背もたれの高いハイバックソファは、体をゆったりと預けて座れるので、リラックスできますよね。なかでも、ハイバックローソファはソファの高さを抑えた作りなので、部屋に圧迫感を与えにくいのが魅力です。
ハイバックローソファを取り扱うメーカーで有名なのは、ロウヤや無印良品。ほかにも、リーズナブルな価格がうれしい、ニトリやベルメゾンも人気です。さまざまなメーカーから販売されているので、どのように選んでいいか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、ハイバックローソファの選び方を詳しく解説し、1人掛けや3人掛けなど、用途に合わせたおすすめのハイバックローソファをランキングで紹介します。ランキングの順位は、ハイバックローソファ選びのポイントになる下記3点を比較検証しました。
- 部屋に配置したときのサイズ感
- 座り心地の良さ
- リクライニングなど機能性の高さ
また、「ハイバックローソファの特徴は?」「ハイバックローソファの種類は?」などの選ぶときに知りたいポイントについても言及しています。
ハイバックローソファの特徴
頭までしっかりと支えてくれるのでゆったり座れる
ハイバックローソファの一番の特徴は、背もたれが高いところ。背中だけでなく、頭付近までしっかりと支えてくれます。リラックスした姿勢をとりやすく、首や肩の負担も軽減してくれる効果が期待できますよ。
座面が低いので部屋に圧迫感を与えにくい
ハイバックローソファという名前のとおり、座面が低い作りも特徴ひとつ。ソファは部屋の中で存在感や圧迫感が出やすいですが、座面が低いことで視覚的に圧迫感を減らしてくれます。部屋を広く見せたい人や、床に座るのが好きな人にも向いています。
ハイバックローソファの種類
ソファベッドタイプ
ベッドとソファの2通りでスペースを有効に使える
ワンルームに住んでいる人や一人暮らしの人などは、ハイバックローソファを設置するのを悩んでしまうこともあるでしょう。しかし、ソファベッドタイプなら、空間を有効に使えておすすめです。ソファとベッドを兼用できるのがうれしいですね。
ソファベッドタイプのハイバックローソファは、リクライニングでフルフラットにできるだけでなく、座面が折りたためるタイプもあります。座面を2から4wayに調節できる商品が豊富。気分に合わせて形を変えられるのも魅力のひとつです。
カウチソファタイプ
足を伸ばして座れるのでリラックスできる
座面の部分が長く設計されているので、足を伸ばしてリラックスできるのがカウチソファの良いところ。ハイバックの背もたれと合わさることで、リラックス度も高まります。足を伸ばして座りたい人や、足への負担を減らしたい人におすすめです。
足を伸ばして座れるカウチソファタイプなら、小さなお子さんのいる家庭にも向いていますよ。座面から床までの高さが低く、座面部分の面積も大きいので、お子さんが誤って転落するのも防げます。一人用としてはもちろん、ファミリーにも使いやすいタイプです。
コーナーソファタイプ
部屋の角が使えるので空間を有効に活用できる
大きい家具を配置するとき、部屋の隅を上手に使えない場合もありますよね。コーナータイプのハイバックローソファなら、部屋のデッドスペースも有効に使えます。部屋を有効に使いたいと考えている人は、候補に入れてみるといいでしょう。
コーナータイプのハイバックローソファは、3人以上座れるデザインが多い特徴があります。そのため、家族が多い人も一度に座れて便利。家族以外にも来客が多いなど、人が集まるシチュエーションが多い人にも向いています。
こたつ併用タイプ
こたつテーブルに設置して使える
冬はこたつを使う人に向いているのが、こたつにも使えるタイプのハイバックローソファ。一人用はもちろん、家族で座れるセット品もラインナップされています。こたつに入るときに、直接床に座らなくて済むのがうれしいですよね。
こたつ併用タイプは、こたつを使わない季節もテーブルを使えるのが魅力。一年中使うには、肘掛けのないハイバックローソファを選ぶのがいいでしょう。テーブルと肘掛けの高さが合わないと、座り心地にも影響します。肘掛け付きのハイバックローソファを選ぶ場合は、肘掛けとこたつテーブルの高さのバランスをチェックしておくと安心です。
ハイバックローソファの選び方
座面で選ぶ
高さ10cmから20cm程度なら子供がいる家庭におすすめ
