スマホのカメラよりワンランク上の写真が撮りたくて一眼レフを検討しているけど、値段や重量が気になるという人も多いのではないでしょうか。初めての1台はできれば軽くて高画質、かつリーズナブルなモデルが良いですよね。そこで今回おすすめするのが、Nikon(ニコン)D3400です。軽量なエントリーモデルながらも撮影性能に優れているので、手軽に高画質な写真が撮れますよ。この記事では、カメラのレンタルサービスを行う「モノカリ」スタッフが、Nikon D3400を実際に使用して徹底レビュー。基本的な操作方法や動画の撮影方法、他の方の評価や作例も紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。D3300やD3500、D5600など他のモデルとの違いについても解説していますよ。
Nikon D3400とは?
DXフォーマット一眼レフのエントリーモデル
D3400はNIKONが製造している、一眼レフのエントリーモデルです。フォーマットは画角が狭いタイプで、他メーカーのAPS-Cに相当するDXフォーマットを採用。DXフォーマットモデルは小型で軽量のものが多く、このD3400もコンパクト設計になっています。リーズナブルで小型ながらも、撮影性能に優れたデジタル一眼レフです。
Nikon D3400の総合評価
総合評価 | 90点 |
機能性 | ★★★☆☆ (Bluetooth接続、スリム設計、軽量) |
デザイン | ★★★★★ (高級感のある重厚なデザイン) |
操作性 | ★★★★★ (初心者向けの機能が充実) |
数あるニコンの一眼レフカメラの中でも、初心者が気軽に撮影できる操作性、上位モデルと同等の高級感のあるデザインがD3400の魅力です。機能性はミドルクラスやハイエンドモデルに劣りますが、一眼レフ初心者やライトな利用には十分な性能を備えていますよ。特に操作性が高く、一眼レフを初めて使う方にも親切な設計になっているのがポイント。リーズナブルな価格と高い操作性を持ったモデルなので、使いやすさやコスパを重視する方におすすめです。
D3400とDXフォーマットシリーズ(D3300/D3500/D5600)のスペック比較
前作よりも軽量で基本性能も向上している
商品画像 | ||||
商品名 | NIKON D3400 | NIKON D3300 | NIKON D3500 | NIKON D5600 |
最安価格(2021年9月時点) | 23,800円 | 18,500円 | 34,500円 | 41,180円 |
発売日 | 2016年9月16日 | 2014年2月6日 | 2018年9月28日 | 2016年11月25日 |
有効画素数 | 約2416万画素 | 約2416万画素 | 約2416万画素 | 約2416万画素 |
ISO感度 | 100〜25600 | 100~12800 | 100~25600 | 100~6400 |
映像エンジン | EXPEED 4 | EXPEED 4 | EXPEED 4 | EXPEED 4 |
センサーサイズ | APS-C | APS-C | APS-C | APS-C |
AF測距点 | 11点 | 11点 | 11点 | 39点 |
連続撮影速度 | 最高約5コマ/秒 | 最高約5コマ/秒 | 最高約5コマ/秒 | 最高約5コマ/秒 |
動画記録画質 | Full HD/HD | Full HD/HD/VGA | Full HD/HD | Full HD/HD |
無線データ転送 | スマホ・PC可 (Bluetooth) | 非対応 | スマホ・PC可 (Bluetooth) | スマホ・PC可 (Wi-Fi/Bluetooth) |
サイズ | 124×98×75.5mm | 124×98×75.5mm | 124×97×69.5mm | 124×97×70mm |
重量 | 445g | 460g | 415g | 465g |
カラー展開 | ブラック/レッド | ブラック/レッド | ブラックのみ | ブラックのみ |
