普段使用している枕が合わないと朝起きたときに首や肩が痛く気分が落ち込んでしまいますよね。そのような悩みを抱えている方には大きい枕がおすすめです。しかし、大きい枕にはどのような種類があるのか分からない方や、選び方で悩んでいる方もいらっしゃると思います。そこで今回は大きい枕の選び方や、おすすめの商品をランキング形式でご紹介しますね。形にこだわった寝具専門店の大きい枕や、頭の形にフィットする低反発の大きい枕が人気です。また、「大きい枕のメリットデメリットは?」などの疑問点にもお答えしますね。
大きい枕とは?
横幅が60cm以上の枕
大きい枕は基本的に横幅が60cm以上の枕を指します。小さい枕では支えきれない首や肩まで支えてくれるため、肩こりや頭痛に悩んでいる方におすすめです。また、枕としてだけでなくクッションとして利用も可能な種類もありますよ。
大きい枕のメリット
体が大きい人でもしっかり支えてくれる
大きな枕は体が大きな方でも、ゆったりと余裕をもって使うことができます。小さい枕を無理に長時間使用すると、体が休まらず逆に疲れが溜まってしまう原因になりかねません。しかし、枕が大きいとしっかりと首まで支えることができ、睡眠の質を上げることができます。
寝返りが打ちやすい
大きい枕は寝返りを打っても頭が落ちにくいため、寝ている間もリラックスして使用できます。寝返りを打った際に枕から頭がずり落ちてしまうと、首や肩に負担がかかってしまい起きた際の肩こりや頭痛につながるのです。朝起きた時に枕から頭が離れてしまっている方は、大きい枕を利用してみてはいかがでしょうか。
大きい枕のデメリット
スペースが必要
大きい枕は一般的な枕に対してやはりスペースを必要とします。ベッドが小さい場合はスペースが足りない可能性があるため、大きい枕を購入する際はベッドのサイズを確認しましょう。また、大きい枕は目に入りやすいのでインテリアにこだわっている方はデザインも考慮してみてくださいね。
枕カバーの種類が少ない
大きい枕は一般の枕に対しあまり流通しておらず、付属する枕カバーの種類も少ないです。また、特殊な形の場合専用のカバーが必要な場合もあります。量販店などで見つからない場合は、メーカーに問い合わせしてみましょう。また、専用の枕カバーを使わずに、枕をタオルで覆ってもよいでしょう。洗濯可能な大きい枕を検討してみてはいかがでしょうか。
大きいサイズの枕の種類
正方形
背あてクッションとしても利用できる
大きい正方形の枕は寝るとき以外にもクッションとして使用できます。スマホを触ったり、本を読んだりするときは背あてクッションとして使うこともおすすめです。また、大きい正方形の形だからこそ背あてクッションとして使用すれば、体をすっぽりと包んでくれるでしょう。部屋でリラックスして使用したい人のおすすめです。
正方形の枕は複数並べて海外のホテルのようなインテリアにすることもできますね。また、シンプルな雰囲気にしたい方にもぴったり。正方形の大きい枕は1つで2役を担ってくれることで、物が少なくすっきりとした印象にできますよ。
長方形
寝返りをうちやすく2人での利用も可能
よく寝返りをうつ方は横長の枕がおすすめです。枕が小さいと寝返りをうつたびに頭がずれ落ちたり、何度も枕の位置を調整したりする必要があり、ぐっすり眠れませんよね。長方形の大きい枕は寝返りによる睡眠の妨げを防ぐことができますよ。
夫婦や家族で一緒に寝るときにも長方形の大きい枕はおすすめです。いくつも枕を使用すると邪魔をしあってしまい、ストレスになる可能性がありますよね。また、枕をいくつも用意する必要がないため、日々のメンテナンスもしやすいのではないでしょうか。
大きい枕の選び方
高さで選ぶ
男性なら首のカーブをしっかり埋めてくれる5cmから6cm
男性は首のカーブをしっかりと支えるために高めの5cmから6cmの高さがあるものがおすすめです。男性は骨格がしっかりしており首のカーブが深いため、一般的な枕を使用すると首の部分に隙間ができやすく負担がかかります。使い始めは違和感がない場合も、日々の積み重ねにより肩こりや頭痛につながってしまうことがあるため注意しましょう。男性は首のカーブの部分を考慮して、大きい枕を選んでみてはいかがでしょうか。
女性や子どもなら首に負担がかかりにくい3cmから4cm