床から座面までの高さが、10cmから20cmと低めに設定されたハイバックローソファなら、小さな子供のいる家庭に使いやすいですよ。子供が小さなうちは、ソファの上で立ったり動いたりすることも多いですよね。床からの高さが低いと、不意の落下など万が一の時も安心感があります。子供がいる家庭のほかにも、なるべく床に座っている感覚に近いほうが好きな人にも向いていますよ。
高さ30cm程度なら足腰の負担を軽減して座ったり立ったりしやすい
床から座面の高さが30cm程度あるハイバックローソファは、立ったり座ったりしやすくなります。高齢の人や、足腰に負担のかからないハイバックローソファを探している人は候補に入れてみると良いでしょう。また、30cmほどあれば床と座面の間の通気性も良くなります。座面下の掃除もしやすいので、手入れのしやすさも気にしたい人に向いていますよ。
座面の奥行きは50cmから60cm程度あると自然な体勢をとりやすい
ハイバックローソファは、ゆったりとした座り心地が特徴。そのため、座面の奥行きにも注目して選んでみると良いですよ。背中を背もたれに預けて座ったときに、床に両足のかかとが付く程度だと、バランスよく座れる目安と言われています。ハイバックローソファは、座面の奥行きが50cmから60cm程度に設計されている商品が豊富。部屋のスペースや体格によってサイズも変わってくるので、体にフィットする奥行きを選んでみましょう。
横幅で選ぶ
一人掛けなら横幅60cmから90cm程度
一人掛けのハイバックローソファの場合、一人が座るのに必要な横幅は60cm程度が一般的。一人掛けのハイバックローソファは、コンパクトサイズが特徴です。ゆったりとした横幅が理想的な人や、体格の大きな人などは、横幅90cm程度を目安に選んでみると良いでしょう。肘掛けがあるハイバックローソファを選ぶ場合、横幅が大きすぎると肘掛けに届かない場合もあります。座りやすく快適に過ごせるかをチェックしておくと安心です。
2人掛けなら横幅140cmから170cm程度
2人で並んで座れる、ハイバックローソファを探している人に適したサイズです。肘掛けがあるハイバックローソファなら、140cm以上を目安にするといいですよ。肘掛けがないタイプなら、140cm以下で対応できる場合も。座る人のバランスをみて選びましょう。2人掛けサイズのハイバックローソファなら、ソファベッドとして一人でゆったり使いたい人にもおすすめです。
3人掛けなら横幅180cmから220cm程度
家族みんなで座ったり、人が多く集まったりするなら、横幅180cmから220cmのハイバックローソファがおすすめ。家族全員で並んで座れるほかに、座面に寝ころんで過ごすことも可能です。3人掛けのサイズになってくると、コーナーソファタイプも多く揃っていますよ。ソファ自体のサイズも大きくなってくるので、設置したい場所に余裕があるかも、あらかじめチェックしておきましょう。
座り心地で選ぶ
体へのフィット感を重視するなら低反発
座面に低反発素材を使っているハイバックローソファは、優しく体を包み込んでくれます。柔らかい座面は体が沈み込みやすく、ソファに包まれているような座り心地が特徴。肩や腰への負担を抑えてくれるのも魅力です。低反発素材は体にかかる体圧を分散してくれるので、リラックス度が高い座り心地を求めている人におすすめですよ。
長時間座るなら体が沈みにくいポケットコイル
ポケットコイルを使用したハイバックローソファは、独立したコイルが点で体を支えてくれるのが特徴。低反発素材よりも体が沈みにくい構造で、程よい弾力があります。柔らかすぎず硬すぎないクッション性なので、あまり人を選ばず座れるのが魅力のひとつ。耐久性があり、へたりにくい性質があるので、長く愛用したい人にも向いています。
張り地で選ぶ
高級感に優れたレザー素材
レザー素材を使ったハイバックローソファは、高級感があるだけでなく耐久性にも優れています。長く使えるハイバックローソファを検討しているなら、候補に入れてみると良いでしょう。レザーは、使っていくうちに味わいが出てくる経年変化が楽しめるのも魅力。レザーを劣化させないためのメンテナンスが必要になりますが、定期的に行うことで長持ちしますよ。
手入れがしやすい合皮素材
レザーに似た素材をリーズナブルに揃えたい人におすすめなのが、合皮素材のハイバックローソファです。手軽に取り入れられて、おしゃれにもこだわりたい人に向いていますよ。レザーに比べると耐久性や高級感は劣りますが、メンテナンスがしやすいのが魅力のひとつ。合皮素材は、掃除の負担を減らしたい人にもおすすめです。
バリエーションが多いファブリック素材
