カメラ初心者だけど、上級者が撮るような写真を手軽に撮りたいと思っていませんか。また、片手で持てるほどのコンパクトなカメラなら、女性でも手軽に扱えて便利ですよね。そこで注目したいのが、サイズ感と機能性が充実しているミラーレスカメラ「Nikon 1 J5」です。今回は、カメラレンタルの「モノカリ」が、Nikon1 Jシリーズの最上位モデルであるNikon1 J5を徹底レビュー。レンズの種類や基本的な使い方、作例や口コミまで紹介しています。J4やS2、V3など他モデルとの違いも解説していますので、ぜひカメラ選びの参考にしてくださいね。
Nikon 1 J5の総合評価
総合評価 | 93点 |
機能性 | ★★★★★ (撮影モードの豊富さ、4K撮影、軽量) |
デザイン | ★★★★☆ (コンパクトさ、2色展開) |
操作性 | ★★★★☆ (タッチパネル、わかりやすいボタン配置) |
Nikon1 J5は、Nikon1初の自撮り可能なチルト式液晶モニターが付いているカメラです。その他に7つの撮影モードから選択できるクリエイティブモード、4K動画やタイムラプス動画を撮影できるアドバンスト動画モードを搭載しています。液晶はタッチパネル式で、カメラに配置されているボタンにはコマンドが付いているため、どのボタンを押せばどの操作ができるかを把握しやすいことも特徴です。カメラ上級者はもちろん、初心者の方でも扱いやすいモデルです。
Nikon 1 J5とNikon1シリーズ(J4/S2/V3)のスペック比較
商品画像 | ||||
商品名 | Nikon 1 J5 | Nikon 1 J4 | Nikon 1 S2 | Nikon 1 V3 |
最安価格(2021年9月時点) | 16,000円 | 13,988円 | 14,800円 | 29,800円 |
発売日 | 2015年4月23日 | 2014年4月24日 | 2014年6月5日 | 2014年4月17日 |
有効画素数 | 約2081万画素 | 約1839万画素 | 約1418万画素 | 約1839万画素 |
常用ISO感度 | 160〜12800 | 160~12800 | 200~12800 | 160~12800 |
映像エンジン | EXPEED 5A | EXPEED 4A | EXPEED 4A | EXPEED 4A |
センサーサイズ | ニコンCXフォーマット | ニコンCXフォーマット | ニコンCXフォーマット | ニコンCXフォーマット |
AF測距点 | 41~171点 | 41~171点 | 41~135点 | 41~171点 |
連続撮影速度 | 約60コマ/秒 | 約60コマ/秒 | 約60コマ/秒 | 約60コマ/秒 |
動画記録画質 | 4K | HD | HD | HD |
動画撮影時間 | 17分 | 20分 | 20分 | 10分 |
無線データ転送 | スマホ・PC可 (Wi-Fi) | スマホ・PC可 (Wi-Fi) | 非対応 | 非対応 |
サイズ | 約98.3×59.7×31.5mm | 約99.5×60×28.5mm | 約101×60.8×29.4mm | 約110.9×65×33.2mm |
重量 | 約231g | 約192g | 約190g | 約282g |
カラー展開 | シルバー/ブラック | オレンジ/シルバー/ブラック/ホワイト | イエロー/ブラック/ホワイト/レッド | ブラック |
Nikon1 J5は、Nikon1 Jシリーズの最上位モデルです。そのため、同シリーズ内で次に発売されたモデルはありません。Jシリーズの前にはSシリーズやVシリーズが展開されており、それぞれでカメラの特徴が異なります。ここからは旧モデルとの比較を解説していきましょう。
前作との違いは?旧モデルJ4と比較
HD動画から4K動画モードに性能アップ
Nikon1 J4は、J5の約一年前に発売された旧モデルです。画素数や映像エンジンの性能が劣るものの、AF測距点や本体のコンパクトさはJ5と大差ありません。では何が大きく違うのかというと、動画の質が変わります。J4はHD動画の撮影が最高でしたが、J5は4K動画の撮影が可能となっています。HDと4Kでは画像の粗さなどに大きく変化が現れるため、J5でなら高画質で繊細な動画撮影ができるでしょう。
前シリーズとは何が違う?前シリーズ上位機種S2と比較
高画質の写真撮影が可能に
