2020.08.2

[2020年8月更新]ホットクックをレビュー!自動調理鍋は本当に美味しい?カレーを実際に作ってみた!

最新のホットクックをレビュー・メリットデメリットを紹介

キッチン家電

2020年は特に家で過ごす時間が長くなった方も多いのではないでしょうか?在宅で悩みになるのが毎日の料理です。ご家族がいる主婦の方は毎日何を作ろうか悩む方も多いのではないでしょうか?そんな料理に悩む方におすすめなのが、電気調理鍋のホットクックです。パナソニックが2018年に発売し、毎年新型モデルを出すほど、人気の鍋でこれまで3つのモデルが発売されてきました。レシピに沿って具材を切って入れるだけで、あっという間に美味しい料理ができる魔法のような鍋。今回は、そんなホットクックを実際に買ってみて、使ってみたレビューをご紹介します。これからホットクックを購入もしくはレンタルを検討している方は、是非参考にしてみてくださいね。

この記事を書いた専門家

ホットクックとは?

具材だけ入れれば料理が出来上がる魔法の鍋

予め用意した具材を入れれば、自動で調理をしてくれます。カレーやシチューなどの汁物料理はもちろん、煮魚や角煮などの煮物料理、炒飯やチキンライスまで幅広いメニューの調理が可能です。ホットクックが提供しているメニューは155種類ですが、具材や調味料を変えれば無限の料理が可能です。料理が苦手な人でも、具材さえ切れれば美味しい料理を作ることができる、魔法のような鍋です。

無水調理で栄養満点の料理も

ホットクックで作れるレシピの中には、水無しで出来る料理も。野菜や肉から出てくる水と油だけで作るので、栄養満点です。

ホットクックのサイズ・モデル別比較表

 KN-HW24EKN-HW16EKN-HW10EKN-HT16EKN-HW24CKN-HW16DKN-HT24BKN-HT99B
容量2.4L1.6L1.0L1.6L2.4L1.6L2.4L1.6L
サイズ/mm
(幅x高さx奥行)
395x249x305364x232x283220x240x305364x232x283395x249x305364x232x283395x249x305364x232x283
メニュー表示日本語日本語日本語番号日本語日本語番号番号
無線LAN機能(wi-fi)×××
メニュー掲載数155品145品145品138品155品145品143品131品
新品販売価格
(2020年5月時点)
63,750円~51,480円~34,500円~44,800円~35,980円~37,489円~36,666円~27,454円~
レンタル価格
(2020年5月時点)
698079805,980-----

ホットクックの古い型と最新モデルとの違いは?

火加減と混ぜ方が選べるように

ホットクックには内側に混ぜ棒が付いており、その棒がゴリゴリと中の材料をかき混ぜて料理してくれる仕組みになっています。これまでのホットクックではかき混ぜは全自動で行われていましたが、昨年7月発売モデルのKN-HW24E・KN-HW16E・KN-HW10Eからは、カスタマイズもできるようになりました。混ぜ具合と火加減をカスタマイズできることにより、より自分の好みに合った味にリメイクすることが可能に。

ホットクックはどのサイズを選べばいい?

多めに作り置きをするなら一つ上のサイズがおすすめ

 24リットル16リットル10リットル
調理人数分7-8人前4-5人前1-2人前
おすすめ4人家族2人暮らし1人暮らし

それぞれ暮らしている人数でサイズを選択するのがおすすめです。1回の調理で暮らしている人数分×2くらいの分量の料理が出来ます。2人以下で暮らしていて3‐4日分の作り置きがしたい場合は、より大き目のサイズを選ぶのがおすすめです。

ホットクックで作れるものは?

