間 | 15時間 | 15時間 |
定格容量 | 1.6L | 1.6L |
外形寸法 | 幅364×奥行283×高さ232(mm) | 幅364×奥行283×高さ232(mm) |
質量 | 約5.5kg | 約5.5kg |
電源コード | 約1.4m | 約1.4m |
メニュー掲載数 | 145 | 145 |
最新モデルとKN-HW16Eの違いは、内鍋にフッ素コートがあるかどうかの違いです。フッ素コートがしてあれば、汚れがスルッと落ちるので洗い物がラクになりますね。しかし、ホットクックは火加減を自動でしてくれるので、うっかり鍋を焦げ付かせてしまうなどということがありません。フッ素加工がなくても洗い物で困ることはそうないと言えます。
一つ前のモデル「KN-HW16D」においては、機能面で大きな変化はありません。
KN-HW16Eのメリット・使ってみて良かった点
普段のメニューを簡単に更に美味しく作ることができる
材料を切ってい入れるだけなのでとても簡単
材料を切って、調味料と一緒に入れるだけなので、調理がとても簡単です。火の通り具合を確認したり、味が染みているかどうか味見をしたりなどは一切必要ありません。まさに放っておけば料理が完成します。自分で料理をする時間が大幅に短縮できるので、これはとても助かりますね。
水分の蒸発が少ないので普通に作るよりも美味しい
簡単に作れても、自動調理なんて味はイマイチでしょうと心配になるかもしれません。ホットクックKN-HW16Eは、無水調理もできる鍋。水分の蒸発が少ないので食材の味が凝縮し、調味料も思ったより少なめで作れます。簡単で、さらに普通に作るよりも美味しい料理を作ることができますよ。
手の掛かる煮込み料理も手軽にできる
吹きこぼれや焦げ付きの原因になる火加減を気にしなくていい
煮込み料理をする場合は、吹きこぼれや焦げ付きがないように、火加減を調節したり時々混ぜたりなどの作業をする必要があります。ホットクックは、面倒な火加減も全て自動。まぜ技ユニットがついており、混ぜる作業まで自動でしてくれます。鍋に張り付いて火の番をする必要はありません。調理時間が自由時間になりますよ。
本格的な煮込み料理もお手の物
煮魚や和食の煮物などは、面倒だったり難しそうだったり、料理上級者が作るイメージです。味はいいけど煮崩れしてしまったり、反対に見た目はキレイだけれど味が染みていなかったなんてことがよくありますよね。そんな料理も本当に材料と調味料を入れるだけ。本格的な料理の経験がなくても作れます。時間をかけて煮込んだり、圧力鍋で作るような手のかかるメニューもスイッチを押すだけ。本格的な料理がぐっと身近になりますね。
失敗しやすい手作り食品も上手に調理できる
パンの発酵からヨーグルトなどの手作り食品まで幅広いメニュー
メニュー集を開くと、発酵や麺料理、出来合いのものの温め、パンやケーキ、そして炒め物など、思っていたよりも色々なものが作れることに驚きます。微妙な温度調節も自動でしてくれるので、難しいパンの発酵や、ヨーグルトなども失敗知らず。また、カレーなどは、最初に食材を炒める必要がない為、油を使わずに作れるのがヘルシーでもあります。
自家製食品を作ったりしたい料理好きまで満足
時短メニューの他に、ヨーグルトなどの手作り食品や、塩麹やみそなどの自家製発酵食品も作れます。パンなら発酵だけでなく、焼きもできてオーブンいらず。料理の手間を省きたい人はもちろん、自家製食品を作ったりもしたい料理好きまで満足できます。簡単調理で時短したい方、使いこなして自家製調味料まで作りたい方、どちらのニーズにもマッチする家電です。
KN-HW16Eののデメリット・使ってみて気になった点
思ったよりも時短ではなかった
美味しく手間なく調理ができますが、かかる時間的には早く出来るというわけではありません。普通のカレーでも出来上がりまでには45分。無水カレーならスイッチを入れてから1時間5分の時間がかかります。魚の煮物などの中には2時間以上かかるものも。これ以外に材料を切ったり調味料を用意する時間も必要です。ほおっておける為手間はかからず実際に自分が料理する時間は短いですが、調理時間自体は長いので、時間の配分には気を付けた方がいいですね。