Nikon1 S2は、Jシリーズのひとつ前のシリーズです。ひとつ前のシリーズモデルであるにも関わらず、常用ISO感度はNikon1 J5と変わりません。動画撮影時間も20分と長いため、長時間動画を撮影する方にぴったりのモデルです。ただ、S2はJ5に比べて画質に劣ります。J5は約2081万画素なことに対し、S2は約1418万画素と低め。写真撮影時に大きく差が出るでしょう。
前々世代の最上位機種から何が変わった?V3との比較
動画撮影時間と軽量さが向上
Nikon1 V3は、J4と同時期に発売された旧世代モデルです。画質はJ4と変わらないため、ミラーレスカメラの中でも性能に優れたモデルだと言えるでしょう。ただし、動画撮影時間が10分と短く、重量は約282gと重め。J5は重量が約231g、動画撮影時間は17分となっていますので、旧世代モデルからより機能を充実させています。
Nikon 1 J5のセット内容・付属品
カメラ本体のみとレンズ付属のセットから選べる
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商品名 | ボディ | 標準パワーズームレンズキット | ダブルレンズキット | ダブルズームレンズキット |
最安価格(2021年9月時点) | 16,000円 | 20800円 | 29800円 | 34960円 |
内容 | ・カメラ本体 | ・カメラ本体 ・標準ズームレンズ | ・カメラ本体 ・標準レンズ ・標準ズームレンズ | ・カメラ本体 ・標準ズームレンズ ・望遠ズームレンズ |
Nikon 1 J5はボディのみを選ぶことができますが、その他に3つのレンズセットを選べます。レンズセットには標準パワーズームレンズキット・ダブルレンズキット・ダブルズームレンズキットを用意。キットによって付属しているレンズが異なります。レンズを装着することでより広い範囲を撮影できたり、被写体とその周辺に絞った撮影をすることが可能。何を撮影するかによって、装着するレンズを変えましょう。
セットに含まれるレンズは全部で三種類
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商品名 | NIKKOR 18.5mm f/1.8 | NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM | NIKKOR VR 30-110mm f/3.8-5.6 |
レンズタイプ | 標準単焦点レンズ | 標準ズームレンズ | 望遠ズームレンズ |
レンズ単体の最安値(2021年9月時点) | 8,390円 | 8100円 | 7980円 |
ピント合わせ | 手動/自動 | 手動/自動 | 手動/自動 |
ピントが合う最も近い距離 | 0.2m | 0.2m | 1.0m |
対応センサーサイズ | 1型センサー | 1型センサー | 1型センサー |
ズーム幅 | – | 10-30mm | 30mm-110mm |
開放F値 | F1.8-16 | F3.5-16 | F3.8-16 |
フィルター径 | 40.5mm | 40.5mm | 40.5mm |
最大径×長さ | φ56mm×36mm | φ58mm×28mm | φ60mm×61mm |
重量 | 約70g | 約85g | 約180g |
手ブレ補正機構 | 無 | 有 | 有 |
カメラに装着できるレンズには、標準単焦点レンズの他、2つのズームレンズがあります。ズームレンズには手ブレによる映像の乱れなどを防止する手ブレ補正機構が付いていたり、ズーム幅に合わせた撮影が可能。ズーム幅とは、焦点距離のことを言います。ズーム幅の数値が狭いものは狭い範囲を、数値が広いものは広範囲の撮影に適しています。人などのひとつの被写体に絞りたいときは数値が狭いもの、風景などを撮影するときは数値が広いものといった風に使い分けることがおすすめです。
標準パワーズームレンズキットは標準ズームレンズのみ付属
標準パワーズームレンズキットには、本体と標準ズームレンズが付属しています。標準ズームレンズのズーム幅は10-30mmと狭め。数値が狭いため、風景などの広い範囲での撮影に最適です。レンズはキャップレス仕様となっているため、良い瞬間が訪れたらすぐに撮影することが可能。貴重な一瞬を見逃すことなく、写真に残せます。手ブレ補正も付いているので動画撮影時のサポートも万全。コンパクトで持ち運びやすいレンズです。