女性や子供は枕が高すぎると首に負担がかかってしまいます。また、小柄な方や子供は高さがある枕を使用すると、寝ている間に首だけでなく肩まで圧迫してしまうかもしれません。全体的にフラットな大きい枕や肩の方まで支えてくれる枕は、首や肩にも負担が少なくおすすめです。朝起きた時に首や肩に不快感がある方は枕が高すぎる可能性があるため、高さが3cmから4cmの大きい枕を試してみましょう。
素材で選ぶ
蒸れにくい枕なら中身が乾燥しやすいそば殻素材
そば殻は昔から枕に使用されている人気の素材ですね。その理由は通気性がよく蒸れないので熱がたまりにくく、快適に眠ることができるからです。とくに夏場は頭や首に熱がこもり、寝苦しくなりやすいためそば殻の枕の効果をより感じられます。天然の素材なので定期的に干すなど、こまめに手入れすると良いでしょう。また、中身の量を変えるだけで好みの高さに調節できますよ。
清潔に保ちたいなら丸洗いできるパイプ素材
パイプ枕のポイントはプラスチック製のため洗える点です。パイプ素材とは筒状の細かいプラスチックをカットしたもので、パイプの太さはさまざまな種類があります。丸洗いできるパイプ枕は定期的に洗濯することで清潔に保ちダニやカビを予防することが可能。また、天然素材にくらべて耐久性が高く長期的に使用ができます。パイプ素材の枕はプラスチック製のため吸水性はありません。そのため寝汗などは枕カバーで対応する必要があります。しかし、定期的に洗濯をして清潔に保ちたい方には、丸洗いできるパイプ性の枕がピッタリではないでしょうか。
反発で選ぶ
頭にフィットしてほしいなら低反発
低反発の枕はゆっくりと沈み頭にフィットしてくれます。素材にはウレタンが使用されていることが多いです。また、名前の通り反発が少ないため、頭や肩に負担が少なく首のカーブをしっかり埋めてくれますよ。このため使用する人を選ぶことがなく、さまざまな頭のタイプに合わせることが可能です。また、低反発の枕は横向きでも仰向けでも体勢を選ばず、しっかりフィットしてくれますよ。
しっかりとした硬さがほしいなら高反発
高反発の枕は頭や首をしっかり支えてくれる硬さに特徴があります。高反発の枕は硬いだけでなく、適度な沈み込みがあるので寝返りが打ちやすいのです。また、使用されている素材がファイバー素材の場合、通気性がよく丸洗いもできるため清潔に使用できます。使い始めは硬すぎると感じることがありますが、数日使用していくことで馴染んでいき、自分の頭にフィットした形になりますよ。
大きい枕のおすすめブランド・メーカー
ニトリ
大きい枕の種類や枕カバーが豊富
ニトリは全国に店舗があるので知っている方も多いのではないでしょうか。ニトリは寝具の種類も多く、大きい枕も取り揃えています。試しやすい価格設定のため大きい枕を試してみたい方や複数購入したい方におすすめです。また、専用の枕カバーが多数揃っていることもありますよ。
エアウィーヴ
自宅で高さが調整できる高反発の大きい枕が人気
エアウィーヴは日本のメーカーで、自宅で高さが調整できる高反発タイプの大きい枕を販売しています。硬さも選ぶことができ、専用のカバーも購入可能です。また、エアウィーヴは複数のシートを抜き差しして自分に合った高さに自由に変更できますよ。一流のスポーツ選手も使用しており、また、飛行機のファーストクラスでも採用されています。
じぶんまくら
自分に合ったオーダーメイドの枕が作れる
じぶんまくらは既製品からオーダーメイドまでさまざまな枕を取り扱っています。とくに販売数でギネスにも登録されたオーダーメイドの枕が人気です。店舗では体型を測定してその場で自分に合った枕を作ってくれますよ。いろいろな枕を試してみても、しっくりこなかった方は一度じぶんまくらに足を運んでみてはいかがでしょうか。
ベッドアンドマットレス
正方形や特殊な形の枕が豊富
寝具で最先端をいくヨーロッパで学んだオーナーが運営しているメーカーです。プライベートブランドのデイリーコレクションではヨーロッパで主流の正方形の枕も販売しています。ほかにも日本人に合った枕を多数取り揃えており、ほしい枕がきっと見つかるお店ですよ。
無印良品
シンプルで使いやすく部屋に馴染むデザイン
無印良品は衣類から寝具まで幅広い商品を販売しており、店舗やネットで購入することができるお店です。無印良品はシンプルなデザインが人気で、枕もシンプルなデザインになっています。枕に合わせて枕カバーも無地なデザインが多いため、シンプルなインテリアにしたい方にぴったりですね。
おすすめ&人気の大きい枕ランキング
首こりや肩こりにおすすめの大きい枕
じぶんまくら-みんまくグラン ファーストクラス(18,480円)
