自分の使いやすいゲーム環境を整えるときに、欠かせないゲーミングデスク。デスクを使うとき、床に座るほうが好きな人や、ゲームと併用できるデスクを探している人もいるのではないでしょうか。床に座ってゲームや作業ができておすすめなのが、ゲーミングローデスクです。
ゲーミングローデスクを取り扱うメーカーでは、Bauhutteが有名。ほかにも、手ごろな価格が魅力のニトリや、サンワダイレクトも人気です。たくさんのメーカーから販売されているので、どれが自分に合うか迷ってしまいますよね。
今回は、ゲーミングローデスクの選び方について詳しく解説し、おすすめの人気ゲーミングローデスクをランキング形式で紹介していきます。ランキングの順位を決定する際、ゲーミングローデスク選びのポイントとなる下記3点を比較検証しました。
- デスクのサイズ
- 機能性の高さ
- デザイン性
また、「ゲーミングローデスクにデメリットはある?」「レイアウトはどうしたらいい?」など、購入の際に気になる部分もあわせて紹介します。
ゲーミングローデスクとは?
高さ50cm前後と低いタイプのゲーミングデスク
椅子を使うよりも、床に直接座るほうが好きな人も多いのではないでしょうか。あぐらをかいたり足を伸ばしたり、自由な体勢でゲームを楽しめます。ゲームプレイを快適に行えるデザインですが、ローデスクとして併用できる商品も豊富に揃っていますよ。
ゲーミングローデスクのメリット
高さが抑えられるため部屋が広く見える
ゲーミングローデスクは床からの距離が近いため、デスクが視界に入りづらくなります。そのため、部屋を広く見せる効果があるのがメリット。圧迫感を減らして、ゲーミングデスクを設置したい人におすすめです。
チェアなしでも使えるので和室にも合わせやすい
ゲーミングローデスクは、床に直接座るのが特徴。座椅子や座布団を使えるので、和室にも設置しやすいですよ。足を伸ばしたりあぐらをかいたり、リラックスした姿勢でゲームを楽しみたい人にも向いています。
ゲーミングローデスクのデメリット
姿勢が悪くなりやすい
床に座る体勢は、どうしても姿勢が悪くなりがちに。リラックスできる反面、体へ負担が掛かる場合もあります。機能性の高い座椅子や座布団を取り入れると、正しい姿勢のキープにつながりますよ。さらに快適なゲーム環境を作るためにも、座るアイテムにも注目してみると良いでしょう。
高さがないためデスク下収納が確保しづらい
ハイデスクと違い、足元のスペースが限られているところがデメリットになります。周辺機器が多い人などは、注意が必要です。デスク下の収納を確保できないときは、ラック付きのゲーミングローデスクや、収納ケースを追加して対応することで解決できますよ。
ゲーミングローデスクの種類
I字型
スタンダードな形なので初心者にも取り入れやすい
学校や職場などで、よく使われている一般的なデスクの形が、I字型。使い慣れている人も多い形なのではないでしょうか。ゲーミングローデスクを初めて購入する人も、取り入れやすい特徴があります。スタンダードな形なので、選べる種類が多いのも魅力のひとつです。
I字型のゲーミングローデスクは、天板と脚のみといった、シンプルなデザインが多いのも特徴です。収納できるスペースを確保したいなら、ラック付きもあるので検討してみるといいですよ。形がシンプルなので、後付けで自分好みの収納場所を確保するのもおすすめです。
L字型
デスク上のスペースが広いのでデュアルモニターの設置ができる
モニターを2台並べたい人や、大きなモニターを使う人におすすめなのがL字タイプ。一般的なローデスクに比べると、作業スペースが広いところが魅力です。モニターをはじめ、キーボードなど周辺機器が多い人にも向いていますよ。
L字の形は部屋の隅に設置できるため、部屋のスペースを有効に使えるのも特徴のひとつ。部屋のスペースが限られている人や、デッドスペースをうまく活用してゲーミングローデスクを設置したい人にも取り入れやすいでしょう。デスクに囲まれるような空間になるので、ゲームプレイに集中できるでしょう。
ゲーミングローデスクの選び方
天板の幅で選ぶ
27インチ以下のモニターを設置するなら80cmから100cm程度
主流となる27インチ程度のモニターを使用している人の目安になります。モニターだけ置きたい人や、なるべくコンパクトに設置したい人は、80cm程度で検討してみると良いでしょう。スペースに余裕があるなら100cm程度を目安にするのがおすすめ。ゆとりがあるので、キーボードやマウスをストレスなく操作できますよ。
29インチ以上の大型モニターやデュアルモニターを設置するなら120cm以上
