使用頻度が多い味噌だからこそ、おいしさをキープして保存したいですよね。味噌を保存容器に移し替えておくと、風味の劣化や乾燥から味噌を守ってくれますよ。この記事では、味噌をおいしく保存するための、味噌保存容器をランキングにして紹介します。ホーローやガラス製、プラスチック製に陶器などの味噌保存容器がランクイン。おすすめメーカーの紹介や、選び方も解説しています。味噌保存容器を選ぶ参考にしてくださいね。
味噌用保存容器の特徴
風味の劣化を防げる
味噌は、基本的に腐りにくい調味料です。しかし、減塩味噌や出汁入りなど、加工された味噌は、保存期間が短い傾向があります。ほかにも、温度変化や乾燥などが原因で、味噌の味や色に変化が出てしまうことも。味噌を保存容器に入れて冷蔵庫で保存することで、空気に触れるのを防ぐことができます。酸化や乾燥から守って、おいしさをキープしてくれますよ。
豊富なデザインから好みの容器が選べる
毎日使うものなので、お気に入りのデザインだと、気分も上がって楽しくなりますよね。鮮度を保ってくれる味噌保存容器は、おしゃれなデザインが豊富です。冷蔵庫の見た目も整うので、気持ちよく料理ができます。
味噌用保存容器の種類
ホーロー
におい移りしにくい
味噌の保存容器でメジャーなのが、ホーローです。容器に、匂いや色が付きにくいのが魅力。また、塩分に強いので、味噌の成分を変化させにくい特徴があります。ホーローの容器は、雑菌が付きにくく、洗いやすいのもポイントです。
におい移りしにくく、洗いやすいので、毎回違う味噌を試したい人にもおすすめ。ホーローは、直火やオーブンにもそのまま使えます。味噌の保存だけでなく、さまざまな料理や調味料の保存にも使いまわせるので便利ですよ。
ガラス
中身が確認しやすい
ホーローと同じく、色やにおい移りしない特徴があります。塩分にも強いので、味噌の保存にぴったりです。味噌の減り具合が外から見やすいので、残量をチェックしやすいですよ。中身が一目でわかる、味噌保存容器を探している人におすすめです。
ガラスは割れやすい面がありますが、強化ガラスなら普通のガラスよりも安心です。また、耐熱ガラスを使用した保存容器にすれば、煮沸消毒もできるため、より清潔に保てます。耐熱ガラスであれば電子レンジで使用できるので、使い道が広がりますよ。
プラスチック
軽くて扱いやすい
プラスチックの味噌保存容器は、100円ショップでも手に入る身近さが魅力です。密閉できる容器を選べば、プラスチックでも美味しく保存できますよ。しかし、においや色移りしやすく、塩分に弱いため劣化しやすいです。安価で手に入れられるので、こまめに買い替えると良いですね。
プラスチック容器で長期保存をする場合は、エンバランス加工された容器がおすすめ。エンバランス加工された容器は、味噌の劣化を抑えてくれます。また、食品の発酵や熟成を促進する作用もあるので、手作り味噌を仕込むのにも向いています。
陶器
手作り味噌に最適
外気の影響を受けにくいため、手作り味噌を仕込んだり保存したりするのに、おすすめの容器です。ホーローやガラス容器のように、においや色移りもなく、塩分に強い特徴があります。陶器は、傷が付きにくく丈夫なため長く愛用できますよ。
デメリットとして、陶器は、重量があることが挙げられます。また、衝撃によっては、割れてしまう場合もあります。陶器の味噌保存容器は、動かさなくても良い場所で保存したり、小さめの容器を選んだりするなど、工夫すると良いですよ。
味噌用保存容器の選び方
蓋の密閉性で選ぶ
気軽に使うならシール蓋
シール蓋は柔らかい素材なので、開け閉めが楽にできるのが特徴。お弁当箱の内蓋によく使われていますね。においや色移りがしやすく、熱に弱い面があります。しかし、リーズナブルに手に入るので、こまめな買い替えで対策できますよ。透明の蓋なら、上から中身が見えるので便利です。使うときの手軽さを第一に考えているなら、シール蓋がおすすめです。
密閉を高めるならパッキン付きの蓋
