婚活アプリやデーティングアプリの登場により、ここ数年で男性が女性に出会う回数は格段に上がりました。しかし、マッチングアプリや婚活アプリで初めて会った女性と話すとき、どう話せばいいかわからない男性は多いのではないでしょうか。特に普段女性と話す機会がない人であれば、プライベートの会話は尚更難しく感じられます。一方、表面的な会話で仲良くはなれるものの、2回目に繋がらないという男性も。女性はシビアなので、初回のデートで恋愛対象に入らないと思えば、次のデートは難しくなります。そうなると、沢山の女性と出会う回数は増えてもその先に発展せず、1回目で終わってしまうことに。どれだけ出会っても次に繋がらない負のスパイラルは避けたいところです。今回は、そんな初対面の女性と話すのが苦手&上手くいかない男性に、押さえておきたいポイントと会話方法をお伝えします。初対面の女性に好印象を持ってもらいつつも、男性として、恋愛対象としてみてもらう会話をお伝えしていきます。
本音で話す(嘘はつかない)
初対面で信頼できるかどうかは正直かで決まる
女性は嘘をつくことを嫌います。まず、この人が信頼できる人かどうかは嘘をつくかつかないかで線引きをする傾向にあります。また、一度嘘をつくと他にも嘘があるんじゃないか、と疑いを持つことになり、誤解を解くにも時間がかかります。
軽い嘘でも女性はセンシティブになるので注意
デーティングアプリdineを使ってデートをした際の話ですが、お店を予約する際に本名とは別の名前で予約していたのです。女性が自分の名前と違っていたことに不信感をもち、『なぜ違うのか』ということでかなり不信感を持たれてしまったことがありました。特に個人を特定する名前というのは重要な情報で、名前が違う=本名が知られるとまずい=何か隠し事があると考えられるようです。男性としては軽い嘘でも女性からすれば重要な点かもしれないので、慎重に発言する必要がありますね。
自分のことをさらけ出し自己開示をする
自分のことから話すのは抵抗がある女性が多い
相手のことを知るためには、まず自分のことを話し、自己開示することが重要です。初対面の相手にいきなり『普段は何をしているのですか』『どこに住んでいるのですか』『最寄りの駅はどこですか』と聞かれても、親近感どころか怖すぎて不信感しか湧きませんよね。なので、まずは自分のプライベートなことから話すことです。
返報性の法則を使い会話の中で相手に”借し”を作る
『返報性の法則』とは、何か自分のためになることを相手に無償でされた際に恩返しをしたくなるという原理です。相手に何か手伝ってもらったりした際に、借りを感じてしまう気持ちのことですね。
相手の開示に対して自己開示を行う心理も、この返報性の法則に似ています。相手がプライベートな情報を話してきたら、自分も開示しなければと思う傾向にあるのです。初対面の女性とも、会話の中で上手く借しを作りながら進めていきたいものです。
上手く自己開示をするのであれば相手の質問に絡めて答える
ただし、自分のことを開示する=自分の話をし続けるということではありませんので注意が必要です。
自己開示するときは、まず抽象的な質問をした後に自分のことを話す、という流れが自然です。
(会話例)
あなた「ここのレストラン、いいですね。普段はこの辺りで飲むことが多いですか?」
女性「普段は渋谷か表参道が多いですね。」
あなた「そうなんですね、僕も渋谷良くいきますよ。2-3年前まで働いていた前職の会社が渋谷にあって。会社はどの辺ですか?」
女性「会社は渋谷にあります。だから近場が多くなっちゃうんですよ~」
あなた「それすごくわかります。僕は今の会社が品川なので、その周辺ばっかりですね。」
女性「品川のどの辺ですか?お仕事は広告代理店ですよね?」
あなた「はい、品川駅直結のビルなんですけど。広告代理店で営業をしています。今の会社は2年目で~・・・」
上記のように、まずは広く聞いて、自分のプライベートな情報を上手く小出しにしていくのがポイントです。
その小出しにした自分の情報を拾って貰えればお互いに深い会話が出来るようになりますよ。
女性として意識している会話をする
生活に関わる会話から恋愛感情は生まれない
