お子さんを車に乗せる上で、チャイルドシートは必要不可欠。ですがチャイルドシートの取付には以外に時間が掛かり、面倒に思ってしまう方もいるのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、シートベルト式チャイルドシートです。シートベルト式チャイルドシートは取り付け方法が手軽で、利便性が高く人気があります。そこで今回は、おすすめの人気シートベルト式チャイルドシートをランキング形式で紹介します。長く愛用できるものや、多機能で使いやすいものまで詳しく解説しますので、お子さんに合ったものを選んでみてくださいね。
シートベルト式チャイルドシートとは?
シートベルトの固定でチャイルドシートを手軽に扱える
チャイルドシートを固定する際に、車に備え付けのシートベルトのみで、シートを固定できるものをシートベルト式チャイルドシートと呼びます。取付方法が比較的簡単なものが多く装着、脱着を簡単に行えます。チャイルドシートを手軽に活用できる点で定評があるため、ママパパに選ばれやすいタイプと言えます。
シートベルト式チャイルドシートの必要性
シートベルトさえあれば車種を選ばず活用できる
チャイルドシートは2000年に義務化され、それ以降はISOFIX固定のものが主流になりましたが、専用金具で装着する必要性があります。シートベルト式は国際基準が設けられる前の車にも扱えるため、ISOFIX固定に対応していない車にも装着可能です。したがって、シートベルトがあればチャイルドシートを取付できるので、車種を選ばずに活用できる点が大きな魅力でしょう。
シートベルト式チャイルドシートのメリット
チャイルドシートの脱着が簡単で必要な時に活用できる
シートベルト式チャイルドシートは、装着から脱着までをシートベルト通すだけで行えるため、必要な時に活用しやすい利点があります。ご年配の方がお孫さんを車に乗せる場合などでも、一台持っておくだけで安全に車に乗せることができます。軽量なものも豊富に取り揃っているため、女性の方でも持ち運びしやすいですよ。
チャイルドシートの種類が豊富で用途に合ったもの選べる
シートベルト式チャイルドシートは、種類が豊富なのも特徴です。ベビーベッドタイプや、ジュニアシートまで幅広いものが揃っています。現在のお子さんに必要なチャイルドシートを選べるため、無駄なく活用したい方にもおすすめですよ。
シートベルト式チャイルドシートのデメリット
シートベルトの伸縮でグラグラしやすくなるため注意が必要
シートベルト式チャイルドシートを固定の仕方で、グラつきやすくなる可能性があります。シートベルトは伸縮する構造なので、チャイルドシートを装着する場合は伸縮しないようシートベルトの緩みを取ることが重要です。チャイルドシートがグラつきやすくなってしまうと安全性に欠けてしまうため、装着する際は、シートベルトが伸縮しない工夫をする必要があるでしょう。
シートベルト式は取り付け方が難しいタイプも
シートベルトをそのまま通すだけで扱えるタイプと、固定力を上げるために数ヵ所に通して活用するタイプがあります。またチャイルドシートからジュニアシートに形を変える時に、シートベルトの通し方が変わるものも。そのため、チャイルドシートによっては取り付け方が難しくなる可能性があります。
シートベルト式チャイルドシートの選び方
固定方法で選ぶ
サポートレッグ固定もできるならグラつきを軽減できる
サポートレッグで固定できるチャイルドシートなら、グラつきを軽減し新生児も安全に活用できるのが魅力です。チャイルドシートをシートベルトと床面の二点で支えるため、万一の転倒を防いでくれます。またサポートレッグは座高に合わせて伸縮するため、衝撃を吸収するのにもひと役買ってくれるでしょう。シートベルト固定だけでは、心配な方はぜひチェックして見てくださいね。
ISOFIX固定もできるならシートの固定数を増やし安全に活用できる
ISOFIX固定と併用できるタイプは、車の移動距離に合わせて活用しやすいです。短距離でスムーズに活用するならシートベルトのみ、長距離のドライブ時は万一に備え、ISOFIX固定に変更できます。活発なお子さんであるならシートベルトとISOFIXの両方で固定という使い方もあるので、シチュエーションに合わせて活用しやすいですよ。
対象月齢で選ぶ
新生児から使うなら寝かせて活用できるタイプを
新生児からチャイルドシートを選ぶなら、ゆりかごタイプに変形するものかベッドタイプがおすすめです。背もたれのある直角のシートでは、新生児のお腹に負担が掛かってしまい、ミルクを吐き戻してしまう危険があります。また運転中に万が一新生児が眠ってしまった場合も、ベッドにできるタイプなら自然な体勢でおやすみできるでしょう。
幼児に活用するならブースターシートになるタイプが便利