ダブルレンズキットは標準ズームレンズと標準単焦点レンズが付属
ダブルレンズキットには標準ズームレンズと、標準レンズが付属しています。標準ズームレンズは前述したように、広範囲の撮影にも動画撮影にも適したオールマイティーなレンズです。標準レンズは焦点距離がないものの、開放F値1.8という魅力を持っています。F値はカメラに入る光の量を調整することができる機能なので、シーンに合わせて絞り値を変えれば、被写体に最適なぼけた写真を撮影できます。
ダブルズームキットは標準ズームレンズと望遠ズームレンズが付属
ダブルズームキットは、標準ズームレンズと望遠ズームレンズが付属しているキットです。望遠ズームレンズは、標準ズームレンズと違って焦点距離が広いことがポイント。狭い範囲での撮影に適しており、遠くにいる被写体も鮮明に撮影できます。人を撮ることだけでなく、近距離での撮影が難しい鳥や動物の撮影時にも活躍してくれるでしょう。
Nikon 1 J5の特徴
シリーズ初となる自撮り可能カメラ
どこでも自撮り可能なチルト式モニターを採用
Nikon1 J5は、Nikon1で初めてチルト式液晶モニターを採用したモデルです。液晶の向きを自由に変えられるため、デジカメでは難しかった自撮りも手軽に可能。スマホを使わずとも、自分を含めた写真撮影ができますよ。液晶モニターの調整はとても簡単です。機械に不慣れな方でもすぐに液晶の向きを変えられるでしょう。
好みの写り方が選べる7つのクリエイティブモード
シーンに適したモード撮影でより楽しめる
Nikon1 J5にはクリエイティブモードという機能が搭載されています。この機能には夜景に適したモードや風景に適したモード、人物撮影に適したモードなど、7つのモードがあります。モードによって写りが変わりますので、シーンに合わせてモードを使い分けることがおすすめ。夜景モードには夜景のみを撮影する夜景と、人物+夜景を撮影する夜景ポートレートがありますよ。
美肌効果や露出補正をすぐに操作できるタッチパネル
被写体を美しく撮れる便利な機能
人物撮影をすることが多い方におすすめなのが、美肌補正や露出補正といった機能です。美肌補正はその名の通り、被写体となる人物の肌をより美しく見せる機能です。露出補正は明るさを調整できる機能で、被写体をよりきれいに撮影できます。これらの機能は撮影時に、液晶から手軽に操作が可能。撮影時に明るさなどを調整したいと思ったら、調整しつつ、手早く撮影ができます。
7つのモードが選べるアドバンスト動画モード搭載
4K動画やタイムラプスも撮影できる便利な動画モード
動画撮影をよくするという方におすすめなのがアドバンスト動画モードです。このモードには7つの機能が搭載。4K動画・タイムラプス・早送り動画・ジャンプカットなど、様々な機能を使えますよ。モードの中には、SNSへの投稿に最適な4秒動画モードもあります。容量がさほど大きくないので、短時間の動画をアップしたいというときにおすすめです。
Nikon 1 J5の外観&基本操作をレビュー
ボディ正面
コンパクトかつスタイリッシュなデザイン
手のひらに乗るほどのコンパクトなデザインのカメラです。小型なので片手で持つことも、撮影することも可能。手が離せないときにも活躍してくれるでしょう。電源オフ時にはレンズのシャッターが閉まっていますが、電源を付けると自動でシャッターが開きます。キャップレスなので貴重な一瞬を見逃すこともありません。こちらはシルバーですが、ブラックはカメラ全体が黒となっていますので、シックなアイテムが好みの方におすすめです。
ボディ上面
複数のモードをダイヤルで簡単に切り替え可能
カメラ上部には様々なボタンが付属しています。右には撮影ボタンと動画ボタンが、中央にはモードの切り替えボタンが付属。撮影ボタンは電源のオン・オフの切り替えも行えます。モードの切り替えはダイヤル式となっており、電源を付けた状態でダイヤルを回すと様々なモードに切り替えが可能です。左部分には内臓フラッシュが収納されており、モードによって自動的に内臓フラッシュが上がります。
ボディ背面
操作内容がわかりやすいアイコン付きボタン