大型モニターを使用している人や、モニターを2台並べて使いたい人は120cm以上を目安にすると良いでしょう。十分なスペースが必要になるため、あらかじめ設置できるか検討しておくと安心ですよ。コンパクトに2台のディスプレイを設置する場合は、セカンドモニターをモニターアームで固定する方法もおすすめ。そして、デスクを少しでもコンパクトに設置したい場合は、L字型のゲーミングローデスクを選んでみるのもひとつの手です。
耐荷重で選ぶ
パソコンやモニターのみの設置なら30kg程度
モニターとゲーム機が各1台ずつある場合、最低でも耐荷量が30kgあると安心。一般的な27インチのモニターで約7kgと、意外に重量があります。ゲーム機の種類や、デスクトップやノートパソコン、モニターなど、組み合わせるアイテムによって重さが変わるのでチェックしてみましょう。また、ローデスクの場合、立ち上がるときにデスクに手をついて体重をかけることもありますよね。機器の重さだけでなく、安全面も配慮しておくと安心ですよ。
本格的なゲームプレイで周辺機器が多いなら50kg以上
モニターやパソコン以外に、スピーカーやマイクアームなど、配信機材も揃えて設置する場合は50kg以上を目安にしましょう。本格的にゲームをプレイすると、揃える機材も増えますよね。デスク上に配置する機材が増える場合、ゲーム機の落下などのアクシデントも頭に入れておく必要があります。デスクに配置する機材に合わせて、耐荷重に余裕を持たせておくと安心ですよ。
デスクの素材で選ぶ
選べる種類が豊富な木製
スタンダードな素材である木製のゲーミングローデスクは、選べる種類が豊富なところが特徴。和室にも合わせやすいので、どんな場所にも合うゲーミングローデスクを探している人におすすめです。木製のゲーミングローデスクは普段使いしやすいので、ゲームデスクとしてだけでなく、ローテーブルとして併用したい人にも向いていますよ。
耐久性の高い金属製
重さのある機器を設置するため、耐久性は気になるところ。金属製のゲーミングローデスクは、丈夫に作られているので長く愛用できます。金属の見た目は、スタイリッシュな雰囲気を出してくれるので、クールな印象に仕上げたい人に向いていますよ。丈夫なぶん、デスク自体に重量があるため頻繁に移動できない面があります。定期的に動かしたい場合は、キャスター付きのデスクを選ぶといいですよ。
汚れても掃除しやすいガラス製
種類は多くありませんが、人とは違うスタイリッシュなゲーミングローデスクにしたいなら、ガラス製もおすすめ。ガラスは透明感があるので、部屋を広く見せる効果もありますよ。指紋などの汚れが目立ちやすい反面、すぐに拭き取れるので清潔に保てるのが魅力です。ガラスは繊細なので、厚みがあるものや強化ガラスを使ったものなど、耐性のある商品を選ぶと良いでしょう。
機能性で選ぶ
ラックなどの収納付きなら周辺機器をしまえて便利
コントローラーやヘッドセットといった、ゲームに使う周辺機器は意外と多いですよね。机の上に出したままでは、見た目も良くありません。キャビネットやラック付きのゲーミングローデスクなら、すっきり収納できて便利です。引き出しなど隠す収納ができれば、見た目もきれいに整えられますよ。出し入れが苦手な人は、棚に置いて見せる収納にするのがおすすめです。
コンセントやUSBポート付きなら手元に電源が確保できる
設置場所によっては、電源の確保が難しい場合もありますよね。コンセントやUSBポートが付いていれば、電源の確保に悩まず使えて便利です。周辺機器が多くあり、電源をたくさん確保したいなら、電源タップ付きのゲーミングローデスクもおすすめです。どのくらいの電源が必要か、あらかじめ確認しておくとスムーズに選べますよ。
キーボードスライダー付きならデスク上を広く使える
キーボードを収納できる、キーボードスライダー付きなら、スペースを有効に使えて便利。コンパクトなゲーミングローデスクを使う人は、候補に入れてみると良いでしょう。キーボードを使わないときは、台の下に収納できるので、ほこりが付くことも防げます。ゲーム以外にも、デスク作業として使いたい人にもおすすめですよ。
使用環境で選ぶ
使いたい座椅子やクッションがあるなら高さを変えられる昇降式
一般的なデスクの場合は、椅子でデスクとの高さを合わせることが多いですよね。しかし、ローデスクは床に座ることが前提のため、高さ調整が難しいと感じる場合も。昇降式のゲーミングローデスクなら、自分の体勢に合わせて調節できるので便利です。昇降方法には電動式やガス圧式、ねじ調節などたくさんの種類が揃っています。予算や使いやすさに合わせて、好みのものを選ぶといいでしょう。
設置スペースが狭いなら使用後に収納しやすい折りたたみ式