D3400は従来のエントリーモデルより撮影性能を向上させつつも、軽量化を施したモデルです。後継モデルのD3500はさらに30gほど軽量化されていますが、D3400の445gでも十分に軽いといえるでしょう。有効画素数は後継モデルや上位モデルと同等の数値を採用しているため、撮影方法や設定次第でハイレベルな写真が撮れるのもポイント。価格と性能のバランスに優れた、コンパクト設計のデジタル一眼レフです。
D3400は何が向上した?旧モデルD3300との比較
ISO感度や通信性能が向上している
D3300は、D3400の前身モデルです。基本的な性能は同じですが、D3400の方がISO感度の幅が広くなったほか、Bluetooth通信にも対応しています。重量に関してはD3300が20gほど重いだけと、大きな差はありません。価格重視ならD3300、スマホとの通信機能を重視するならD3400を選ぶのがおすすめです。
新機種のほうが高性能?後継モデルD3500との比較
細かな性能は劣るが撮影性能に関しては同等
D3400の後継モデルとして開発されたのが、D3500です。こちらも、基本性能は同等と大きな違いはありません。しかし、D3500は30gほど軽くなったほか、Bluetoothを使ったリモート撮影に対応するなど機能面でわずかに優れていますよ。カラーはレッドが廃止されたため、ブラックのみ。レッド系の一眼レフが好き、費用を抑えたい方以外は、D3500を選ぶと良いでしょう。
同世代の上位モデルとの違いは?ミドルレンジモデルD5600との比較
撮影性能は劣るもののD3400のほうが軽量でバッテリーの持ちも良い
D5600はミドルクラスの低価格帯モデルとして販売されている、中級者や性能にこだわりたい初心者ユーザーに人気のモデルです。同世代の上位モデルなので、撮影性能や機能性もD3400より優れているのが特徴。全てが優れているわけではなく、重量が20gほど重く、バッテリーの持ちが写真200枚ぶんほど悪くなっています。性能重視ならD5600が向いていますが、軽量で気軽に撮影できる一眼レフが欲しい方にはD3400がおすすめです。
Nikon D3400のセット内容・付属品
カメラ本体のみとレンズ付属のキットから選べる
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商品名 | NIKON D3400 ボディ | NIKON D3400 18-55 VR レンズキット | NIKON D3400 ダブルズームキット |
最安価格(2021年9月時点) | 23,800円 | 30,000円 | 40,500円 |
内容 | ・カメラ本体 | ・カメラ本体 ・DX標準ズームレンズ | ・カメラ本体 ・DX標準ズームレンズ ・望遠ズームレンズ |
D3400はカメラ本体のみ、もしくはレンズ付属のキットから選べるようになっています。対応レンズが手元にある場合や、好みのレンズを使いたいなら本体のみがおすすめ。レンズを持っていないなら、レンズキットやダブルズームキットを選ぶと良いでしょう。手持ちの機材や撮影スタイルに合わせて、3つのタイプから選べるようになっているのが特徴です。
レンズ付きのセットはレンズキットとダブルズームキット
キットに含まれるズームレンズとは?
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商品名 | AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR | AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR |
レンズタイプ | DX標準ズームレンズ | 望遠ズームレンズ |
レンズ単体の最安値(2021年6月時点) | 6,280円 | 13,790円 |
ピント合わせ | 手動/自動 | 手動/自動 |
ピントが合う最も近い距離 | 0.25m | 1.1mm |
対応センサーサイズ | APS-C専用 | APS-C専用 |
ズーム幅 | 18~55 mm | 70~300 mm |
開放F値 | F3.5-5.6 | F4.5-6.3 |
フィルター径 | 55mm | 58mm |
最大径×長さ | φ64.5mm×62.5mm | φ72mm×125mm |
重量 | 約205g | 約415g |
手ブレ補正機構 | 有 | 有 |