豊富なバリエーションから好きなものを選びやすいのが、ファブリック素材の良いところ。比較的リーズナブルな価格で揃えられるのも、ファブリック素材の魅力のひとつです。また、耐久性が高く劣化にも強いので、価格を抑えつつ長く使えるハイバックローソファを探している人は、チェックしてみましょう。汚れやすい面があるので、こまめに手入れをする必要がありますが、対策として汚れ防止スプレーなどを使うと安心です。
機能で選ぶ
清潔に保つならカバー付きが便利
汚れが気なる人や、清潔に保てるハイバックローソファを取り入れたいなら、取り外して洗えるカバー付きがおすすめです。ペットや子供がいる家庭では、洗濯できるカバーがあるのは便利ですよね。ハイバックローソファで飲食をする機会が多い人も、カバー付きが向いています。季節や部屋の雰囲気に合わせて、カバーを変えて楽しむのも良いですね。
リクライニング機能付きなら好みの角度に調節できる
リクライニング機能付きのハイバックローソファなら、さらに楽な体勢でリラックスできます。リクライニングの段階を細かく設定できる商品なら、長時間座るときも簡単に姿勢を変えられて便利。なかには、背もたれだけでなく、首や頭の部分が個別にリクライニング調節できるタイプもあるので、チェックしてみるといいでしょう。
ハイバックローソファのおすすめブランド・メーカー
LOWYA(ロウヤ)
おしゃれなデザインが魅力
おすすめ商品!ジャンル内一番人気!
ロウヤのハイバックローソファは、おしゃれでデザイン性のある商品が豊富です。おしゃれなハイバックローソファを探している人は、チェックしてみてくださいね。北欧風のインテリアが好きな人にもおすすめです。
無印良品
シンプルなデザインが好きな人におすすめ
無印良品といえば、シンプルで飽きのこないデザインが魅力ですよね。無印良品のハイバックローソファも、長く使えるデザインになっています。使う人を選ばず、すっきりとした印象のハイバックローソファを探している人に向いていますよ。
ニトリ
部屋のトータルコーディネートが叶う
リーズナブルに統一感のある部屋にまとめられるのが、ニトリの魅力ですよね。家族で使える、ハイバックローソファを探している人におすすめです。コーナータイプのハイバックローソファも取り扱っているので、気になる人はチェックしてみるといいですよ。
ベルメゾン
商品のバリエーションが豊か
ベルメゾンのハイバックローソファは、デザイン性が高いものや使いやすさにこだわった商品が豊富。価格も抑えた商品が豊富なところも魅力のひとつ。リーズナブルな、ハイバックローソファを探している人にもおすすめです。
おすすめ&人気のハイバックローソファランキング
3人掛けでおすすめのハイバックローソファ
ロウヤ-3人掛けカウチタイプのフロアソファ(39,990円)
ヘッドレストを移動できる
おすすめ商品!ジャンル内一番人気!
ロースタイルながら、床から座面までの高さを23cm確保しています。小さなお子さんから大人まで、立ち座りが楽にできるのが魅力。家族みんなで団らんできるハイバックローソファを探している人におすすめです。
カウチソファがセットになっているので、そのときの気分に合わせて自由に座れますよ。また、ヘッドレストは取り外しできるので、座る場所によって移動できるのが魅力。立ち上がりやすさにこだわって、少し硬めの座面になっています。
ベルメゾン-リクライニングローソファー4点セット1141349-001(52,390円)
自由に組み合わせができるのが魅力
テーブルを挟んで対面にしたり、コーナーに設置したり、いろいろな使い方ができるのが魅力。幅広く使えるハイバックローソファを探している人におすすめです。引っ越しが多い人も、転居先に合わせて組み替えて使えるので便利ですね。
それぞれのソファはワンタッチテープで連結できるので、簡単に取り外しができますよ。肘置きと背もたれは、それぞれ14段階にリクライニング可能。フラットになるので、お昼寝にも使えますね。ブラウンとレッドから選べるのもうれしい、ハイバックローソファです。
1人掛けでおすすめのハイバックローソファ
無印良品-ハイバックリクライニングソファ(29,900円)
包み込まれるような座り心地が特徴
ウレタンとポリエステル綿を使ったクッションは、体を優しく包んでくれます。本体部分は、ヘッドレストと背中、座面の3つのクッションで構成。それぞれのクッションが、しっかりと体を支えてくれるハイバックローソファです。
