車や自転車のジュニアシートにセットして使えるチャイルドシートクッション。使う必要性があるか考えたことがある方もいるのではないでしょうか。インナークッションは新生児期に必須のほか、幼児期でも使うメリットはいろいろありますよ。今回はおすすめのチャイルドシートクッションをランキング形式で紹介します。どれを選ぶのが効果的かについても解説していきますので、どれを購入するか迷っている方はぜひチェックしてみてくださいね。
チャイルドシートクッションの特徴
チャイルドシートに取り付けて子どもの身体を保護できる
チャイルドシートクッションは、車や自転車のベビーシートに取り付けて使うものです。子どもの身体をやさしく包み込み、衝撃を軽減できるのがメリット。全身をカバーできる新生児向けのもののほか、首用やベルトに装着するタイプのクッションもあります。
チャイルドシートが汚れるのを防げる
子どもがチャイルドシートに座ってお出かけするとき、飲み物や食べ物をこぼしたり、場合によっては吐き戻してしまったりすることも考えられます。チャイルドシートにはカバーが付いていますが、外して洗うのはなかなか大変ですよね。チャイルドシートクッションを取り付ければある程度の範囲を覆うことができるので、シート本体が汚れにくく安心。あらかじめ洗濯機で洗えるクッションを選ぶのもおすすめです。
チャイルドシートクッションはいつからいつまで?
新生児から生後6か月くらいまでが目安
新生児の場合、体とチャイルドシートの間にすき間ができやすいため、インナークッションと呼ばれるチャイルドシートクッションを使います。タオルなどはずれやすく危険なため、何かで代用するのは控えましょう。6か月くらいになると赤ちゃんの頭がクッションよりはみ出てくるので、そのくらいになったら外しても大丈夫ですよ。短い期間になるので、わざわざ購入するのをためらうという場合はネックピロー付きのクッションを手作りするのもおすすめです。
チャイルドシートクッションの種類
インナークッションタイプ
頭からおしりまで全身を包み込める形状で安定感がある
赤ちゃんの全身を包み込む形状のチャイルドシートクッションです。頭と首を支える大きめのクッションと、身体部分をカバーできるクッションが一体になっているのが特徴。新生児から6か月ごろまでは必須で、シートライナーと呼ばれることもあります。
ふんわりした素材のものが多く、赤ちゃんを衝撃や振動から保護するのが役割です。お子さんが成長して大きくなると頭がはみ出してくるので、そこで使用を中止しましょう。長めに使いたいなら、ヘッド部分の位置を調整できるものがおすすめです。
ヘッドレストタイプ
子どもの頭や首を衝撃から守れる
子どもの頭や首周りを覆って保護できるタイプのチャイルドシートクッションです。子どもの危険な症状で揺さぶられっこ症候群があり、首がしっかりすわっていない6か月くらいまでは要注意。そのためとくに頭や首周りを保護して安定させるものが必要になります。
車の軽度な揺れであっても長時間だとダメージになりうるため、ヘッドレストタイプのクッションは必須です。頭の後ろに置けるネックピローほか、バンドをおでこ部分に引っ掛けて後ろから頭を固定するヘッドサポートもありますよ。幼児期にも使えて、長時間のドライブも快適に過ごせます。
ベルト装着タイプ
シートベルトを締めたときや停止時の圧迫感を軽減できる
ベビーシートのベルト部分に取り付けて使うタイプのチャイルドシートクッションです。シートベルトに巻き付けたらマジックテープで留めるだけの仕様になっているものが多く、取り付け簡単。大きめのものだと、枕のように寄りかかることもできます。
シートベルトはきつめに締めるので圧迫感が気になりますが、これならベルトが当たる部分をカバーできてやわらかい感触になりますね。ブレーキをかけたときの衝撃も吸収してくれますよ。通常のシートベルトにも利用できるので、長く使えるのもメリットです。
チャイルドシートクッションの選び方
仕様で選ぶ
保温保冷効果があるものなら1年中使えて快適
長時間車で外出する場合赤ちゃんはチャイルドシートにずっと座っていることになるので、暑くて蒸れたり、冬の時期は逆に寒かったりしないか気になりますよね。保温や保冷の機能があるチャイルドシートクッションなら、不快感をある程度軽減することが可能です。ふんわりしたやわらか素材で暖かなものは肌寒い日にもぴったり。湿気がたまりにくいものや、保冷剤が入れられるポケット付きなら夏も快適ですよ。
洗濯可能なら汚れても簡単に洗えて清潔