思ったよりも肉が柔らかくはならなかった
圧力調理と言うわけではない為、骨付きのお肉がホロホロという感じにはなりませんでした。少し残念ですね。骨まで食べられる魚の煮物や、骨付き肉をトロトロにしたい場合には圧力鍋を使った方がいいかもしれません。しかし、ホロホロとまではいかなくても、十分お肉は柔らかくなりました。
長時間のタイマー調理は食材が傷まないか気になった
熱を加える機能はありますが、冷やす機能はない為、長時間のタイマー調理では食材が傷むのではないかという不安がありますよね。詳しく調べてみると、材料を入れたそのままの状態で調理開始まで保存はされないことがわかりました。タイマーをセットしたらすぐに調理が始まり、後は食材が傷まない温度を保ち続け、最後に時間に合わせて仕上げてくれるようなタイマーのシステムになっています。冷やす機能がないと心配になりますが、食材は傷まない工夫がきちんとされています。最大15時間の予約タイマーが使えますので、出かける前にセットして帰宅時に出来立てを食べることが可能です。これは嬉しい機能ですね。
KN-HW16Eの実機レビュー
本体外観
大きさ
大きめの炊飯器をもう一台置くサイズ感
幅36.4cm高さ23.2cm奥行き28.3cmの大きさです。5合炊き以上の炊飯器くらいのサイズという感じです。家電を購入する時に悩むのは置き場所ですが、少し大きめの炊飯器をもうひとつ置くという感覚でキッチンの置き場所を考えれば、配置に悩むことがないですね。
上面
すっきりとしたデザインで液晶も見やすい
余計な装飾はなく、デザインがスッキリとしています。こちらはレッド系のタイプですが、派手すぎないシックな赤がおしゃれな印象ですね。液晶部分も小さすぎない見やすい大きさで、メニューや調理時間が一目でわかりやすくなっています。蓋はシルバーのボタンを押すだけのワンタッチで開きますよ。
下面
脚が付いているのでテーブルなどへの設置面は少ない
下面部分は平らな状態ではなく、小さな脚が付いているのでテーブルへの設置面が少なくなっています。底一面がベタっと付かないので、汚れが付きにくくていいですね。
前面
SHARPのロゴだけのシンプルなデザイン
シャープのロゴだけのシンプルなデザインです。つるんとした表面は汚れが付きにくくお手入れも楽にできますね。収納せずにキッチンに出しっぱなしにしていても、おしゃれな雰囲気になりそうです。
側面
取っ手部分が大きく横に出ている
取っ手部分が大きいのが特徴的です。この形が他の自動調理鍋とは違っているホットクック独特の形と言えます。取っ手部分が横に出っ張っている為、横幅は長い印象。底の部分はそう大きくはありませんが、設置場所は少し余裕をもって考えたほうがいいですね。
後面
品番や製造番号が書いてある
本体裏には品番や製造番号が書いてあります。注意事項なども書いてありますので、トラブル時にはここを見れば必要な情報がすぐにわかり便利ですね。後ろの部分も少しだけ突き出た形になっています。
本体内部
内鍋
持ち手は熱くならない工夫が成されている
熱の影響を受けないように、黒い取っ手部分が広く作られています。調理が終わった直後でも内鍋を素手で取り出すことができますね。
ステンレス製のシンプルな作り
ステンレス製のシンプルな作りです。取っ手部分はプラスチック製。この持ち手のおかげで手が熱くならずに内鍋が取り出せて便利です。コーティングなどはない為、水洗いの際には剥がれを気にせずしっかり洗えます。
20cmサイズの両手鍋と同じくらいのサイズ感
幅26.3cm高さ13.5cm直径19.4cmほどの大きさ。20cmサイズの両手鍋と同じくらいのサイズ感です。内側はシルバーですが、外側は取っ手と同じブラック。そのまま食卓に出しても違和感のない印象です。
内底
凹凸は少なく手入れはしやすそう
内鍋を外した底の部分は、凹凸はさほどなく、布巾で拭いたりなどのお手入れはしやすいですね。取っ手を収納する部分が大きいので手が入りやすく、鍋を取り出しやすい作りになっています。調理が終わったら鍋をそのまますぐに取り出し、テーブルへと運ぶことも可能です。
細かいパーツ類
取り外し可能で水洗いできる(食洗機対応)