カスタマイズ可能なゆったり眠れるスーパーワイドサイズ
100万人のデータから作られた枕で、日本人に合うように設計されています。仰向け寝も横向き寝も対応可能な両サイドが高くなっているワイドサイズの枕です。また、頭や首を支えられるように立体形状になっており、構造もトップ層、ベース層、アジャスト層の3層でしっかり支えてくれますよ。
枕の高さや柔らかさをカスタマイズできるようになっており、後頭部、頸椎部、サイドの合計6箇所の詰め物の量や種類を調整したり変更したりできます。肌に当たる部分の素材も、発汗性のあるものを使用しているため、寝汗をかく人も安心ですね。
WHITEBANG-至福の眠れる枕(3,480円)
人間工学に基づく自然な体制に導き首や肩をしっかりサポート
独自の3D構造が首筋と肩をサポートするため、首と肩を自然なカーブに保ちながら支えます。首やのどに圧迫がかかりにくく、いびきの改善も期待できますよ。呼吸がスムーズになることで睡眠の質も良くなるでしょう。
中身の素材は低反発ウレタンフォームを使用しており、わざと気泡をつくり柔らかさを実現しています。低反発の素材により重たい部分が沈むため、体圧が分散される効果があるでしょう。首に負担がかかりにくく、首のこりに悩んでいる人にもおすすめです。
airweave-ピロー S-LINE(24,640円)
好みの高さに変えられる高反発素材により熟睡をサポート
枕の両サイドが中央よりも硬く調整されているため、仰向け寝でも横向き寝でも快適に過ごせるでしょう。また、高さを3段階で調整でき、自分の好みに合った高さに変更可能です。素材はエアウィーヴ独自の技術で作られており、適度な反発で頭を支えてくれますよ。
細い繊維を絡ませた素材で通気性に富んでいるため、就寝中に頭が蒸れてしまう人にはぴったりではないでしょうか。湿度が内部にこもりづらくカビも発生しにくい素材ですが、さらにシャワーで洗うことで清潔に保つことが可能です。枕を清潔に保ちたい人は、丸ごと洗えると嬉しいですね。
MINT-LUNA SLEEP PILLOW プレミアム(8,490円)
頭から腰までまるごとしっかり支える
頭から腰まである大きさで、上半身の負担を分散してしっかり支えてくれます。素材も低反発のウレタン素材で、体型に合わせてフィットしますよ。首のラインに合わせてカーブも保持してくれるので、肩こりや首の痛みに悩んでいる人におすすめですね。
寝返りを打つ際も十分な大きさなので、スムーズに寝返りを打つことができます。素材には宇宙飛行士用のクッションにも採用されている、体圧分散性が優れた低反発メモリーフォームが使用されていますよ。高さも3パターンで調整できるため、自分にあった高さにカスタマイズしたい方におすすめです。
ベッドアンドマットレス-デイリーコレクション スクエア(4,999円)
柔らかくボリューム満点で頭をやさしく包む
柔らかいマイクロファイバー綿で首や頭の隙間を埋めてくれるため、さまざまな体系の方が使用できます。80cmという幅でどんなに寝返りを打っても頭が落ちにくく、熟睡へ導いてくれますよ。寝返りを打つたび頭の位置を直すために起きてしまう人におすすめですね。
正方形で柔らかい質感はクッションとしての使用もおすすめです。足を上げるために使ったり、読書などの際に背あてクッションにしたりと、枕としてだけでなく用途が多様なのは嬉しいですね。正方形はインテリアとしても馴染みやすく、ホテルライクのインテリアに向いていますよ。
低反発でおすすめの大きい枕
西川-ギガ枕(10,780円)
頭を支え包み込むギガサイズ
上層部分は柔らかく耐久性がある綿が入っているため、頭をやさしく包みこみます。中心部分には低反発のウレタンフォームが使用されており、体の沈み込みを抑えて頭をしっかりと支えてくれますよ。柔らかく包み込んでくれるような枕を探している人におすすめですね。
ウレタンフォームは通気口がついており、蒸れにくく設計されています。また、防菌防臭機能がついているのは、うれしいポイントですね。ウレタンフォーム以外は洗濯機で洗えるので、枕を清潔に保ちたい人に向いています。
HACHIYA-低反発枕 100×30cm(14,300円)
体圧を分散させ身体への負担を軽減し快適な睡眠へ
低反発の適度な沈み込みで体圧を分散させ、肩や首への負担を軽減します。朝起きた時に肩や首に不調がある人におすすめですね。低反発枕は冬になると固くなりがちですが、元から硬めな仕様なため冬でも固くなりません。柔らかすぎる枕が苦手な人におすすめです。