1歳過ぎの幼児期からの活用を考えている方は、ブースターシートにまでなるタイプが便利。新生児から使えるチャイルドシートは、着用義務期間を補えるものが少ないため、買い替えの必要性があります。そのため、幼児から活用するなら、チャイルドシートからブースターシートまで変形できるものならロングユースで、無駄なく活用することが可能です。
機能で選ぶ
回転式シートならお子さんの乗降がスムーズ
回転式シートを搭載しているなら、お子さんの乗せ降ろしが楽ちん。狭い車内でお子さんを持ち上げて、チャイルドシートに乗せるのは以外と手間取ってしまいますね。回転式シートならドア側に向けるだけで、外からお子さんを持ち上げて乗せるだけと、スムーズに乗降が可能。車の後部座席にスライドドアーを搭載している方は、特に活用しやすくなりますよ。
リクライニング調整できるならお子さんの成長に合わせやすい
リクライニングを段階で調整できるなら、お子さんの成長に合わせて活用しやすいです。新生児や乳児は、背もたれを倒してチャイルドシートに乗せる親御さんが多いのではないでしょうか。ですがお子さんが成長すると体勢が辛くなって、グズってしまう場合もあります。リクライニングでお子さん好みの姿勢をキープできれば、ドライブ中も快適に過ごしてくれますよ。
日差し除けが付いているなら赤ちゃんが眠りやすい
幌やシェードなどの日差し除けが付属しているなら、赤ちゃんに便利に活用できます。ドライブ中に赤ちゃんが眠っても日差し除けを使うことで、眠りやすい空間を作ることが可能。さらにUVカット効果も備わっているなら、赤ちゃんの敏感肌を紫外線から守ってくれる効果も期待できます。赤ちゃんと一緒に、日中のドライブを楽しみたい方におすすめの機能ですよ。
シートカバーを取り外せるなら清潔に保てる
チャイルドシートのシートカバーを取り外して、洗えるなら清潔に活用しやすいです。ミルクの吐き戻し、食べこぼし飲みこぼしなど、お子さんのスペースは汚れやすいですよね。シートカバーをまる洗いできれば、すぐに対処することができます。また、チャイルドシートは長く愛用する方がほとんど。まる洗いできるものは長く活用するうえでも大切ですよ。
シートベルト式チャイルドシートのおすすめブランド・メーカー
Combi (コンビ)
日本を代表するベビー用品ブランド
1957年に創業した日本のベビー用品ブランド。使いやすさにこだわったモノづくりは、子育て世帯に人気があり愛され続けています。チャイルドシートは軽量で無駄のないデザイン性で男の子、女の子問わず活用しやすいですよ。
Aprica(アップリカ)
日本で有名な老舗ベビー用品メーカー
日本の2大ベビー用品メーカーとして名の知れたアップリカ。ベビーカーを始め、育児をサポートするものを多く取り揃えています。安全性に配慮されたチャイルドシートは、新生児から活用しやすい作りが魅力ですよ。
アイリスプラザ
インテリアから家電まであらゆるモノを取り扱う
日用品やインテリアなど、あらゆるモノを開発するアイリスプラザ。生活に密着したモノづくりのノウハウを生かし、育児での負担を軽減してくれるベビー用品を展開。チャイルドシートは長く活用できるうえ、コストパフォーマンスの高さも特徴です。
Joie (ジョイー)
楽しさをテーマにしたカジュアルデザインが魅力
子供に愛されるカジュアルなデザインで一線を画すブランド。子育てを楽しめる、可愛らしいベビーグッズを幅広く取り扱っております。チャイルドシートはフォルムにもこだわり、子供に愛されるデザインですよ。
西松屋
独自のブランドで低価格と使いやすさを実現
SmartAngelという独自のブランドを開発し、ハイクオリティで低コストのベビー用品を展開。子育て世代に定評が高く、使いやすさで人気を集めています。今回はチャイルドシートの紹介はありませんが、ネビオなどのブランドに近いシンプルなデザインで愛用しやすいですよ。
おすすめ&人気のシートベルト式チャイルドシートランキング
ベッドタイプでおすすめのシートベルト式チャイルドシート
Joie-ベビーシート ジェム (8,200円)
安全に活用できるキャリータイプのチャイルドシート
赤ちゃんがお昼寝しても、そのまま車に運べるキャリータイプです。取付も簡単でシートベルトを通すだけで、安全に使えるのも魅力でしょう。ヨーロッパ安全規格のEマーク基準を満たしているので、安心して活用できますよ。
ママにも嬉しい機能が充実しているのも嬉しいポイント。専用ベビーカーを合わせて購入すると、取り付けてショッピングやお散歩と便利に使えます。またUPF値50の幌は紫外線をカットしてくれるため、赤ちゃんのデリケートなお肌を守ってくれます。オールマイティに活用できるものをお探しの方におすすめです。