ボディ背面にはコマンド付きのボタンが複数配置されています。再生ボタンはSDカード内に保存されている撮影データや動画データの確認ができます。MENUボタンを押すと液晶に機能設定画面が表示されますので、明るさやモードの設定など、各種調整が可能です。中央に配置されているボタンからは、フラッシュやタイマーなどの機能設定が行えます。中央のOKボタンは機能の決定ができます。左下はスマートフォンと連携する際に使うボタンで、右下のボタンは写真や動画の削除が可能です。
ボディ側面
落下の心配がないストラップ付
コンパクトなデザインですが、持ち運んでいる際に誤って落下してしまう恐れもあります。カメラサイドにはストラップを付けられる部分があるため、こちらにストラップを付属しておけば落とす心配もありません。ストラップはカメラに付属されていますので、持ち運ぶ前に装着しておきましょう。側面には端子カバーが付いており、カバーを外すとHDMI端子とUSB端子を接続できる端子があります。
ボディ底面
バッテリーとSDカードの差込口
カメラの底面にはバッテリーやSDカードを収納できるスロットが付属しています。スロットは左部分にある大きなカバーのような部分です。ロックがかかっていますので、スロットを開ける際はロックを外しましょう。バッテリーは一定時間使うと残量がゼロになってしまいます。使用前に付属の充電器を使い、バッテリー残量をフルにしておくといいでしょう。
Nikon 1 J5を使いこなす初心者向けモード紹介
オートモード
明暗差のある撮影が可能
こちらの写真はオートモードで撮影したものです。日中の公園ということもあり、明暗差がしっかりと出ています。オートモードを予め設定しておけば、カメラ初心者の方でも明暗差のあるきれいな写真を撮ることが可能。カメラの扱いに慣れてきたら、ライブコントロールを使用してより明暗差のある写真を撮影してみましょう。
ライブコントロールで明暗差などを調整できる
Nikon1 J5にはライブコントロールという、明暗差を簡単に調整できる機能が付いています。カメラ上部についているダイヤルを回し、撮影画面でOKボタンを押すとライブコントロールの画面が表示されます。明暗差を調整する機能を押すと、右に明るさのバーが表示されますので、こちらを動かすことで明るくしたり暗くしたりできますよ。実際に画面を確かめながら調整ができますので、被写体に合わせてバーを動かしましょう。
クリエイティブモード
表現豊かな7つの撮影モードから選択可能
カメラ上部のダイヤルを回し、クリエイティブモードを選択することでシーンに合わせた写真撮影ができます。モードには7つあり、明るい写りにするポップモードや、色あせた移りにするレトロモード、白黒写真を撮影できるセピアモードなどがあります。それぞれで雰囲気の異なる写真が撮れるため、同じ被写体をモードを変えて撮影することもおすすめです。
HDRモードなら明暗と色彩をより鮮明に
こちらはクリエイティブモードのひとつであるHDRモードで撮影した写真です。明暗差がはっきりしているだけでなく、色彩も鮮明に映し出されていることがわかるかと思います。こちらはモードを選択しただけで、他の部分は調整していません。モード変更だけで美しい写真が撮影できるため、すべてのモードを一度試してみてください。
Nikon 1 J5の性能をレビュー
動画撮影性能
4K動画撮影や動画編集が可能
動画撮影モードでは高画質の4K動画の撮影の他、HD動画の撮影や4秒動画の撮影などが行えます。撮影した動画の編集もカメラにて可能。動画編集モードにて、動画を短くカットしたり、不要な部分を削除したりすることができます。パソコンにファイルをアップロードし、動画編集ソフトを使う必要もありません。
移動しながらの撮影でも映像がぶれない
4K動画の撮影は、高画質であることはもちろん、移動しても画像が乱れにくいというメリットがあります。HD動画などは移動中に映像が乱れたりすることもありますが、4K動画モードならその心配もありません。撮影開始から終了まで、乱れのない美しい映像を撮ることができます。
AF性能
AF設定を自動と手動に設定できる
カメラにはAF設定というものがあり、AF(オートフォーカス)とは、被写体にピントを合わせる機能のことを言います。カメラの機能からAFエリアモードを選択すると、自動のオートエリアと手動のシングルポイントを選ぶことが可能。また、Nikon1 J5にはアドバンストハイブリッドAFシステムという機能も付属しています。この機能はシーンに合わせて自動でピントを合わせる機能を言います。手前の被写体や奥の被写体など、ピントが自動に切り替わるので、手動で操作する必要がありません。