汚れたら洗濯機で丸洗いできるチャイルドシートクッションは、いつでも清潔に保てるのがメリットです。クッションは通常手で押し洗いする必要がありますが、洗濯機OKならそういった手間が掛かりません。型崩れしないか気になる場合は、ネットに入れて洗濯することをおすすめします。赤ちゃんや子どもが使うものなので、簡単にお手入れできるのは嬉しいですね。
リバーシブルなら汚れても裏返せるので長期の使用が可能
リバーシブルのチャイルドシートクッションは長く使用して汚れてきても、裏返して使うことが可能。新しくきれいな面で使用を続けられます。ずっと同じデザインだと飽きそう、という方にもぴったりですよ。チャイルドシートはブラックやブラウンなどシンプルなカラーが多いので、明るい色や好きな柄を選べば気分も華やぎますね。
ベビーカーと併用できるものならさまざまな場面で活躍
チャイルドシートクッションには、ベビーカーや食事用の椅子で使えるものもあります。車のみなら使う機会が限られるほか短期間の使用になってしまう場合もありますが、兼用できると便利ですね。おむつ替えのときに子どもの下に敷いておくシート代わりになるチャイルドシートクッションもあり、お出かけの際に荷物を減らすことも可能です。
素材で選ぶ
コットンなら肌にやさしく赤ちゃんにもおすすめ
肌にやさしいものを選びたいなら、コットン素材が一押しです。新生児のほか、小さいお子さんのデリケートな肌にも刺激が少ないのがメリット。やわらかい手触りで身体にフィットしやすく、赤ちゃんの身体をやさしく包み込めます。さらっとした感触のコットンガーゼなども扱いやすくおすすめですよ。出産祝いなど、プレゼント用としても最適です。
メッシュなら通気性がよいため蒸れにくい
メッシュは素材が網目状に織り込まれており、たくさん穴が開いているのが特徴です。空気が通りやすいので、湿気がこもりにくく蒸れづらいのがよいところですよ。暑い夏の日で汗をたくさんかいても、乾きやすく快適。赤ちゃんや幼児期のお子さんは体温が高めで汗をかきやすいですが、これなら安心ですね。クッション性が高くソフトな肌あたりですが、軽くて薄めのため持ち運びの際もかさばりません。
ナイロンなら強度が高くお手入れ簡単
ナイロンのチャイルドシートクッションはつるりとした手触りでへたりにくく、長期間使い続けられます。布とは違い丸洗いするのは難しいですが、汚れてもさっと拭き取れるのでお手入れの手間が掛かりません。撥水ナイロンなら雨にも強く、ベビーカーや自転車用のチャイルドシートクッションとしてもぴったりです。アウトドアで使われるような蓄熱素材が内蔵されており、保温効果が期待できるものもありますよ。
チャイルドシートクッションのおすすめブランド・メーカー
西松屋
お手頃価格で使い勝手も十分
ベビーやキッズ用品を幅広く取り揃えている西松屋。プライベートブランドのSmartAngelから、メッシュ素材のチャイルドシートクッションが販売されています。購入しやすいリーズナブルな価格で、気軽に試せますよ。
bikke(ビッケ)
機能性がよくデザインもばっちり
ブリヂストンサイクルが展開している電動アシスト自転車のbikke。チャイルドシートにセットできる専用クッションを販売しており、カラーバリエーションの豊富さが魅力です。機能はもちろんのこと、デザイン性も高く自転車をおしゃれにアレンジできます。
Combi(コンビ)
シリーズでいろいろ兼用できるのが嬉しい
チャイルドシートやベビーカーをはじめとした、赤ちゃんに欠かせない品を製造しているCombi。3層メッシュシートを採用したチャイルドシートクッションを販売中ですよ。取り付け簡単で使い勝手がよく、チャイルドシート以外にスウィングラックなどにも対応できて汎用性抜群です。
Fino(フィーノ)
安全性がしっかり考慮されており安心して使える
自転車関連用品やアクセサリーを展開しているFino。さまざまなメーカーの自転車で使えるチャイルドシートクッションを販売しており、クッション性の高さが特長ですよ。座面のサイズ調整が可能なほか、お腹と胸を守れるパッド付きなど細部まで配慮を感じられる造りになっています。
おすすめ&人気のチャイルドシートクッションランキング
新生児におすすめのチャイルドシートクッション
ange select-リバーシブルベビーカーパッド (3,180円)
異素材のリバーシブルで一年中使える
シンプルなリバーシブルで長く使えるチャイルドシートクッションです。ヘッドサポート部分はマジックテープで着脱が可能なので、大きくなったら取り外して使うことができますよ。ヘッド部分のみを簡易枕として使うのもよいですね。
