周囲に音を聞かれることなく、自分だけの世界に浸れるヘッドホン。音楽を聴くときに使用するものだと思われがちですが、使い勝手の良さからテレビ鑑賞用として購入する人も増えています。この記事ではテレビ用ヘッドホンの種類や選び方、人気メーカーのおすすめ商品をご紹介します。どれを選べばいいか迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。
テレビ用ヘッドホンの特徴
周りを気にせず好きな時間にテレビが観られる
どんな時間でも周囲を気にせずに、好きな音量で自由にテレビを楽しめるのが、テレビ用ヘッドホンの大きな特徴です。夜遅く帰宅したときや朝方などにテレビを観たい場合、どうしても気にしなければならないのが音量。同居家族がいたり、壁の薄い集合住宅に住んでいたりといった環境でも、テレビ用ヘッドホンがあると、周囲や時間に縛られずにいつでもテレビ鑑賞ができます。
映画やゲームを臨場感のある音声で楽しめる
テレビ鑑賞だけでなく、映画鑑賞やゲームをする機会が多い方にもおすすめなのがテレビ用ヘッドホンです。繊細な響きや、細かいわずかな音までしっかり聞き取れるため、テレビのスピーカーでは体感できない、臨場感のある音声や圧倒的な迫力を楽しめます。
テレビ用ヘッドホンの種類
有線タイプ
充電を気にせずに長時間テレビを楽しめる
有線タイプのメリットは、充電を気にせず長時間使えること。せっかく鑑賞を楽しんでいても、途中で充電が切れてしまって使えなくなると、とても残念な気持ちになりますよね。有線なら、好きなだけテレビを堪能することができます。有線タイプのテレビ用ヘッドホンを選ぶときに、重要視したいのがケーブルの長さ。音楽鑑賞用のヘッドホンケーブルは1.5m前後のものが多いですが、テレビ用なら3m以上の長さのケーブルだと画面からゆっくりと離れることができて好ましいです。
また、音声の遅延が少ないことも大きな特徴です。映像と音声が合っていないと、違和感があって集中して観ることができませんよね。有線タイプはテレビ本体に繋ぐので、送信機を通じて音声を送る必要がないため、遅延が少なくよりリアルに感じ取ることができます。
無線タイプ
ワイヤレスなのでテレビから離れた場所でくつろぎながら楽しめる
無線タイプのメリットは、どんな場所や体勢でも、何をしていても、テレビが鑑賞できるところです。家事や食事の最中、ソファに寝転んでいるときでも、ヘッドホンさえしていれば音声が聞こえるので、気軽に楽しむことができます。テレビの前から移動するときに、毎回ヘッドホンを外さなくていいのも嬉しいですね。無線タイプのテレビ用ヘッドホンを選ぶなら、連続使用時間をチェックしておきましょう。長時間テレビを鑑賞するなら、電源がACアダプタ式のヘッドホンがおすすめです。
無線タイプの転送方式には、送信機タイプとBluetoothタイプの2種類です。送信機タイプは専用のトランスミッターを設置しなければなりませんが、音声の遅延は軽減されるというメリットがあります。Bluetoothタイプは、設置の手間はないですが、音声の遅延は否めません。また、テレビ本体もBluetoothに対応している必要があります。ただ、単体のBluetooth送信機を購入すれば、どのテレビでも使用可能です。
テレビ用ヘッドホンの選び方
機能で選ぶ
周囲の雑音が気になるならノイズキャンセリング機能付き
たとえば線路や大通りが近くにある住居や、同居家族の生活音が気になる場合など、周囲の雑音が多い環境でも、テレビの音だけを楽しめるのがノイズキャンセリング機能です。特徴は、遮音性。周りのどんな雑音もカットするので、音をあますことなく堪能できます。また、音漏れを低減する役目も。誰にも邪魔されずに、自分だけの空間でテレビ鑑賞に没頭できますよ。
サラウンド機能があるものなら映画やゲームで臨場感のある音声を楽しめる
映画鑑賞やゲームをする機会が多い方におすすめなのが、サラウンド機能。英語で取り囲むという意味があり、ヘッドホン内の前後左右さまざまな方向から細かい音を出すように設計されています。音をより立体的に感じることができ、臨場感のある音声を体感できますよ。まるでその場にいるかのような空間を演出し、贅沢な時間となることでしょう。
よりクリアで高音質にこだわりたいならハイレゾ対応がおすすめ