細かいパーツ類は取り外し可能で水洗いをすることができます。水洗いができれば細かい部分まで簡単に清潔が保てますね。内鍋以外はすべて食器洗い乾燥機や食器乾燥機の使用も可能。面倒なお手入れがとても楽になりますね。食洗機などを使用の際にはお使いの機器の取扱説明書をよく読んでから使用してください。
内ぶた
上蓋の内側にはめ込んで使う
内ぶたは、上蓋の内側にはめ込んで使う作りです。ゴムパッキンが付いており、内部をきちんと密閉してくれます。付け外しはワンタッチで簡単にできるので、難しい作業は必要ありません。内ぶたが密閉してくれるおかげで、水分の蒸発が少なく無水調理も可能になります。
まぜ技ユニット
内ぶたの突起にはめ込んで使う
内ぶたの中央の突起にはめ込んで使うのが、まぜ技ユニットです。上下についているまぜ棒が自動で鍋の中をかき混ぜてくれます。取り付け時には棒を折り畳んだ状態のままで大丈夫です。まぜ技ユニット使用のメニューの時には必ず取り付けて使います。万が一付け忘れても、調理が始まる前に音声で教えてくれるので安心です。
蒸し板
蒸し料理や肉まんなどの温めに使える
プラスチックのシンプルな作りの軽い蒸し板です。蒸し物をしたりする際に、内鍋の底に置いて使用。その上に食材をのせて調理をします。蒸し野菜や蒸し豆、蒸しパンなどを作ることができますよ。市販の肉まんなどの温めもできます。電子レンジで温めるよりも時間はかかりますが、ふかふかに蒸すことができ美味しく仕上がります。
保存用の蓋
内鍋の上にのせて使う
保存用の蓋も付いています。こちらは、ホットクック本体に取り付けて使うものではなく、取り出した内鍋の上にのせて使う蓋です。パッキンなどは付いておらず、上にのせるだけの作りで密閉性はさほどありません。内鍋を取り出してテーブルに置いておく際など、蓋があれば冷めにくく便利ですね。
蓋をして冷蔵庫にそのまま入れられる
保存用の蓋を使えば、作った料理を鍋ごと冷蔵庫に保存することも可能です。他の容器へ移し替える手間もありません。蓋の上部が平らな為、上にものを重ねることもできますよ。鍋は直火にかけることはできませんが、ホットクックには温め直し機能もあります。温める際にもまぜ技ユニットで混ぜながら均一に温められ、ここでも手間いらず。調理から温めまでがホットクックひとつでできますね。
付属品
電源コード
マグネットで着脱するタイプ
電源コードは一体型ではなく、マグネットで本体に付けるタイプです。カチャっと簡単に着脱しやすく力もいりません。コードの長さは1.4mとキッチンで使う際には十分の長さです。長すぎることもなく、収納の際にも邪魔になりませんね。
電源ポートにとりつけて電源を入れる
電源ポートは左側の奥についており、そこへ電源コードを取り付けて使います。正面からは着脱部分やコードは見えない作りとなっています。調理の際にコードが邪魔になることはありません。
メニュー集と説明書
同じ大きさなので本棚などに一緒にしまっておける
メニュー集と説明書は同じ大きさなので、収納の際にはまとめておけて便利です。取扱説明書は、表紙にもくじが書いてあり、中を開かなくても何ページに何を書いてあるかがすぐにわかります。説明書が分厚すぎると読むのが嫌になってしまいますが、ちょうどよい厚みで必要なことがわかりやすく書いてあり、読みやすい印象です。
メニュー集はフルカラーで見やすい
メニュー集はフルカラーで、全てのメニューに写真が付いています。鍋に材料を入れただけの加熱前の状態や、仕上がった加熱後の状態の写真もあります。文字だけの説明ではわからない部分も、写真があればよくわかりますね。料理初心者でも一目で作り方がわかる安心して使えるメニュー集です。
KN-HW16Eで実際に料理を作ってみた
今回作ったメニューの紹介
料理画像 | |||
料理名 | 無水カレー | ひじきの煮物 | 白米(1合) |
料理の難易度(通常) | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ |
料理の難易度(今回) | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