リバーシブルの仕様は、さらっとした感触で春夏にぴったりの刺繍面と、秋冬に嬉しい暖かなベロア素材面の2面。季節に合わせて面を変えられて、一年を通して使えるのが嬉しいところです。ふんわりとしたボリュームで赤ちゃんの身体をやさしく包み込めますよ。
Baby elephant ears-ベビーエレファントイヤー ヘッドサポートピロー (4,400円)
ボリューミーなクッションが頭と首にしっかりフィット
ゾウの耳のような形状がかわいらしいヘッドレストタイプのチャイルドシートクッションです。両端がボリューム感あるクッションになっており、赤ちゃんの頭と首部分をしっかり支えられますよ。車に乗ったときの振動や衝撃も緩和してくれます。
チャイルドシートだけでなく、ベビーベッドやバウンサーでの使用も可能。頭の重みで首に負担が掛かるのも軽減できるほか、向き癖矯正の効果も期待できます。重量はわずか90gで、お出かけに持って行きやすいのもメリットですね。
ベルコット-スヌーピー クリップ付きベルトカバー (1,320円)
かわいいスヌーピー柄でファンの方に一押し
チャイルドシートのベルトや抱っこ紐に取り付けて使える、ベルト装着タイプのクッションです。赤ちゃんのよだれをガードできるほか、シートベルトの圧迫感を軽減できますよ。マジックテープで簡単に取り付け可能です。
かわいいスヌーピーの柄がデザインされており、リバーシブルで日によって違う柄を楽しめるのも素敵。便利なクリップ付きで、タオルを挟み込んでママや赤ちゃんの服によだれが付くのを防げます。車で遊びに行くときに小さなおもちゃをはさんでおけば、そのまま遊べて落下防止にもなりますよ。
mela-B-ベビーカーシート エアライナー (4,980円)
ナチュラルなデザインでギフトにもおすすめ
フラットな形状でかさばらないチャイルドシートクッションです。高機能3Dエアーメッシュを使用しており、蒸れにくく安心。付属のベルトをチャイルドシートやベビーカーにあらかじめセットしておけば、あとはエアライナー側のバックルを留めるだけで簡単に取り付けできます。
チャイルドシートほかポータブルベッドとしても使用可能ですよ。コットン100パーセントやリネンが使われたものなど、デザインによって素材いろいろ。ナチュラルな雰囲気で、子どもっぽくなり過ぎないものを選びたい方に最適です。
自転車用でおすすめのチャイルドシートクッション
socca-シートクッション (2,915円)
ふんわりしたクッションでお尻が痛くならず携帯にも便利
さまざまな自転車のチャイルドシートに取り付けられるクッションです。ボリューム感があって座り心地がよく、自転車が揺れてもおしりが痛くなりません。背中やおしりが当たる一部分にはメッシュ素材が使われているので、通気性もよいですよ。
生地にはポリエステルを採用しており、お手入れは濡らしたタオルで拭き取るだけ。使わないときは2つ折りにすればコンパクトに収まります。専用の収納袋はハンドル付きのバッグ型で、持ち運びの際にも便利ですね。
bikke-ブリヂストン FBIK-K bikkeあと付け用フロントチャイルドシート (3,850円)
カラフルからシックまでデザインのバリエーション豊富
電動アシスト自転車であるbikkeのチャイルドシート専用クッションです。取り付け簡単で、届いたらすぐに使い始められますよ。シートクッションほか、股ベルトパッド付きで自転車の揺れから子どもを保護できます。
撥水加工がされており、突然の雨にも対応できて濡れても拭き取りやすいですね。カラフルなドットやボーダーのほか、シックな色合いもあり好みに合わせて選べます。自転車と同色で統一したり、差し色になるものをセットして自転車の目印にしたりとコーディネートを楽しめますよ。
Fino-自転車用チャイルドシートクッション (3,980円)
座面のサイズを調整できていろいろなシートに取り付け可能
前または後ろ用両方のチャイルドシートに対応できるクッションです。座面の形状を変えられるので、ヤマハやパナソニックなどさまざまなメーカーのチャイルドシートにセットできますよ。子どもの成長に合わせて座面を広げられるのも便利ですね。
クッションの裏面には滑り止め加工を施しているので、座っていてもずれにくいですよ。特殊ブロック縫製により、クッション性が高いのもメリット。ベルトやバックルに取り付けられるパッド付きで、装着時やブレーキをかけたときの圧迫感を軽減できます。