リクライニング機能付きで、背もたれは6段階、ヘッドレストは14段階に調節可能。細かく調整できると、読書やテレビ鑑賞のほかに昼寝をするときなど、ベストな位置を探しやすいのがうれしいですよね。シーンに合わせてくつろげるハイバックローソファを探している人におすすめです。
ベルメゾン-リクライニング式ハイバックローソファ(20,390円)
ナチュラルなデザインが魅力
部屋に馴染みやすい色の、ハイバックローソファです。座面には、ファブリック素材を使用。脚部分は天然木を使っているので、デザイン性の高い作りになっています。ナチュラルテイストが好きな人におすすめですよ。
背もたれは7段階に調節できます。背もたれとは別に、頭の部分は14段階に調節できるので、好みの姿勢を見つけやすいのもうれしいですね。コンパクトなサイズながら、ゆったりと過ごせるハイバックローソファです。
2人掛けでおすすめのハイバックローソファ
ニトリ-アウロス2 BE(49,900円)
背中と座面を取り外して手入れが可能
背中と座面のクッションが別々に取り外せる構造になった、ハイバックローソファ。クッションだけでなく、カバーも取り外し可能です。掃除が楽にできるハイバックローソファを探している人におすすめですよ。
背もたれは42段階、ヘッドレストは14段階と細かく調整できるのが魅力。また、リクライニングはそれぞれで調整できるので、二人で座ってもお互いの好きな姿勢で座れますよ。脚は取り外しできるので、テーブルに合わせることも可能。マルチに使えるハイバックローソファです。
Liine-クローネLN81880xx(21,800円)
5点独立多機能ギアが魅力
背もたれだけでなく左右の肩と肘の計5か所を、それぞれ好きな角度に変形できるハイバックローソファです。背中は42段階、左右の肩と肘は14段階で調節できますよ。立体的に変形できるので、好きな形を見つけられるでしょう。
ソファの厚みは20cmと、しっかりボリュームがあります。包み込まれるような座り心地が好きな人に向いていますよ。カラーも展開もしているので、部屋の雰囲気に合ったハイバックローソファを選べるのはうれしいですね。
こたつでおすすめのハイバックローソファ
リコメン堂-ファビオmb-33200081(38,395円)
脚を取り外しできる
脚を取り外して高さを調節できる、ハイバックローソファです。使っているこたつに合わせて、調節できるのがうれしいですね。脚をつけると雰囲気も変わるので、手軽に部屋の印象を変えられるのも魅力です。
リクライニング機能付きで、頭部が3段階、背中が5段階で調節可能。フルフラットになるので、こたつでお昼寝もできますよ。低反発と硬めのウレタンを使用したクッションは、柔らかい座り心地。カラー展開も豊富なので、こたつに合わせて選べるのがうれしいハイバックローソファです。
タンスのゲン-ハイバックローソファー15210075(29,999円)
自由にレイアウトできる3点セット
3パターンのハイバックローソファが、セットになっています。L字やI字に配列したり、こたつを囲むように配置したりと、自由にレイアウトできるのが魅力。さまざまな使い方ができる、ハイバックローソファを探している人におすすめです。
背もたれはフルフラットにもなる、14段階のリクライニング機能付き。弾力のあるクッションを使用して、柔らかめの座り心地になっています。豊富な機能が付いていながら、比較的リーズナブルに揃えられる、ハイバックローソファです。
ナチュラルスタイルナナ-cozy51930104(50,529円)
肘掛け付きでリラックス度アップ
こたつを囲んで座れる、L字のハイバックローソファです。L字のほかにも、座面を取り外して、好きなレイアウトに配置できるようになっていますよ。ソファ同士は連結テープで固定できるので、ずれる心配がないのはうれしいですね。
肘ありと肘なし、コーナーに配置するソファの4点がセットになっています。コーナーパーツは、足を伸ばすカウチの役割をしたり、ごろ寝するときの枕代わりにしたりとアイデア次第で幅広く活用できますよ。シックな色のハイバックローソファなので、部屋の雰囲気を選ばず置けるのが魅力。和室にこたつを置いて、ハイバックローソファを使いたい人にもおすすめです。
まとめ
ハイバックローソファは使い勝手がよく限られたスペースにも配置しやすくておすすめ
ハイバックローソファは、体全体を預けて座れるリラックス度の高さが魅力。用途に合わせた種類を選んだら、座り心地や手入れ方法など使いやすさに注目してみると良いでしょう。ランキングを参考に、お気に入りのハイバックローソファを見つけてくださいね。