手前にピントを合わせてきれいなぼけ写真を撮影
自動・手動のどちらに設定しても、ひとつの被写体にピントを合わせることでぼけのある写真を撮影することが可能です。全体にピントが合っていると何の変哲もない写真となりますが、手前や奥にピントを合わせるだけで上級者が撮ったようなぼけた写真が撮れます。
ISO感度
ISO感度の設定幅が広い
ISO感度を幅広く設定することが可能です。ISO感度の数値は160から6400までを設定でき、数値が低いと画面が暗いものの、ノイズがあまりないというメリットがあります。反対に数値を上げると、画面が明るいものの、ノイズが発生します。ISO感度の設定はある程度カメラを使い慣れている方に最適な機能です。カメラ初心者の方はオートに設定しておき、カメラ操作に慣れ始めたらシーン別に数値を設定するといいでしょう。
夜間時の撮影も可能
ISO感度の数値を上げると、光の少ない夜景をきれいに撮影することが可能です。ISO感度は、電子的に光を増やすことを言います。光の少ない夜間時に光を増やすことでシャッタースピードを高め、ブレのない写真を撮影することができます。シャッタースピードを早めれば、花火が打ちあがった瞬間の撮影もできるでしょう。
連写性能
10連写と20連写から選ぶことが可能
Nikon1 J5には連写モードも付属しており、単写・10連・20連の3つから選べます。連写モードにすると右に3つのコマンドが出てきますので、真ん中のコマンドから10連か20連を選択しましょう。下の10sはタイマーです。自撮りモードの際に活用できるため、タイマー設定もこちらから行ってください。
高速での連写撮影ができる
連写モードで撮影すると、高速で10連写撮影ができます。上記は10連写モードに設定した場合です。20連写にすればより多くの写真を撮影できますので、動く被写体を撮影するときは連写モードを設定しましょう。そうすれば複数枚の写真から、ベストな一瞬を保存できます。
Nikon 1 J5のおすすめ撮影シーン・作例
風景撮影
自動切り替えのAFシステムでピントを調整
Nikon1 J5にはアドバンストハイブリッドAFシステムがあるため、液晶に映っている被写体をタッチすることで簡単にピントを切り替えられます。手前の被写体に合わせても、奥の被写体に合わせても美しいぼけ写真を撮れますよ。何気ない風景も、ピントの切り替えで美しい風景写真にすることが可能。ピントを切り替えて様々な写真撮影を楽しみましょう。
夜景・星空撮影
ISO感度をオートにしておくだけ
カメラ上級者はシーンに合わせてISO感度の設定を行えますが、初心者からすればどの数値にすればいいかわからないもの。Nikon1 J5にはISO感度のオートモードがありますので、オートにしておけば設定不要できれいな写真を撮れます。夜景時には夜景に最適なISO感度が設定されますので、難しい操作なく、自慢したくなるような夜景が撮れるでしょう。
Nikon 1 J5のメリット
コンパクトだから片手で撮影可能
女性でも持ちやすい軽量サイズ
カメラは非常にコンパクトなため、女性でも軽々と持てることが特徴。片手で持った状態でシャッターボタンを押せますので、手が離せないときもさっと撮影できます。電源を付けるとレンズ部分が突出しますが、電源オフ時はコンパクトに収まるため収納に困りにくいこともポイント。持ち運びにも便利ですよ。
外出先でも自撮りが簡単
モニターを稼働させればすぐに自撮りができる
手軽に稼働できるチルト式液晶モニターが付属しているので、自宅でも外出先でも、スマホを使わずに自撮りができます。タイマーも付いているため、タイマー設定をすればシャッターを押す手間なく納得のいく写真が撮れるでしょう。シャッターボタンを押す前に、液晶から美肌調整や露出補正などの調整をしておいてください。液晶はタッチパネルなので、スマホと同じように操作が可能です。
高画質な動画が残せる
簡単な切り替えで高画質の4K動画を撮れる
Nikon1 J5の動画モードには様々な動画モードが付属されているため、シーンに合わせて使い分けられます。高画質で短時間の動画を撮りたいときには4K動画を、通常画質で長めの動画を撮りたいときにはHDといった風に、シーンに合わせてモードを選べます。また、動画モードからはタイムラプスや4秒動画の撮影も可能。SNSにアップする動画をデジカメから手軽に撮れます。