味の満足度 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
感想 | お肉がもう少しだけ柔らかいとよかった | 思っていたよりかなり美味しくとても満足 | 美味しく炊けたが少しご飯が鍋にくっつくのが残念 |
今回いくつか試した中でご紹介するメニューは、無水カレーとひじきの煮物、一合炊きの白米です。無水カレーは、本来は無水調理専用の鍋で、火加減に気を付けながらでなければ作ることができないメニューです。ホットクックの自動調理で美味しく出来るのかがとても気になりますね。ひじきの煮物も簡単なようで美味しく作るのはコツのいる料理。白米も、ご飯を炊くのは簡単ですが、1合だけだとなかなか美味しくたけません。ホットクックでは1合から炊けるので、1合炊きでも美味しく炊けるのかが気になります。自動で美味しく出来上がるのでしょうか。
無水カレー
切った野菜と肉を入れ上にルーをのせる
野菜を切り、下に野菜、上に骨付きの鶏肉、その上に割ったカレールーを均等にのせます。無水なので水は1滴も入れません。普通のカレー作りでは、材料に火が通ってから最後にルーを入れますが、最初からルーも入れてしまうのが大きな違いですね。この状態だけを見ると、これで本当にカレーになるのかなと不安にもなってきます。
調理メニューを選んでスタート
液晶のメニューより、「メニューを選ぶ」を選択し、カテゴリーで探すより「カレー・シチュー」を選択。さらに、「チキンと野菜のカレー(無水カレー)」を選んだら、スタートボタンを押します。メニュー表から番号を探さなくても、液晶を見て選択していくだけで大丈夫でした。操作は思ったよりも簡単です。
調理時間半ばほどでいい香りがしてくる
調理中、蒸気はさほど出ません。音も静かなので、本当に調理をしているのかなと心配になりますが、調理時間の半ばほどでいい香りがしてきました。「加熱しています」など、途中経過を音声で教えてくれます。音声がうるさい場合は設定は消すこともできますよ。「あと何分です」という残り時間も音声で時々教えてくれます。
約1時間5分で完成
1時間5分ほどで無水カレーが完成しました。蓋を開けてみると、水を一切加えていないのに思ったよりもサラサラ系のカレーができています。上にのせたルーもきちんと溶けて均一に混ざっていますね。まぜ技ユニットは最初に取り付けた状態できちんと蓋についていました。自分では一切混ぜずにこの状態になることにびっくりです。
お店のカレーのような出来上がり
時間をかけて煮込んでいる為、家で作ったカレーと言うよりは、お店のカレーのような出来上がりです。無水調理ということもあり、野菜などの素材の味が生きている感じがします。ほったらかしで作ったとは思えません。いつもと同じルーでも全然違った味わいになりますよ。欲を言えば、骨付き肉がもう少し柔らかければ食べやすかったなという印象ですが、市販のルーで簡単に作ったカレーという雰囲気は全くありません。
ひじきの煮物
ひじき以外の材料を先に切って入れる
油揚げは油抜きをして、干ししいたけは水で戻しておきます。油揚げ、しいたけ、にんじんのそれぞれを細切りにして鍋に入れます。
上に水で戻したひじきと調味料を入れる
ひじきを20分ほど水で戻し、2~3回洗ってその上に入れ、最後に調味料を入れます。出汁や水は入れません。こちらも液晶のガイドの通りにひじきの煮物を選択して、スタートのスイッチをオン。あとは出来上がりを待つだけです。まぜ技ユニットの取り付けを忘れないでください。
ふっくらとした美味しいひじきの煮物が完成
出来上がりのお知らせが鳴り蓋を開けてみると、ふっくらとした感じのひじきの煮物ができていました。こちらもきちんとすべての材料がまんべんなく混ざっています。ひじきの歯ごたえも程よく残り、味もよく染みてちょうどよく、普通に作るよりも美味しいと感じました。こちらも余分な水分を加えていない為、味が凝縮している気がします。手をかけて作ったような仕上がりです。ひじきやしいたけを戻す手間は多少ありますが、その後は完全に自動でこの味は感動モノだと思います。
白米(1合)
米を研ぎ水を入れ30分浸水させてからスタート