最上級の音質を体感したい方は、ハイレゾ対応のテレビ用ヘッドホンがおすすめです。息遣いや、その場の空気感などの非常にわずかな音も感じ取れるので、今まで味わったことのないようなリアリティーのある音声を楽しむことができます。テレビもハイレゾに対応していることが前提ですので、購入の際は事前にテレビもチェックしておきましょう。
音質で選ぶ
細かい音までしっかり聞き取りたいなら密閉型
密閉型ヘッドホンのメリットは、なんといっても遮音性。密閉されているので、周囲の雑音や音漏れもなく、テレビから発せられている音だけを楽しむことができます。ただし、音がこもりやすいという特徴も。音質は人それぞれ好みがあるので、必ずしも欠点になるとはいえませんが、選ぶ際のチェックポイントとして参考にしてください。
スピーカーで聞いているような自然な音が好みなら開放型
開放型ヘッドホンは、伸びのあるクリアな音質が特徴です。ハウジングが密閉されていないので音がこもりにくく、長時間使用していても疲れにくいというメリットも。ただし、穴が開いているので遮音性はなく、音漏れもしてしまいます。インターホンの音や、子どもの泣き声なども聞こえるため、空いた時間に鑑賞を楽しみたい場合にもおすすめです。
ヘッドホンの形状で選ぶ
オンイヤー型は軽量で疲れにくい
オンイヤー型は、イヤーパッドを耳にフィットさせるように装着するヘッドホンです。比較的軽量の商品が多いので、装着感をあまり感じずに使用することができますよ。また、コンパクトなため収納もしやすく、外に持ち運びたいときにも便利です。ただし、すっぽり覆うタイプではないので遮音性は高くなく、音漏れがしやすいといった特徴も。下のオーバーイヤー型に比べると、お手頃な価格のヘッドホンが多いです。
オーバーイヤー型は密閉性があり集中してテレビを楽しめる
オーバーイヤー型のヘッドホンは、耳をすっぽり覆うような形状で作られています。そのため、密閉性があり、周囲の雑音を低減する効果もありますよ。耳のすぐそばで音が聞こえるので、自分の世界に深く入り込むことができます。また、耳を押さえつけない形状なので、長時間使用しても耳への負担を感じにくい点も嬉しいですね。
テレビ用ヘッドホンのおすすめブランド・メーカー
SONY(ソニー)
求めるものを見つけられるバリエーションの多さが魅力
音質と性能の良さから好評を得ている、世界的に有名なSONY。そんなSONYのヘッドホンは、とにかくバリエーションが豊富なのがポイントです。有線、無線はもちろん、最上級の音質を備えたハイエンドモデルや、高性能でありながらリーズナブルな価格帯のものまで、それぞれのニーズに対応したヘッドホンが販売されています。また、国内メーカーなので、アフターサービスがしっかりしているのも安心できますね。信頼度の高さで選びたいならSONYがおすすめです。
Beats(ビーツ)
低音から高音までクリアに聞き取れるおしゃれなデザインも人気
Beatsの製品は、有名なヒップホップ界の人物が創業者だということもあり、奥底まで響くダイナミックな低音がよく知られています。しかし、実はクリアな高音も魅力のひとつ。広い音域をバランスよく表現するので聞き心地が良いです。また、bの文字が特徴的なデザインも人気。多くの海外セレブやアーティストが愛用しているといわれています。音質だけでなく、見た目にもこだわりたい方におすすめのメーカーです。
SENNHEISER(ゼンハイザー)
内部のドライバーにこだわり歪みのないパワフルな音を再現
SENNHEISERはドイツの音響機器メーカーで、プロやアマチュアを問わず、多数の方から支持を集めているメーカーです。そんなSENNHEISERの特徴は、忠実な音の再現性。内部に高性能なダイナミック・ドライバーを使用しており、このドライバーで全ての音域をカバーしています。よって、歪みのない高音質を再現。よりリアルな音を楽しみたい方は、SENNHEISERのヘッドホンを選んでみてください。
BOSE(ボーズ)
重低音の響きに優れていて迫力のある音を楽しめる
BOSEは、有名なアメリカのメーカーで、ロゴを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。主に映画館や劇場でのスピーカーをメインに作られているメーカーなため、ずっしりとした深みのある重低音が特徴です。かえって中高域は対照的で、抜け感のあるすっきりとした自然なサウンド。ファンの多い低音は迫力を感じられるので、映画鑑賞をする機会が多い方にもおすすめです。