初対面だと、住んでいる場所や趣味、仕事など個人の生活に関わる会話に終始してしまいがちです。しかし、生活の会話だけで女性に恋愛対象として見てもらうことは難しいのが現実です。恋愛対象として見てもらうには、恋愛に関する質問や会話をする必要があります。
プロフィール欄に書いてあることを聞かない
また、マッチングアプリで出会った際に、プロフィール欄に書かれている項目を順番に聞いていく、ということをしたりしていませんか?これは一番やってはいけない会話です。プロフィールは事前情報として頭に入れておくというのは当然のことであり、そのことを再度確認するのは意味がないことで相手にとっても『書いてるじゃん・・・』と思われるだけで、煩わしさしかありません。
まずは過去の恋愛事情を聞く
恋愛の話のとっかかりとしては、まず過去の恋愛遍歴を聞くことが大事です。ただし、過去に苦い経験をしている女性にはあまり深掘りしないこと。過去の恋愛で、彼氏の浮気や自然消滅を経験している女性は心に傷を負っている可能性があります。あまり詳しく聞くといい気分はしないので、相手の反応を見ながら質問の程度を調整していくのがおすすめです。
過去から将来の恋愛質問にシフトしていく
過去の恋愛事情を聞いたら、将来像とタイプを聞いていくのが理想です。女性は男性に求めるものとして、自分の求める生き方を考えながら男性のタイプを選ぶ傾向にあります。(ハイスペックな男性が好かれる傾向はもちろんありますが)パートナーとして選ぶ決定打には成り得ません。(そもそも、お金持ちと結婚したいという女性は自分がリッチに生活したいという生き方が背景にあるのでこれも同意とも言えます)
また、生き方に会っていない男性でないと恋愛対象に入らないので、言葉は選んで発言する必要があります。
例えば、30歳迄に結婚して子供が欲しいという20代後半の女性に対し、「自分は一生結婚したくない」という人は恋愛対象には絶対に入らないでしょう。タイムリミットまでの時間が短く、無駄に付き合う時間も勿体ないので、結婚観や子供が産まれてからの生活などちゃんと共感できる人でないとパートナーになるのは難しいでしょう。
初対面で女性に恋愛感情を持ってもらう攻めの会話
外見を上手く褒める
褒められて嬉しくない女性はいません。むしろ、よっぽどの連帯対象外の人を除き、褒めてくれる人に対しては少なからず好意が湧いてくるものです。
褒める際に注意したい点は、短絡的に外見を褒めないこと。
- 「顔がかわいい」
- 「顔がタイプ」
など単に顔を褒められても相手からすると、遊び人なのでは?と逆に印象を悪くしてしまいます。また、褒め慣れていない人だと困惑してしまうことも。
褒める時は、
・身体の細かい部分を褒める
・身体全体で褒める
の2つがポイントです。
女性は男性と違って身体の細かい部分まで手入れをしているので、自分が頑張っている部分を褒められると嬉しいものです。
例えば、
- 髪がすごく艶々で綺麗
- 指のネイルがかわいい
- 目がクリッとしていて美人有名人に似ている
- 服の色が顔の雰囲気に合っていて似合っている
など、女性自身が気にかけている具体的な身体のパーツや全体を褒めることを意識しましょう。
話の内容からどういう人かを分析してみる
これまでの会話内容で一番高度な会話術ですが、これまでの話を総括して何が言えるかをプラスに話すことです。
女性から話される事実情報をベースに、「何が言えるか」を話すのです。論理的に情報を整理し、自分の言葉で話すのがポイントです。
例えば、
- 末っ子
- 仕事では接待が多い
- 賢いキャラではない
という女性の場合は、
- 接待でも可愛がられそう
- 素直
- クライアントの為に頑張ってそう
というようにプラスに組み替えて、サラッと言ってあげるのです。
これにより、
- 真剣に相手の会話を聞いてくれている
- 自分のことを知ろうとしてくれている(=自分に好意を持ってくれている)
という好印象を残すことができます。
会話に苦手意識がある人には、自己開示の効果的なトレーニング方法についての記事が参考になるためおすすめです。
また、女性にモテない原因を知って改善したい人は彼女がほしい男性が試すべき必勝法も参考にしてみてくださいね。