煮物、カレー、スープ、ゆでもの、蒸し物、麺類、お菓子まで、メニューブックに載っているだけで約150種類以上の調理が可能です。また、instagramではホットクックを愛用する方々が色んなレシピを公開しています。ホットクックがあれば、毎日異なる種類の料理をカンタンに美味しく作ることができますよ。

煮付け(カレイの煮付け)

カレイの煮付け

魚の煮付けは具材が多く、調理も大変なので料理するのは敬遠しがちではないでしょうか。そんな魚の煮付けもホットクックがあれば25分で出来上がります。無水調理で調味料と魚を入れればOKです。

煮付け(豚の角煮)

豚の角煮

大き目の鍋で作るにも大変だった豚の角煮。ホットクックだと、調味料と豚肉を入れるだけで完了です。柔らかくて肉汁いっぱいの豚の角煮を食べることが出来ますよ。

パスタ(ナポリタン)

パスタ(ナポリタン)

パスタもホットクックで調理が可能です。ナポリタンやスープパスタ、クリームパスタまで幅広いパスタを作ることが出来ますよ。

ホットクックの使い方

メニューを決める

普通に料理をする時と同様に、何を作りたいか、付属のメニュー集を見ながら決めます。メニュー集には150以上のメニューが載っているので、その日の残り物や具材で何かしら作れるようになっています。

具材を切る

カレーや肉じゃがを作るにしても、まずは具材を切ります。具材の大きさには決まりは無いので好みの切り方でザクザク切っていきましょう。あまりにも具が多すぎると鍋に入らないのでご注意ください。

内鍋をセットしてコンセントを入れる

ホットクック本体に内鍋をセットしてコンセントを差し込むと電源が入ります。

内鍋に具材を投下しスイッチを押せば完了

内鍋に具材を全て入れて、スイッチを押せば終わりです。
具材は何も気にせず全て入れればokです。
インスタントラーメンは15分、パスタは20分前後、カレーやシチューは45分前後、煮物は2-3時間が目安です。仕事に行く前に、朝予約しておけば、指定の時間に出来上がりを食べることも可能です。

内鍋を入れ替えれば複数の料理も可能

ホットクックは内鍋を抜き、内鍋に蓋をすればそのまま保存することが可能です。そのため、2-3種類の料理を作りたい場合は、1品出来上がったら鍋を入れ替えて、別の具材を入れればOK。鍋の数分だけ料理の数を増やすことが出来ますよ。

ホットクックでカレーを実際に作ってみた

肉の代わりに野菜とプラスでキノコを投入

ホットクックのカレーのレシピ

今回、実際にホットクックを使ってカレーを作ってみることに。ホットクック付属のメニュー表には、肉250gの記載がありましたが、家になかったのでソーセージを5本入れました。また、キノコを1/2入れることに。レシピを多少アレンジしても美味しくできるのか?も注目したいところです。

肉と野菜を切る

カレーの具材を切る

メニューの分量に沿って用意した野菜をひたすら切ります。

具材とル―を入れる

具材をホットクックに入れる

切った具材をホットクックの内鍋に投下します。

カレールーをホットクックに入れる

カレーのルーも野菜の上に入れます。

スタート

調理メニューを選んでスタート

あとはホットクックに付いているディスプレイでメニューを選べば完了です。
45分の出来上がり表示でスタート後は「美味しくなりますように」という掛け声で進みます。調理器が人間に気を使うのは中々粋ですね。

調理中の音はほとんどありません。調理器のなかがグツグツ煮立っているのか、湯沸かしポットの中の音が少し聞こえる程度で殆ど気になりません。むしろ、洗濯機の音の方が気になるくらいです。

調理時間半分頃に匂いが出てくる


↑調理中、全く音も出さず動きせず重鎮しているホットクック

調理から残り23分のところでカレーの匂いがしてきました。たまに内棒が回ってかき混ぜているような音がします。しかし、ホットクックは微動だにしません。さすがの安定感です。

45分でカレーが完成!