おすすめ&人気のテレビ用ヘッドホンランキング
有線タイプでおすすめのテレビ用ヘッドホン
SONY-ヘッドホン MDR-CD900ST(25,060円)
高性能な技術と優れた音創りが融合したプロフェッショナルヘッドホン
世界的に支持を得ているSONYと、音創りを熟知しているソニー・ミュージックスタジオが共同開発したヘッドホンです。独自に開発した内部のドライバーにより、優れた原音の再現性と、歪みをおさえたクリアな音質が好評。1989年に発売されて以来、30年以上にわたって長く愛されています。
本体の重さは200gと、軽量なのも嬉しいポイント。オーバーイヤー型のヘッドなので密閉性があり、長時間使用しても疲れにくく、集中してテレビ鑑賞をすることができますよ。また、音響機材用に作られているため、プラグは標準サイズ。3.5mmのミニサイズの変換プラグを別購入する必要があります。高性能でプロフェッショナルなヘッドホンをお探しの方におすすめです。
SONY-ヘッドホン MDR-Z7M2(62,091円)
広音域をクリアな音で演出するハイレゾ対応モデル
どんなにわずかな細かい音も感じ取ることができるヘッドホン。音の波面にこだわって作られており、生演奏を聴いているような自然な響きが特徴です。また、SONYの製品の中でも最大級サイズのネオジウムマグネットを内部に搭載しているため、解像度の高いクリアな音質で聞き心地も抜群となっています。
イヤーパッドは、耳をやさしく包み込むような着け心地で音漏れも低減。ヘッドホンから出る音や迫力すべてを体感できますよ。わずかな音も繊細に、かつはっきりと表現するので、映画鑑賞をする機会が多い方にもおすすめな機種です。
オーディオテクニカ-ヘッドホン ATH-M30X(8,030円)
モニターヘッドホンだからこその明瞭度の高さが武器
特徴は、スタジオレコーディングやミキシングに適するように作られたモニターヘッドホンというところ。そのため、原音の忠実な再現さや、広帯域を細かくフラットに表現することに優れています。新開発の内部ドライバーを使用し、明瞭度の高い音を届けられる正確さがポイントです。
もともとはプロが仕事で使う環境を想定して作られているので、軽量で密閉性が高いというメリットも。ケーブルは3mと長めで、よほどテレビから離れていなければ、延長ケーブルの購入も必要ありません。快適さと耐久性の強さを兼ね備えたこだわりのイヤーパッドや、持ち運びに便利な折り畳み機構など、使いやすさを重視したヘッドホンです。音質の機能だけでなく、便利さを求めている方にもおすすめですよ。
SENNHEISER-ヘッドホン HD 599(25,204円)
透明感と抜けのあるナチュラルな音質が魅力のプレミアムヘッドホン
低域から高域まで、すべてを圧倒的な高音質でクリアに表現するヘッドホン。HD 500シリーズのハイエンドモデルで、開放型ヘッドホンだからこその自然で広がりのある音質が魅力の機種です。抜け感だけでなく、音の輪郭をはっきりと表現するので、細かい音でも逃さずに楽しめます。
また、耳をすっぽりと包み込む大型のイヤーカップとソフトイヤーパッドを採用し、着け心地も快適。長時間使用する機会が多い方におすすめです。ケーブルは1.2mと3mの両方が付属しているため、そのときの状況に合わせて変更することができるのもうれしいですね。
無線タイプでおすすめのテレビ用ヘッドホン
SONY-ブルートゥースヘッドホン WH-1000XM4BM(39,274円)
ノイズキャンセリングだからこその鑑賞に没頭できる静かさをお届け
ノイズキャンセリング機能付きで、どんな周囲の雑音も完璧にシャットアウトするので、自分だけの世界に没頭することが可能です。さらに、AI技術を組み込んだ新機能を搭載しており、専用のアプリを使用すれば、ハイレゾ級の高音質さを体感できます。付属のケーブルを用いた有線接続なら、ハイレゾ鑑賞もできますよ。
また、声を発すると自動で切り替わる外音取り込みモードも魅力のひとつ。ヘッドホンを外さずに会話できるので、煩わしさがありません。たった10分の充電で、5時間使用できるクイック充電にも対応しており、充電をし忘れた場合にも安心です。SONYならではの多機能で優れた技術を試してみたい方におすすめのヘッドホンです。