D3400のレンズキットには標準ズームレンズが付いたキット、標準ズームレンズと望遠レンズの2つが付属したキットの2種類があります。標準ズームレンズは、近距離から中距離ほどの撮影に適したスタンダードなタイプです。望遠レンズは遠距離の被写体の撮影に向いた、大型のレンズとなっていますよ。他にも広い範囲の撮影に向いた広角レンズがありますが、こちらはセットに含まれないため別途購入する必要があります。
レンズキットはDX標準ズームレンズが付属
D3400レンズキットは、DXフォーマットに対応したDX標準ズームレンズと本体がセットになったキットです。DX標準ズームレンズはAF速度に優れたモデルで、スピーディーな撮影を可能にしています。また、手ブレ補正機能や光学性能も高いので、セット品ながらも高い撮影性能を実現。特殊な撮影には使えませんが、幅広く使えるレンズなので気軽に一眼レフを試してみたい方におすすめです。
ダブルズームキットはDX標準ズームレンズと望遠レンズが付属する
DX標準ズームレンズに加え、望遠レンズも付属しているのがダブルズームキットの特徴です。DX標準ズームレンズは、レンズキットと同じモデルが付属。望遠レンズは軽量ながらも、AFの速度や画質に優れたモデルが付属しています。通常の撮影だけでなく、スポーツや風景など遠くの被写体も撮影したい方にピッタリのキットです。
Nikon D3400の特徴
ガイド機能付きで初心者でも手軽に撮影が楽しめる
撮影だけでなく編集や設定も簡単操作で行える
D3400の魅力は、一眼レフ初心者でも簡単に撮影や設定、編集ができるガイド機能を搭載していることです。画像付きで機能や操作の説明がされているため、専門用語が分からなくても簡単に扱えるのが特徴。説明だけでなく、そのまま操作に切り替わる仕様になっているので、すぐに編集作業や撮影に移れますよ。
Bluetoothを使った画像送信に対応
専用アプリSnapBridgeの使用で簡単にスマホ転送できる
専用アプリのSnapBridgeを使えば、簡単に写真の転送ができるのもD3400の特徴です。転送の手順もアプリをインストール後にD3400とスマホをペアリングし、設定をするだけとシンプル。Bluetoothを使った接続なので、ケーブルやSDカードなども不要です。転送した写真はスマホで撮った写真と同様に、クラウドサービスやSNSへのアップロードできるようになっていますよ。
手が小さい人でも持ちやすいグリップ
他モデルよりも細身な設計で手にフィットしやすい
D3400は、他の一眼レフと違った細長い楕円形のグリップを採用したモデルです。通常は角張った形状ですが、細長く形状にすることで握力に自信がない方や手が小さい方でも握りやすくなっていますよ。また、グリップの深さも十分なので、撮影時の安定感にも優れています。一眼レフは角ばっていて持ちにくいと感じた経験がある方にもおすすめなので、ぜひ試してみてくださいね。
小型かつ軽量なので持ち運びも簡単
ストラップやカバンを使って楽に運搬できるサイズ感
一眼レフは横幅が15センチ前後あるモデルが多いですが、D3400は幅が約12センチと平均よりもコンパクトな設計です。スマホの縦幅よりもコンパクトなので、カバンに入れても邪魔になりにくくなっています。
また、標準レンズを付けても12cmほどなので、小さめのカメラバッグと組み合わせればリュックやバッグにも簡単に収納できるのもポイント。もちろん、ストラップを使った運搬も快適です。
ストラップやレンズを付けても1kg以下と一眼レフの中でも軽量
D3400は、標準ズームレンズとストラップを付けた状態でも約700gと軽量です。通常の一眼レフはレンズとストラップを付けると1kg以上になるモデルがほとんどですが、こちらはペットボトル飲料よりも少し重い程度となっています。このため、カバンを使った運搬や、ストラップを使って首にかけて持ち歩くときも快適です。
Nikon D3400の外観&基本操作をレビュー
ボディ正面
上位モデルと同様の重厚なデザインを採用