調理終了の1分前と10秒前にアナウンスが流れ、調理が終了。具材を入れるだけで本当にカレーが出来上がりました。火の通り具合も抜群で、玉ねぎも一部溶け出しており、45分とは思えない調理です。


ルーが野菜に絡まってトロトロ。普通に美味しそう。。

底の焦げ

高温調理のためか、底で具材が少し焦げてしまっておりましたが、お玉でカリっと取れる程度。真っ黒に焦げ付いてニガイ、と言うことはありませんでした。

ホットクックを使ってわかったメリット

本当に具材を切って入れるだけで料理ができる

ホットクックに必要なのは具材とまな板一式のみ

ホットクックの検索で「ホットクック まずい」というキーワードを見ましたが、これは完全に覆されることになりました。「本当に具材を切って入れるだけでうまいの?」→はい、めちゃくちゃうまいです。家に包丁とまな板さえあれば、具材を買ってくるだけですぐに美味しい料理が出来上がります。30歳・一人暮らし・料理未経験の自分でも簡単に出来ました。

短時間・単純操作・負担なし

メインの料理は1時間という超短時間で出来上がります。しかもホットクックの操作は選択ボタンを押すだけです。全く考える必要もありません。実際にやることは、具材を切って入れて、鍋を洗うだけ。これまでにない調理の楽さです。

鍋にフッ素加工されており洗うのが楽

カレーを作った際に、鍋の内側にはガッツリとカレールーが付いていたのですが、水を流すだけでツルっと簡単に取れました。鍋にも特別な手入れは必要なく、軽く流して汚れを取り、普通の洗剤で洗えばOKです。料理の後片づけは鍋を洗うだけとシンプルで楽なのもホットクックの魅力ですね。

ホットクックを使ってわかったデメリット

設置スペースが必要

ホットクックには設置スペースが必要

買って思ったのが、意外と場所を取るということ。洗い場の横に置くのは邪魔過ぎるので炊飯器の横に並べましたが、横幅は炊飯器よりも大きいです。ホットクック16リットルの横幅が36cmなので、左右にスペースを3cmづつ取ると最低でも45cmは必要な計算に。24リットルはさらに3cm幅があるので、置き場所に悩みそうです。

フタをして保存しておくと料理の臭いが鍋に残る

ホットクックは臭いが残るので使ったらすぐに洗うのがおすすめ

ホットクックは鍋に匂いが残りやすくなっています。特にカレーやシチュー等臭いが強い食べ物は、1日置くだけで普通に洗っても取れない臭いがついてしまいます。調理後は出来るだけ早く洗うのがおすすめです。

臭いが残ってしまった場合は、沸騰させた水に重曹をたっぷり入れて、ホットクックの空調理を行えば取ることができます。ただ、臭いが強いと上側のフタのゴムにだけの臭いが残ってしまうことも。その場合は、沸騰させた大き目の鍋がフライパンに水と重曹を入れて、そこにフタを入れて30分程放置してみてください。完全に取ることは難しいかもしれませんが、気にならない程度に和らぐと思います。

ホットクックはこんな人に使ってほしい

一人暮らしでコンビニや外食に飽きてきた方

一人暮らしをされていて、仕事が忙しく、毎日帰ってくるのが深夜でコンビニ飯・・という方はホットクックを使ってみるのがおすすめです。毎日の食生活が改善されるだけでなく、忙しい中でも簡単に美味しい料理を作ることが出来ます。健康的で美味しい料理を食べれば、仕事のストレス改善にもつながりますよ。

ご家族の毎日の料理が負担に感じられている方

ホットクックは、子供がいて毎日の料理に追われている主婦の方にもおすすめです。ホットクックはひたすら調理をしてくれるので、お母さんおふくろの味はそのままに、美味しい料理を作ってくれますよ。毎日の料理はホットクックに任せて、解放された時間で別のことに打ち込むことが出来るかもしれません。

ホットクックはモノカリでレンタルできます

どんな料理でも簡単に誰でも具材さえ入れれば美味しく出来上がるホットクック。一つ買ってみたいところですが、最新モデルだと最低でも3万5千円以上は必要になります。初めてホットクックを購入する方にとって、いきなり3万5千円を使うのは少しためらわれるところではないでしょうか。また、ホットクックは本当に便利なのか?わからない方にとっても、一度使って試してみたいものですよね。

そんな方のために、モノカリではホットクックの格安レンタルを行っています。ホットクックがなんと5000円台~で使うことが可能です。2週間単位でレンタルができ、長くレンタルすれば、1日当たり数百円で借りることも。他社のホットクックレンタルと比較しても、モノカリのレンタルは断然お得です!ホットクックを数百円~で試すことができるのはモノカリだけです。