SONY-ブルートゥースヘッドホン WH-CH510 LZ(4,172円)
パワフルな音質と高性能に優れたコスパ最強モデル
リーズナブルな価格帯ですが、機能はまるで別格。コンパクトなドライバーを使用しているとは思えないほどの高音質さで、細かな音さえもしっかりと再現します。最長35時間使えるロングバッテリー仕様で、好きなだけテレビ鑑賞を堪能できますよ。
本体の重量は約132gと驚くほど軽量で、長時間装着していても快適。フラットにしまえるスイーベル機構を採用しているので、収納もしやすく場所を取りません。コストパフォーマンスに優れているので、気軽にテレビを楽しみたい方にとってもおすすめのヘッドホンです。
BOSE-ヘッドホン NCHDPHS700(46,750円)
聞きたい音だけを選べるノイズキャンセリングの柔軟さが便利
重低音のずしっとした響きが特徴的なヘッドホン。BOSE史上最高の進化を遂げたといわれるハイエンドモデルです。 独自のノイズキャンセリングテクノロジーで周囲の音を把握し、11段階でコントロールする機能が搭載されていて、その場の状況に合った快適な音でテレビ鑑賞ができます。
右のイヤーカップにタッチセンサーがついているため、リモコンを使わなくても簡単に音量調節が可能。一日中装着していても快適なレザークッションを使用しており、耳にやさしい設計となっています。カラーはブラックとシルバーの2色で選べるのもうれしいですね。魅力的な音質だけでなく、無駄な操作がいらない便利さにこだわっており、年配の方へのプレゼントにも最適です。
Beats-ワイヤレスヘッドフォン MX3X2PA/A(38,790円)
それぞれの頭の形にフィットするイヤークッションでストレスの少ない着け心地
Beats独自のノイズキャンセリング機能を搭載しており、輪郭のはっきりとしたクリアな広音域を、あますことなく耳で堪能できるヘッドホンです。また、遮音するべき音を特定し、それぞれの音に合った調整を自動でおこなうため、いつでも最適なサウンドでの鑑賞が可能となっています。
たった5分の充電で約2時間の再生ができ、充電を忘れてしまったときでもすぐに聞くことができる手軽さも便利。人間工学に基づいて設計されたという独自のイヤークッションで、どんな頭の形にも柔軟にフィットします。コンパクトに畳むことができ、ケース付きで収納しやすいのもうれしいですね。bのロゴがおしゃれで、デザインや着け心地にこだわりたい方におすすめの機種です。
おすすめの安いテレビ用ヘッドホン
Skyunico-ワイヤレスヘッドホンG12(3,980円)
遅延の少ないBluetooth規格でワイヤレスでも映像とぴったりのサウンドを楽しめる
無線タイプのマイナス点であった遅延を、最小限に抑えられるBluetooth5.2を搭載しています。この規格には、ほかにも高速通信や低消費電力などの性能があり、従来のヘッドホンにありがちだった音飛びや途切れの改善が可能になりました。頭に当たる部分は長さ調節ができ、誰でも快適に装着できます。
お手頃な価格にもかかわらず、ノイズキャンセリング機能や、イヤーカップを触るだけで音量調節ができるタッチ操作など、うれしい機能がギュッと詰まっています。もちろん音質もばっちり。クリアでありながら迫力も感じられます。折り畳んでコンパクトに収納できるのも便利ですね。お値段以上の機能を体感したい方におすすめです。
JVC-HA-RZ710 ステレオヘッドホン(3,270円)
リーズナブルな価格帯でありながら解像度の高いサウンドが特徴
3000円台で購入できる有線タイプのヘッドホン。ユニット内部の構造にこだわって作られており、パワフルな低音と、繊細な高音が特徴的です。お手頃価格とは思えないほどの広がりのある音質を堪能でき、コストパフォーマンスに優れています。
頭に当たる部分はワイドホールドヘッドバンドが採用されており、広い面積のバンドが頭をしっかりと包み込んでフィットするので、安定感が抜群。ケーブルは1.2mですが、2.3mの延長ケーブルも付属されているので、テレビから少し離れた場所でもくつろぎながらテレビ鑑賞が楽しめます。価格と音質、どちらも重視したい方におすすめです。