D3400は一眼レフらしい高級感のある重厚なデザインを採用したモデルです。エントリーモデルはポップなデザインが多いですが、こちらのモデルは男性でも使いやすい無骨なルックスに仕上げられていますよ。また、NIKONのエントリーモデルはシルバーのボタン仕様でしたが、D3400からは上位モデルと同じブラックのボタンを採用。この変更によりNIKONらしさが増し、カメラ好きにもおすすめできるデザインになっています。
ボディ上面
電源のONから撮影までを人差し指のみで操作できる設計
D3400はシャッター付近に電源ボタンや動画撮影ボタン、モードボタンなどが配置されているのが特徴です。撮影ボタンの近くにスライド式の電源やモード切り替えボタン、録画ボタンが集約されているので、人差し指だけで色々な操作ができますよ。使いやすさだけでなく、起動から撮影までのスピードも考えられた設計です。
ボディ背面
基本操作や設定をボタンのみで行うシンプルな構造
ボディ背面には、固定タイプの液晶と操作用のボタンが配置されています。タッチパネルではありませんが、マークや配置が工夫されているので操作性は高いです。また、削除ボタンが別途用意されているため、間違って写真を消すというトラブルが防げるのもポイント。シンプル見た目ながらも、使いやすく操作性に優れた設計です。
直感的な操作が可能なインターフェイスを採用
操作画面のインターフェイスは、直感的な操作ができる仕様です。基本は円形のボタンとOKを押すだけとゲーム機やパソコン、スマホに慣れている方であれば簡単に操作できるようになっていますよ。スピーディーな操作はできませんが、確実に狙った設定ができるように設計された、シンプルで使いやすいインターフェイスです。
ボディ側面
PCとの接続に使用する端子やSDカード差込口を配置
側面にはPCやスマホ、ディスプレイなどの機器に接続するための端子が搭載されています。種類はPCとの接続に使えるMicro USB端子、ディスプレイへの出力が可能なHDMI端子、SDカードスロットの3種です。SDカードスロットは通常サイズのみが挿入できるので、マイクロSDを使う場合には別途アダプタを用意しましょう。
ボディ底面
バッテリーの差込口と三脚ネジ穴を配置
バッテリーの差込口と三脚用のネジ穴を搭載しているのが、ボディ底面部分です。カバーの内部にバッテリーの差込口があり、軽く引き抜くだけで電池を取り出せるようになっています。バッテリー交換や充電以外ではカバーを開ける必要がない構造なので、バッテリー部分にホコリが入るトラブルも減らせるのもポイント。シンプルながらも、信頼性を高めた構造です。
Nikon D3400の性能をレビュー
AF性能
3つのAFモードとマニュアルモードを搭載
D3400はAFモードを自動で切り替えるAF-A、ピントを合わせたまま固定するAF-S、ピントを合わせ続けるAF-Cの合計3つのAFモードを搭載しています。特にAF-Aは幅広い被写体に対応できるので、カメラ初心者でも使いやすいです。もちろん、手動でピントを合わせるマニュアルモードも搭載していますよ。AF計測点は11点とエントリークラスの平均ですが、AFモードと組み合わせれば十分に素敵な写真を撮れる性能です。
被写体やスキルに合わせて使い分けられる
AFモードを切り替えれば、スキルや被写体に合わせた撮影も可能です。初心者なら汎用性が高いAF-Aがおすすめ。静止画をならAF-S、動きのある被写体を写すならAF-Cのように、写したいものに合ったAFモードを選ぶとワンランク上の写真が撮れますよ。さらに、こだわって撮影したいなら、自由度が高いマニュアルに挑戦してみるのもおすすめです。
連写性能
最高で毎秒5コマの撮影が可能
D3400は最大で1秒間に5コマの撮影が可能です。撮影速度は他のエントリーモデルやミドルクラス一眼レフの平均的な数値ですが、普段使いなら十分に快適な撮影ができます。設定もOKボタンの真下にあるレリーズモードボタンを押し、撮影モードを切り替えるだけとシンプル。操作も押し続けるだけと簡単なので、初心者でも気軽に連続撮影ができますよ。
動きの多い被写体の撮影も快適
D3400の連写性能は、動きの多い動物の撮影にも十分に対応できる性能です。シャッターを押し続ければ最大100コマまでの写真を撮影できるので、後からブレのないベストショットを選ぶことができます。もちろん、スポーツ選手や乗り物などの動きが速い被写体にも対応。また、設定次第で躍動感を演出する、特殊な撮り方もできるようになっていますよ。