低反発枕の蒸れを軽減するため、規則的に通気口が設置されています。寝苦しい日も頭の蒸れや熱を逃がして、季節を問わず快適な睡眠に導いてくれますね。横に長い形は寝返りを打ちやすく、家族などの複数人でも余裕をもって使用できますよ。
SUNROAD-やわらか低反発枕(977円)
ふわっと包み込むホテル仕様
ふわっと頭や肩を包み込むボリューム感が特徴の枕です。タッチ感もしっとりと柔らかく、吸水性にも優れているため心地よく使用できますね。夏などの寝汗をかく季節にもおすすめですよ。洗濯可能な枕カバーが付属しているのも嬉しいポイントです。
優れた衝撃吸収性で体をしっかり支えます。体圧が均一に分散することで首や肩に負担がかからず、安眠をサポートしてくれますよ。つくりがシンプルなので横向きにも仰向けにも利用可能です。睡眠中に寝返りを繰り返す人も安心して使用できますね。
well time-ブーメラン型枕(3,990円)
抱き枕やクッションなど様々な使い方ができるブーメラン型
中に細かく砕いたウレタンフォームが入っているため、体にやさしくフィットしてくれますよ。両端に布がついているので、クッションや背もたれとして使用する際に、自分にフィットするように調整できますね。また、ブーメラン型なので抱き枕としてもおすすめです。
枕カバーには菌の増殖を防ぐ制菌加工を施した生地を使用しています。カバーは取り外しができ、洗濯もできますよ。肌に触れる部分だからこそ清潔感を大切にしたいですね。また、日本製なので国産のものを使用したい方にもおすすめです。
高さが調整できるおすすめの大きい枕
ニトリ-肩・首・背中も支える枕(5,083円)
2種類のウレタンシートで高さを調整
頭から背中まで体にフィットするカーブが支えます。首や肩の隙間をなくし、肩こりや首の不調の原因である体圧を分散してくれますよ。朝目覚めた時に肩や首に痛みなどがある方は一度使ってみてはいかがでしょうか。
仰向け寝では7点で支え、横向き寝では面で支えます。高さも2枚のウレタンシートで調整可能です。サイドはメッシュ生地になっているため蒸れにくく、こもった熱もたまりにくくなっています。カバーは洗濯ネットに入れて洗濯OK。寝汗などをかく人にも安心です。
暮らしの良品館-ふわふわのホテル枕(2,980円)
ホテル気分が味わえるふわふわな寝心地
綿がたっぷり詰まっていることで、ふわふわな寝心地を味わうことができます。中綿は量を調整でき、高さやボリュームを自分好みにカスタマイズが可能です。頭から首にかけて自然なカーブが首や肩の隙間を埋めます。高さやボリュームを微調整している人に向いている枕です。
吸湿発散性が高く通気性も良いので、汗をかく季節でも安心。さらに丸ごと洗濯機で洗うことができるので常に清潔に保つことができます。また、形態回復性があるため洗濯を繰り返しても変形しづらく長く使用可能です。こまめに洗濯したい人にピッタリではないでしょうか。
まごころ屋-日本製の大きい枕(4,990円)
高機能性のポリエステルを使用した日本製の枕
アレルギー物質の1つであるタンパク質を不活性化させる、アレルアクア加工が施されているため、小さいお子さんがいる家庭でも安心ですね。中綿は量の調整しやすい粒綿で、微調整もしやすいため、簡単に自分に合った高さにできます。
中身がポリエステルの粒綿なので、洗濯ネットに入れて洗濯機で丸洗いが可能です。乾燥機も使用できるのは、洗濯してもすぐに使えるので嬉しいですね。また、枕カバーは2枚ついており、洗い替えとして保管できます。
夢の小屋-4段階 高さ調節 枕(5,844円)
オーダーメイド感覚で中身が選べる
枕本体はビーズ綿やソフトパイプなどの4種類から、好みの中身を選ぶことが可能です。感触など、中身にこだわりたい人のおすすめですよ。形もキルトデザインとなっており、首や肩に沿ってフィットします。また、スムーズな寝返りもサポートしてくますよ。
本体の高さを調整できるシートが、低反発と高反発の2枚付属しています。それぞれ単体で使用したり、2枚重ねて使用したりと、自分好みの高さに調整可能です。保湿加工のカバーは滑らかで優しい肌触りですよ。
まとめ
悩みや身体にあった大きい枕がおすすめ
大きい枕を探している方は自分の身体に合った大きい枕を選ぶことが大切です。長時間使用する枕が身体に合っていないと翌朝の不調につながってしまいますよね。また、すでに首や肩などに不調が出ている方も、この記事を参考に悩みに合った大きい枕が見つかれば幸いです。