米を研ぎ、水を入れて30分浸水させておきます。これは通常の炊飯と同じですね。液晶のメニューでごはんを選び、合数は1合を選択。3合まで炊くことができますが、今日は1合だけを炊いてみます。
1合でも美味しそうなご飯が炊けた
底の方に一合だけご飯が炊きあがりました。1合を炊くにしては大きな鍋なので不安がありましたが、ふっくらと美味しそうに炊けています。焦げ付いたりということもなく、きちんと粒立ったご飯が炊けました。
炊飯専用ではないのでごはんは少しくっつく
炊きあがったご飯をしゃもじで混ぜてみました。ムラにもならずにまんべんなく炊けています。炊飯専用の内鍋ではない為、多少ご飯はくっつきますが許容範囲ではないでしょうか。
1合炊きでも美味しく炊くことができた
ホットクックで1合からお米も炊けるとは書いてあっても、実際美味しく炊けるのだろうかと半信半疑でしたが、結果はとても美味しく炊けました。通常少ないお米を美味しく炊くのは難しいものですが、1合だけでももっちりと美味しいご飯に感動です。2合、3合と炊けばもっと美味しいはず。炊き込みご飯なども美味しく炊けるのではと期待が持てますね。
KN-HW16Eのお手入れ方法
洗剤で水洗いする場合
内鍋
持ち手を持って取り外す
持ち手は熱の影響を受けず熱くならないので、調理後でもすぐに取り出し可能です。炊飯器の内釜などでは取っ手がなく、冷めるまでは取り出すのが難しいですよね。似ているようでこの部分が大きな違いと言えます。
普通に台所洗剤で水洗いできる
内鍋は台所用洗剤で丸ごと水洗いができます。ステンレス製なのでゴシゴシ洗うことができ、普通の鍋と同じように洗えますよ。お手入れが難しいという感じはありません。フッ素樹脂加工などはされていませんが、火加減を間違えてうっかり焦がすということはない為、特に不便を感じることはなさそうです。
内蓋
右のつまみを押す
内蓋のお手入れをするのには、まず内蓋を外します。最初に右側にある白いつまみを外側に向かって押します。
内蓋が手前へ外れる
白いつまみを押せば、内蓋が手前へ倒れてきます。倒れてきたら、蓋を上に持ち上げるだけで簡単に外れます。特に力などを入れる必要もありません。黒い部分にFRONTの表示があるので、裏表がわからなくなる心配もないですね。
こちらも普通に食器洗い洗剤で洗える
内蓋も、普通の食器や調理器具と同じように台所用の洗剤でまるごと水洗いができます。表面がつるんとしている為、汚れは付きにくいですね。パッキンの部分には汚れや水分が溜まりやすいのでよく洗って乾かしましょう。
混ぜ技ユニット
分解して洗えるので清潔が保てる
まぜ技ユニットは少し複雑な作りなので汚れが溜まりやすく洗いにくい感じがしますが、分解して中まで洗えるので安心です。こちらも普通の食器洗い洗剤ですべて水洗いができます。細かい部分までしっかりと洗い流すことができますよ。
つゆ受け
つまむだけで取り外せる
調理の際にでる水蒸気を受けてくれるつゆ受けです。上蓋と本体の繋ぎ目下部分にはまっています。こちらはつまんで持ち上げるだけで取り外しが可能です。1つのパーツだけで出来ているので組み立てたりの必要もありません。
取り外した後は水洗い可能
取り外したつゆ受けも、丸ごと水洗いが可能です。調理後はこちらも忘れずに洗いましょう。
外した部分は拭き掃除で
つゆ受けを外すと、「こちらにつゆ受けをセットしてください」の文字が書いてあります。つゆ受けを外した後にどこにセットするかわからなくなる心配がありませんね。調理後はこの部分にも水滴などがけっこう付いていますので、こちらは拭き掃除をしてきれいにします。
蒸気口カバー
つまむだけで簡単に取り外しができる
本体の上部分奥には蒸気口カバーが付いています。こちらも取り外すことができますよ。この部分はついお手入れを忘れてしまいそうになりますが、水滴が溜まる部分でもありますので臭いの原因になったりもします。忘れずに外してきれいにしましょう。
取り外した後は水洗い可能
こちらも他のパーツと同じように外した後は水洗いができます。本体部分は拭き掃除でお手入れをしましょう。外したパーツは良く乾かしてからまた本体にセットしてくださいね。
食洗機を使用する場合
分解できるパーツは分解して入れる