Nikon 1 J5のデメリット
シャッターと動画ボタンを押し間違えやすい
カメラに不慣れな人はボタン位置をチェックすることが大切
カメラ上部には写真の撮影ボタンと、動画の撮影ボタンがあります。電源オン・オフの切り替えレバーが付いている方が写真撮影、中心に赤い丸が付いている方が動画撮影ボタンです。この2つはとても近い位置にあるため、ボタンを押し間違える可能性が高いことがデメリットとして挙げられます。特にカメラを使い慣れていない方は間違えやすいので、ボタンの位置を把握してから撮影を開始しましょう。
Nikon 1 J5からスマホへ画像を転送する方法
カメラ本体からWi-Fi接続
スマートフォンと連携できる
写真撮影や動画撮影を行ったら、スマートフォンと連携しましょう。スマートフォンと連携するには、まずは電波アイコンのボタンを押します。ボタンを押すと写真のような画面になりますので、カメラはこのまま待機です。この後はスマートフォンから操作していきます。
セキュリティ設定でパスワードのON/OFFが可能
スマートフォンと連携するにあたり、パスワードを設けたいという方は機能からパスワードの設定が可能です。設定を行う場合は「WPA2-PSK-AES」から設定を行います。設定を行わない場合はOPENにしておきましょう。そうすれば、接続時にパスワードの入力を求められることもありません。
スマホで専用アプリをダウンロード
画像の共有と転送が可能
スマートフォンに「wireless mobile utility」というアプリをダウンロードしましょう。こちらはAndroid・iOSどちらにも同じアプリがあります。アプリを起動すると上記の画面になりますので、左上の電波のようなアイコンから、カメラと接続されているかを確認します。
アプリからスマホとカメラ内の画像が確認できる
カメラとスマートフォンを連携させれば、スマートフォンからカメラ内の画像を確認できます。アプリからはカメラ内の画像・スマートフォンの画像どちらも確認可能です。また、アプリから写真を撮る操作もできますので、写真撮影に関する機能を活用できますよ。
Nikon 1 J5の口コミ・評判
高評価
美品を中古でお得に変えた
1型センサーで小さいですが、だからこその軽量コンパクト。単焦点と標準レンズのWレンズキットの中古で3万円以下でした。購入の決め手は値段とNikonのロゴ(文字)。中古カメラは危険か?と思ってましたが綺麗で動作も問題無さそうでホッとしてます。
デザインがかっこいい
この正面から右上目使いがたまらん
カッコいい!上部のレトロチックのところと
自撮り用に画面がくるりんぱにもなり、
バズーカのようなカメラは
首痛くなると思ってコンパクト重視を
探してたらこの子に出会いました
低評価
iPhoneが良すぎて出番が少なくなった
iPhoneの写メが進化し過ぎて出番が減ってしまった…
今年の夏は持ち歩いてみようかな
カメラも良いけどストラップが好き
Nikon 1 J5で試し撮りするならレンタル
Nikon 1 J5は格安でレンタルができる
デザイン性が高くスタイリッシュなNikon 1 J5に一目惚れをして、今すぐ買ってしまいたいと考えている方もいるでしょう。しかし、カメラはデザインだけではなく、操作性や機能などが自分の好みに合うかどうかも大事。まずはレンタルしてみて、実際に使ってみるのがおすすめです。Nikon 1 J5は、レンタルで格安でお試しすることができます。レンタルする日数やキットの内容にもよりますが、3,000円台くらいから借りられますから、気軽な気持ちで試すことができますね。
Nikon 1 J5をレンタルするならモノカリ
Nikon 1 J5をお得にレンタルしたいなら、カメラレンタルのモノカリがおすすめです。モノカリなら、Nikon 1 J5のレンタルがなんと3,000円台から。SDカードも付いてくるので、自分で用意する必要がないのが嬉しいですね。レンズキットなら、届いて開封してすぐに撮影が可能です。Nikon 1 J5の購入を検討している方だけでなく、旅行に持って行きたいという方、大事な行事がある時だけ使いたいから購入までは考えていないという方にもおすすめ。使いたい時だけ気軽に借りられるから、カメラが家の中で場所を取って困るということもありません。Nikon 1 J5を使ってみたい方は、ぜひカメラレンタルのモノカリでのレンタルをご検討くださいね。