動画性能
フルHD画質の60fps撮影に対応
D3400は、1920×1080のフルHD画質での動画撮影に対応しています。また、動画の滑らかさを表す数値のフレームレートは最大60fpsと、デジタル放送の最高クラスの数値に対応しているのもポイント。4K画質の撮影には非対応ですが、フルHDの60FPSという滑らかで高画質な動画を撮影できるのが特徴です。
被写体の動きを忠実に再現した滑らかな動画が撮れる
60FPSを生かして動画の撮影をすれば、動きの多い被写体もリアルに撮影できます。細かな動きもリアルに記録してくれるのでスポーツ観戦や運動会、ペットの撮影にピッタリ。外部接続端子を使ってパソコンやテレビと接続すれば、大画面で滑らかな動画を楽しめますよ。最長記録時間も29分59秒と長いので、動画撮影用の機器としても使えます。
ISO感度
最大ISO感度は25600と普段使いには十分な性能
ISO感度とは、カメラの光に対する感度を数値化したものです。シャッタースピードにも関連している数値で、高いほど速くシャッターが切れるようになります。通常は100から6400までしか使いませんが、D3400は最大25600と普段使いには十分すぎる性能を持っているのが特徴。こちらもオート設定モードが搭載されているので、一眼レフ初心者でも安心して使えますよ。
ISO感度を上げた状態でもクリアな写真が撮れる
ISO感度を上げた状態は、暗い場所での撮影に適しています。しかし、感度を上げすぎるとノイズが発生することが多いです。D3400も同様ですが、適切な数値にすれば暗い場所でもノイズの少ないクリアな写真が撮れますよ。暗い部屋なら1600から3200ほど、夜景なら3200から6400ほどに設定すればキレイな写真が撮れるので、ぜひ試してみてくださいね。
Nikon D3400のおすすめ撮影シーン・作例
動植物や人物の撮影
AFとズーム機能を使えば小さな生き物もキレイに撮れる
D3400は好みのサイズまで被写体をズームし、AFを使って撮影するだけでもキレイな写真が撮れます。設定は基本的にオートで十分ですが、動きのある被写体には連続撮影やAF-C機能を使うなどの細かな設定をすると撮影しやすいです。この写真のように動物を撮影する場合は、フラッシュを発行禁止モードの設定にし、ISO感度で明るさを調節するのがポイント。ISO感度のみを調節することで、動物にストレスを与えることなく快適に撮影できます。
風景撮影
オート中心の設定を使うと初心者でも高画質な風景写真が撮影できる
自動調節のAF-AやオートのIOS感度設定機能を使えば、初心者でも手軽に高画質な写真が撮れます。設定は電源を切っても記憶されているので、あらかじめオート設定しておけば電源をONにした瞬間に被写体に合ったモードで撮影できますよ。よりこだわった写真が撮りたいなら、絞り優先のAモードや風景モード、ホワイトバランスの設定をするのがおすすめです。
夜景やイルミネーションの撮影
ISO感度を1600前後まで上げるのがポイント
D3400は動植物や人物、日中の風景だけでなく、夜景やイルミネーションの撮影にもピッタリです。こちらもオート注目の設定でキレイに撮れますが、ライトを美しく写したいならISO感度を1600前後まで上げるのがおすすめ。加えて、モードをAモードに変更しF値を8.0ほどに設定すると、目で見た風景をそのまま切り取れますよ。ISO感度が高めの設定のため、難易度は上がりますが基本を押さえて撮影すれば問題なく撮影できるでしょう。
Nikon D3400のメリット
一眼レフ初心者でも手軽に写真が撮れる
シンプルな操作で高画質撮影が可能
撮影方法はシャッターを軽く押してピントを合わせ、さらにボタンを押し込むだけとシンプルです。画質も良くAFのスピードも速いので、誰でも手軽に高画質撮影ができますよ。ファインダーを覗いて被写体を確認できるのはもちろん、液晶画面を使ったライブビュー撮影に対応しているのもポイント。一眼レフが初めてという方でも、簡単に高画質な撮影が可能です。
Nikonの一眼レフをお手頃な価格で楽しめる
中上級者向けモデルのエッセンスを受け継いだ初心者向けモデル