Combi-チャイルドシート ウィゴー (19,800円)
シートの機能性に特化した使いやすいタイプ
3Dメッシュシートの上にインナークッション、頭部と座部を守るエッグショックを搭載した三層構造が魅力。通気性のある3Dメッシュシートは、汗をかいてもベタつきません。インナークッションは衝撃吸収材を使用しているため、オフロードの振動も和らげてくれます。赤ちゃんを安全に乗せられる設計ですよ。
体格のいい赤ちゃんをシートに乗せても、窮屈にならないワイドな作りが特徴です。汗をたくさん掻いてもシートを、まる洗いできるので清潔に使えます。また乗せ降ろししやすい低重心設計で、ママパパの負担を軽減してくれるのも嬉しいですね。シートにこだわりたい方にもおすすめのタイプです。
Aprica- クルリラ AD (35,555円)
ゆったり乗れる設計が魅力
シートベルトとISOFIXの両方で、固定できるチャイルドシート。固定方法を変えられるので車種を選ぶことなく、安全に活用することができます。回転式シートを採用しており後ろ向き前向きの2wayで扱えるため、大きくなっても活用しやすいでしょう。
赤ちゃんがゆったりできるシートが特徴。シートの角度130度と自然な体勢を維持でき、赤ちゃんのおなかへの負担を減らしミルクの吐き戻しがしづらい設計です。通気性と弾力性を兼ね備えたシルキーエアーで、体全体を包み込みふわふわな座り心地を実現。長距離ドライブも快適に過ごせますよ。
Aprica-エアキャリー (29,451円)
1台5役で活用できる優れたベビーシート
日常では赤ちゃんを寝かせたままロッキングチェア、お出かけ先ではローチェアに。車に運ぶ際にはキャリーに早変わり、車に乗せたらチャイルドシートとして活用できます。また対応モデルのベビーカーに乗せて、対面ベビーカーとしてママと四六時中一緒に居られますね。1台5役で機能的に活用できますよ。
赤ちゃんに触れる箇所は、お肌に優しい天然素材を採用。座面はオーガニックコットンを、ベルトカバーにメリノウール混紡生地を使っているのでお肌の弱い新生児も安心です。厳しいUN規則もクリアした、R129適合のお墨付きで安全面も抜群ですよ。
長く愛用できるおすすめのシートベルト式チャイルドシート
Combi-ジョイトリップ エアスルー (18,667円)
汗を逃がす通気性抜群のシートが魅力
重さ5㎏と女性でも運べる、軽量型のチャイルド&ジュニアシートです。背もたれを外してブースターシートに、変形できるため長く愛用できます。シートはコンパクトな設計で、軽自動車で活用しても圧迫感が少ない作りですよ。
チャイルドシートの通気性の高さが魅力。3Dメッシュシートとボディ本体に通気口を設けた、エアーゲートが循環構造を実現しています。汗をかきやすいお子さんも、快適に過ごすことができますね。汗の臭いが染みついても洗濯機で洗えるため、清潔に使いたい方にもおすすめですよ。
Nebio-ポップピットF (8,290円)
可愛らしいカラーリングと低コストが魅力
4種類のカラーをチョイスできる、可愛らしいデザインが魅力。ツートンカラーの組み合わせで、カーインテリアにも合わせやすく人気があります。お子さんのお好きな色を選んで、楽しく車に乗りながらドライブを満喫できますね。
ヘッドレストは9段階に、肩ベルトは2段階にお子さんの体格に合わせて調整できます。国土交通省公認のEマーク認定を受けているため、安全基準をしっかり満たしています。それに加えて、低価格で購入できてしまうので2台目を検討している方や、コストを抑えたいご家庭にもおすすめですよ。
Impetus-チャイルドシート (17,600円)
シート取り外すことで長く活用できるチャイルドシート
前向きと後ろ向きの両方で、取り付けできるチャイルドシート。新生児からは、インナーシートを二重にして後ろ向きに乗せて活用できます。1歳頃からは、インナーシートを一枚外し前向きで乗せておくことが可能。お子さんの成長に合わせてシートを取り外して、活用できるので長く愛用できますよ。
リクライニングの機能がこのチャイルドシートの魅力。後ろ向きでは最大160度の角度まで倒せるため、ドライブ中に赤ちゃんが寝てしまっても無理の無い体勢を保つことができます。前向きはリクライニングを4段階で調整できるので、お子さんを深く座らせて体にフィットさせて安全に活用できますね。体勢を調整できるので、お子さんも嫌がらずに座れますよ。
Graco-エアポップ (11,856円)
3段階モードを選べる機能的に活用できるタイプ
1歳頃は付属の5点式ベルトで、安全に固定しチャイルドシートとして。3歳頃からはベルトを外し、ジュニアシートになり小学生頃まで活用できます。そしてお子さんの成長に合わせて、ブースターシートとしても使えるので、ロングユースで活用したい方に向いていますよ。