蓋にパッキンが付いている味噌保存容器なら、におい漏れも防げます。密閉性も、シール蓋よりは高くなるので、味噌の風味や鮮度を逃しにくくなりますよ。パッキンは、取り外せるタイプと、蓋と一体になっているタイプがあります。パッキンが取り外せれば、洗うときに隅々まで洗えて衛生的。一体型は、取り外したり付けたりする手間が省けますよ。
容量で選ぶ
市販の味噌パックを入れるなら1L程度
パック入りの味噌は、750gの量で販売されているものが多くあります。一般的な市販の味噌なら、1Lの容量があれば安心。パックごと保存できる容器も、750gがすっぽりと入るので、目安にしてみてくださいね。中身が減って容器に空間ができたり、容器が大きかったりしたときは、ラップを敷いて空気に触れさせないようにすると乾燥を防げます。
袋入りの味噌を入れるなら1.2L程度
袋味噌の場合は、1kg単位で販売されているものが多くあります。しかし、味噌は水のように体積と重さが一致しません。味噌の比重は約1.2なので、1Lよりも大きめの1.2Lの容器を選ぶのをおすすめします。中身を移し替えるときは、袋ごと凍らせておくときれいに移せますよ。袋入り味噌にも袋ごと容器に入れられるタイプもありますが、1.2Lの容器ならしっかりと保存できますね。
容器の形で選ぶ
冷蔵庫のドアポケットを有効に使うなら縦型
味噌は、基本的に冷蔵庫で保存します。そのため、味噌を冷蔵庫のどこに収納するかによって保存容器の形を決めるのも、ひとつの方法です。ドアポケットに収納する場合は、縦型の保存容器がおすすめ。一人暮らしの人など、冷蔵庫が大きくない場合も、縦型の保存容器の方が冷蔵庫のスペースを有効に使えます。縦型なら、ドアポケット以外にも、野菜室などに立てて保存することもできますね。
冷蔵庫の奥を有効に使うなら横型
冷蔵庫の奥や、棚の部分を有効に使えるのが横型の保存容器です。容量が大きな冷蔵庫になると、棚の仕切りも多くなりますよね。横型は、高さがあまりないので、他の容器を重ねて収納できます。冷蔵庫の縦のスペースを有効に使えるのはうれしいですよね。横型の味噌保存容器は、棚がたくさんある冷蔵庫や、容量の大きな冷蔵庫を使っている人におすすめです。
味噌用保存容器のおすすめブランド・メーカー
野田琺瑯
シンプルでデザイン性が高い
ホーローといえば、野田琺瑯が思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。職人が一つ一つ手作業で作っている老舗メーカーです。なかでも、「ホワイトシリーズ」が人気。料理研究家の、和田明日香さんが愛用していることでも知られています。
富士ホーロー
レトロなデザインが豊富
デザイン性のある、おしゃれなホーロー容器が豊富です。ホーローは白色が多いイメージですが、カラフルな商品が多いのも魅力。ホーローの耐久性や品質に、デザイン性のもある、味噌保存容器を探している人におすすめのメーカーです。
iwaki (イワキ)
耐熱ガラスが魅力
耐熱ガラスを使用した、さまざまな容器を展開しているIwaki。サイズや形が豊富に揃っているので、用途に合わせて選べます。また、スタッキングして収納できるので、スペースを有効活用できるのも、うれしいですね。
DAISO(ダイソー)
気軽に使いやすい
100円ショップの代表格であるダイソーの商品も、味噌保存容器として使える商品があります。コスパが良いので、複数購入して使い分けする方法も。まずは、身近な容器で味噌を保存してみたい人におすすめです。
無印良品
シンプルで使いやすい
使いやすく、無駄のないデザインが人気の無印良品。使う人を選ばない商品で、種類が豊富なのも特徴です。手に取りやすい価格設定も魅力のひとつ。シンプルなデザインが好みな人に、おすすめのブランドです。
ニトリ
リーズナブルな商品が揃う
生活用品が、すべて揃えられるニトリ。ひとつのブランドでまとめることも可能なので、統一感あるキッチンに仕上げることができます。残念ながら、味噌が保存できる専用の容器の販売はありませんが、密閉できるガラス容器があるので、代用してみるのもよいですね。
おすすめ&人気の味噌用保存容器ランキング