ゲーミングローデスクを置くスペースを確保できなくても、ゲームプレイするときだけ使えるのが、折りたたみタイプの魅力。限られた空間で、ゲーミングローデスクを使いたいと考えている人は、候補に入れてみるといいですよ。折りたたみタイプのゲーミングローデスクはコンパクトになるぶん、耐荷重が少ない場合があります。そのため、デスクの上に載せる機器が少ない人に向いていますよ。ノートパソコンを使って、気軽にゲームする人などにおすすめです。
ゲーミングローデスクのレイアウト実例
壁まわりを装飾することでゲームの世界に没入できる
ゲーミングローデスクを壁に沿って設置すると、モニターと壁の境目が目立つように感じる場合も。デスクを整えるだけでなく、壁も装飾することでモニターとの一体感が生まれるレイアウトになりますよ。賃貸の場合は、有効ボードを使うなど壁を傷つけない方法で装飾するのがおすすめです。
快適さを追求するならゲーミング座椅子の導入もおすすめ
座り心地の良さは、長時間のゲームプレイにも影響しますよね。ゲーミングローデスクは、床に座る体勢になるので、座布団やクッションの性能は気にしたいところです。ゲーミング座布団や座椅子は、スタイリッシュなデザインが豊富に揃っています。デスクの雰囲気を壊さず、快適さもアップできますよ。
ゲーミングローデスクのおすすめブランド・メーカー
Bauhutte(バウヒュッテ)
昇降式のゲーミングローデスクがおすすめ
バウヒュッテは、ゲーミング家具を取り扱っている日本のメーカーです。エントリーモデルからハイエンドモデルまで、豊富な種類が揃っています。自分に合ったゲーミングローデスクを選べるのはうれしいですね。バウヒュッテだけで、ゲーム環境を整えられるのも魅力です。
CYBERGROUND(サイバーグラウンド)
家具屋が提案するゲーマーのための家具が魅力
家具屋として知られている、タンスのゲンがゲーマー専用の家具を扱っているブランドです。長時間プレイすることも多い環境で、いかに疲れず楽しくゲームプレイできるかを考えて作られています。手に取りやすい価格設定も魅力。コスパ良く揃えたい人にもおすすめです。
ニトリ
シンプルなデザインが魅力
家具や家電など、生活雑貨を幅広く取り扱うニトリからも、ゲーミングローデスクが販売されています。年齢や性別を問わず使える、シンプルなデザインが魅力です。価格も抑えられているのもうれしいですね。ニトリ好きな人はもちろん、身近なメーカーのゲーミングローデスクを試したい人にもおすすめです。
サンワダイレクト
手に取りやすい価格が魅力
サンワダイレクトは、パソコン周辺機器を取り扱っている、サンワサプライが運営している通販部門のブランドです。サンワダイレクトの魅力は、コスパの良さ。価格を抑えたゲーミングローデスクを探している人や、ゲーミングローデスクを試してみたい人におすすめですよ。
おすすめ&人気のゲーミングローデスクランキング
L字型でおすすめのゲーミングローデスク
サンワダイレクト-パソコンデスクロータイプ100-DESKL003(9,980円)
リーズナブルで取り入れやすい
初めてゲーミングローデスクを購入する人も、手に取りやすい価格が魅力。耐荷重は30kgあるので、周辺機器が少ない人に向いています。シンプルなデザインは、ゲームだけでなくパソコンデスクとしても使えるのがうれしいですね。
あぐらをかいたり足を伸ばしたりできるよう、足元はゆったりとした設計になっています。座布団や座椅子を、併用しやすい高さに設計されているのも魅力。2色のカラーバリエーションが展開しているので、部屋に合わせて選べます。
アーネ-ゲーミングデスクZERO1455542/BK(82,800円)
使い道の幅が広いデスク
高さの違う2つのデスクがセットになった、ゲーミングローデスクです。天板の幅と奥行きを5cm間隔でオーダーできるので、自分の使いやすいデスクが完成します。こだわりのゲーミングローデスクを、探している人におすすめです。
2つのデスクの耐荷重は、それぞれ40kg。一通りの機材を設置できるでしょう。シンプルなデザインですが、カラーバリエーションの豊富さが魅力。作りたいゲーム部屋の、イメージに合うカラーを選べます。デスク自体は、傷や汚れに強いメラミンを使用。重さのあるゲーム機材を置いても安心です。
昇降式でおすすめのゲーミングローデスク
バウヒュッテ-ゲーミングデスクBHD-1000HDL-BK(24,229円)
本格派におすすめ
本格的なゲーム環境を作りたい人におすすめの、ゲーミングローデスク。耐荷重は100kgと、十分な耐荷重を確保しているのも魅力です。負荷のかかる機材を多く持っている人や、これから機材を増やしていきたい人にも向いていますよ。
脚には、電源タップをマグネットや結束バンドで固定できるパンチングボードが付いています。電源をひとつにまとめられるのは、うれしいですよね。天板昇降はスムーズな調整がうれしい、無段階式。本格的なゲーム環境を作れる、充実した機能が魅力のゲーミングローデスクです。