NIKONは高価なモデルが多いというイメージがある方も多いのではないでしょうか。このD3400はNIKONの数少ないエントリーモデルで、お手頃な価格で上位モデルのエッセンスを体験できるのが特徴です。細かな性能では中上位モデルに劣りますが、NIKONらしさを各所に受け継いでいますよ。NIKONが気になっている方にはぜひ試してほしい、お手頃価格の一眼レフです。
小型モデルながらも省電力性に優れている
1回の充電で約1200枚の撮影可能枚数を実現
エントリーモデルは撮影可能枚数が700枚から1000枚ほどのモデルが多いですが、D3400は1200枚と省電力性に優れたモデルです。このため、外出先でもバッテリー容量を気にせず、安心して撮影できますよ。特に、撮影枚数が多くなりがちなイベント関連や旅行にピッタリ。持ち運びやすく、バッテリー持ちの良い一眼レフカメラが欲しい方におすすめです。
スマホと連携すればクラウドサービスやSNSに簡単にアップロードできる
撮影だけでなく仲間や友人とシェアする楽しみも
専用アプリのSnapBridgeを使えば、撮影した写真をスマホやタブレットに簡単に転送できます。転送後の写真は制限などもかかっていないので、スマホ内の画像と同じ感覚で共有やアップロードが可能です。親しい人と楽しみたいならクラウドに一括でアップロード、ネットの仲間と共有したいならSNSを使うのがおすすめ。撮影する楽しみだけでなく、仲間とシェアする楽しみがあるのもD3400のメリットです。
Nikon D3400のデメリット
バリアングル液晶やタッチパネル機能は非搭載
機能性を重視するユーザーには不向き
最新モデルや中上位モデルに標準搭載されている、バリアングル液晶やタッチパネルなどは搭載していません。また、撮影に関する機能もエントリーモデルの平均ほどとなっています。このため、撮影方法や機能性にこだわりたいユーザーには不向きといえるでしょう。撮影性能重視ならD7500やD500などの上位モデル、スマホのような操作性を求めるなら他社の機能性重視のモデルがおすすめです。
Nikon D3400の口コミ・評価
高評価
一眼レフデビューにピッタリなモデル
今日、一眼レフカメラを買っちゃいました♪初心者にはこれが良いとのことだったので購入しました~
エントリーモデルながらもキレイな写真が撮れる
一番身近なカメラです。撮った写真をスマホ転送する便利なニコンD3400。エントリーカメラと言えども良〜く写ります
ミラーレスには無い魅力がある
Canonの一眼→OLYMPUSのミラーレス→
そしてNikonの一眼レフに落ち着く。
やっぱりミラーレスより一眼レフが好き。
Nikonのシャッター音好き。
Bluetoothで常時スマホに転送。WiFiより楽!最高!
低評価
気軽に撮影するならスマホのほうが便利
スマホの方が
撮りやすい
使いこなせるんだろうか
Nikon D3400を試してみたいならレンタル
Nikon D3400はお手頃価格でレンタル可能
初心者でも手軽にキレイな写真が撮れるD3400ですが、できれば購入前に試してみたいという方も多いのではないでしょうか。中古品でも2万円以上と決して安いものではないため、できれば失敗したくないですよね。レンタルサービスを利用すれば、お手頃な価格でD3400の操作性や画質を確かめることができます。すぐ使える状態でレンタルしているサービスも多いため、一眼レフが初めてという方でも気軽に利用できますよ。手続きも簡単なので、D3400を試してみたいならレンタルがおすすめです。
Nikon D3400をレンタルするならモノカリがおすすめ
Nikon D3400をレンタルするなら、カメラレンタルのモノカリがおすすめです。標準レンズキットだけでなく、望遠レンズが付いたダブルズームキットもレンタルできます。また、バッテリーや充電器などの必需品に加え、64GBのSDカードが付属してくるのもポイント。
手軽に試せる3日間レンタルが用意されており、標準レンズキットなら5000円台後半、ダブルズームキットなら8000円ほどで借りられます。また、長期的に試してみたい方にピッタリの月額レンタルのプランもありますよ。D3400が気になっている方は、ぜひレンタルを検討してみてくださいね。
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