ホーローでおすすめの味噌用保存容器
野田琺瑯-レクタングル深型M密閉蓋付WFM-M (2,805円)
人気のホワイトシリーズ
蓋本体と、シリコーン型のパッキンが一体化しているので、密閉しやすい作りが特徴。蓋に付いているシリコーンのつまみを、引き上げたり押したりすることで、調節ができます。全体を白で統一した、シンプルで飽きのこないデザインです。
容器のサイズは、SからLまで3種類展開しているので、購入する味噌の量に合わせて選ぶとよいですね。手に馴染みやすい形なので、出し入れもスムーズに行えますよ。野田琺瑯の容器で、味噌を保存したい人におすすめのシリーズです。
富士ホーロー-角型味噌ポット(2,479円)
市販の味噌パックがそのまま入る
味噌を容器に移し替えるのが面倒だけれど、風味を落とさず味噌を保存したい人におすすめ。750gの市販の味噌を、パックごとそのまま入れて保存できます。入れ替えの手間がかからないのが、嬉しいですね。密閉できる蓋付きです。
取っ手付きのデザインなので、片手でさっと出し入れできるのも魅力。味噌をそのまま収納する場合と、あまり変わらないスペースで収納できますよ。シンプルなホワイトのほかに、グレーやピンクといった、おしゃれなカラーも揃っています。
無印良品-液体とニオイが漏れないバルブ付き密閉ホーロー保存容器深型・中(1,290円)
シンプルなデザイン
蓋の部分にバルブが付いているタイプの保存容器です。蓋を閉めたあと、バルブを押し下げることで、空気が抜けて密閉でされる仕組み。使い方が簡単なのも、うれしいですね。シンプルで使いやすい、味噌保存容器を探している人におすすめです。
角型でスタッキングもできるので、冷蔵庫の中もすっきりと保てます。味噌以外にも、においや液体があるものも保存でき、液漏れにくいのも魅力。用途が豊富なので、無印良品の容器で揃えて保存するのもおすすめです。
ガラスでおすすめの味噌用保存容器
iwaki-パック&レンジ(1,630円) 角型
積み重ねできる
においや液もれしにくい、密閉できる保存容器です。蓋に付いたバルブを上げ下げすることで、密封開閉ができますよ。中身がすぐに確認できるガラスなので、冷蔵庫のなかに入れていても、一目で残量が分かります。
パッキンと蓋が一体化しているので、洗うたびに付けたり外したりといった手間いらず。蓋と本体は食洗器に対応しているので、お手入れも簡単にできます。味噌の保存はもちろん、手入れが簡単にできる容器を探している人におすすめです。
iwaki-密閉クリアパック(792円)
どこからでも中身が見える
蓋も容器も透明なので、ひと目で中身を確認できるのがポイントです。赤色のツマミを押すだけで密封できる仕組みなので、簡単に扱えますよ。蓋を外せば電子レンジにも使えるので、幅広い用途に使えますね。
赤いパッキンは取り外しができるので、隅々まできれいに洗えますよ。また、高さが96mmと低めなのでコンパクトに収納でき、冷蔵庫内を有効に使えます。丸みのあるかわいらしい形と、赤が映えるデザインも魅力的です。
ニトリ-耐熱ガラス保存容器長方形(449円)
4面ロックで密封性を向上
酸や塩分に強いガラス製の容器なので、味噌の保存にも適しています。耐熱ガラスを使用しているので煮沸消毒ができ、清潔に保てるのも魅力。リーズナブルなガラス製の味噌保存容器を探している人に、おすすめです。
パッキン付きの蓋は、4方向からロックする構造になっています。味噌以外にも汁ものも保存できますよ。蓋を外せば、レンジやオーブンも使えます。食品の保存や調理と、幅広い用途で使えるのはうれしいですね。
クックロック-レクタングル1000ml(1,220円)
サイズが豊富
容器のサイズが豊富にあり、保存したい味噌の量に合わせて選べるので、使い勝手が良いですね。4か所をロックするため、密閉性が高いのも魅力。豊富なサイズと密封性の高いガラス容器を探している人におすすめです。
本体は、耐熱性ガラスを使用しているため、清潔に使えますよ。本体だけなら食洗器にも対応しているので、お手入れもスムーズに行えます。サイズ違いの容器は、入れ子にしてコンパクトに収納できるのも魅力です。