テレビ用ヘッドホンのつなぎ方
有線タイプの場合
テレビにあるヘッドホン端子にヘッドホンのケーブルを繋ぐだけ
有線タイプのヘッドホンのつなぎ方は、いたって簡単。お持ちのテレビの背面や側面にヘッドホン表示の端子があるので、そこにケーブルを繋ぐだけで聞くことができます。ケーブルが短い場合は、延長ケーブルを購入すると、くつろぎたい場所からテレビ鑑賞ができるので便利ですよ。
ヘッドホンとテレビの両方から出力したい時はテレビで設定する
メーカーや機種によって細かい操作方法は変わりますが、多くのテレビメーカーは、リモコンにあるホームボタンやメニューボタンから操作します。音声設定からヘッドホンとテレビの同時出力が可能です。細かい操作方法は、お手持ちのテレビの取り扱い説明書をご覧ください。
ヘッドホンを繋いだままテレビから音声が出るように切り替えられる
テレビによっては、上でご説明したヘッドホンとテレビの音声同時出力時に、ヘッドホンを繋いだままテレビからの音声に切り替えられる機能があります。通常であればテレビから音声を出したい場合、ヘッドホンの端子を抜かなければなりませんが、その手間がいらないので煩わしさがなくなります。設定画面から操作しますが、あくまでテレビによって異なる機能となるので、お手持ちのテレビの取り扱い説明書を確認してみてください。
無線タイプの場合
テレビの取り扱い説明書に沿ってペアリングする
無線タイプの場合、はじめにヘッドホンとテレビのペアリングをします。テレビの設定メニューからBluetoothの機器登録ができるので、お手持ちのヘッドホンをペアリングモードにして繋ぎましょう。テレビのメーカーや機種によって設定方法が異なるので、取り扱い説明書をご覧ください。
テレビがBluetooth非対応ならトランスミッターを使ってワイヤレス化する
Bluetooth非対応のテレビの場合、単体のトランスミッターを購入しなければなりません。トランスミッターのケーブルをテレビのヘッドホン端子に繋ぎ、その後、トランスミッターとお手持ちのヘッドホンをペアリングすると、ワイヤレス化ができ、無線で楽しむことができます。テレビの背面に隠せるようなコンパクトなトランスミッターを選べば、設置してもテレビまわりをすっきり見せることができますよ。
接続しても音が聞こえない時の対処法
有線の場合はプラグの汚れと差し込み具合を確認
音が聞こえなくなってしまったときは、一度抜いてみてプラグが汚れていないか確認してみてください。また、差し込みがずれていたり、うまく接続できていなかったりする場合もあるので、抜き差ししただけで正常に戻ることもあります。プラグが汚れていると、接続不良を起こしやすいため、定期的に乾いた布で拭くことをおすすめします。
無線の場合は一度Bluetoothを切断し再接続を試す
無線タイプの場合は、一度Bluetoothの接続を切断してみましょう。ヘッドホンの初期化、またはテレビのBluetooth設定で機器登録を削除し、もう一度ペアリングをしてみてください。また、お手持ちのスマートフォンやオーディオ機器で、接続できるか試すことも有効です。それでも聞こえない場合は、ヘッドホンの不具合か、充電機能の故障も考えられますので、販売元にお問い合わせください。
テレビやヘッドホンの音量設定を確認する
テレビの音量設定が消音になっている場合は、ヘッドホンを繋いでいても音が聞こえない状態となってしまいます。テレビ、またヘッドホンの音量も上げてみて、音が小さくなっていないか確認してみてください。上記の有線タイプや無線タイプの方法も試して、それでも聞こえない場合は販売元に問い合わせることをおすすめします。
まとめ
高音質や好みのタイプを選べるソニーのテレビ用ヘッドホンがおすすめ
テレビ用ヘッドホンを選ぶなら、高音質、高性能として世界的にも支持を得ているSONYのヘッドホンがおすすめです。どんな環境でも気にすることなく、テレビ鑑賞に没頭できるノイズキャンセリング付きや、わずかな細かい音でも忠実に表現するハイレゾ対応モデル、気兼ねなく使える安価なものまで種類がさまざま。必ず希望に合ったぴったりのヘッドホンが見つかります。音質はそれぞれ好みがあるので、今回の記事を参考にして、快適なテレビ鑑賞ができるテレビ用ヘッドホンを見つけてくださいね。