サイバーグラウンド-多機能ゲーミングデスク56800010(14,999円)
プレイ環境を充実させる機能が豊富
ヘッドホンフックやコードスペーサーといった、あるとうれしい機能が満載のゲーミングローデスク。コスパ良く、機能性の高いゲーミングローデスクを揃えたい人におすすめです。ローデスクの高さを調節は、ねじ式になっていますよ。
キーボードスライサーも付いているので、使わないときはデスクがコンパクトになるのも魅力。天板には、24型モニターが2つ並べられるスペースがあります。モニターアームにも対応しているので、自由にモニターセッティングができますよ。
バウヒュッテ-昇降式ゲーミングデスクロータイプBHD-700L(20,819円)
キーボードスライダー付きがうれしい
天板の幅が70cmと、コンパクトなゲーミングローデスクです。24インチまでのモニターや、ノートパソコンを設置するのに向いていますよ。コンパクトな作りですが、キーボードスライダーが付いているので、見た目よりも広く使えるのが魅力です。
昇降バーには高さ目盛が付いているので、調整も楽に行えますよ。ベッドの高さに合わせると、寝ころんだ体勢でゲームすることも可能に。天板落下を防止するためのロックレバーや、高さを固定してくれるロックバーなど、安全面にも配慮されています。
低価格でおすすめのゲーミングローデスク
サンワダイレクト-ゲーミングローデスク100-DESKL010BKR(12,800円)
赤と黒の組み合わせがおしゃれ
天板の黒に、赤のフレームが映える、見た目もおしゃれなゲーミングローデスクです。ローデスクのフレームは、マグネット対応。フックをつけてイヤホンを掛けるなど、デスクまわりをすっきりさせられるのが魅力です。
デスクの裏には、電源タップを収納できるポケット付き。コードもひとまとめに収納できるのはうれしいですね。足元もすっきりとしているので、オットマンを使って足を伸ばしたり、対面で座ったりできますよ。
ニトリ-GM004(14,900円)
2パターンのカラーから選べる
ブラックを基調とし、レッドとクリーンが印象的なゲーミングローデスクです。黒色が多いゲーミングローデスクですが、アクセントに色があると一気におしゃれな印象になりますね。見た目にもこだわった、ゲーミングローデスクを探している人におすすめです。
デスクの左右には、ヘッドホンやゲームパッドを掛けられるフック付き。小物もすっきりとまとめられるのは、うれしいですよね。天板の高さを3段階に変えられるので、ゲーミング座椅子や座布団を使っても、違和感なく使えますよ。
白色でおすすめのゲーミングローデスク
サンワダイレクト-100-DESKL005(9,480円)
シンプルなデザインが魅力
耐久性の高いスチームフレームを使用した、ゲーミングローデスクです。耐荷重は30kgあるので、最低限のゲーム機材を設置できますよ。無駄のない、シンプルなデザインが好きな人におすすめの、ゲーミングローデスクです。
脚のフレームはマグネットに対応しているので、タップやフックを取り付けて収納スペースとして使えます。フラットな天板には、モニターアームの取り付けも可能。シンプルなゲーミングローデスクを、自分仕様にアレンジできるのがうれしいですね。
インテリアのゲキカグ-DKW120020(20,680円)
天板下に収納ラック付き
収納ラックには、ブックエンドが3本付いています。攻略本やゲームソフトなどを、デスクにまとめて置けるのは、使いやすくて便利ですよね。ほかにも、充電にも便利なコンセントが1口付いています。細かいところに配慮された、機能性のあるゲーミングローデスクです。
横幅は120cmとたっぷり確保されているので、2人で並んでゲームプレイも可能。ゲームプレイだけでなく、作業デスクとして併用できますよ。ローデスクのサイズは大きいですが、白色なので部屋に馴染みやすいのがうれしいですね。
ゲーミングローデスクは自作できる?
天板と脚を購入してお好みのデスクをDIY
既製品では物足りない人や、もっと自分好みのゲーミングローデスクにしたい人には、自作する方法もありますよ。材料は、ホームセンターやIKEAなどの家具店でリーズナブルに手に入れられます。ホームセンターなら、サイズを計測しておけば天板を好みのサイズにカットしてもらえるので便利ですよ。
まとめ
ゲーミングローデスクは設置環境や好みのスタイルに合わせて選ぼう
ゲーミングローデスクは、部屋をすっきりと見せつつ、自分好みのゲーム空間を作れます。手持ちの機材にあった耐荷重の、ゲーミングデスクかどうかが大切です。そこから、欲しい機能が付いているかを基準に選ぶと良いでしょう。ランキングを参考に、お気に入りのゲーミングローデスクを見つけてくださいね。