プラスチックでおすすめの味噌用保存容器
ナカヤ化学-みそストッカー800 K-494(131円)
取っ手付きなので出し入れが楽
市販の味噌パックを、まるごと収納できるプラスチック製の味噌保存容器です。試しやすい価格なので、味噌保存容器を初めて使う人にもおすすめ。本体が軽いので、味噌を入れても、重量があまり気にならないのも魅力です。
取っ手が付いているので、冷蔵庫の高い位置に収納していても、取り出しやすいのがうれしいですね。味噌のほかにも、薄力粉などの保存にも代用できますよ。リーズナブルなので、複数購入して使い分けるのもおすすめです。
株式会社小久保工業-お味噌保存ケース(288円)
袋味噌におすすめ
袋ごと味噌を保存できる便利な保存ケースです。袋ごと入れられるので、プラスチックへのにおい移りもせず、清潔に保存できますよ。蓋も容器も透明なので、外から中身が確認できるのも便利。 ひと目で残量が分かるので、切らさず買い足せます。
味噌保存ケースのほかに、砂糖などを保存できる容器がシリーズで販売されています。保存する食品に合わせて揃えると、すっきりと片付きますね。シンプルかつ、価格も抑えた味噌保存容器を使いたい人におすすめです。
ウィルマックス-フードコンテナ角型(2,530円)
エンバランス加工の保存容器
角型タイプの味噌保存容器は、重ねることもできるので、冷蔵庫に入れてもすっきりと収納できて便利です。開け閉めが楽なシール蓋を採用。シンプルで、おしゃれなデザインにもこだわりたい人におすすめです。
エンバランス容器がもつ食材の鮮度をキープしてくれる効果は、洗って落ちるものではないため長く使えます。深さのある容器なので、混ぜやすく使い勝手も良好。手作り味噌を仕込むのにも適していますよ。ホーローやガラスに比べて、軽く扱いやすいのも嬉しいですね。
陶器でおすすめの味噌保存容器
かもしか道具店-みその甕1.6L(5,280円)
手作り味噌を仕込むのに最適
容量は約1.6Lあり、約1.3kgの味噌を入れられます。持ちやすい形状なので、初めて味噌の保存容器を使う人にも使いやすいでしょう。冷蔵庫に入れられるので、保存の面でも安心。蓋は平らなので、上にほかの容器を重ねて収納することもできます。
半磁器の容器なので軽量で扱いやすく、冷蔵庫からの出し入れも、楽に行えます。食洗器に対応しているので、お手入れも簡単にできますよ。シックなデザインも魅力。手作り味噌を作る人におすすめの保存容器です。
日本の暮らしの良品と道具-ぬか壺(10,560円)
おしゃれなデザイン
滋賀県信楽焼の本格的な壺です。ぬか漬け壺ですが、味噌の保存もできますよ。冷蔵庫や野菜室にも収納できるサイズで、蓋は小物が乗せられるように、平らになっています。容器の表面はなめらかな肌触りで、手に馴染みやすいでしょう。
毎日使うものなので、カラフルなのもうれしいですよね。和洋どちらのテイストにも馴染みやすいデザイン。そして、おしゃれでかわいらしい丸みも魅力です。良いものを、長く愛用したい人におすすめですよ。
万葉庵-ミソカップおみその効能(1,557円)
効能が分かるデザイン
容器に味噌の効能と作り方がデザインされた、少し珍しいタイプの保存容器です。味噌について勉強しながら、美味しいみそ汁も作れますよ。丸みのある優しいデザインなので、和風テイストや、ナチュラルテイストが好きな人におすすめです。
密閉蓋がついた、美濃焼の本格的な味噌保存容器です。取っ手付きなので持ちやすく、出し入れしやすいのも魅力です。本体は、電子レンジにも対応しています。さらに、食洗器にも対応しているので、お手入れも簡単にできますよ。
まとめ
密閉できるホーローの味噌用保存容器がおすすめ
味噌をおいしくキープするためにも、容器は密閉できるかどうかをしっかりとチェックしましょう。また、食品のにおいが移りにくいものを選ぶと、用途を変えて使いまわせて便利です。お気に入りの味噌保存容器で、料理を楽しめるといいですね。