Insta(インスタ)360をご存知ですか?360度撮影可能な全天球撮影カメラです。最近ではGoProやRICOHのThetaと並んで非常に人気のあるアクションカメラです。今回はその「Insta360」を手がけるShenzhen Arashi Visionが、Insta360シリーズの新モデルと思われるティザーサイトをオープン。9/26日に公開されたサイトには「#その瞬間を掴め 10.10」と書かれていました。またティザーサイトの動画ではGoPro HERO7 Blackをライバル視しているような台詞も。そのInsta360の新モデルの情報がついに10月10日解禁されました。今回はInsta360の新機種「Insta 360 one X」の詳細を紹介していきます。
Insta360とは
Shenzhen Arashi Vision社が開発・販売をする360度カメラの名前です。Shenzhen Arashi Vision社とは刘靖康(LiuJingKang)が2014年に中国で創設した会社で、世界レベルの360度カメラブランドです。現在では100ヶ国以上の地域で販売されています。Insta360のカメラはiphoneやMacなどで有名なアップル(Apple)社の公式サイトでも販売された事で注目されました。2017年に発売されたInsta360 Oneでは、紐などの先端にカメラを取り付け、ぐるぐる回して撮影する「バレットタイム」という動画の撮影機能が非常に話題となりました。
Insta360 oneの後継機!「Insta360 ONE X」
遂に詳細が明らかになった新型の「Insta360 ONE X」。やはりInsta360の正式な後継機のようですね。さらに、新しいアイテムによってスケートボードがジャンプした瞬間にスローになって、ボードの下をカメラがくぐったり、バスケットボールのシュートを決める瞬間にスロー映像となる映像を撮影可能に。被写体の周囲をカメラが回るように視点が変化していくバレットタイムのような映像も。
ライバルはGoPro HERO7 Black?
ティザーサイトに公開されている動画の後半は非常にユニークな内容となっています。先日発売されたばかりで、手ぶれ補正機能「HyperSmooth」を搭載したGoPro HERO7 Blackと、空間光学手ブレ補正機能を備えたソニーのアクションカメラFDR-X3000をセルカ棒に装着して比較しています。海外の企業らしいおもしろいPR動画ですね。
手振れ防止機能(ジンバル)の比較のために、動画の中ではパルクールのような動きを取り入れたりして3機種を比較しています。
非常に面白い動画となっておりますので皆さんも是非一度ご視聴ください。Insta360公式ティザーサイト
Insta360 oneと比較
手振れ補正が大幅に進化
Insta360 ONE Xの魅力は、なんといっても高性能な手振れ補正機能です。前機種Insta360 ONEとは比べ物にならないほど大幅にバージョンアップした手振れ補正機能は「Flow State」と呼ばれています。GoPro HERO7 BLACKと比べても劣らない手振れ補正機能として仕上がっているので、Insta360 oneを使っていたユーザーもかなり魅力的に感じるのではないでしょうか?
Insta360 ONE Xから搭載の新機能
タイムシフト機能で後から映画のような動画に編集可能
Insta360 ONE Xから新しく搭載された「タイムシフト」機能は撮影した映像速度を好みの速さに調整することが可能です。まるで、映画のようなコマ送りのスローモーション動画や、シーンを変えるためにわざと早送りの動画も編集できます。
交換式バッテリー
今回から交換式バッテリーを採用しています。電池の容量も1,200mAhと約1.5倍に増えており、長時間の撮影もストレスを感じる事無く可能になりました。
Insta360 ONE Xを購入するならどこがおすすめ?
Insta360 ONE Xを購入するなら安心して請うにゅできる公式HPがおすすめです。Amazonや楽天などでは、手元に届くまで正規品なのか判断することが出来ません。また、別商品では全く違う製品を送られてくることも、過去に問題になっていましたので、Insta360 ONE Xを購入するなら安心出来る公式HPからをおすすめします。
GoProの最新機種HERO BLACK7と比較
価格はほとんど変わらない
今回新しくリリースされたInsta360 one Xは、9月に発売されたGoPro HERO7 BLACKとほとんど変わらない価格となっています。前回のInsta360 ONEよりも一万円ほど値段が上がっていますね。
気になる手振れ補正機能ジンバルの性能は!?
Insta360 ONE Xのティザー動画にあったように、今回は手振れ補正機能(ジンバル)の性能が大幅に上がっているようです。Insta360 ONE Xの手振れ補正機能は「Flow State」と呼ばれています。GoPro HERO7 BLACKの手振れ補正機能「Hyper Smooth」と比べても同等かそれ以上の性能があると考えて良さそうですね。
360度撮影ではInsta360 ONE X/防水機能ではGoPro
Insta360 ONE Xの最大の特徴はやはり360度撮影可能なアクションカメラであるという点です。GoProシリーズの中にもGoPro Fusionという360度カメラは存在しますが、値段が高価でサイズも大きい事からInsta360 ONE Xに軍配が上がりそうです。一方で、防水機能に関してはGoPro HERO7 BLACKに軍配が上がりそうです。本体のみでも耐久水深10mのGoProに比べてInsta 360 ONE Xは防水機能は内蔵していません。別売りのハウジングを購入する必要が有りますね。
各種性能別の比較表
Insta360 ONE X | GoPro HERO7 BLACK | |
---|---|---|
値段 | 52,300円 | 53,460円 |
画質 | 18mp | 12mp |
動画撮影 | 5.7K30fps/4K50fps | 4K60fps |
レンズ | 360度魚眼 | 広角レンズ |
手振れ補正機能 | Flow State | Hyper Smooth |
タイムラプス | 〇 | 〇 |
ハイパーラプス | 〇 | 〇 |
スローモーション | 〇 | 〇 |
防水機能 | × | 本体のみで10m |
電池 | 着脱式(今回から) | 着脱式 |
Wi-fi/Bluetooth | 〇 | 〇 |
GPS | 〇 | 〇 |
タッチスクリーン機能 | 〇 | 〇 |
GoPro HERO7 Black買うならどこがおすすめ?
GoPro HERO7 Blackを購入する一番のおすすめ方法は、GoPro公式HPからの購入ですね!楽天やヨドバシカメラなどでも購入する事が可能ですが、GoProの公式サイトから購入するよりも少し高くなっていることが多いです。また、公式HPからの購入では・30日間返金保障付き(※Karma製品は14日返品保証)・「マイクロSDカード」(¥2,000相当)付きなどの嬉しいサービスも付いてきますよ。(11月6日時点)
Insta360 ONE Xの口コミ
放り投げるアクセサリー!?
紐で振り回してバレットタイムを実現したInsta360が、新モデルでは放り投げられるようになったの、なんかもうすごいな。発想が違うわ。 https://t.co/SBKtST5mQj pic.twitter.com/SfJuG3Ee2H
— yu koseki (@youkoseki) October 10, 2018