座面にウレタンクッションを採用し、ふわっとした座り心地で長時間座ってもおしりが痛くなりにくい設計です。首肩腰を支える3Dサポートクッションも備わっているので、安定したフィット感があります。座り心地にこだわりたい方に、おすすめのチャイルドシートですよ。
アイリスプラザ-チャイルドシート (6,386円)
軽量タイプのシンプルモデル
シンプルで使いやすさに定評がある、アイリスプラザのチャイルドシート。重さ3kg程で女性も片手で、持ち運びできる手軽さが魅力です。軽量でコンパクトなタイプなので、狭い車内でも活用しやすいですよ。
取り付け方も楽ちん。シートベルトの通し方を変えるだけでチャイルドシートと、ジュニアシートとして活用することが可能です。前向きでシートベルトを通すだけで、固定できるので面倒な手間がありません。軽量で取付も簡単なので、車に載せ替えて活用したい方におすすめです。
多機能でおすすめのシートベルト式チャイルドシート
Aprica-ディアターン プラス プレミアム (40,537円)
フラットベッドになる機能性の高さが魅力
回転方式と3段階のパターンに、変化するシートが魅力です。車内のスペースは必要になりますが、前向き後ろ向きに加えて平らなベッドに形を変えることが可能。お産後すぐに新生児を安全に乗せられるので、新生児から活用したい方におすすめです。
サポートレッグを搭載しているので、チャイルドシートを安全に固定することが可能。リクライニング調整はレバーを上げるだけと、片手で行えるので便利に使えます。シェードも備わっているので、赤ちゃんのお昼寝を妨げない工夫も嬉しいですね。新生児から活用できる、多機能タイプをお探しの方におすすめですよ。
Combi-ウィゴー ロング HI(21,490円)
1台で着用義務期間をクリアできるチャイルドシート
新生児から7歳頃まで使うことが可能なチャイルドシートです。1台でチャイルドシートの義務期間を担えるのが、嬉しいですね。買い替える心配が無いため、家計の負担を軽減してくれます。新生児からチャイルドシートが不要になるまで、フル活用したい方におすすめですね。
シートの作りは深め。おしりをしっかりホールドしてくれるため、固定力が高く安全に活用することができます。また湾曲したシートは体のラインにフィットし、ゆったり座れるのも特徴です。インナークッションはセパレートになるため、お子さんの体型に合わせて活用できるのも魅力。乗り心地の良さを求めている方におすすめですよ。
Nebio-シールドピット (19,800円)
肩ベルトいらずで乗せられるチャイルドシート
シートベルトとISOFIXのダブル対応できるチャイルドシート。シートベルトを後ろに通す方法とISOFIXバーを専用金具に取付けて、コネクターを差し込むだけで固定する方法を選べます。どちらも10分掛からずに装着できるので、面倒がありません。ママが一人で取付ける場合も、使いやすいタイプでしょう。
付属のインパクトシールドを活用すると、肩ベルトの調整いらずで固定できます。お子さんをそのまま座らせて、インパクトシールドを上に乗せベルト固定で安全に使うことが可能。肩ベルトがズレてしまったり、外れたりする心配が無いので安心して運転に集中できるでしょう。シートベルトを嫌がるお子さんにおすすめのチャイルドシートです。
doona-インファントカーシート (63,800円)
ベビーカーと完全一体型のチャイルドシート
1台で三役こなせる優れたチャイルドシート。お部屋の中ではバウンサー、移動時は車輪を引き出しベビーカーに、そのまま車輪を収納すればチャイルドシートとして便利に扱えます。また各型式の安全基準をクリアしているため、お墨付きのクォリティーの高さも魅力ですよ。
固定方法はシートベルトと、ISOFIXを選択できます。さらに新生児用のアタッチメントが付属しており、インナークッションやヘッドサポートなども買い足しいらず。追加で揃える必要が、無いのも嬉しいですね。ベビーカーとの買い合わせを検討されている方に、おすすめの1台ですよ。
まとめ
ISOFIX固定も併用できるシートベルト式チャイルドシートがおすすめ
チャイルドシートは、車の安全装備を正常に作動させるための役割があります。お子さんを安全に乗せられるものを重視することがとても大切です。車種により対応していない場合もありますが、ISOFIX固定とシートベルト固定の両方できるものは、安全に活用できるメリットがあります。安全に活用できる上で、お子さんの体格や成長に合わせて、使いやすいシートベルト式チャイルドシートを選ぶといいでしょう。今回は、おすすめのシートベルト式チャイルドシートを紹介しました。ぜひお子さんが快適に座れるチャイルドシートを手に入れて、一緒にドライブを楽しんでくださいね。