川住製作所-自転車 リヤチャイルドシートクッション (2,682円)
ボタン1つでセットでき取り外しも簡単
OGKやヤマハなどで製造されているリヤチャイルドシートに対応したクッションです。表面は滑らかな感触のポリウレタン製で、お子さんの身体にやさしくフィット。リヤチャイルドシートの前面をほぼカバーできるサイズですよ。
リバーシブルなので、その日の気分や好みに合わせて変えられます。全体的に薄手でかさばりませんが、底部は厚手のクッションを使用しているのでおしりを衝撃から守れますよ。ボタン一つで着脱でき、片付けも楽ですね。
多機能でおすすめのチャイルドシートクッション
日本育児-トラベルベストECプラス (9,018円)
ジュニアシートとしても使える便利なカー用品
ジュニアシート代わりに車で使えるチャイルドシートクッションです。通常ジュニアシートは大きめサイズで、車や座席の高さによってはお子さんを乗せるのに苦労することもありますが、これならスムーズに座らせられますね。薄型でかさばらないので、コンパクトな軽自動車でも使いやすいですよ。
肩を保護できるカバーがセットになったシートベルトも付いており、ロックもきちんとかかるので安心。対象年齢は1から4歳頃までと、長く使えるのも嬉しいですね。大きめのヘッドサポートやベースシート付きで、お子さんの身体を揺れや衝撃から守れます。
西松屋-SmartAngel 吸水速乾 マルチシート (1,428円)
立体構造メッシュ素材採用でさわやかな使い心地
速乾タイプで汗をかいても快適に使えるチャイルドシートクッションです。立体構造メッシュ素材で通気性がよいだけでなく弾力性もあるので、お子さんが長時間座っていても負担になりにくいですよ。洗濯機で丸洗いできて、いつも清潔に保てます。
長めの紐が付いており、チャイルドシートやベビーカーに簡単にセットできますよ。置くだけではなく紐で固定できて、ずれにくいのもメリットですね。上部は取り外して抱っこ紐にも使える優れもので、さまざまなお出かけに対応できます。
CARESTAR-蓄熱素材使用クッション (3,200円)
座るだけで暖かさを感じられて冬に最適
ナイロンやポリエステルなど、お手入れしやすい素材を採用したチャイルドシートクッションです。熱収集蓄熱素材を使用しており、座るだけで暖かさを感じることができますよ。冬の時期にぴったりで、充電などの手間も必要ありません。
クリップベルトで高さを2段階に調整できるうえ、ブランケットをセットして身体を覆うことも可能です。車や自転車のチャイルドシートほか、ベビーカーにも使えますよ。肌寒い日も元気にお出かけできますね。
Combi-さらすやエアスルーシートα (2,980円)
洗濯機で洗えてお手入れ簡単
3層メッシュでさらりとした使い心地のチャイルドシートクッションです。通気孔が多めのため湿気がたまりにくく、たくさん汗をかく赤ちゃんも快適に過ごせます。洗濯機OKで、洗った後早めに乾くのも嬉しいですね。
Combiのチャイルドシートほか、ベビーカーやスウィングベッドにも使えます。さまざまな場面で活用できて、別のものを改めて買い足す必要がありません。クッションのスリットにベルトを通すだけで簡単に装着できますよ。
POLED-エアラブ2 ロリポップ (7,600円)
扇風機付きで炎天下のお出かけにも対応できる
小型の扇風機が内蔵された暑い夏にぴったりのチャイルドシートクッションです。クッションをセットしたらバッテリーにつなげて、電源を入れればOK。実際に風が吹き、暑い車内でも熱中症のリスクを減らせます。
付属のスイッチボタンで風の強さを3段階調整できるのも便利。空気清浄としての機能もあり、PM2.5の除去効果も期待できます。モバイルバッテリーが必要なので、家になければ一緒に購入するのがおすすめですよ。
まとめ
メインで使うシートに合わせたチャイルドシートクッションがおすすめ
チャイルドシートクッションはお出かけする際に使う頻度が高いシートに合わせて選ぶのがおすすめです。車のチャイルドシートなら体にフィットしやすく圧迫感がないもの、自転車ならクッション性が高く雨に強いものなど、使う場面に合わせて選んでみてくださいね。さまざまなシートで兼用できるものなら、成長に合わせて長く使い続けられるのもメリットですよ。今回はおすすめのチャイルドシートクッションをランキング形式で紹介しました。使い心地のよいチャイルドシートクッションを見つけて、お出かけをもっと楽しく快適に過ごしましょう。