食洗機に入れる場合は、汚れがきちんと落ちるように、まぜ技ユニットなど分解できるパーツは分解してから入れるようにしましょう。1.6LサイズのホットクックKN-HW16Eは、かき混ぜ棒が小さいので食洗器にセットしやすいのが特徴です。内蓋は、お皿を入れるスペースに置けばちょうどいいですね。小さなパーツはカトラリーを入れるスペースに入れるなど、食洗機の中で迷子にならないように入れましょう。小さなものを入れる専用のメッシュ容器などを使ってもいいですね。
KN-HW16Eの口コミ・評判
良い口コミ・評判
味の染みた美味しい肉じゃがの完成
煮崩れもなく、味が染みていてめちゃくちゃうまいです。何より、材料を切って調味料を入れるだけで、自動調理してくれるのが、ズボラな自分にはいいですね。かなりオススメです。
お菓子やパン作りにも大活躍してくれます
ホットクックはお料理だけじゃもったいない!お菓子やパン作りにも大活躍してくれます。
びっくりするくらい美味しい肉じゃがができる
以前は鍋で肉じゃがを作ることもあるけど、じゃがいもがなかなか中まで柔らかくならなかったり、煮込んでいる間に焦がしてしまったりして、うまくいかないことが多い。これがシャープのホットクックに食材と調味料を入れてほっとくだけでと、ほんとにびっくりするぐらいおいしい肉じゃがができる。まさに神的!!
悪い口コミ・評判
内鍋の下の焦げ付きが取れない
ホットクックを買ってから1ヶ月ちょっと経ちましたが、内鍋の下(取説では熱板というらしいです)が写真のように、汚れが焦げ付いたような?状態になってしまいました。取説では、硬く絞ったタオルで拭く、と書いてあるのでやってみましたが全然取れず。
ホットクックKN-HW16Eがおすすめの人
調理の機能は最新機種と同じで価格を抑えたい人
ホットクックの購入を検討しているけれど、できるだけ価格は抑えたい、必ずしも最新機種でなくてもいいという方には、ホットクックKN-HW16Eがおすすめです。中古品も含めれば、最新機種より1万円ほど安く購入することができます。また、調理の機能は最新機種と同じで145通りのメニューが楽しめます。Wi-Fi機能もきちんと付いており、スマホとリンクさせて外出先からタイマーの時間調節をすることも可能。機能はそのままで価格を抑えることができますよ。
料理が苦手だけれど自炊をしたい人
材料を切って調味料と一緒に入れるだけで料理が完成するので、失敗の心配がありません。火加減を調節したり、途中でかき混ぜたりする必要もなく、料理が得意でなくでも簡単に手作りのメニューが楽しめます。料理は苦手だけれど、なるべく自炊をしたいという方におすすめです。付属のメニュー集もフルカラーで写真が豊富ですから、作り方も一目でわかります。レシピを見てもわからないということもありませんよ。
調理する時間が取れない忙しい人
材料の用意さえしてしまえば、調理中はほったらかしで大丈夫。あとはホットクックが自動で調理をしてくれます。その間の時間は有効に使えますね。タイマー調理もできる為、朝セットして出かけて、帰宅時には完成した料理を楽しむことも可能です。スマホアプリと連動させておけば、急な時間変更にも出先から対応が可能。帰宅時間が読めない時でも安心してタイマー調理ができますよ。赤ちゃんがいる家庭や、共働きの夫婦など、調理する時間が取れない忙しい方にもおすすめです。
ホットクックKN-HW16Eを試しに使ってみるならレンタル
ホットクックKN-HW16E は手軽にレンタルできる
ヘルシオのホットクックKN-HW16Eは多機能で便利な電気調理鍋ですが、料理の出来上がり量や自宅の食洗機に入るかどうかなど、実際に使ってみないと分からないことがありますよね。購入を迷っている方は、まずはレンタルしてみるのがおすすめです。家族構成や自炊の頻度に合うかどうか確認できるので安心できますよ。
ホットクックKN-HW16E をレンタルするならモノカリ
ホットクックKN-HW16E をレンタルするならキッチン家電レンタルのモノカリがおすすめです。モノカリなら2週間6000円台からレンタルが可能。除菌したきれいな状態で借りられます。3ヶ月以上の長期レンタルプランもあるので、色々な機能をじっくり使ってみたい方にも最適です。